前回のファイト回の続きです。
拙い内容ですが楽しんでいただけると嬉しいです。
それではどうぞ。
ヴァンガードをグレード3にライドしたソラ。
現在はソラのメインフェイズ。ダメージはソラが2ポイント、ダンジが1ポイントだ。
「トリクハートを後列に移動。ギーゼのスキル、1枚カウンターブラスト、エネルギーブラスト3枚する事で、
未知なる竜神の効果で前列の盤面に登場したのは、ゼロスドラゴン・トークンと呼ばれた
「そして、ゼロスドラゴンに
「トークンなのに、パワーが2万3000だと!?」
「ほら……グレード3のトークンだし、ね?」
「いや、言いてえ事は分かる! つか、それ以上にパワーたけえって!?」
グレードが高いトークンのパワーって、こんなもんでしょ?と首を傾げるソラに突っ込むダンジ。
「ゼロスドラゴンでヴァンガードにアタック」
「ステムディヴィエイト・ドラゴンでガードだ!」
SLD 1万5000、ガード成功。
「バトル終了時の効果発動。自身をオーダーゾーンに
「うえええええっ!? アタックを終えた直後にオーダーゾーンに戻った~!?」
ウララが代弁する。ゼロスドラゴンは攻撃を終えた後、『究極超越』がセットされているオーダーゾーンに置かれたのだ。
「ギーゼでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
「ツインドライブ」
1『エスペシャル・デイズ ファウスティーナ』
2『気配り委員長 シャズネイ』
「残念。2枚ともノートリガー」
「ダメージチェック」
2点目『ディアブロスガールズ トリッシュ』
「ノートリガー」
「トリクハートのブースト、ゼロスドラゴンでヴァンガードにアタック。ドレスカウンター発動。ブーストかアタックした時、現在のパワーに加えて、相手のヴァンガードのパワーも追加する」
「アニキのヴァンガードのパワーを追加!? って事は……パワー3万3000!?」
「おいおい……マジか。ノーガードだ。ダメージチェック……」
3点目『ディアブロスダイバー ジュリアン』
「ノートリガーだ」
「バトル終了時、ゼロスドラゴンをオーダーゾーンに降臨させ、ターンエンド。この時、トリクハートのスキルが発動。自身も降臨させる」
ゼロスドラゴンだけでなく、トリクハートもオーダーゾーンに降臨させ、ターン終了を宣言するソラ。
「……なんつースキルだ。さっきのヴァンガードのアタックで、こっちがダメージトリガーを出してれば、倍にして返すのか」
「ちなみに、ダメージトリガーでオーバートリガーが出た場合でも、適応する効果だから」
「だろーな……(しかも、あのトークン……攻撃を終えた直後に安全圏に避難しやがった)」
次はダンジのターンなのだが、ソラは攻め手をゼロスドラゴン・トークンだけで済ませ、退却等もされないようにケアもしていた。
「楽しくなってきた?」
「ああ、面白れぇ! 俺のターン! スタンド&ドロー! エネルギーチャージ。轟け爆音! 止まらぬ衝撃! 立ち塞がる者、そのことごとくを粉砕す! ライド! 『ディアブロス“
「……(来た。ダンジの分身!)」
桃山ダンジを象徴せしカード、ブルースが盤面に登場する。
「メインフェイズ。『ディアブロスガールズ ハイディ』、『ディアブロスマドンナ メーベル』、『ディアブロスヘヴィランチャー パトリック』をコール!」
「…あらら~、メーベル握ってたかぁ……」
「バトルフェイズ開始時、俺のユニット全てが『ディアブロス』且つ、相手のヴァンガードがグレード3以上!
発動された効果
【自】【(V)】:あなたのバトルフェイズ開始時、あなたのユニットすべてが「ディアブロス」を含むカードなら、次の相手のターン終了時まで、あなたは“一気呵勢”になり、相手のヴァンガードがグレード3以上なら、“一気爆勢”になる。(“一気爆勢”は“一気呵勢”でもある)
この一気呵勢や一気爆勢というのは、ファイターが持つ情報であり、何かを行ったり変化するのではなく、ファイターが一気呵勢や一気爆勢である事が重要なのだ。
「なら、ボクも応えなきゃね! ギーゼの
「「「ジャッジメントスキル?」」」
聞き慣れない単語にダンジだけでなく、メグミやウララも首を傾げる。
「ファイト中に1度だけ使えるスキル。発動タイミングは
「お互いのバトルフェイズ開始時に発動だと!?」
「コストで、オーダーゾーンから、ネオンギーゼをソウルに置く。これにより、このファイト中、相手のオーバートリガーのシールドを-5万、『パワー増加と追加効果を得られない』と『ダメージチェックで出た時、トリガー効果を全て無効』に変更する!」
「「はああああっ!!?」」
「まさか、アローザル・ギーゼのスキルでオーダーゾーンに置いたオーバートリガー……! そういう意味か!」
とんでもない効果にメグミとウララが驚きの声を上げる。そしてダンジはソラがオーバートリガーをオーダーゾーンに置いた意味を理解した。
そう、ダンジのオーバートリガーは完全に封印されてしまったのだ!
