個性【ボイスデーモン】のヒーローアカデミア 作:ねぎトロ丼ねぎ多め
数日後
「切島ァ!見ろよ、お前ネットニュースにヒーロー名のってるぞ!スッゲェ!!」
「梅雨ちゃんと麗日も名前出てるじゃん!すごいよー!」
インターンが開始してから数日後、インターンに行っていた一部の奴はネットニュースなんかになって騒がれている。
「あれ?爆音だけのってなくない?」
「ホントだ!梅雨ちゃんと麗日って確かインターン先同じだよね?なんで?」
「ケロ…ちょっとスマホ貸して」
「?いいよ。ハイ」
蛙吹が芦戸からスマホを受け取ると、何かを入力してから芦戸に返した。
「爆音ちゃんはコッチの方にのってるわ」
「なになに…?『恐怖の新ヒーローゼブラ!』、『敵グループを即時に壊滅させる鬼神の如き戦闘能力』、『性格は凶暴かつ短気で悪魔そのもの』、『あまりの凶悪さに敵グループ全員が土下座』……うん、紹介文が完全に敵のそれ!!」
「何をやっているんだ爆音くん!!」
「ケッ…良いだろうが別に」
それに麗日達の股撮ろうとしてたおっさんは"個性"を勝手に使って悪質な悪戯をしてた事が発覚して正式敵認定されて逮捕されたし…オレは何も悪くねぇよ。
「てかよく見たら梅雨ちゃんとかの写真は事件解決した後のなんかのほほんとした感じの奴なのに爆音のだけ戦闘中のやつだ!!」
「こっわ!敵にマウントとって殴りながらめっちゃ笑ってるし!」
「爆音くんが戦ってる時の動画アップロードされてるけど、全部ただの恐怖映像だよ!」
「返り血塗れじゃん!!怖っ!!」
「悪魔と称されるのも納得ですわね…」
「本当に何をやっているんだ爆音くん!!いいか、我々はヒーロー候補生!仮免を取った今、それに相応しい態度や行動をだな……!!」
「だーもううるせぇ!!そういうのは相澤あたりにでも任せとけ!!」
その後、朝礼までの10分は飯田の説教でほとんど潰れた。
さらに数日後
「お!?緑谷と爆音…麗日に蛙吹まで!お前らもインターンか?奇遇だな!」
「しばらく呼ばれてなくてやっと呼ばれたんだ…コスチュームはいらないって言われたけど」
「オレらもだ。『コスチュームは要らねえからとにかく集合』とだけメールが来てな」
「駅まで一緒だろうし一緒に行く?」
「「賛成!」」
「構わねえ」
寮を出てバッタリ会った切島と緑谷と共に駅へ向かう。途中やたら足が速いヒーローに送らせたりしたお陰で普段よりぐんと早く着いた。
「あれ?みんなこっち?切島くんって関西の方じゃなかったっけ?」
「ああ、なんか今日は集合場所がいつもと違くてさ」
「切島くんもなん?」
「実は私たちもなの」
その後も降りる駅と向かう方向まで同じで、さらに道中でねじれ…というかビッグ3と会ってそのまま同じ方向へと歩いていく。
「うん、これ集合場所同じだな!」
「なんだろうね……」
「声野〜!一緒に行こ!ね?」
「好きにしろ…」
体をまとわりつかせてくるねじれを放置して建物の中は入っていく。……おいやめろ、ぬるっと股間に手を伸ばすな。
『…何やらキナくせぇなぁ』
(っ!?…なんだ、 ボイスデーモンか。えらく久しぶりじやねえか)
『しょうがねえだろ、AFOとか言う馬鹿以来ここんとこ面白そうな事が一才無くて退屈だったもんで寝てたんだよ。…だが今回は中々面白そうじゃねえか』
久しぶりに目を覚ましたオレの悪魔と脳内で会話を交しながら目的の階へエレベーターで上がっていく。
「な…なんだぁ!?」
「ヒーローがいっぱい!なんで?」
エレベーターが開くと、そこには十数人程ののヒーローがいた。
「あれ、グラントリノ!?」
「あっ!相澤先生がおる!せんせー!」
「お前達…?ああ、インターン先のヒーローと一緒に呼び出されたのか」
「そうです。それに先生も何故ここに?」
「急に招集かけられてな。協力を頼まれたから来たんだ。ザックリとだが事情も聞いてる……かなりショッキングだから構えとけよ」
