個性【ボイスデーモン】のヒーローアカデミア   作:ねぎトロ丼ねぎ多め

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いつの間にか20万UAを突破!皆様本当にありがとうございます!
そしてここ数日の間投稿できなくてすみませんでした!でもテスト期間なんです!と言うわけでまたしばらく空き気味になります!


ヒーローインターン!

 

 

「先日話した一年生のヒーローインターンですが、昨日職員会議で協議した結果、校長を始めとする多くの先生が"やめとけ”と言う意見でした」

 

 

「「「ええええええええええ!!??」」」

 

爆豪の謹慎が明けた数日後、朝のホームルームは相澤の発言で混乱に陥っていた。

 

「あんな説明会までして!?」

 

「でも、全寮制になった経緯から考えたらそうなるか……」

 

「くそう!おのれ敵!!」

 

「ザマァ!!!!」

 

「参加出来ないからって・・・」

 

「見苦しいな」

 

全員のテンションがダダ下がりな中、仮免に落ちたせいでインターンに参加する資格が無い爆豪は1人で馬鹿みたいに笑ってる。虚しくねえのか?

 

「……が、今の保護下方針では強いヒーローは育たないという意見もあり、方針としてインターン受け入れ実績が多い事務所に限り一年生の実施を許可する、という結論に至りました」

  

「おお!!」

 

「クソがァ!!!」

 

ここでオレの脳内には一つの疑問が湧き出ていた。

 

(インターンがあるのは良いが…ミルコってインターンの受け入れとかしてんのか?)

 

 

ーーーーーーーー

ーーーー

ーー

 

 

『インターン?んなもん受け入れた事ねえ!!』

 

「やはりか…」

 

授業後、速攻で電話でミルコに確認したところ、やはりと言うか案の定コイツはオレ以外の奴をインターンで受け入れた事がただの一度も無いらしい。

 

『そもそも私はお前以外体育祭で指名した事すらないぞ!なんなら体育祭見たのも今年が初めてだし』

 

「逆になんで今年は見てたんだよ…」

 

『ちょっとしたツテから今年の雄英生にとんでもねぇ化け物がいるって聞いたんでな!それともう一つ言っとこうと思ったんだがな、元々お前をインターンで受け入れる気は無かったぞ!』

 

「は?」

 

流石に予想外すぎて変な声出ちまった…

 

「つーか受け入れる気無かったってどういう事だよ?」

 

『仮免試験の時に痛感したんだが、私は道具使いまくって漸く手加減したお前と互角だった!つまり今のお前と私の間じゃ差が開きすぎてる!正直めっちゃ悔しい!だから暫く海外とかの方に敵をシバきがてら武者修行の旅にでも出ようと思っててな!』

 

…インターンの数百倍楽しそう且つ実践的で実力がつきそうなんだが。インターン蹴ってコッチに着いてくか?

 

「面白そうだし着いてって良いか?」

 

『駄目だ!てかあくまでお前との距離を縮めるための旅なのにお前が着いてきて強くなったら本末転倒だろうが!あとそんな事したらヒーロー免許一発で剥奪だわ!それは流石に困る!』

 

それから何分か話してごねたが、結局ミルコの下へのインターンは不可能、武者修行に同行するのも無理と言うことがわかった。

 

「…よし、ねじれに頼み込むか」

 

 


 

 

「あ、あなたがゼブラ……ね…体育祭の時見てはいたけどここまで大きいとは……」

 

アレから数日後、オレはねじれのツテでリューキュウとかいうヒーローの事務所に来ている。ついでに職場体験の時のヒーローが実績不足で受け入れ不可となってしまい、インターン先が見つからなかった蛙吹と麗日も来た。

 

「2人も来てくれたんだね!……ホントは声野だけでよかったのに……

 

「ありがとうございます、リューキュウに波動先輩!あと爆音くんも!」

 

「ケロ…セルキーさんがインターンの受け入れが難しいって聞いた時はどうしようかと思ったケド…よかったわ」

 

「えっと、こっちのボブの子がウラビティで…そっちの髪が長い子がフロッピー、ね!可愛い名前じゃない!しばらくの間よろしくね!それじゃあ早速だけど、プロヒーローとしての基本的な業務…パトロールとか事務作業なんかを……」

