僕の初心者バレー日記   作:ヤストモ

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以前もハイキュー!!の小説を書いていましたが、映画を観て「こちらの方が面白いんじゃないかな?」と思い書きました。

楽しんで頂ければ幸いです!


第1話

01 

 

 

僕の名前は有馬翔太。雪ヶ丘中学の三年生だ。

 

つい数ヶ月前までずっとブラジルで暮らしていたのだが、二歳になる妹が日本で友達をつくりたい等と言ったため十数年ぶりに母国、日本に帰ってきた。

 

そんな僕が今、何をしているのかと言いますと、クラスメイトの日向翔陽と同級生、後輩数人と一緒にバレーボールの公式戦に出る為、体育館に来ている。

 

何故そんな事になったかと言いますと、単純にその日向に誘われたからだ。

 

何でも体育の授業で行ったバレーボールで僕が一番上手かったそうで、授業中にも関わらず誘ってきた。

 

 

特に断る理由もなかったのでバレー部に入部した。

 

さらに今までは他の部活に入りながらも空き時間に日向の練習に付き合ってあげていたと言う、泉、そして幸治。さらに後輩数人がバレー部に入部してくれたので公式戦に出れる最低人数には到達した。

 

そして今日、即興チームもいいところな皆と大きな体育館にやってきた訳だ。

 

日向にとって初の公式戦になるらしいこの一戦。

 

我らのとてもとても頼りになるキャプテン殿は緊張のしすぎて何度もトイレに駆け込んでいらっしゃる。

 

さらに今日の相手は優勝候補の一つらしいので勝つ可能性は0に等しいだろう。

 

まぁでも最初から負けるつもりで戦ってちゃ勝てるモノも勝てないので、やるだけやってみよう。

 

アップが終わり、始まった試合。

 

まずは相手のサーブから。

 

こちらにゆっくりとボールが向かってくるので普通にレシーブ。

 

上がったボールを日向が決めようとするが、やはり相手は強豪なだけあって皆、身長が高めで日向がなかなかの跳躍を見せスパイクにいくがブロックに弾かれてしまった。

 

その弾かれたボールはこちらの方に来たのでフォロー。

 

あちらのチームのセッター(多分)が少し驚いた顔をしているがそれを無視しボールを呼ぶ。

 

泉が上げてくれたボールはお世辞にも上手いトスとは言えないが十分だ。

 

ボールに合わせ跳躍しブロックの隙間が「見えた」のでおもいっきり打ち抜く。

 

無事に決まり先制点を取った。

 

まだたったの一点なのにうちのチームや会場のお客さんは大盛り上がりだ。 

 

いや、ありがたいけど………………まだ一点だよ?

 

そしてあちらのチームの皆さんはこちらのチーム、と言うより僕の事を仰天したような目で見たり睨み付けたりしている。

 

いや………………何度も言うけど、まだ一点だからね?

 

試合は進みこちらが10点、相手が16点となっている。

 

日向を始め、他の皆も予想以上の頑張りを見せてくれたのでそれほど点差は離されずに済んだのではないだろうか。

 

そしてサーブ順番が僕に回ってきた。

 

日向に誘われてからこの試合までの期間に学んだバレーの技術、ブロックアウトやプッシュ、フェイント等を使い、僕自身も6得点を奪う事が出来た。

 

せっかくなので、かろうじて覚える事ができた二種類のサーブを使ってみようと思う。

 

まずはスパイクサーブからだ。

 

ボールを高く上げ、力が全て伝わるように打ったボールは相手コートのど真ん中を打ち抜く事ができ、ノータッチエースとなった。

 

僅かな静寂の後、またもや大歓声が上がった。

 

チームの皆も既に試合に勝ったみたいな感じな喜びようである。

 

その後もスパイクサーブだけで追加で5点取る事ができ、次のサーブでこちらに返ってきたボールを僕がダイレクトで決めてさらにもう1点を奪えたので17対16で始めてリードした。

 

だが相手は強豪。間違いなくここから取り返しにくるだろう。

 

しかし、こちらにもまだ「武器」は残っている。

 

そう簡単にはセット取らせないぞ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




見てくれてありがとうございます!
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