「ビルボードチャート上位の有名ヒーローから地方のマイナーヒーロー、果ては相澤先生みたいなアングラ系のヒーローまで…!一体何が始まるんだ…?」
「ねーリューキュウ!これ何するの?会議って言ってたけど、何の!?気になる!」
「すぐにわかるわ。…ナイトアイさん、そろそろ始めましょう」
「はい。…皆様、遠路はるばるご足労いただきありがとうございます。あなた方に提供していただいた情報のおかげで調査が大幅に進みました。…死穢八斎戒という小さな組織が何を企んでいるのか!我々の知り得た情報の共有と共に協議を行わせて頂きます」
「死穢八斎會…?」
「シエハクサイ…?」
「全然違う。鍋にでもすんのか?」
「そこうるさい。…それでは、順を追って説明します」
サー・ナイトアイとかいうオッサンいわく、死穢八斎會とかいう指定敵団体…平たく言うとヤクザのカシラが敵連合のトゥワイスとかいう奴と接触。警察による調査の結果、組織間で争いがあったことが発覚した…らしい。
「ところでよォ…なんで雄英生とはいえこの場にガキが何人もいんだよ?話が進まねえよ」
「ぬかせ!ここの2人とあっちの4人はスーパー重要参考人なんやぞ!あ、初めましての多いと思いますんで!ファットガムです!よろしくね!」
丸っこくデカいやつが椅子から立ち上がり、自分の隣にいる切島と天喰、そしてオレたちの方を指す。
「「「丸くて可愛い!」」」
「お!あんがとな!ほら、アメちゃんやるわ!」
「サンドバッグにはちょうど良さそうだな」
「サンドバッグ!?ジョークとしてはおもんないで!!いやホンマに!……え?ジョークでな?なぁ?ねぇ無視せんでくれへん?怖いんやけど!」
「ちょ、落ち着いて!てか…俺たちが重要参考人ってどういうことですかファット!」
「ノリきつい…帰りたい……!」
「…ハイ。八斎會は以前認可されていない薬品…違法薬物の捌きをシノギの1つにしていた疑いがあります。そこでその道に詳しいヒーロー、ファットガムに協力を要請しました」
「昔はそういうのゴリゴリぶっ潰してたんですわ!そんで先日の烈怒頼雄斗のデビュー戦!その時環に発砲された弾丸にはとんでもないモンが入っとった!」
「とんでもないモン…?」
「…"個性"を壊すクスリ…!!環はそれを打ち込まれたんですわ」
「「!!?」」
「"個性"を破壊…!?」
その後、ファットガムと相澤からより詳しい説明がされた。この世界において"個性"の中枢を担う"個性因子"…ソレを破壊しちまうという代物、ということらしい。
「今までは撃った連中はダンマリ!銃はバラバラ!弾も持ったっキリしか所持してへんかった!だが…切島くんが身を挺して弾いたのと爆音くんがつまみ取ってくれたおかげで中身が入った2発が手に入ったんや!」
「え!?俺っすか!?つーか爆音!弾丸つまみ取るって何だよ!?」
「ヤケに遅い弾だったから何かあると思ってな。回収しといた」
「それがビンゴやったっちゅうワケや!どうやら人体にクスリを打ち込む特殊な弾丸故に弾速が遅くなってしまうみたいなんや。…そして中身を調べた結果、ムッチャクチャ気色悪いモンが出てきた……人の血やら細胞やらが入っとった」
「「!!?」」
『緑谷と通形が異様なまでに心音が乱れてんな…心当たりでもあんのか?』
(それよりもだ…人間が原材料っつうことか……)
ファットガムはなおも話を続ける。アリの巣みてえに広がった違法薬物の流通経路…そこから八斎會と中間売買組織の繋がりを発見した。その中間売買組織こそこの間オレが壊滅させた蠍野郎のいた敵グループだった。
「でもそれだけじゃあ八斎會をクロにh「八斎會若頭治崎の"個性"は【オーバーホール】…… 対象の分解・修復が可能と言う力です。一度『壊し』、『治す』個性。そして"個性"を破壊する弾。そして治崎には娘がいる……出生届もなく詳細は不明ですが、この2人が偶然遭遇した時には手足に夥しい量の包帯が巻かれていました」
「っ!!」
まさかとは思うが……!!!