「つまり真正面のぶつかり合いか。 行くぜソラ! ハイディのブースト、レナードでアタック!」
ハイディはブーストした時、一気呵勢ならパワー+5000。レナードもパワー+5000が適用されてるので、ブースト込みでパワー2万8000だ。
「さあ、どうする? 2万シールド要求だぜ?」
「ヒートエレメンタル マーグでガード! オーダーゾーンの『究極超越』の永続効果で、マーグのシールド+5000!」
「……1枚で防ぎやがったか。だが、これならどうだ! メーベルのブースト、ブルースでヴァンガードにアタック! スキルでハイディとレナードをスタンド! パワー+5000!」
そしてブルースのスキルで、ハイディとレナードをスタンドさせる。
発動させた効果
【自】【(V)】:このユニットがアタックした時、あなたが“一気爆勢”なら、【コスト】[【カウンターブラスト1】]することで、縦列を1つ選び、その縦列の「ディアブロス」を含むあなたのリアガード全てを【スタンド】させ、そのターン中、それらのパワー+5000。
これにより、実質的にパワーが+1万された先程のパワーラインは、2万8000から、3万8000に変わった!
「メーベルのスキルで、ブルースは
「……ノーガード」
このダブルクリティカルの確率もあるが、このアタックは甘んじて受けようと思ったソラは、ノーガードを宣言。
「トリプルドライブ!」
1『ディアブロスラピッドキャリアー ジーノ』
2『ディアブロスガールズ ナタリア』前
「フロントトリガー! 前列のパワー+1万! サードチェック……」
3『ディアブロスガールズ マイマイ』☆
「クリティカルトリガー! ブルースにクリティカル+1、パトリックのパワー+1万だ!」
「ダブルトリガー。流石だね、ダンジ。ダメージチェック……」
3点目『暖かいうちに召し上がれ ウォルミア』
4点目『私だけの装い ウィルマ』
「ノートリガー」
「パトリックでアタック! スキル発動、一気爆勢状態なので、自身の永続スキルで、パワー+1万!」
RG『ディアブロスヘヴィランチャー パトリック』4万
「手札を1枚捨て、ウォルミアで完全ガード!」
完全ガードの為、ガード成功。
「ハイディでブースト、ブルースのスキルとフロントトリガーでパワーを上げたレナードでアタックだ!」
RG『ディアブロスジェットバッカー レナード』4万8000
「ノーガード、ダメージチェック……」
5点目『賑やかな街並み オルハ』
「ノートリガー」
「レナードのスキル、アタックがヒットしたので、1枚ソウルチャージ。ターンエンド」
レナードのヒット時の効果を処理して、ダンジはターン終了を宣言する。
「さあ、こっからどうやって巻き返すんだ?(これでソラは5ダメージ。だが、ヤバいのは、こっからだな……なんとしても防いでみせる)」
ダンジや仲間達の経験上、ソラがダメージ4以上の場合、この時点から詰みかねない。こちらが有利な盤面や状況でも簡単に覆してしまうからだ……
「
「「なっ!?」」
「お兄ちゃんがファイナルターン宣言をした!?」
なんとソラがファイナルターンを宣言をしたのだ。それを聞いた3人は驚く。
「ボクのスタンド&ドロー。エネルギーチャージ。ギーゼはルール上、デッキに1枚しか入らない。なのに、ペルソナアイコンを持ってる……これがどういう意味か……ダンジ、分かる?」
「おい、まさか……」
デッキに1枚しか入らないカードが何故かペルソナアイコンを所持している。つまり……
「ライドフェイズ開始時、ゼロスドラゴンが2枚以上【スタンド】で降臨してるなら、手札を1枚捨てる事で、ペルソナライドを発動させる」
「降臨してるゼロスドラゴン……あのオーダーゾーンか!」
「そういう事。ペルソナライドの効果で1枚ドロー。更に前列のサークルはペルソナライド影響下で、パワー+1万! メインフェイズ。ギーゼのスキル、発動」
まさかまたゼロスドラゴンを呼び出す気かと思ったダンジ。
そしてギーゼのスキルを使う為、カウンターブラストとエネルギーブラスト3枚を支払うソラ。
「今回はもう1つのスキル。オーダーゾーンかソウルにいるネオンギーゼ、トリクハートをスペリオルコール。それらにパワー+4000!」
「へっ、また盤面に来やがったか……」
ゼロスドラゴンではなく、ソウルからネオンギーゼ、オーダーゾーンからトリクハートを盤面に登場させたソラ。
「そして、ネオンギーゼ、トリクハートを……」
「っ!? まさか……」
「『ヴェルギーゼ』にオーバードレス!」
ネオンギーゼ、トリクハートを重ねて、別のユニット……ヴェルギーゼを盤面に登場させたソラ。
「……(ユウユのヴェルリーナ、ミレイのヴェルロードにも似ている。一体、どんなスキルを持ってやがるんだ?)」
またもや見た事もないユニットに、ダンジは警戒する。
