個性【ボイスデーモン】のヒーローアカデミア 作:ねぎトロ丼ねぎ多め
いや、ほんとすみません。特殊タグを使うようになってからどうしても執筆に時間がかかるんです…
それはそうと1万UAありがとうございます!
〈第1種目 50m走〉
オレより先に走った奴の中ではあのメガネが速かった。
なるほど、個性はエンジンか。シンプルで強力な個性だな。
オレはとりあえずジェットボイスで飛んだ。誰も足を使って走れとは言ってないからな。
「爆音、0.3秒」
「速っ!」
まあほとんど音速だからな。
〈第2種目 握力測定〉
これはどうしようもないから素でやった。
「オラァ!」
…220kgか。悪かねぇな。
「ねぇ爆音君。爆音くんの個性って増強系じゃないよね?どうやってんの?」
さっきオレと走った透明な奴…葉隠だったか?そいつが質問してきた。
「どうもこうもねぇよ。気合いだ気合い。それにあっち見てみろ。あいつみてぇにオレ以上の記録なんて普通にあるだろ」
向こうでは腕まみれの奴が540kgとかいうオレの倍以上の記録を出してやがる。
「…いや、障子君はなんかこう、違わない?増強系ではないけどさぁ…」
うるせぇ。鍛えたらこうなったんだ。
〈第3種目 立ち幅跳び〉
これもジェットボイスを使って飛ぶ。
「…爆音、それどれくらい続けられる」
相澤から聞かれたから吠え弾で答えてやる。
『オレの喉が枯れるまではいつまでもいけるぜ』
「…記録∞っと…」
「「「∞!?」」」
∞なんてあんだな。普通はねぇだろ。
〈第4種目 反復横跳び〉
これもどうしようもないから普通にやった。
まああの葡萄みてぇなチビには負けたが、個性使う奴があんまりいなかったからあいつ以外の奴には勝ったな。
〈第5種目 ボール投げ〉
さっきと同じようにサウンドバズーカを使っても良かったが、どうせなら他の技でもやってみるか。
まずは息を思いっきり吸い込む。
スゥゥゥゥゥゥゥ
あん時のクソ亀にお見舞いしてやった技だ。前ほどじゃねーが、サウンドバズーカよりは強力だぜ…!
「"ボイスバースト"!!!!」
ドゴオオオオオオオオオ!!!!!
「「「うわああああああ!!!!????」」」
さっきとは桁違いな威力だな。ほとんど全員腰抜かしてやがる。
「おい爆音!やりすぎだ!この辺を更地にするつもりか!」
…流石に相澤に注意されちまったな。よくみたら校舎の窓割れちまってん
じゃねぇか。完全にやりすぎたな。
「…悪ぃ。記録は?」
「…45890m」
「はぁぁぁぁ!?45kmっておま…やっぱバケモンだな!」
金髪のチャラチャラした感じの奴が話しかけてくる。
「まぁな。」
「チィッ……!」
…またあの金髪不良こと爆豪がこっちを睨みつけながら舌打ちしている。どうやらオレの記録が気に入らないらしい。
聞いた話によると、あいつは次席合格で主席のオレを妬んでいるらしい。
そして爆豪の番になり、あいつがボールを投げる。
…なんで死ねとか言ってんだあいつ。メガネが言ってたが、本当にヒーロー志望か?あいつ。
記録は706mだった。なんだ、次席だからもっとでると思ってたが、意外と大したことねぇな。
そして次はあのもじゃもじゃ…緑谷の番だ。さっきからちょいちょい見てるが、あいつ大丈夫か?全く良い結果を出せていない。というより個性を使っていない。なんだ?サポート系の個性なのか?あいつ自身も何処か追い詰められたような表情をしている。
「緑谷くんはこのままだとマズいぞ…?」
メガネがオレが思っていることを口にする。
「ったりめーだ!あいつは無個性の雑魚だぞ!」
無個性…?それはねぇな、無個性であの入試を突破するのは不可能だ。ロボットを素手で破壊するのは不可能だし、いくら救助Pを稼いだとしても雄英がそんな奴を入学させるわけがない。
「無個性!?何を言っているんだ君は!彼が入試で何をしたのか見ていないのか!?」
メガネの口ぶりだと、どうやらあいつは入試で何かやったらしい。ということはなんだ?サポート系じゃなくて、一回限りの増強とかか?
