個性【ボイスデーモン】のヒーローアカデミア   作:ねぎトロ丼ねぎ多め

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雄英体育祭! 其の8

音速で運んだせいか気絶した茨を救護室のベッドに寝かせてから観客席に戻ってきたんだが…なんだありゃ?テレビ通販みてぇだな。

 

「ふぅー…やりたいことは終わりました!」スタスタ

 

Aブロック第四試合は発目が開発したアイテムを紹介するだけ紹介して挙句の果てにまさかの自主退場で終わった。

 

「君のこと嫌いだぁぁーー!!」

 

あんだけ意気込んでたのにコレとはな…さすがに飯田に同情するぜ。

 

———————————————————————-

 

続いてBブロック一回戦。これは綺麗に終わった。

序盤は遠距離攻撃が可能ということで青山が有利だったが、

 

「えいっ!」ドバッ

 

「っ!?ボクの大事なベルトが!?」

 

芦戸が隙をついて青山の個性のコントロールに必須だというベルトに酸をかけて無力化して…

 

「どりゃぁぁ!!」バキッ

 

「ガッ!?」

 

腹にキックを決めて戦闘不能に。

 

続く二回戦、これは暑苦しかった。

 

「オラオラオラオラオラオラオラァ!」

 

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」

 

お互い似た個性ということでシンプルな殴り合いとなり、決着がつかなかったので腕相撲で勝負をつけることに。

 

「しゃオラぁ!!」

 

「クソッ!もっと鉄分を摂っていれば…!」

 

その結果、個性の持続時間が少し長かった切島の粘り勝ち。最後はお互いに熱い握手を交わした。

 

そして今から始まるのは三回戦、常闇と骨抜の試合だ。

 

『そんじゃレディー……START!

 

「行くぞ!黒影ダークシャドウ!」

 

「アイヨ!」

 

攻撃を仕掛けたのは常闇、自身の個性である黒影ダークシャドウを骨抜に向かわせる。

 

「甘い!」ドロォ

 

「何!?」

 

しかし、骨抜は地面を軟化させ武舞台に潜り込む。

 

「フミカゲ、ドウスル!?」

 

「案ずるな!奴とていつまでも息が続くわけではない!1分としないうちに出てくる筈だ!そこを狙うぞ!」

 

常闇が混乱する黒影ダークシャドウに作戦を伝え、その時を待つ。その時だった。

 

「ッッ!?ヌオッ!?」

 

「フミカゲ!?」

 

常闇の立っていた場所までもが軟化し、武舞台に引きずりこまれた。

 

『あーっと、常闇、骨抜によってステージに引き摺り込まれてしまったぁぁ!!おいコレ実況できねーぞ!』

 

ーーーーーーーー

ーーーー

ーー

 

常闇side

 

 

 

(クソッ!まさかここまでするとは…!)

 

骨抜が個性で足場を奪ってくることは想定していたが…ここまでするとは想定外だ。

 

黒影ダークシャドウ!一度脱出するぞ!」

 

「アイヨ!」

 

黒影ダークシャドウに指示を飛ばし、脱出を試みる。

 

(兎も角、ここから脱出せねば…!)

 

ザスッ!

 

「グアッッ!?」

 

「フミカゲーッ!?」

 

(なんだ!?槍のような鋭いものが肩を貫いた…!?)

 

「…ブハッ!」

 

「お、出てきた」

 

肩を押さえながら地上に顔を出すと、骨抜も同じように顔だけを地上に出していた。

 

「骨抜!なんだ今の攻撃は!?」

 

先程の攻撃について問う。

 

(骨抜の個性は軟化…!あのような攻撃は不可能な筈!一体どのような手を!?)

 

「…俺の個性ってね、俺がもう一回触れたら解除できんのよ」

 

骨抜がそう話しながら手に軟化したフィールドの一部を掴み、そしてそれを頭上へと投げる

 

「で、こんな風に軟化したものを上に投げてから解除すると…!」

 

投げられたソレは落ちていくと同時に細く、鋭く変化して再び硬くなり…

 

ドポンッッ!

 

フィールドへと落ちていった。コレが先程の攻撃の正体らしい。

 

「…今の見たらもうわかるでしょ?さっきの攻撃の正体」

 

「なるほどな…!(コレは不味い…!地中では何が起こっているのか見えない上に動き辛い!避けるのは絶望的だ…!)」

 

そんな考えを張り巡らせているとまた骨抜がアクションを起こした。

 

「じゃ、第二弾いくよー」

 

今度は両手に軟化したフィールドを持ち…

 

「ていっ!」ビュンッ!ビュンッ!

 

再び投げつける!

 

「ぬぉぉぉ!?」

 

ザシュッ!ザシュッ!ザシュザシュッッ!

 

なんとか咄嗟に避けることができた。が、今のが続くとなるとかなり厳しい。肩も負傷しているし、黒影ダークシャドウでガードできるか…?いや、無理だ!地中では黒影ダークシャドウも攻撃を見ることができない!それに動きが制限される、そもそもガードの姿勢をとれん!

 

「で、どうする?まだやる?」

 

骨抜が「結果はわかっているぞ」というような顔でこちらに問う。

 

「ッッ…!悔しいが…降参だ……!!」

 

不服だが、これ以上やるのは俺にとっても、黒影ダークシャドウにとっても危険だ。背に腹は変えられん。

 

『常闇くん降参!よって骨抜くんの勝利!』

 

ワァァァァ!!

 

「ゴメンヨ、フミカゲー」

 

フィールドから救助された後、黒影ダークシャドウが謝ってきた。

 

「いや、謝る必要はない。今回は相手が悪かった。それに何より…俺が弱かった、それが敗因だ」

 

「フミカゲー!」

 

…強く、ならねばな。

 

ーー

ーーーー

ーーーーーーーー

 

爆音side

 

(…まさか骨抜があれ程の実力を持っているとはな、驚きだ。さぁ、次の試合は…!?)

 

次の対戦カードを見たオレは絶句した。

 

「…ウソだろ」

 

麗日VS爆豪、誰も見たがらないような、結果のわかりきった試合だ。

 

(…これ麗日生きて帰れんのか?)

 





「折角だし骨抜くん活躍させてーなー」って思って書いてたらジョジョのセッコみたいになっちゃった。というかもろセッコ。まあいいか。
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