個性【ボイスデーモン】のヒーローアカデミア   作:ねぎトロ丼ねぎ多め

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ネギトロ丼ネギ多めです。
今回は声野君の特訓とヒロインの登場です。


声野の猛特訓、そして引越し

あれから1ヶ月後、オレは近所の森で親父を使った個性の猛特訓をしていた。

 

「スゥゥ……ウオオオオオオオオ‼︎」ビリビリビリ‼︎

「ぬおおおおッッ⁉︎」タッ

 

バキバキベキッッ!

 

(あ、危なかった…!避けてなければ体が粉砕されていた…!)

「ハァ、ハァ…ゴボッ⁉︎」

 

ビシャッ

 

特訓をするうちに、オレは自分の能力…もとい『個性』のデメリットに気がついた。それは「声を出し続けると吐血する」ということだ。前の世界じゃ声が出なくなるぐらいだったが、コイツは中々にキチィな…

 

「声野!もうやめよう!また血を吐いてるじゃないか!今日だけで3回目だぞ!」

「ハァ、ハァ…うるせぇんだよ…そもそも個性は使えば使うほど強くなるっつたのは親父だろうが…!」 

「限度というものがあるでしょうが!ほら、母さんのとこ行くぞ!」

「チィッ…(クソ、筋肉がないせいでまともに抵抗できねぇ…!)」

 

こうして親父に引きずられながらお袋のとこに連れて行かれた。

 

「声野ったらまた吐血したの⁉︎もー、治してあげるからこっちに来なさい」

「ワカッ…」

(声が出せねぇな…あれ使うか)

『わかった』

「手話使うくらいなら最初から少し気をつけて個性を使いなさい!」

 

お袋に喉を触られると、傷が癒えていくのがわかった。

お袋の個性、『活性化』は触れたものや自分の何かを活性化させることができる。これを活用することで多少の傷は治療できるからお袋は貴重な回復役として全国で引っ張りだこらしい。

 

「ふぅ…(相変わらずこの感覚には慣れねぇな)」

「ほら、特訓はこれくらいにして幼稚園行きましょう。もうそろそろバスが来ちゃう時間だし」

「行かねぇ!」

「いや、流石に1ヶ月間休みっぱなしっていうのは…」

「行ってたまるか!」

 

(あんな幼児どもばかりの所に行ってたまるか!あんなクソの掃き溜めみてぇな所に行ってたら頭がおかしくなる!!オレは特訓してヒーローになってヴィランをぶちのめしてぇんだよ!)

 

「「ッッッッ…⁉︎」」

「…わかった。もう幼稚園には行かなくていいぞ」

「もう大丈夫だからね…」

 

そういうと親父とお袋はオレを抱きしめてきた。

 

(?なんでコイツらはオレを哀れみの目で見てくるんだ…?)

 

両親side

 

やはり俺の見解は間違っていなかったようだ。

俺たちの息子、声野は幼稚園でいじめられているに違いない!

おそらく特訓は俺たちを心配させまいとする口実!なんて優しい子なんだ!好き!

 

「…母さん、そろそろアレをした方がいいんじゃないか?」

「そうね…。あそこまで嫌がるなんてちょっと普通じゃないわ…」

「やはりするしかないな…!」

「「引越しを‼︎」」

 

…すごいハモったな。ちょっと恥ずかしい。

 

声野side

 

「声野、秋田に引っ越すぞ!」

 

なんで秋田なんだ?ここ京都だぞ?というか引越し?

 

「引越し⁉︎秋田⁉︎どういうことだ⁉︎」

 

慌てて2人を問い詰めるが、2人ともどこか哀れむような目で見てくるだけだった。なんでだよ。

 

「まぁまぁ、もういいじゃない。さぁ、引越しのトラックに荷物積み終わったし、いざ秋田にしゅっぱーつ!」

 

…まあいいか。もともとココに思い入れもクソもねぇ。あっちでも特訓をしてりゃいいだろ。

 

 

 

————————————————————————

 

 

???side

 

 

「……おや、ここに居たはずなんだがなぁ…」

「ふーむ…ありゃ、何日か前に引っ越してしまったようじゃな。残念じゃったな、『先生』」

「まぁそこまでして欲しい『個性』じゃないからね。もう放っておこうかな」

 

 

 

——-実は両親の選択により彼の命は危機一髪のところで助かっているのだが、ゼブラは知る由もない。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「さあついたぞ、ここが俺の地元、秋田だ!」

(いや…なんというかその…)

((普通‼︎))

 

田んぼがあるわけでもなく、かといって大都会であるわけでもなくただただ普通の街だった。

 

「親父と同じくらいつまんねー場所だな」

「なんてことを言うんだ!お父さん泣いちゃうぞ!」

「勝手に泣いとけ」

「ひどい‼︎」

 

まあ特訓するにはうってつけか。でけぇ原っぱあるし。

そんなことを思っていると、隣の家から誰かが出てきた。

 

「あらあら、お隣さん?」

「あっはい。今日引っ越してきたんです」

「それならご挨拶しとかないとね。隣の家に住んでる波動です。これからよろしくお願いします」

「爆音です。いやぁ、こちらこそお願いします」

「!そこの子、あなたたちの息子さん?」

「そうです。息子の声野です。ほら、挨拶しなさい」

 

そういうとオレを隣人の前に押し出した。

 

「声野だ」

「それだけ⁉︎コラ、ちゃんと挨拶しなさい!」

「ははは、面白い息子さんですね!うちにも1人娘がいるんですよ。

ほら、さっきからずっと奥にいるけど出てきなさい」

 

すると奥からトテトテと小さな足音がした。

 

「は、はじめまして!」

 

そいつは水色の髪をした子供だった。

 

「娘のねじれです。仲良くしてあげてね!」

 

 





爆音治癒(ばくおんちゆ) 個性【活性化】!
自分や触れたものの何かを活性化させることができるぞ!
自分に使って身体能力を活性化させるとギア2みたいなことが出来るぞ!
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