リア充に憧れて【完結済み】   作:荒北龍

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───これは主人公、ダンテ=ヒガンがリア充になる物語。


深夜のテンションなんで見なかった事にしといて。

良ければ感想や高評価よろしくお願いします。

本編はもうすぐ一旦完結します。

不評だったらこの話は消す


【番外編】リア充メモリアル

 

 

 

 

 

私の名前はウスイ=サチ

リア充学園の生徒会書記です。

私は不幸です。

普段からわけのわからない頭お花畑な生徒会長、アンスリウム=ライラック様の付き人として生徒会長を探す日々。

生徒会長は学生にして霊長類最強と呼ばれ、成績は常に学年トップ。

この前新しい計算式を作ってノーベル賞を貰ってた。

しかもめっちゃ美少女。

そんな生徒会長の付き人兼書記として生徒会に入った時は喜びのあまり踊り狂いました。

ですが蓋を開けてみれば何故か他人の家に常に不法侵入するし、周りからは嫉妬の目を向けられ虐められ、生徒会長が何故かマダガスカルに行く飛行機に乗ってるし、何故か私も同席してるし。

妹の副会長は滅多に学園に来ないし。

しかも生徒会長の親は世界的有名な科学者であり資産家でもあるらしく、そんな所のご令嬢といつも一緒にいる私は常に黒服のSPに監視されてるし、誰か私を助けて。

 

そんなことを思っていたら、生徒会長を探して裏路地に入ったらヤンキーに絡まれてカツアゲされてるし。

 

「ひ、ひぃッ」

「早く財布出せよ!」

「おいおい、この女よく見りゃァめっちゃ可愛くね?w」

 

もぉやだああぁッ!

なんなの!?前世で私何かした!?したんだよね!?なんなのよもおおぉッ!

 

「うえええぇぇ!誰か助けてええぇッ!」

 

私はもう限界で、泣きながら誰かに助けを乞う。

誰も来ないと知りながら。

 

「Heyッ!」

「「あ?」」

 

すると裏路地の奥から誰かの声が聞こえた。

 

「どちゃシコ美少女を虐めるんじゃねぇッ!」

「「「···············」」」

 

パンイチ覆面の不審者が現れた!

終わりだよこの世界。

 

「いいかチェリーボーイ達!」

「誰がチェリーだ!」

「ど、ど、童貞ちゃうし!」

 

男は目にも止まらないスピードでヤンキーたちの眼前に立つ。

ぶっちゃけめちゃくちゃ怖い。

 

そして気ずけばヤンキー達の肩を抱いていた。

 

「いいかチェリーボーイ達、女を誘う時はこう言うんだ」

 

そう言ってヤンキー達の耳元で男は

 

「ヤラないか♥」

「「ヒイイイイィィッ!?」」

 

ヤンキー達はあまりの恐怖に逃げ出してしまった。

 

「ま、待って!置いてかないでよぉッ!」

「さぁ美少女ちゃん」

「ひっ、な、何をするつもりですか!?」

「とりあえず立てるか?」

「え?」

 

そう言って不審者は私に手を差し伸べた。

 

「あ、ありがとうございます」

「いやー災難だったね。この辺は不審者が多いから気おつけて」

「あなたですか?」

「え?」

「あ、すみません間違えました」

 

なんなんですかこの人?

もしかして話してみたら意外とまとも··········?

 

「この後少子高齢化解決の為に俺の家のベットで明日の朝まで語り合わないか?裸で」

 

ダメだ、やばい人だ。

 

「い、いやぁ··········ッ」

 

私は恐怖のあまり目を閉じる。

私の初めては、初恋すら知ることもできずに終わるんだ。

こんなことなら裏道なんか来なければよかった。

私は今度こそ終わったと思い、恐怖で身を丸める

 

「まじか··········やっぱ師匠が間違ってんじゃないのかこれ?」

「··········え?」

 

男は心底残念そうな顔をしてパンツから多くの付箋が貼られたノートを取り出す。

表紙には【師匠直伝マル秘ナンパ術外伝【改二】】と書かれていた。

 

「襲われている少女を助けたらすかさず自身の肉体美を晒してベットに連れ込むって書いてあるしなぁ··········俺の解釈がおかしいのか?」

 

多分師匠と呼ばれる人の感性がおかしいんだと思います。

 

「あの··········?」

「あぁわりぃわりぃ、怪我ないか?立てる?」

「え、あ、はい」

 

そう言われながら私に手を差し伸べ、立たせてくれる不審者。

 

「あんまりこう言ったところを女一人で歩くもんじゃないぞ、君は特に可愛いんだし」

「あはは、お世辞がお上手ですね」

「んー、世辞じゃないけどなぁ」

 

初めて男の人に可愛いって言って貰えた。

いつもは生徒会長の金魚のフンとか、ゴマすり女とか、小学校や中学校でもブスって男子にいつも言われてたし、だから初めて可愛いって言われたのは嬉しかった。

 

(初めて私の事可愛いって言ってくれた··········この人が··········この人かぁ··········)

 

これがまともな服を着てまともな思考をした人だったらなぁ···············。

本当になんでパンイチ?頭おかしいんですかね?

 

「あ、あの··········ありがとうございます!」

「いいよいいよ、気にしないでー。それより1人で帰れる?タクシー呼ぼうか?」

「家が近いので··········」

「そっか、そんじゃ気おつけてね」

 

そう言ってどこかへ行ってしまった不審者。

 

私はまだ知らなかった。

この不審者が生徒会長の許嫁で、明日から私のクラスに転校してくる転校生だと言うことを。

そして生徒会長が突然「ん、エッチだから襲うね」と言って突然不審者の学生服をビリビリに破り捨てパンイチにさせられ、そのまま押し倒して教室内で逆レイ〇されそうになる不審者を助ける羽目になることを私はまだ知らない。

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