お待たせしました。前回の続きになります。
いやあ、ディアデイズ2の発表びっくりです。
それに伴い、この作品でのユキ達ディアデイズ組の学年設定は連載開始の設定そのままの形にします。
なので、ディアデイズ2で出てくる新キャラの設定も合わせる形にしたいと思います。
……まあ、その話を書くのはだいぶ先の話ですが(苦笑)
それでは前回の続きをどうぞ。
翌日、御巳学園にて。
「……で、あるからして~……」
ソラのクラスでは授業を受けてる最中だ。ちなみに今は4限目で、これが終われば昼休みだ。
キーンコーンカーンコーン~♪
「っと、切りのいい感じでチャイムが鳴ったな。よし、今日の授業はここまで」
ちょうど授業の終わりを告げるチャイムが鳴ったので、教師が本日の授業の終わりを告げた。
「はー……終わった~、珍しく小テストをやるとは思わなかったよ~……」
「その様子だと、結局どこまで解けたの?」
「…ひとまず全問は解いた。けど、引っかけ問題みたいなのがあったからそこが不安だったよ」
「あー……あの問題かぁ……そこは私も悩んだかも」
先程の授業での内容を話すソラとユキ。
「ソラー、ユキー。お昼一緒に食べよー?」
「おっ昼♪ おっ昼っ♪」
そしてカナとユイが声を掛けてきた。それよりもユイがやけに機嫌がいい気がするのは気のせいだろうか?
「ユイちゃん、ご機嫌だね? なんか良い事でもあったの?」
「へっへ~ん♪ わっかる~? 今日初めてお弁当を作ってみたんだ~♪」
「ほえ~、そうなんだ~♪ ユイちゃん凄いね~♪」
「でしょ~♪」
「「……((なんか微妙に会話の意味が違う気がするのは私の気のせい?))」」
ソラとユイの会話を聞いて、2人の言葉の意味が違うように感じた気がするユキとカナ。
「じゃあ先に屋上に行ってて。ボク、購買でお惣菜を買ってから行くから」
「「了解~♪」」
「ソラ? まさか先週みたいに2階から飛び降りてショートカットなんて事はしないよね?」
購買に行く際、ユキに肩をポンと置かれる。心なしか、彼女から圧を感じる……
「……嫌だな~、ユキちゃん。そんな事する訳が……」
「ふーん……ねえ、ソラ? 私の目をちゃんと見よっか?」
気がつけば、ユキがソラにじりじりと壁際まで近づいていた。それを見たカナとユイは苦笑い、クラスメイト達も見慣れてるのか、また始まったよと言う……
すると何も知らないと思われる隣のクラスの男子生徒が入って来て……
「おーい、羽根山、一導寺?
『あいつ! 普通に本人達の前で言いやがったー!!?』
クラスメイト全員が心の中で突っ込んだ。前々から思ってる事をソラとユキの前で堂々と言い放ったのだ。
「ん~? ユキちゃんがクラスのお母さんなのは否定しないけど……ボクがクラスのお父さんは微妙に違くない~?」
「…お、おかっ………」
『羽根山(くん)! 違う! そうじゃない(よ)!? それ以上は一導寺(さん)が悶え始める!』
それを聞いたソラはいつもの表情で言い返すのに対して、ユキは顔を真っ赤にして口をパクパクしている。
彼女の様子やクラスメイトの心中に全く気づかないソラなのであった……
◇
放課後。ソラは加賀國金澤にある、とある場所にやって来た。
その場所とは……
「いらっしゃいませ~、コックミリオンへようこそ~♪ …あれ、ソラくんじゃん♪」
ファミリーレストラン『コックミリオン』である。そして店内にソラが入ると、藤色の髪色が特徴の女性、
「ナオさんどうも~♪ アキくんもシフト一緒ですか?」
「うん、アッキーも一緒だよー」
「今週はアッキーでいくんですね。あれ? 先週はアキくんの事、きなことか呼んでませんでしたか?」
ソラが言う『アキくん』というのは、
「あ、いつもの席、毎度のことだけど空いてるよ?」
「じゃあそこでお願いします」
「は~い♪ お一人様、お席にご案内しま~す!」
大学1年生であるナオのテンションには毎度ついてけないわ~と内心思うソラ。厨房近くを通るとアキナがいたので……
「やっほ、アキくん、バイトお疲れ様」
「どうもです。ごゆっくりどうぞ」
小声で挨拶をするソラ。彼には中学3年生の妹がいるそうで、家族想いな良いお兄ちゃんである。
「ご注文が決まりましたら、ベルでお呼びください♪」
「は~い、ありがとうございます♪」
席に案内されたソラはメニュー表を開く。
『ふむ。ここがふぁみれすというやつか……』
『ギーゼのファミレス発音、ちょっと笑っちゃう。それで? どうしたの?』
何を頼もうかなと悩んでると、ギーゼが念話で話し掛けてきた。
『ああ。昼頃辺りからの気配……感じたか?』
『あれ気のせいじゃなかったんだ? 面倒だから現在進行形で放っておいたんだけど』
そう。実は昼頃からソラとギーゼは何者かの気配を感じ取っていたのだ。危険な感じではなかったので、今も放っておいてるのだが。
『我の見間違いだと思うが、お前が購買から屋上に向かおうとした際に、一瞬何かが現れてはそれがお前によって蹴飛ばされたように見えたが……』
『あれ? そうなの? …そういえば確かに何かを蹴飛ばした気が……』
『なかなかに見事な蹴りだったぞ』
ギーゼ曰く、購買戦争に勝ち屋上に向かってる時に謎の物体がソラの目の前に現れてたらしい。
『それはどうもありがと。……何食べようかな?』
『我、フライドポテトとやらを食べてみたい。味覚共有すれば、どうということはない』
『なんでもありだね。いい事だと思うけど』
なんとこの竜神、味覚も共有できるらしい。器用な事だ……
とりあえず注文が決まったソラは、テーブルに置いてあるベルを鳴らすのであった……
◇
「いや~、美味しかったな~♪」
『パフェとやらも実に美味であった。また機会があれば別のソースも食してみたいものだ』
越中國富山にある自宅に帰ってきたソラ。
『待て。台所に昼頃に感じた同じ気配がする』
「…普通、ここまで来る?」
ファミレスでの感想を言おうとした瞬間、ギーゼの言葉でそれが崩れ、機嫌が悪くなったソラ。
そして警戒心を強めながら台所に向かうと……
「ようやく帰ってきたか! この場所を見つけるのに苦労したぞ」
「は?」
そこには宙に浮かび、
読んでいただきありがとうございます。
次回も頑張りますのでよろしくお願いします。
本日はありがとうございました。