「え?何?どういうこと?」
「ガキにはまだわかんねーか…」
「要するに…『治崎は娘の体を銃弾にして捌いてんじゃねえのか?』って事だ」
「「「っ!!!!?」」」
「うっ…!!」
緑谷と通形の心音がより一層おかしくなる。…サー・ナイトアイの話だとコイツらが一番最初に遭遇してんだよな。…助けられなかったのか。
「この弾丸は時間経過で"個性因子"が回復するなど、現時点では性能的にあまりに半端です。…ですが仮にコレが試作品だとしたら?プレゼンのためのサンプルを集めているとしたら?……確たる証拠はありませんが、もし弾の完成系が"個性"を完全に破壊するものだとしたら?例えエンデヴァーのようなトップヒーローでもたちまち"無個性"になってしまうでしょう。これ以外にも悪事のアイディアがいくらでも湧き出てくる」
「がぁぁ!!ハラワタ煮えくり返る!今すぐガサ入れじゃぁぁ!!!」
「同感だ…チョーシに乗ってるゴミを片付けねえとオレの気がすまねえ…!!」
『片付けるだけとは甘えな。そんなチョーシに乗りまくってる奴なんざぶっ殺していいだろ』
「落ち着いて。今一番悔しいのは…この2人だ」
ガタッと緑谷と通形が椅子から立ち上がり、拳を握りしめる。
「今度こそエリちゃんを…!!」
「保護…いや、助け出す!!」
コイツらの揺るぎない決意。それだけがひしひしとこちらにまで伝わってきた。
「そしてもう一つ…皆さんにお伝えしたい事が。バブルガール、例の資料を」
「はい」
サー・ナイトアイがサイドキックに指示を出すと、モニターには何かの銃のようなものが表示された。
「これって…あの時の敵が待ってたやつじゃない?」
「そう!爆音くんが交戦して逮捕に至った敵、尾毒節!敵名スコルピオ並びに奴の仲間や部下が所持していたクスリや!」
「…待て、サラッと流してるがスコルピオって確か第二級の全国指名手配h「諦めてロックロック。こんな事で驚いてたら彼についていけなくなるわよ」
「コイツなんやが、こっちにはこれまた気色悪いモンが入ってた!… 詳しくはわからんが、生物の細胞やら血液やらがたっぷりと入っとった!」
「それってまた人間の…!!」
「いや、人間のとは違うんや!DNAが全く一致せん!それどころか地球上のどの生物のDNAにも当てはまらん!ホンマさっきのとは別の意味で気色悪いわ!」
「そしてこの弾ですが、"個性因子"の働きや量を一時的に強化する機能があることが発覚しました。…それも従来のモノより凶悪な倍率で、です」
「それとこのクスリは従来のクスリの何倍もエグいデメリットがあるみたいで、使用すると理性が完全に吹き飛ぶとの報告も入っています」
「確かに、あの時の蠍の敵人間っぽさが無くなってたね…」
「理性どころか生物としての最低限の知性があるのかどうかってレベルだったな」
