個性【ボイスデーモン】のヒーローアカデミア 作:ねぎトロ丼ねぎ多め
最近、特撮にハマっています。キョウリュウジャーとか鎧武とか懐かしい。
しとしとと雨が降っている、体育祭から2日後の登校日。
体育祭の後家に帰ると親父とお袋がこっちに来ていて、突如優勝おめでとうパーティーが始まった。なぜかねじれも途中から参加してきて
『ねぇねぇ声野、なんで体育祭であんなに他の女の子と体くっつけさせてたの?あんな雌が声野と知り合うよりもずぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜っっっっと前から声野は私のなんだよ?わかってるでしょ?それなのになんで騎馬戦とかお姫様抱っことかして体密着させてたの?あの子顔赤くなってたよ?それに私の方が勉強もできるし戦いも強いし声野の好きなご飯だって作れるしおっぱいもお尻もおっきいよ?それなのに…ねぇ、なんで浮気したの?教えて?…なんで答えてくれないの?なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで……』
と、光の消えた目で問い詰めてきた。正直何言ってんのかわからなかったし親父達は酒飲んでたせいでゲラゲラ笑ってるだけで止める気が微塵も無く、結局朝の4時になるまでねじれは離してくれなかった。途中何回か押し倒されそうになったし、おかげで若干寝不足になった。…ねじれの個性って増強系じゃなかったよな?俺の体重って100kgを軽く越してるハズなんだが。
「てかねじれ、いい加減離れろ」
「…やだ」プクー
なんか今朝から離れる気配がねぇ。まあ悪い気はしないが傘さしてるし、いい加減鬱陶しい。
「マジで離れろ、雄英につくぞ」
「えー……じゃあちょっといい?」スタスタ
そういうとねじれは近づいてきて、
「えいっ!」ムギュゥゥゥゥ
いきなり抱きついてきた。
「…!?何やってんだ…?」
「えへへへへ…」スリスリ
そのまま胸に顔を擦りつける。
「うん、もういーよ!」バッ
そして急に離れた。
「よし、今日も一緒にがんばろうね!」タタタタッ
そう言って自分のクラスに走って行った。
「…何がしたかったんだ…?」
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「超声かけられたよ来る途中!!」
「私もジロジロみられてなんか恥ずかしかった!」
「俺も!」
「俺なんか小学生にいきなりドンマイコールされたぜ」
教室に入ると話が盛り上がっていた。どうやら体育祭の決勝に出た影響で一般人に声をかけられたらしい。
「あ、おはよう爆音く…ん?」
麗日が声をかけてきたが、何か様子がおかしい。
「なんだ?顔に何かついてんのか?」
「い、いやぁ!?大丈夫だよ!」
なんかあたふたしてんな。
「なんか爆音くんから甘い匂いがしない?」
「わかる。でもなんか…こう…お菓子みたいな匂いじゃないよね?」
「なんか女の人の匂いっぽくない?」
「「それだぁ」」
「全部聴こえてんぞ」
女の匂い…?あぁ、さっきねじれが抱きついてきたからか。
そんなこんなしてたら予鈴が鳴り始めたから席に戻る。すると相澤が予鈴と同時にクラスに入ってきた。
「おはよう。早速授業始めんぞ。今日のヒーロー情報学はちょっと特殊だ」
特殊な授業?なんだ?ソーラン節とかか?
「今日やるのは……『コードネーム』。ヒーロー名の考案だ」
「「「胸ふくらむヤツきたああああ!!!」」」
コードネーム…親父が決める時ワクワクしたっつってたな。
「……というのも先日話した『プロからのドラフト指名』に関係してくる」
相澤が続ける説明を聞く。先日の体育祭の結果でプロヒーローからのドラフト指名が来ている…とのことだ。
「……で、その指名の集計結果がこうだ」
相澤が黒板にA組の指名件数を表示した。
轟 2122
爆豪 1676
常闇 464
飯田 327
緑谷 320
切島 70
麗日 52
瀬呂 11
芦戸 7
爆音 5
「今年は例年とは比べものにならない程特殊だった」
は!?
「えっ!?なんで爆音の指名が5人だけなんですか!?」
いや、なんでだよ!オレ一応一位だぞ!?
「…プロ達からは『顔が怖すぎてイメージがダウンしそう』『自分じゃ指導できそうにない』『そもそも鍛える必要が無さそう』と言われている」
「クソッタレ!」ドン
思わず机を殴る。
まあまとめるとエンデヴァーの息子であり、準決勝まで行った轟が一番指名数が多かった。爆豪は…性格が災いしたな。
「この結果を踏まえ……指名の有無関係なく、いわゆる職場体験ってのに行ってもらう」
そーいやねじれが言ってたな。
「適当なヒーロー名を付けたら地獄を見ちゃうわよ!!」ガラガラガラ
そう言ってミッドナイトが入ってきた。相澤はセンスのなさを自覚してミッドナイトに査定を頼んだらしい。…頑張ろうぜ、担任。
~15分後~
「じゃ、そろそろ出来た人から発表してね!!」
順次発表することになった。
まず青山。
「輝きヒーロー I can not stop twinkling☆ 訳して、『キラキラが止められないよ』!!!」
まさかの短文かよ。正気の沙汰じゃねぇな。流石にこれは…
「そこはIを取ってcan'tにした方が呼びやすいわね。」
「それね、マドモアゼル」
いいらしい。どういう審査基準だ?
「次はアタシね!『エイリアンクイーン!』」
「2!血が強酸性のアレ目指してんの!?やめときな!」
コイツら真剣に考えてんのか?
「それじゃあ次、私いいかしら?」
と、ここで蛙吹がいった。
「小学生の時から決めてたの、梅雨入りヒーロー『フロッピー』!」
「かわいい!親しみやすくていいわ!」
お、さっきの2人よりぐっと良くなった。
『フロッピー!フロッピー!フロッピー!』
そして全員どんどん発表していく。
切島の『烈怒頼雄』。
耳郎の『イヤホンジャック』。
障子の『テンタコル』。
などとスムーズに発表していったが、
「『爆殺王』!!!」
爆豪がやった。だっせぇな、世紀末すぎんだろ。
〜さらに5分後〜
「───思ったよりずっとスムーズ! 残ってるのは再考の爆豪くんと……飯田くん、爆音くん、そして緑谷くんね」
しまった、オレのを発表すんのを忘れてたぜ。
「…」スッ
「おっ!じゃ爆音くん!」
教壇へ歩いて行く。
「オレのヒーロー名は『ゼブラ』」
「ゼブラ…?シマウマってこと?なんで?」
あ、理由考えんの忘れてた。
「…語呂がいいからテキトーにこれにした。とりあえず、仮のヒーロー名だ」
「そ、そう…でも確かに呼びやすいわね。良いと思うわ!」
なんかOKを貰えた。
その後、飯田が『テンヤ』、緑谷が『デク』でヒーロー名を発表した。
お前らはそれでいいのか。……てか、飯田の様子がどこかおかしい。大丈夫か?
なお爆豪は最後までクソみてぇな名前を出し続けた。馬鹿野郎。