「ヴェルギーゼがオーバードレスで登場した時、スキル発動! ドレスカウンターを得る。更に、エネルギーブラストを2枚する事で、オーダーゾーンのスタンド状態で降臨してるゼロスドラゴンを望む枚数このユニットのドレス元として置く。ボクは2枚をドレス元に」
「ゼロスドラゴンをドレス元にするだと!?」
「そして、ドレス元になってるゼロスドラゴンの枚数に応じて、以下の効果を得る事ができる」
ゼロスドラゴン2枚をヴェルギーゼのドレス元にするソラ。
「顕現せよ、獄炎の力! ヴェルギーゼが獲得したスキル。相手のヴァンガードがグレード3以上なら、
「ユニット全て……やべえ!?」
「気づいたようだね。そう、ダンジのヴァンガードも含めて退却だよ」
ユニット全て……ダンジのヴァンガードも含めての退却だ。
「……(どうする? 手札にはグレード3がねえ……)」
「ちなみに、どちらもできないなら、相手は敗北するから。これは手札が0且つ、ソウルが0の時の場合になるから安心して?」
「全然、安心できねえが……ソウルから、リチャードにライドだ」
仕方なく、ダンジはソウルからリチャードをレスト状態でライドさせた。
「その後、相手は手札を全て山札に戻し、手札が5枚になるように引く。」
「おいおい、手札もリセットされんのかよ……」
「「え、えぐすぎる……」」
更にダンジの手札を全て山札に戻し、初期手札の5枚になるように引かせるという効果を目の当たりにしたメグミとウララも軽くドン引きである。
「『
「……(ペルソナライドに、キヨラのスキルも入れると……合計パワー3万8000か)」
「バトルフェイズ、シャズネイのブースト、キヨラでヴァンガードにアタック。スキル発動、パワー+5000」
「ガードはしねえ! ダメージチェック」
手札が5枚しかない中、ダンジはノーガードを宣言する。
4点目『ディアブロスナックラー ジャミル』
「ノートリガー」
「ギーゼでヴァンガードにアタック!」
「(防ぐなら、ここしかねえ!)……手札を1枚捨てて、リキューザルヘイト・ドラゴンで完全ガードだ!」
完全ガードな為、ヒットはしないが、ドライブチェックを行うソラ。
「ツインドライブ」
1『リリックスフラワー リサシャ』
2『ライトエレメンタル パチリ』☆
「クリティカルトリガー。効果は全て、ヴェルギーゼに」
「(大丈夫だ。次の攻撃は完全ガードで防げる!)」
次のヴェルギーゼのアタックは手札がリセットされた時に引いた、完全ガードで防ごうとダンジは考えていた。
「ヴェルギーゼでヴァンガードにアタック……する、アタックステップ開始時、スキル発動!」
「このアタックステップ開始時にスキル発動だと?」
「でも、なんでこのタイミングで……?」
アタックした時ではなく、アタックステップ開始時に発動を宣言したソラ。
「ドレス元にネオンギーゼ、トリクハートの両方があるなら、相手は手札から守護者をガーディアンサークルにコールやプレイする際、3枚以上同時にコールやプレイしない限りコールやプレイできない!」
「なっ!? 完全ガード封じかよ!?」
「そして、ヴェルギーゼのドレスカウンター発動! ダンジのヴァンガードのパワーは1万なので、ヴェルギーゼにパワー+1万!」
完全ガードを使いたければ、3枚同時に出さなければ、ガードはできない……
「手札があと1枚足らねえか……ノーガードだ。ヒールトリガーに賭けるぜ!」
6点目のヒールトリガーに賭け、ダンジはノーガードを選択した。
「ダメージチェック……」
5点目『ディアブロスボーイズ イーデン』
「ノートリガー。2点目……!」
6点目『ディアブロス“爆轟”ブルース』
「ノートリガー。完敗だ……!」
ヒールトリガーは出ず、勝者は、ソラという形で終わった。
読んでいただきありがとうございます。
次回も頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。
※おまけ【お兄ちゃんのカードを見ろ!】~♪(ホラ貝を吹くような音)
「ウララです♪ 今回も、お兄ちゃんのカードを紹介したいと思います♪ 第3回の今回は…………」
ゼロスドラゴン
グレード3、ツインドライブ
パワー:23000
種族:ゼロスドラゴン
国家:無
(これはゼロスドラゴン・トークンを表すカードであり、デッキには入れられない)
フレーバーテキスト:無
「じゃじゃーん♪ お兄ちゃんがグレード3のユニットの能力で出した『ゼロスドラゴン・トークン』です♪ 特別な能力はないけど、なんとパワーが破格の2万3000です! 付与された効果でオーダーゾーンに帰ってしまいますが、キーカードの1体です。ドレス元にもなってましたね♪ お兄ちゃん曰く、『6種類のドラゴン』の絵が描かれているそうです。『赤い竜』と『青い竜』だったけど、他は何色なんだろう……?」
※次回予告
ファイトを終えたソラとダンジ。
次の日、家でゆっくり過ごそうかなとソラが呟くと、ウララは便乗するかのようにソラに甘えてきて……?
────次回、第6話『羽根山兄妹の休日』