一言も言葉を話す事もなく、雄叫びのようなものを叫ぶばかりで戦闘においても考えなしに突っ込んでくるだけ…謎に思ってたが、そういうことだったか。
「こちらも八斎會の調査と並行して調査していきますので、何かあった直ちに連絡します。……何かご質問のある方はいらっしゃいますか」
「ならいいか?」
サー・ナイトアイの問いかけにロックロックと呼ばれる色黒のヒーローが手を挙げる。
「あんたの推測通りだとして若頭にとっちゃその子は何がなんでも隠し通したい計画の"核"なんだろ?それが何らかのトラブルで外に出て、あまつさえガキとはいえヒーローに見られた!……俺なら本拠地から遠く離れた支部なんかに移動させる。攻め入るのは良いが、その娘がどこいにんのか特定できるか?」
「その通り。何をどこまで計画しているのか不明な以上、一度で確実に潰さねば反撃のチャンスを与えかねない。…そこで、八斎會と接点のあるグループや組織、及び八斎會の所有する土地!可能な限りですが全て洗い出してリストアップしました」
バブルガールが手に持った端末を操作すると、モニターには何ヶ所かに印が着いた日本地図が表示される。この印がある場所が怪しいっつう訳か。
「皆さんには各自その箇所を探っていただき、拠点となりうるポイントを絞り込んでもらいたい!」
「おーおー、オールマイトの元サイドキックの割にえらい慎重やな!こうしてる間にもエリちゃんて娘は泣いてるのかもしれへんのやぞ!!わかっとんのか!?」
「ファット、落ち着いて…!」
「気持ちはわかりますが、我々は完全無欠のヒーローにはなれない。だからこそ分析・予測を重ねて助けられる可能性を100%に近づけなければ…!」
「まあ焦ってもなぁ…」
グラントリノとかいうじーさんも差異はあれどサー・ナイトアイと同意見らしく、ファットガムを嗜める。
「このまま議論を続けても埒が開かないし、とりあえずやりましょう。なにより"助けを求める子がいる"、それが最重要事項よ」
「その通り!娘の居場所の特定、そして保護!可能な限り確度を高め早期解決を目指します。…ご協力よろしくお願いします」
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「そっか…そんなことが…」
「悔しいよな…」
会議室での話から少しした後、オレ達は緑谷と通形からことの顛末を聞いた。2人の表情は暗く、普段のような明るさは息を潜めている。
「…何落ち込んでんだ」
「ちょ、爆音…!今はそっと……」
「黙ってろ切島」
「僕は…僕はっ…エリちゃんが怯えてたのに…何にもできなかった…!!」
「俺も…緑谷くんを制止することしか出来なかった…助けを求めるあの子の手を握る事が…できなかった……!!何が『百万を救うルミリオン』だ…!」
2人の目からは光が消え失せ、自責の念に囚われまくっている。精神的に相当キてるみてえだ。
「フンッ!」
スパァンッ!!
