悪戯好きの魔法使いと幻想郷 〜迷い込んだアイドル達〜 作:ふかちゃん
赤い霧で覆われた空を翔ぶ海賊船がひとつ。
乗組員は船長の宝鐘マリンただ1人である。
妖怪の賢者である八雲紫やこの異変の主犯達を除き今回の異変の犯人を知る唯一の人物である彼女は現在、犯人を倒すために彼女達の待つ紅魔館へと航路を進めていた。
マリン「すっすめー♪太陽はサンサン大航海日和だ〜♪」
自身のオリジナル曲を口ずさみながら船を進めていると氷の弾が船体を襲い一部が凍りついてしまった。
マリン「わわ!?な、なんですか今の…!もしかして!」
弾が飛んできた方向に目線を向ければそこに居たのは水色の髪をショートボブにして自慢げな視線をこちらに向ける少女とその隣でオドオドとしている緑髪のポニーテールの少女であった。
???「へっへっへー!どーよ!アタイの氷の弾幕は!」
???「ち…チルノちゃん!や…やめようよこんなこと!」
マリン「あらあら。誰かと思えば小生意気な氷精ちゃんじゃないですか〜。悪い子には船長がおしおきして分からせたるんだワ!」
???「ち、チルノちゃん…あのおばさん…なんか怖いよ!?」
マリン「おば…てめぇ!まじで許さねぇからな!」
???→チルノ「おまえー!大ちゃんをいじめるなー!」
マリン「まずはお前から片付けてやるわクソガキ!!!」
チルノ「かかってこーい!!!」
その言葉を合図に始まる弾幕ごっこ。
しかしこの戦い、圧倒的にアドバンテージがあるのは宝鐘マリンである。
チルノ「くそ!なんでお前そんなによゆーなんだよ!アタイのさいきょーの攻撃が読まれてる!?」
東方シリーズの古のオタクである宝鐘マリン。
数々の作品を数え切れないほどやりこんだ彼女にとってチルノの攻撃は画面を通して何度も見てきたもの。
3次元的な動きが必要になるものの粗方の弾の動きは簡単に予想できる。
マリン「言ったでしょう?分からせてやるって!喰らえ!」
○“ピー”符『セクシービーム』
船首から放たれるピンク色の太い光線がチルノを包み込む。
弾幕としての役割を持つこの光線にはもうひとつの働きがある。
「船長の強制命令」。海賊として倒した相手への命令権の付与。
名は体を表すとはこのことか。光線を浴びた相手は……
チルノ「な…何だこのカッコー!?」(スク水)
マリン「いやぁ〜福目福目」ジュルリ
マリンが1番「セクシー」だと思う格好になってしまうのである。
???→大妖精「ち…チルノちゃんに何してるんですかー!!!」
マリン「ぐへへ…チルノちゃんは今から船長に分からされちゃうんだワ」
チルノ「大ちゃーん!!!助けて〜!!」ジタバタ
???「おっとぉ〜…小さい子供に乱暴とは、魔理沙ちゃん感心しないなぁ。」
と、ここに新たな声。
振り向いたマリン目掛け星型の弾幕を放つのは白黒の服を着た魔法使い、霧雨魔理沙である。
霊夢「魔理沙〜なにかみつけ……何してんのよアンタ」
博麗霊夢も登場。ゴミを見るような目をマリンに向けている。
マリン「あ…アホーイ」
幾日かぶりに幻想郷の空にげんこつの音が轟いた。
霊夢「…で、神社で待ってるはずのあんたがなんでこんなところにいるのかしら?」
マリン「せ…船長だって弾幕ごっこがしたかったんですぅ!」
霊夢「アンタじゃ危ないから神社で待ってろって言ったのよ!それにアンタがいたところで足でまといにしかならないわ!」
マリン「はー!?船長もタダで帰るのはゴメンなんだワ!」
ギャーギャーと騒ぐ2人を見て魔理沙はポツリとひとつ呟いた。
魔理沙「誰なんだよ…このおばさん……」
魔理沙「へぇ…お前、外来人だったのか。」
マリン「はい、そうなんですぅ〜。でも船長は皆さんのこと知ってるので自己紹介は大丈夫ですよ〜。」
霊夢に『好きにしろ』と言われたマリンは霊夢や魔理沙と共に紅魔館にした。
どうやら2人もあの不気味な赤い舘がこの霧を出しているということには気づいていたらしい。
魔理沙と談笑しながらマリン号を着陸させれば目の前には巨大な門。
いざ入ろうと近付けば何者かが待ったをかける。
???「そこまでです!この紅魔館への侵入は私が許しません!」
マリン「えぇ!?起きてる!?」
???「そんな……!いっつも寝てるように言わないでください!!!」
紅美鈴 が 現れた !
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ホロメンは元の世界と幻想郷を
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