個性【ボイスデーモン】のヒーローアカデミア 作:ねぎトロ丼ねぎ多め
実は声野くんをかなり弱体化させました。冷静に考えて初期のゼブラでも十分チートすぎました。改訂した1話に書いてありますが、現在の強さは大体トロルコング1頭分(グルメ戦車を一方的に破壊できる)くらいです。
林間合宿とかで後々強化していきます。
『第1種目はいわゆる予選よ!毎年ここで多くの者が涙を飲むわ!!さて運命の第1種目!今年は......コレ!!』
【18禁ヒーロー・ミッドナイト】が指し示すモニターに、「障害物競走」という文字が表示される。
「計11クラスでの総当たりレースよ!コースはこのスタジアムの外周約4km!コースさえ守れば何をしたって構わないわ!さあ、スタート位置につきなさい!」
…これ、オレ完全にヌルゲーじゃねぇか?ジェットボイスで飛べばいい話だし。音速で4kmっつってたから…大体20秒もしないくらいでゴールするな。
「障害物競走……!」
「む、競走か! 悪くない……俺の個性が発揮できる場だ!だが、さすがに爆音くんには遅れをとってしまうな…」
「ちょ、ミッドナイト先生ー!これ爆音が有利過ぎませんかー!?」
上鳴が主審のミッドナイトに抗議する。
『それも彼の個性だからもちろんアリよ!』
「ちくしょー、ここでも爆音無双かよ!」
「いや、ワンチャン対爆音の障害がある!上鳴、希望捨てんな!」
「どーだかなー」
「「クッソ腹立つ!!」」
そんな会話をしながらゲートに集まる。てか狭いな、出口まで遠すぎんだろ。こりゃあオレ以外の後ろの奴らは相当不利だぞ。
『さあ、カウントダウンスタート!3!』
「おい、口裂け野郎」
突然爆豪から声をかけられた。
「なんだ、次席」
『2!』
「次席って呼ぶなやァ!… 障害物競走は勝てるかわからねぇが…ぜってぇ決勝でテメェの喉元に喰らいつく。首洗って待っとけや」
…何を言われるかと思ったら、まさか轟と同じく宣戦布告とはな。
『1!』
「…はっ、楽しみにしてるぜ」
『────スターーーーーーーーーーート!!!』
ミッドナイトの合図を皮切りに、全員が一斉に走り出した。
『さーて実況してくぜ! 解説Are you ready!? イレイザーヘッド!!』
『ああ』
オレのいる最後列の奴らがゲートを潜り抜けようとした時、異変が起こった。
パキパキパキパキパキパキッッ!!!!
「なんだ!?氷!?」
轟がいきなり攻撃した。
「悪いが、俺も負けられないんでな」
『あーっと、A組轟がイキナリの先制攻撃ィ!こりゃ後列の奴ら、抜け出すのは大変だァ!』
『さらに氷で滑って移動している。移動に妨害を同時にこなす…合理的だ』
確かに氷は厄介だな。
「オラッ!」
『なんと爆音、氷を殴って割ったァァ!個性使えよ!』
『薄い氷だし、個性使うまでもなかったんだろ』
さ、飛ぶか。
「"ジェットボイス"!!!!!」
ヒュゴォォォォォ!!!
『そしてそのまま飛んでいったァァ!!え、今どこだ!?見えねぇ!』
『あいつは個性使えば音速で飛べるからな、多分今頃第一関門あたりだろ』
『おぉ、サンキューイレイザー!さて、第一関門はロボ・インフェルNOOOOOOO!!??なんだ!?ロボがぶっ壊されてんぞ!?』
通りがかった時に入試の時の0P敵が何体かいたんでな、サウンドバズーカで破壊しといた。しなくて良かったがな。
『恐らく爆音が破壊したんだろうな』
『なぁに落ち着いて実況してんだイレイザァァァァ!!あれクソ高いんだぞ!?もう修理とか出来ないレベルでバラバラだし、こりゃぁ予算会議大荒れだぜ!!?』
…冷静に考えりゃアレ高いんだよな。請求とか来ねぇよな?