「いったぁ!?」 「いでっ!?」
「何やってんの爆音くん!?」
2人の背中を引っ叩いた。
「なぁにしょぼくれてんだ…」
「っ!だって!僕たちは…!!」
「そうやってヘコんでればそのエリとかいうガキは助かんのか?」
「「……!」」
「お前らがへこんでればガキは救出されんのか?ヒーローが見つけて保護すんのか?ヤクザ共が改心して逃すのか?……しねぇだろうが!!」
「それはっ!」
「テメェらが今すべきなのはウダウダ落ち込むことじゃあねぇ!!たとえ血反吐吐こうが駆けずり回ろうが、何でもいいからあのガキを見つけて助ける事だろうが!!違うか!?」
「「っ!!!」」
「…なんだこの修羅場な雰囲気」
「先生!」
「学校外ではイレイザーヘッドで通せ」
オレが2人に檄を飛ばしていると、エレベーターから相澤が出てきた。
「…いやァしかし、今日はお前達のインターン中止を提言する予定だったんだがな」
「えっ!?」
「そんな、今更なんで!」
「例の連合が関わってくる可能性が高いと聞かされただろ。それだと話は変わってくる」
相澤は淡々と事実を羅列するように話を続ける。
「ただなァ…緑谷、お前は俺からの信頼を取り戻せて無いんだよ。爆豪救出の時からな。さっきの様子からしてヒーロー候補生としては誠に残念なことではあるが、ここで止めてもお前はあの子を助ける為にまた飛び出しちまうと確信してしまった。…そこでだ、俺が見ておこう。するなら正規の活躍をしろ」
緑谷の前にかがみ込み、どこか優しい目で軽く緑谷の胸をグーでこづく。
「っ!はいっ!!」
「…ミリオ……」
「…ふんっ!」
天喰が声をかけた瞬間、落ち込んでいたはずの通形がいきなり喝を入れるように自分の両頬を引っ叩いた。
「ごめんね!ちょっと落ち込みすぎてた!!…爆音も言ってたけど、今必要なのはいつまでも後悔する事じゃない。一刻も早くエリちゃんを助け出す事だ!!」
椅子から立ち上がり、拳を握りしめる通形の瞳には普段のような輝きとはまた違った熱い何かを感じた。
「気休め程度にしかならんが…俺はお前が掴み損ねたその手はエリちゃんにとって必ずしも絶望だったとは思わんぞ」
「ウダウダしてても時間の無駄だ。…治崎とかいうチョーシ乗ってる奴をブチ殺す…!!」
「流石に殺す訳にはいかねえけどよ…!!俺も同感だ!早いとこエリちゃん助けられるように鍛えようぜ!!!」
「「「「「「おう(うん!!)」」」」」」
二日後の深夜
「起きて、ねえ起きて声野」
「ん…んぁぁ……」
なんか起きたら目の前にねじれがいるんだが。
「今何時だ…?てかなんでお前がココにいんだよ」
「え?いやだってさっきまでずっこんばっこ「もういい、思い出した」
そうだった…ねじれがいきなりオレの部屋に来て…うっ!…思い出したくねえ…!
『お前…ヤる時ってあんな声出すんだな。意外だぜ』
(…頼む…放っておいてくれ…!!)
「それよりコレ!見て!」
ねじれが突き出してきた携帯を見ると、そこには例の計画の決行を伝える旨のメッセージが入っていた。
「てこたぁ……」
「うん、今日突入するみたい。がんばろ!」
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「本拠地にいるゥ!?」
決行を伝えるメッセージが入った日の朝、会議室に集められるといきなり衝撃の事実を聞かされた。
「はい。コレをご覧ください。八斎會の構成員が先日デパートにて購入した女児向けの玩具です」
「はあ!?」
