個性【ボイスデーモン】のヒーローアカデミア   作:ねぎトロ丼ねぎ多め

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前回のあらすじ

障害物競走でぶっちぎりの一位になったら騎馬戦で1000万Pもらった

追記 4万UA突破!ありがとうございます!


雄英体育祭! 其の3

 

『それじゃこれより15分!! チーム決めの交渉タイムスタートよ!!』

 

 

 

 

「テメェとは死んでも組まねぇ」

 

「ワリィ、お前とは組みたくねぇ」

 

「ごめん、実はもうチーム組んじゃってて…」

 

「ええっ!?遅ぇよ、もうチーム組んじまったよ!」

 

「すまない爆音くん、俺は君と勝負したいんだ!本当に申し訳ない!」 

 

いや、本当にどうすんだコレ。さっきから片っ端から声掛けてるが轟と爆豪から普通に断られて、その間にA組の他の連中は全員チーム組んじまってたし、頼みの綱の飯田からはオレとは勝負したいからって突っぱねられたし、詰んでねぇか?後5分しかねぇそ。クソ、考えろ、考えろ…!

 

「…あ」

 

そういや、B組の奴らにはまだ声掛けてなかったな。組んでもらえるかは賭けだが、とりあえずダメ元でこの前ウチに来たあの切島みてぇなやつに声掛けてみるか。

 

ーーーーーーーー

ーーーー

ーー

 

お、いた。てかアイツもう3人チームになってんな、ギリギリだ。

 

「おい」

 

「ウオッ!?ってお前A組の…誰だっけ?「爆音さんです、鉄哲さん」そうだ、爆音!!何しに来やがった!俺達はチームメンバーを探すのに忙しいんだ!」

 

てつてつ…?コイツ鉄哲って名前なのか?本名だとしたら親正気か?だがそんなことを言ってる場合じゃねぇ!恥なんて知るか!

 

「…頼む、チームに入れてくれ」

 

「ハァ!?お前、A組だろ!?クラスメートの奴らのチームに入れてもらえよ!」

 

「全員に突っぱねられた」

 

わかっちゃいたがいちいち言わせんなクソが!流石に恥ずい!

 

「あっ…わ、ワリィ!!…なら俺は全然良いけど、茨と骨抜はどうだ?」

 

鉄哲が茨というその名の通り髪がイバラの女と骨抜とかいう骸骨みてぇなやつに聞く。

 

「いいのではないでしょうか。彼はクラスメート達から爪弾きにされた哀れな者、神のお慈悲が必要です」

 

その言い方はやめろ。

 

「んー、良んじゃない?噂によると爆音って確か主首席だったハズだし」

 

おぉ、有難ぇな。…つーか、なんかサニーみてぇな喋り方だな、骨抜コイツ

 

「良し、なら決まりだな!よろしく頼むぜ、爆音!」

 

「恩に着るぜ、鉄哲!茨!骨抜!」

 

マジで助かった、このままチームが組めなくて不戦敗とかいうのだけは避けたかったからな。

 

「では皆さま、自らの個性を共有しておきませんか?」

 

「うん、それ賛成。特に爆音とか俺達の個性知らないだろうし」

 

「確かにな…うっし!まずは俺からだ!」

 

こうしてお互いの個性の説明が始まった。

 

「俺の個性は【スティール】!体を硬い金属にすることができる!」

 

驚いた、見た目と性格のみならず個性まで切島と似通っているとはな。神のイタズラか?

 

「お前と全く同じような個性のやつがA組にもいるぞ」

 

「あ、障害物競走の時の切島のことだろ!?確かに俺そっくりだったなー」

 

「次は私ですね。私の個性は【ツル】。髪が伸縮自在のツルのようになっており、切り離してコントロールすることも可能です」

 

個性はコイツの方がサニーっぽいな。

 

「んじゃ、次俺ね。俺の個性は【柔化】。触ったものを柔らかくできんの。イメージ的には沼かな?」

 

…なるほど、コイツら全員かなり強力な個性持ってんじゃねぇか。

 

「最後はオレか。オレの個性は【ボイスデーモン】。色々できるがひっくるめて言うと音を操れる。デカい音をだして相手を攻撃したり、超音波を出してソナーみたいなことができる」

 

「おぉ、めっちゃ戦闘向きな個性じゃねぇか!」

 

「デーモン…私の嫌いな言葉です」

 

「今なんか茨どこかのメフィラス星人みたいになってなかった?」

 

そんな会話を交わす。てか、接点が無かったから知らなかったが、コイツら話してみたら中々面白ぇな。

 

「…うっし!んじゃ作戦立てようぜ!」

 

鉄哲が作戦を立てようと提案する。が、そんなものオレたちには必要ない。

 

「いや、オレに一つ案がある」

 

「案?なんだよ案って。教えてくれよ!」

 

鉄哲が顔を近づけてくる。…身長足りてねぇな。背伸びしてるからめっちゃプルプルしてる。

 

「なに、オレ達の個性をフルで活かすだけだよ」

 

ーーーーーーーー

ーーーー

ーー

 

ようやく騎馬を組んだ。オレが前に出て、茨のツルで骨抜と茨の身長を補いつつ二人が後ろの騎馬になり、鉄哲が騎手になる形だ。ツルを攻撃されたら終わるから音壁で防御はしてあるが、それでも大分不安定だ。

 

『さぁ!血で血を洗う合戦が今、狼煙を上げる!』

 

「お前ら!作戦通りにいくぞ!」

 

『3!』

 

「おうともよ!」

 

『2!』

 

「ええ」

 

『1!』

 

「OK!」

 

『START!!!!』

 

プレゼント・マイクの合図を皮切りに、ついに騎馬戦が幕を開けた。

それはそうと…

 

「A組の野郎ども、覚悟しやがれ…!!」

 

「「「「「ッッッッ!?」」」」」

 

(な、なんだ!?殺気!?どこから!?)

 

(なんだろう、すごく嫌な予感がする)

 

 

 

 

 

後に「過去最悪の雄英体育祭放送事故」と言われ伝説として語り継がれる騎馬戦が始まった。否、始まってしまった。

 

 

 

 

 

 

 





その後録画で騎馬戦の様子を見たねじれちゃん

「へぇー…女の子とあんなにくっついてるんだ…ふぅーん…」ハイライトオフ

「波動さん!?目から光が消えてるよ!?」
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