 

「リューキュウ!!」

 

リューキュウがヒーローの業務の説明を始めた瞬間、いきなりサイドキックの1人が慌てた様子で駆け込んできた。

 

「東地区にてヴィラングループが暴動を起こしたとの通報が!至急出動願います!!」

 

「っ!またなの!?4人とも、来て早々いきなりすぎて申し訳ないけど着いてきて!」

 

「「「「はい(おう)!!」」」」

 

 

ーーーーーーーー

ーーーー

ーー

 

「(『死神の拳』起動…!)フンッ!!」

 

「ぶげっ!!?」

 

「チャージ満タン、出力30…ねじれる波動グリングウェイヴ

 

ズドウッッ!!

 

「のわあっ!?」

 

「転ばせた!今だよ、2人とも!」

 

「行くよ梅雨ちゃ…フロッピー!必殺!メテオ——」

「「ファフロッキー!!」」

 

「「ギャアアアア!!?」」

 

オレが二体いるデカいヴィランの内一体を殴り倒し、もう一体をねじれが波動で転倒させた。そして隙を晒している間に麗日が浮かせた瓦礫を蛙吹がヴィラン共に舌を使って投げつけ、行動不能に追い込む。この2人も良い動きになってきたな。

 

「つ…疲れた〜!」

 

「ケロ…私もそろそろキツくなってきたわ…覚悟はしてたけど、やっぱりプロって大変なのね」

 

「2人ともお疲れー!私も疲れたよー」

 

「ネジレチャンもお疲れ様。フロッピーもウラビティも中々いい動きだったわ。ゼブラは…うん、ノーコメントで」

 

「なんでだよ」

 

…それにしても疲れた。昼間に通報が入ってから今に至るまで、既に3回くらいヴィランが出現して暴れ回っている。オレ自身としてはかなり嬉しいが、この街治安悪くねえか?

 

「うおおお!!クソッタレぇぇ!!!」

 

「「「!!?」」」

 

「(しまった、ヴィランの残党!しかも…拳銃!?)危な…!!」

 

BANG!!

 

「ひゃはははは!!これでテメェらはおし…ま…い……」

 

「遅え弾だな」

 

デケェのが暴れ出してからずっと物陰でコソコソしてた奴が銃で撃ってきたが、弾速がヤケに遅かったから普通につまみ取れた。

 

「う、嘘だろ!?弾を摘み取っちまうなんて!?」

 

「待ってゼブラ!この弾…何か付いてるわ」

 

「針…かな?」

 

「なっ…なにくっちゃべってんだコラァァ!!ななな、舐めてんじゃねぇぞォォ!!」

 

そう言って銃を撃った男は弾を入れ替えるような動きを見せ、銃口を自分の手首に向けて発砲した。

 

「うお…おおおお…!!

 

メキメキメキ…!!!

 

「何アレ…!?」

 

男の腕は巨大なハサミに、足は8本に増えていき、最終的に尾が3本ある巨大な蠍のような形に変化していった。

 

「GIGYAAAAA!!」

 

「っ!来る!!3人とも離れていて!私が"個性"を使っ「いや、オレが行かせてもらうぜ」!?」 

 

「「っ!!!?」」

 

「爆音くん!リューキュウが心配なのは分かるけど、あの化け物を相手にするのは危険だよ!!」

 

「そうよ、交戦よりも早く避難誘導を…!」

 

「いや別に心配とかじゃねえよ」

 

BRRRSYAAAA!!

 

「来た…!!ゼブラ、私のことは良いから早く逃げt「今話してんだろうが!テメェはすっこんでろ蠍もどき!!"ボイスカッター"!!

 

ザンッッ!!!

 

GYAAAAAA!!!??