「そそそそれは!今現在放送中の『モーレツ!プリユア10!』の変身アイテム(妖精のぬいぐるみとプリユアフィギュア付きver.)!?いやー、良いですよね、モーレツ!!絵柄はもちろん、ストーリやキャラの魅力も満載でまさにモーレツ!!オマケに玩具にもギミックが盛りだくさんで子供達の需要をバッチリ掴んでますよね!!今までのプリユアシリーズでもダントツで面白い!あ、もちろん初代の『グンバツ!プリユア!』とか、シリーズ4代目の『キラキラ!プリユア』とかもストーリー性、キャラの魅力、玩具展開がなかなか良いですけど、やっぱモーレツなんですよ!コレを世に生み出してくれたプリユアスタッフの皆様と東●の社員の皆様にはホント頭が上がりませんよ!!あ、僕のオススメはモーレツだけじゃ無くてですね!グンバツとキラキラ、あとシリーズ6代目の『メラメラ!プリユア!』!この4つはやっぱ欠かせませんよ!!メラメラはグンバツと違って監督が交代してから初めての作品だったんで心配してたんですが、もう最高!初代監督とはまた違った良さが溢れてて!!メラメラの第一話見た後大ファンになっちゃいましたよ!僕なんてDVD&ブルーレイボックスそれぞれ5個ずつ購入しちゃいましたし!!おかげでもー金欠!でもプリユアに貢げるなら幸せですよね!それに見入ってる時なんて偶に出動要請に気づかないくらいで!デュッ!デュヌフフフフ!…あっ……」
「「「「…………(絶句)」」」」
1人のヒーローがプリユアとかいう女児向けのアニメのファンだったらしく、突如猛烈に語り出した。
「そ、そういう趣味の人かもしれんやろ!コイツみたいに!世界は広いんやでナイトアイ!」
「いや、このヒーローのような趣味をもつ人間ならば絶対にありえない事を言っていました。何より、プリユアの区別が付いていなかった!ファンならありえない事です」
「はっ!?はああぁぁ!!?プリユアの区別がっ!?区別がつかないいいい!!?舐めてんじゃねえぞクソゴミがぁぁ!!!プリユアはなぁ!キャラの一人一人に壮大なストーリーと人間性があんだよ!!区別つかないだぁ!?ぶちのめすぞぉぉぉ!!!!打首じゃぁぁぁ!!!」
さっきのオタクが暴れ出した。
「おおお落ち着け!間違える事なんて誰にでもあ「ライスシャワーとマンハッタンカフェの区別がつかないようなもんですよ」ぶち殺すぞぉぉ!!俺のライスたんとっ!!マンハッタンカフェなんざの区別がつかないぃぃ!?今すぐぶち殺してやるぅぅぁぁぁ!!?」
「お前ら何言ってんだ!!」
1人のじーさんみてぇな風貌のヒーローが暴れる2人のオタク共を止めに入った。
「っ!スンマセン…頭に血ィ昇ってまし「普通はエアグルーヴだろうが!!」はぁぁぁ!!?」
前言撤回。オタクが3人に増えただけだった。
「お前あんな貧乳なんか好みなのかよ!乳なんてデカけりゃデカいほど良いんだろうが!」
「てんめぇぇ!!良いか、教えてやるよ!貧乳はステータスだ!何よりライスたんのあの曇りの一切ないお目目で見つめられたら!俺はっ!俺はぁぁ!!!」
「はぁぁぁん!?てめぇエア育成した事ねえだろ!!エアと仲良くなった時に『たわけ』って言われた時全てがどうでも良くなるぐらい気持ち良いんだぞ!!?エアァァ!!たわけまくってるこんな俺をたわけってよんでくれぇぇ!!」
「いやいやいや!!やっぱマヤちんでしょ!!あの天真爛漫なロリボイス!つるぺたなお胸!!たまんねぇなぁ!!うっ……フゥ………」
「…埒が明かないわ。ゼブラ、やっていいわよ」
「オラァッ!!」
「ひでぶっ!?」 「あべしっ!?」 「たわばっ!?」
リューキュウから許可が出たからオタク共を地面に叩きつけるようにして殴る。
「…ともかく、奴は本拠地にエリちゃんを隠している事が確定しました。奴がいる時間帯は私のサイドキック達が特定してくれていますす」
「令状もバッチリ出てる。あとは……」
「ヤることヤるだけってか……」
「その通り!!緑谷くん!やるぞ!!」
元気を取り戻した通形が独特なフォームで腕を動かしまくる。
ーーーーーーーー
ーーーー
ーー
「…よし。みんな準備と覚悟は良いな?」
「相手は腐っても今日まで生き延びてきた極道だ。くれぐれも気を緩めずに各員の仕事を全うしてほしい。それでは…出動!!」
警官の声を皮切りに、エリ救出作戦が開始した。
ナイトアイ(…私たづなさん推しなんだが…混ざりてえええ!!)
ミリオ(俺はやっぱスペちゃんなんだよね!)
環(言えない…理事長推しとは口が裂けても言えない……!!)
グラントリノ(メジロラモーヌだろ。普通)
一部ヒーロー(は?トウカイテイオーだろうが)
作者(フ ジ キ セ キ)