個性【ボイスデーモン】のヒーローアカデミア   作:ねぎトロ丼ねぎ多め

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今田舎のばーちゃんの家に来ています。飯が美味いぜ。


期末テスト〜林間合宿編
飛べ!救助レース!


 

 

退院してから翌日。

 

 

「ブハハハハハ!!!爆豪!お前思い切ったイメチェンじゃねぇか!!よぉ〜く似合ってんぞ!!!」

 

「マジか!! マジか爆豪!!」

 

「ひーーー!! 8:2!! 8:2になってやがる!!」

 

「笑うな! クセついちまって洗っても直んねえんだ!!」

 

職場体験から帰ってきた爆豪の髪型がとんでもねぇ事になっていた。

 

「ぶっっはははははは!!」

 

「おい笑うなぶっ殺すぞ!!」

 

「やってみろよ8:2坊やぁ!! アッハハハハハハ!!!」

 

「ブハハハハハハ!!!!!!」

 

「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!」

 

ボンッ!!

 

「元に!! 元に戻った!! ブァハハハハハハハ!!」

 

「死ぬーーー!! 死んじまうーーーーー!!!」

 

「アハハハハハ!! 腹筋いってぇえええ!! ハハハハハハ!!」

 

パリーン!!!

 

「「「!?」」」

 

やべ。窓割っちまった。

 

「何やってんだお前ぇぇ!!!」

 

「…どうする?」

 

「どうするじゃねぇよ!相澤先生来たら終わ…」

 

「ほう。誰が来たら終わるって?」

 

「「「あ」」」

 

「窓が割れる音を聞いて来てみれば……爆音。職員室に来い」

 

「……」ズルズル

 

「爆音…その…なんというか……ドンマイ」

 

 

ーーーーーーーー

ーーーー

ーー

 

 

10分後

 

「ようやく終わった……」

 

疲れた。相澤の野郎、窓割ったくらいでネチネチと…なんだよ反省文5枚提出って。ふざけんなよ。

 

「お、来た来た」

 

「よく10分程度で済んだな。相澤先生のことだから30分は余裕でいくと思ってたのに」

 

「その代わりに反省文5枚提出だとよ」

 

「うわぁ…ご愁傷様」

 

「ハイ。私が来た。……ってな感じでやっていく訳だけどもね。ハイ、ヒーロー基礎学ね!久し振りだ少年少女!元気か!?」

 

なんて話してたらオールマイトが来た。

 

「ヌルッと入ったな。久々なのに」

 

「パターンが尽きたのかしら」

 

「ゴールデンエイジのコスだぁああ……!」

 

……尽きてないぞ。無尽蔵だっつーの。今回は職場体験直後って事で、遊びの要素を含めた『救助訓練レース』だ!」

 

流石にネタ切れか。ってかレース?

 

「救助訓練ならUSJでやるべきではないのですか!?」

 

飯田がビシッと手を挙げて質問する。

 

「あすこは災害時の訓練になるからな。私はなんて言ったかな?そうレース!!」

 

(あすこ…?)

 

「ここは運動場γ ガンマ!複雑に入り組んだ迷路のような密集工業地帯!5人4組に別れて一組ずつ訓練を行う!」

 

なるほどな……オレ達が皆一緒だとレースとしては成立しないだろうからな。

 

「私が何処かで救難信号を出したら町外れから一斉にスタート!誰が一番に私を助けに来てくれるかの競争だ!」

 

捜索に救助……それも時間がないとなるとどれだけ冷静に動けるか、それがミソになるな。

 

「もちろん建物の被害は最小限にな!」

 

と言いながらオールマイトは謎のポーズ?のようなものをしながら爆豪に思いっきり指を指す。

 

「指差すなよ」

 

それからとりあえずバラバラになって班を作る。

 

「じゃあ初めの組は位置について!」

 

オレの組だな。オレの相手は…飯田、緑谷、芦戸、そして瀬呂だな。飯田と瀬呂はともかく、芦戸と緑谷は厳しそうだな。

 

————————————————————————

 

蛙吹side

 

「飯田まだ完治してないんだろ?見学すりゃいいのに…」

 

「クラスでも機動力高いやつが固まったな」

 

「うーん…強いて言うなら緑谷さんが若干不利かしら…」

 

「確かにぶっちゃけあいつの評価ってまだ定まんないんだよね」

 

「何か成す度大怪我してますからね…」

 

八百万ちゃんと耳郎ちゃんの言う通りね。

 

「俺瀬呂が一位」

 

「トップ予想な。あー…でも爆音がいるだろ。音速で飛んで終わりだろ」

 

「オイラは芦戸!あいつ運動神経すげぇぞ」

 

「デクが最下位」

 

「どう考えても爆音くんな気がするなあ」

 

「デクが最下位!!」

 

切島ちゃんたちが一位の予想をしてるわね。爆豪ちゃんは何故か緑谷ちゃんがドベって言い続けてるケド。

 

『みんな揃ったようだね!んじゃ、START!!!