 

オレが話してんのに突っ込んできてムカついたから、"ボイスカッター"で蠍もどきの両手のハサミと尾を切り落としてやった。

 

「……別に誰もオレがリューキュウより弱いとは言ってないだろ」

 

「「えええ…」」

 

「相変わらず声野は強いねぇ!」

 

シュゥゥゥゥゥ……

 

「うっ…ううう……!」

 

腕と尾を切り落とされた事で弱ったのか、蠍もどきの体はどんどん縮んでいき、少ししたら元の男の姿に戻った。

 

「もう終わりか、めちゃくちゃ奥の手感出してたのに呆気なかったな。……それはそうと、そこに隠れてる奴。とっとと出てこいや」

 

「ひっ!?」

 

「なんでわかってんだ…!?」

 

「馬鹿が。テメェらの呼吸音と心拍音、全部聞こえてんだよ」

 

オレが一言声をかけただけで瓦礫の後ろやら倒壊したビルの下から敵の残党がざっと10人くらい出てきた。…なんかこう言うクローゼットに置くタイプの殺虫剤だかなんだかのCMあったよな。

 

「くっ!こうなったら俺もコイツで…!」

 

「バカよせ!!あの尾毒の奴が薬使ってもやられてんだぞ!?勝てるわけが…!」

 

「何くっちゃべってんだぁ!?あ゛あ゛!?」

 

「「「ヒイッ!?」」」

 

「お前らに2つ選ばせてやるよ。今すぐ降伏して逮捕されるか……それとも… 最後まで抵抗してオレに半殺しにされてから逮捕されるか…!!

 

「「「うわああああああ!!!!?」」」

 

「すっ……」

 

「す?」

 

「すんませんでしたぁぁぁぁ!!!」

 

ちょいとドスを利かせて脅したら全員速攻で土下座してきた。

 

「チッ…期待外れだな。オイ、コイツらとっとと連れてけ」

 

「は…ハイ!」

 

土下座して萎縮してる ヴィラン共を縄で縛りつけてから警察に投げ渡していく。全員無抵抗の状態で飛んでいくからなんかシュールで面白えな。

 

「凄ぉ!」

 

「私も何年かヒーローやってるけど… ヴィランが全員土下座するのは初めて見たわ……」

 

「おお、見ろよ!あの口が裂けてる彼 !ヴィランを一瞬で無力化したぞ!死ぬほど顔怖いけど!」

 

「隣の女の子達もまだ荒削りなところもあるが、学生にしては中々素晴らしい動きだ!何より可愛い!」

 

「リューキュウ事務所に頼もしい&キュートなサイドキック爆誕!これで明日の朝刊の記事は決まりだ!」

 

「うわっ!?なんか記者が集まってきた!?」

 

「あぁ、プロになるとよくある事よ。普段ならここまでは居ないんだけど、多分あなた達の活躍が良い記事になるって踏んだんじゃないかしら?」

 

「私もここまで多いのは初めて!」

 

そうこうしているうちに周りにカメラやらボイスレコーダーやらを持った記者共が集まってきた。

 

「君たち!雄英の一年生だよね!?一言お願いします!」

 

「ご、ごめんなさいよくわかんないです!」

 

「今どんな気分ですか!?」

 

「あっ!君雄英の体育祭で優勝してた子だよね!?」

 

「一言!!一言でいいからお願い!」

 

「ちょっと!彼女達も疲れてるから、今は勘弁してあげて!」

 

「あっ!リューキュウ!!あなたから見て彼女達の働きはどうでしたか!?」

 

「新しいサイドキック達の戦闘スタイルの評価を是非!」

 

段々度が過ぎてきたのでリューキュウが群がってきたマスコミを一喝するが、マスコミ共は引き下がるどころかリューキュウにまでマイクとボイスレコーダーを向ける。

 

「てか君達のコスチュームヤバいね!パッツパツじゃん!写真撮っていい?」

 

「えっ!?」

 

「ケロっ!?」

 

「あなた達!良い加減に……」

 

「オイコラ」

 

「ヒッ!?」

 

1人の記者が気持ち悪い笑みを浮かべカメラを構えながら麗日と蛙吹、ねじれの方に近づいて行こうとするのを肩を掴んで無理矢理止める。

 

「な、なんだよ!離せ!」

 

「お前何撮ろうとしてたんだ?」

 

「彼女達を撮ろうとしたんだよ!何か悪いか!?」

 

「ほーん…コイツでか?」

 

記者のおっさんが肩にかけていたカバンを無理矢理こじ開けると、中には録画中のカメラが入っていた。このまま近づいてたら丁度下の方…股のあたりが撮れるような状態だ。

 

「これって…!!」

 

「っ!!クソッ…!!!」

 

「なに逃げようとしてんだよ」

 

逃げようとするおっさんの腕を掴み、おっさんの体ごと持ち上げる。

 

「いだだだだだ!!?腕が!腕がもげるぅぅ!!?」

 

「"ボイスカッター"!!」

 

ザンッ!!

