個性【ボイスデーモン】のヒーローアカデミア   作:ねぎトロ丼ねぎ多め

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いつの間にやら体育祭だけで10話突破。
まだまだ終わりそうにありません。

追記 「冷静に考えたらなんだコレ」ってなったのでちょっと多めに修正しました。2025年2月28日


雄英体育祭! 其の10

 

 

『それではBブロック2回戦第一試合!レディー…START!

 

飯田との試合後、今度はBブロックにて芦戸と骨抜の試合が始まった。

 

「おりゃあー!」ドバッ

 

芦戸が酸を骨抜にお見舞いしようとするが、

 

「残念」ドロォ

 

骨抜は常闇の時と同じように地面に潜った。

 

「んなぁっ!もー、それやられると何も出来ないじゃん!」

 

骨抜に潜られた芦戸はぶつくさ言いながら周囲を警戒する。

 

ドポンッッ

 

「!そこかぁ!!」ビシャッ

 

突然フィールドから水飛沫のようなものが上がり、芦戸はそこへ向かって酸を放つ。

 

「ハズッ…レ!」ドカッ

 

「ギャア!?」

 

しかしそれは骨抜の罠。隙だらけになったところへ回し蹴りを叩き込まれてしまった。

 

「ハッハァーーー!!!!良いぞ骨抜ィ!B組の強さをA組の奴らに見せつけてやれぇーー!」

 

なんか隣のB組の方から奇声が聞こえんな。うるせぇ。

 

「そろそろ決めさせてもらうよっ!」ザパッ

 

と、ここで骨抜が行動にでた。 

 

「そりゃっ!!」バキッ

 

「ぐえ!?」

 

芦戸の足元で上半身だけ地中から出して、そのまま殴った。

 

「そりゃっ!そりゃっ!そりゃそりゃそりゃ…!!」

 

「ぬおおおおお……!!?」

 

『ああっと骨抜、殴った反動で戻った腕が柔らかく、ゴムのようになった地面にふれて反発することでまるでロープの反動を利用するボクサーのパンチのように威力が増幅していく!スゲェテクニックだぁぁ!!』

 

「ウォォォォ、オアアアアアアアシスーーッ!!」

 

ズドドドドドドド!!!

 

「んぎゃああああ!?」

 

そしてついに芦戸がラッシュに耐えられなくなり吹っ飛ばされた。

 

『芦戸さん場外!よって骨抜くん準決勝進出!』

 

うおおおおおおおおお!!!!

 

「いやー、凄かったな骨抜!まさか芦戸を完封しちまうなんて!」

 

上鳴が言う。

 

「曲がりなりにもアイツ推薦合格者だからな」

 

「えっ?そうだったっけ……?」

 

おい、コイツら忘れてんぞ。

 

 

ーーーーーーーー

ーーーー

ーー

 

「ぼちぼちフィールドの方に行くか…」

 

骨抜の試合が終わった直後、試合に備えるためにフィールドへと向かう。

 

「…君が爆音くんだな?」

 

「あ?誰だテメー」

 

「俺はエンデヴァーだ…ピンときてなさそうだな。轟焦凍の父親、とでも言えば分かるか?」

 

コイツが轟の…個性婚のクソ親父か。

 

「何の用だ?生憎だが、八百長でもしようってんなら今すぐお前を消し飛ばすぞ」

 

「その逆だ。君には焦凍を徹底的に打ちのめしてほしいんだ」

 

「は?」

 

…コイツそういう趣味の変態か?