 

オールマイトの合図と共に、5人とも一斉にスタートを切る。

 

「やっぱ爆音はえーな!!」

 

「あ、もうオールマイトのとこついてる」

 

「あれ!?なんかもうゴールしてね!?」

 

…これレースにならないわね。

 

『あ、あーあー。爆音少年以外の4人!ちょっとこれじゃレースにならないから一旦終了!!』

 

あ、終わっちゃった。

 

————————————————————————

 

爆音side

 

『そんじゃ改めて…START!!!

 

あの後何故かオレだけ待機場所に戻された。オールマイト曰く、

 

『ちょっと音速じゃ他の4人が着いて来れないから…ね?分かるだろ?』

 

とのことだ。

 

「やっぱ飯田速いなー」

 

「でも瀬呂もいい感じじゃね?」

 

モニターを見ると、飯田は走り、瀬呂はテープをあちこちにひっつけてターザンのように移動している。

 

「って待て!なんか緑谷が!?」

 

尾白の言葉に釣られてモニターを見ると、緑谷の体に稲妻のようなものが走っており、それの効果かはわからんが身体能力が上昇しているようだ。

 

「ウォォ!!なんだよアレ!!スゲェじゃねぇか緑谷!」

 

「確かに、アレなら一位も夢じゃ…」

 

しかし、緑谷は足を滑らせパイプから落ちた。

 

「「「あ…」」」

 

「ケッ!ザマァ見ろクソナード!!」

 

…空気読めよ爆豪馬鹿

 

ーーーーーーーー

ーーーー

ーー

 

訓練が終わり、オレ達は更衣室で着替えていた。

 

「今日はなかなかハードな訓練だったなぁ」

 

「久々の授業……汗かいちゃった☆」

 

青山と尾白が言う。

 

「俺は機動力が課題だな」

 

「情報収集で補うしかないな」

 

「それだと後手に回んだよなぁ……ほんと、素早く移動できる飯田とか瀬呂…あと爆音とかが羨ましいぜ」

 

「なぁ緑谷ァ…!やべぇ事が発覚した…!こっち来い…!!」

 

そんな話をしていると、峰田エロブドウが緑谷を呼んだ。

 

「見ろよこの穴ショーシャンク!恐らく諸先輩方が頑張ったんだろう!

隣はそうさ!分かるだろ?女子更衣室!」

 

「「「!!?」」」

 

お、何人か心音が乱れてんな。動揺しすぎだろ、特に緑谷。

 

「峰田君やめたまえ!!覗きは立派な犯罪行為だ!」

 

「うるせぇぇ!!!おいらのリトル峰田はもう立派なバンザイ行為なんだよ!」

 

飯田がいつもの調子で注意するが、峰田性欲大魔神は止まらない。

 

「…!ハハッ、おい飯田。止めなくても大丈夫そうだぞ」

 

「何故だい爆音くん!?」

 

「八百万のヤオヨロッパイ!芦戸の腰つき!葉隠の浮かぶ下着!麗日のうららかボディーに!!蛙吹の意外おっぱぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………!!!」

 

プスッ

 

「!?ギャァァァァァァ!!?目が!?目がぁぁぁ!!?

 

峰田の目に思いっきりプラグが刺さった。耳郎のだろうな。

 

「耳郎さんのイヤホンジャック…!!正確さと不意打ちの凶悪コンボが強み!!」

 

なに分析してんだ。

 

「み、峰田くん!大丈夫か!?」

 

「ほっとけ飯田委員長。自業自得だ」

 

「ケテ…タスケテ…」

 

文字通り目に穴が空いた峰田を放置して、オレたちは更衣室を後にした。

 

 

 

「…あれ?耳郎さんのアレに気づいたってことはもしかして爆音くん女子更衣室の音聞こえてたの?」

 

「あぁ」

 

「チキショォォォ!!羨ましいぃぃ!!」

 

「いや、聞こえたところで何になんだよ」

 

「「「ええぇ…」」」

 

 

 

 

 

 

 





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