そんなことを考えていると、突然突風が巻き起こった。
緑谷の方を見ると、2投目を投げ終わったらしい。記録は700mくらいか。あんだけのパワーがでんならなんで今まで個性を使って無かったんだ?
…あぁ、なるほど。個性を使うと体にダメージがいくのか。いわゆるハイリスクハイリターンってやつだな。
すると突然爆豪が緑谷に詰め寄ろうとしていた。
「どういうことだコラ!ワケを言えでぶぇ!?」
「かっちゃん!?どうしたのっ…痛っ!」
「んだコレッ…!見えねえ壁か!?」
とりあえず緑谷を音壁でガードしてやる。流石に怪我人に詰め寄るのはな。
「おいコレ誰だァ!」
爆豪がやかましくキレ散らかす。
「オレだ。なんか文句あっか?」
「大アリだわ!これ消せや!」
「消す訳ないだろ。緑谷重傷じゃねえか。ていうか壁を避けりゃ良い話だろ」
「あっ…」
気づいてなかったのかよ。頭に血上りすぎだ馬鹿。
「っ〜!!てめぇ…!」
「そこまでにしろ、爆豪」
ついに相澤が止めにきた。てかなんだ、あいつがきてから個性が使えねえな。相澤の個性か?
「んなっ…個性が…」
「俺の個性で消した。まったく、俺に個性を使わせるな。俺はドライアイなんだ」
なるほど、目で見ることで対象の個性を一時的に使用できなくするのか。
だからいざという時止められる相澤がオレの担任になったんだな。
こんなことがあったが、まだまだテストは続く。
〈第6種目 上体起こし〉
これも普通にやった。まあ普段からやってるからな。かなり良い成績がでた。
〈第7種目 長座体前屈〉
…オレこれ苦手なんだよな。
「おおっ!?爆音の成績が珍しく悪い!」
「うるせぇ、昔から体が固ぇんだよ」
てかあそこの蛙の奴、舌は卑怯じゃねぇのか?
〈第8種目 持久走〉
これもジェットボイスでいった。当然1位だ。音速だか(ry
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「んじゃま、ぱぱっと成績発表」
オレは当然のように1位だった。ほとんどの種目で1位だったからな。
そして最下位は緑谷だった。まあ前半は個性なしで後半は指がズタズタだったもんな。仕方ねぇ。
「ちなみに除籍はウソな。君らの最大限を引き出すための合理的虚偽」
「「「「はぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!?」」」」
「あんなのウソに決まってるじゃない…」
「『ちょっと考えればわかりますわ!』」
「ッ!?今のは誰ですの!?」
「オレだ。なんとなくお前なら言いそうだなと思ってな」
見当違いなこと言いそうだったからな、声真似で止めてやった。
周りはオレが女声を出したことに驚いている。
「どういうことですの?」
「オレは個性の都合上耳がいい。だから離れた場所の人間の心拍数だって聞き取れる」
「はぁ…」
「もちろん、相澤の除籍について話した時の心拍数も聞こえてた訳だ。その時のあいつの心拍数は一切狂わなかった。この意味がわかるな?」
「っ!そういうことですか…!」
「え?何?どゆこと?」
未だに理解できていない金髪にわかりやすく教えてやる。
「相澤は最初、本気で最下位を除籍するつもりだったっつうことだ」
「え!?じゃあなんで…?」
「さあな、あいつの考えを変えるようななにかがあったんじゃねえのか?」
そんなことを話していると緑谷が保健室に連れていかれた。
早く治してこいよ。
謝罪 ずっと「サウンドバズーカ」を「ボイスバズーカ」と誤表記していました!本当に申し訳ありません!以前執筆した小説も全て書き直します!