 

「あいつは…焦凍はくだらんプライドで左の、炎の力を使おうとしない。そこでだ!先程の緑谷くんのように、君には焦凍が左を使わなければならない程に追い込んでもらいたい!」

 

エンデヴァーは一人で嬉々とした表情で語り出す。…コイツの目には轟しか映ってない。ソレ以外は全て引き立て役か何かとしか見えていない。

 

「…安心しとけ、もとよりそのつもりだ」

 

「おお!頼むぞ!!」

 

興奮するエンデヴァーを他所に、フィールドへと向かう。

 

「…ああそうだ、お前に言っておきたいことがあるんだが」

 

「なんだ、言ってみろ」

 

「…お前の教育方針、相当頭おかしいぞ」

 

「ッ!!……フゥー…それだけか?」

 

「…おう」

 

無理矢理怒りを押さえ込んだようなエンデヴァーを放置して、フィールドへと急いだ。

 


 

『さあ、ついに始まるぜ準決勝!』

 

あれから30分後、Aブロックの準決勝…オレと轟の試合が始まろうとしていた。ちなみにあの後の爆豪と切島の試合は普通に爆豪が圧勝した。麗日もそうだったが、相性が悪すぎたな。

 

「おい、轟」

 

「なんだ爆音」

 

試合前にコイツに一つ質問をする。

 

、使うか?」

 

「…わからねえ。だけど、絶対負けねぇ」

 

そう言って轟はグッと拳を握りしめる。

 

「…そうか。だが半分だけでオレに勝てると思うなよ?」

 

挑発の意味も兼ねて、軽く牽制する。

 

『そんじゃAブロック準決勝!!レディー…START!

 

んじゃま、とっとと終わらせてや「そらっ!」

 

パキパキパキパキパキッッ!!

 

「んがっ!?」

 

しまった、口を氷で…!? 

 

「…お前の戦いを見てて、気づいたことがあるんだ」

 

「…?」

 

「『音を操る』って聞いてたから俺の個性みたいに体の何処からでも出せると思ってたが…お前は個性を使う時必ず口を開いてた。つまりお前の個性のトリガー、それは口から声を出すことだ。違うか?」

 

「ッッ!!」

 

クソッ、気づかれてたか!!爆豪もそうだがコイツも頭が回るな!

 

「今まではずっとお前が無双してたけど…今度はこっちの番だな」

 

バキバキバキッッ!!

 

「ッ…!」タッ

 

クソッタレ!個性無しだとかなりキツいぞ…!!!

 

「避けたか。んじゃ、第二波いかせてもらうぞ」

 

————————————————————————-

 

試合開始から5分が経過した。オレは避けることしかできていないせいで一方的に体力を減らされている。対して轟は氷しか使わないから体に霜が降りてきている。お互い体力がほぼない状態だ。

 

(こっちもやべぇが…恐らくあっちは体が冷えてる…あと少しだ!)

 

「この力を使うのは癪だが…やるしかねぇな」

 

そういうと轟が左手をこちらに向けてくる。

 

ゴオオオオオオオオッッッッ!!!

 

「っ!?(炎っ……!!?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑谷side

 

 

『なんと轟、無双状態だった爆音を一方的にフルボッコ!おまけに最後の最後で炎をお見舞いーっ!!』

 

轟くん…!まさか爆音くんまで倒すとは…!!

 

「ウソだろ!?轟の奴、爆音までやっちまいやがった!!」

 

「いや、まだわかんねぇぞ」

 

切島くんが上鳴くんの言うことに反論する。

 

「どういうこと?」

 

「いやさ…アイツUSJのとき脳無?って奴の攻撃受けてもピンピンしてたじゃねぇか。もしかしたら『うわぁぁぁぁ!!??』っなんだ!?」

 

突然マイク先生が悲鳴をあげる。

 

「なんなん…だ…」

 

フィールドを見ると、そこには顔が焦げて一部骨が露出してしまっている爆音くんがいた。

 

キャアアアアアアアア!!??

 

「ククク…轟、礼を言うぜ。おかげで口の氷が溶けた」

 

いや、リスクとリターンが噛み合ってないって!!

 

「おぉ…お前大丈夫か?骨でてんぞ」

 

なんで2人ともあんなに冷静なの!?もう観客席グロッキーなことになってるから!!

 

 

「さぁ轟…遊ぼうぜ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






本作での骨抜くんはほぼセッコです。
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