 

「おっ俺のカメラがぁ!?俺のお宝データがぁぁぁ!!?」

 

「嘘だろ!?カメラが真っ二つに!?」

 

「動いてないのにどうやったんだ!?」

 

「ヒッヒィィィ!!!?離してくれぇぇ!!頼むっ!!離してくださいいい!!」

 

「離せ?散々チョーシ乗ったこと言っといてか…?」

 

「ぎにゃぁぁぁぁ!!?折れるぅぅ!!?」

 

腕を握る力を握り潰さんとばかりに強くする。

 

「テメェもこのカメラみてぇになりてえのか!?」

 

「あびゃぁぁぁぁぁぁ!!!?あっ……」

 

しょわぁぁぁぁ……

 

「うわっ!?漏らした!」

 

「汚ねえ!!?」

 

腕を掴んだまま殺気を浴びせると、おっさんはションベンを漏らしながら気絶した。

 

「ゼブラ!!」

 

「ケッ、なんだよ褒められるような事じゃ…」

 

いやそれ普通に始末書モノだから

 

「「「ゑ?」」」

 

「もー、ダメだよ声野!いくら盗撮変態おじさんでも一般人に"個性"使って攻撃したら!」

 

「コレは事務所でじっくりとお説教ね……2人はもう帰って良いわよ!今日はお疲れ様!」

 

「あっ…ハイ!ありがとうございました!」

 

「爆音ちゃん、頑張ってね」

 

「私は(リューキュウが声野に手を出さないか)心配だから残るね!2人ともお疲れ様!また明日ねー!」

 

「……なんでだよ!!!」

 

こうしてオレのインターン初日は大説教で締めくくられたのであった。

 

 

 

 

 

 

 






オリジナルキャラ紹介
蠍になった敵
本名 尾毒 節(おどく せつ)! 
個性【蠍】!その名の通り発動させる事で自分を蠍の怪人(イメージはスコルピオワーム)になることができるぞ!今回はブースト薬を使った為、怪人というよりヤマタノサソリみたいな巨大な蠍の化け物になったぞ!実は今回登場した敵グループで1、2を争う程の実力者だぞ!そこそこのイケメンでモテるので同じグループの一部からは嫌われていたぞ!

気持ち悪い記者
本名 夏須 写(げす うつる)
個性【写真】!写真を介すことで写真に写っている対象にイタズラ(意味深)ができる!SCP-105みたいな能力だ!しかし、写真は自分が対象に近づいて撮影した物でないと効果が無い!普段から様々な女性ヒーローを記事に使うと近づいて卑猥なアングルの写真を撮影し、販売したりイタズラ(意味深)をしてきたりしたぞ!狙いは麗日さんと梅雨ちゃん、ワンチャン程度でねじれちゃんだったぞ!今回の件で悪質な記者として調査された結果、全てが明るみに出て逮捕された!外見は典型的なモブおじだぞ!




皆のゼブラへの評価
リューキュウ……もうやだ怖い。キミが雑魚扱いしてるの一応全国指名手配されてる第一級の凶悪犯罪者だからね?そこのところ分かってる?あとネジレチャンなんとかして。お願い。いやほんとに。
麗日さん……前より化け物じみた強さになってるし怖い。でも頼りになるし迷惑記者追い払ってくれたから感謝。
梅雨ちゃん……頼りになりすぎるクラスメート。頼もしすぎて逆に不安になるレベル。それはそうとインターン先紹介してくれてありがと。
ねじれちゃん……大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ結婚しよ
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