『き、気を取り直して第二関門!落ちればアウト!! それが嫌なら這いずりな!! ザ・フォーーーーールッ!!!…つっても爆音は飛んでるから意味ねぇな、うん。よし次ィ!』
…ここまでただただオレが独走してるだけだからか、観客達が飽きてるような気がすんな。ヨシ、なんか妨害でもしてやるか。
『んん?なんだ、爆音が一旦降りてきたぞ?』
ロープに音を…いや、正しくは音の振動を付与する。
ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブ
『うわぁぁぁ!?なんかロープがバズった時のスマホ並みに振動してんぞ!?』
『確かあいつの個性って物に音を付与できるんだよ。多分音…というより音の振動を付与したんだろう』
『まさかの爆音、独走だけじゃ飽き足らず、ここで妨害行為だァーー!こりゃ後ろの奴ら渡るどころかロープに立つのすら厳しいぞ!!てかコレテレビに映して大丈夫か!?』
『大丈夫…と思いたいな』
そんな実況をするプレゼント・マイクと相澤を尻目に次の関門へ向かう。
『さあそして早くも……いや本当に早すぎるがもう最終関門!! かくしてその実態はぁ──────一面地雷原!!! 怒りのアフガンだァァ!!!』
…飛んでるから関係ねぇな。
『しかし飛んでる爆音、全くお構いなしに飛び続ける!ふざけんな!』
『これ意味あるか?』
…これで終わんのは面白くねぇな。またちょっと妨害しとくか。
『おおっと、ここで爆音なぜか地雷原を抜けた先でまたもや降りてきたァ!なんだ、また妨害する気か!?』
『さあな。ただ、あいつの個性による攻撃は見えない。だから厄介なんだ』
さて、仕掛け終わったしゴールするか。
『そしてそのままゴーーール!!圧倒的一位は…A組!爆音声野ァァァ!』
ワァァ……ァァァ…
『しかしリスナー達の盛り上がりはイマイチィィィ!!』
『一切白熱しなかったな』
なんでだよ。
『爆音、その場で待機だ』
『…さて、爆音を除く上位陣、第二関門に到達ゥゥゥ!!』
「家族が見ている…カッコ悪い所は見せられない!」
『カッコワリィィィィ!!』
なんか両腕を伸ばして走ってるな。ちょっと気持ちわりぃ。
「っ!しまった、足が…!ぬ゛ん゛っ!?」
『ああっと飯田、足を滑らせて股間に振動するロープがァァ!!痛そうだぁ!…ん?なんかアイツ気持ちよさそうな顔してねぇか!?おい早く救出しろぉぉ!!!』
「フーッ、フーゥゥゥ…///(な、なんだこの経験したことのない快感は…!?)アッ…」
『早くゥゥゥ!!アイツの性癖が終わる!!!』
…飯田には悪いことしちまったな。
「おい、あの眼鏡の子イッてないか?」
「ウホッいい男……後でやらないか?」
おい、今変態がいたぞ。つまみ出せ。
『飯田も救出されて持ち直したことだし、実況に戻るぜ!おっと、上位陣はスデに第三関門に到達していたァァ!』
「俺には地雷なんざ関係ねブェッ!?」
『んんん!?飛んでいた爆豪が突如何かにぶつかって落ちたぞぉ!?』
『さっきの爆音の妨害だな。恐らく音で壁のような物を造っていたんだろう』
『爆音、妨害まで完璧だな!さて、後続は』
KABOOOOOOOOOOOOM!!!
『ッ!?なんだぁ!?爆発!?何だあの威力!? 偶然か故意か、A組緑谷が爆風で猛追ーーーー!?!?』
…なるほど、考えたな、緑谷。オレが放っておいたロボの破片を盾にして地雷を利用して飛んだか。こいつは爆豪も危ういな。
「クソォォォォォ!!!グエッ!!??」
『爆豪も負けじと飛ぶが、再び爆音が造った壁に激突ゥゥゥ!!ドンマイ!』
KABOOOOOOOOOOOOM!!!
『A組緑谷!!またもや爆発で猛追!!!そしてェェ…ついに轟を抜いたあああああ!!!!』
そのまま緑谷は破片から降りて走る。
「緑谷…!負けられねぇ!」
「クソデクがぁぁぁ!!!」BOOM!!
轟と爆豪が追いかけるが…これは緑谷のアイデア勝ちだな。
『序盤の展開から誰が予想できた!? 今走り抜けて二番目にスタジアムへ還ってきたその男───────緑谷出久の存在をッ!!!』
ワァァァァァァァァ!!!!
オレの時より盛り上がってんな。腑に落ちねぇ。
「緑谷…クッ…!」
「口裂け野郎にも…半分野郎にも…クソデクにまで負けた……クソッ!!」
「…おい緑谷」
「うわっ!爆音くん!?」
「二位、よくやったな」
緑谷に労いの言葉を送る。
「ッ!ありがとう!でも爆音くんには負けちゃったよ…」
「まあこういう競技はオレが有利すぎるからな、仕方ねぇ」
後は残りの奴らを待つだけだな。
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『ようやく終了ね! それじゃあ結果をごらんなさい!!』
あれから大分たったが、ようやく障害物競走が終わり順位が表示される。A組は全員突破。B組も全員いるな。そんで普通科から一人、サポート科もギリ一人入ってんな。
『そして次からいよいよ本番!! 第二種目はこれよ!! 【騎馬戦】!!!』
「騎馬戦!?」
ようやくマトモに勝負が出来そうだな。
「そして1位に与えられるポイントは......10,000,000!!」
「は?」
ウソだろ?1000万?小学生が考えたのか?
「上位の奴ほど狙われちゃう、下克上サバイバルよ!」
…マズイかもしれねぇな、コレ。
R-18版のアンケート、凄いことになってます。