個性【ボイスデーモン】のヒーローアカデミア   作:ねぎトロ丼ねぎ多め

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ニトロ紹介!
No.1! 個性【怪力】【レーザー】【豪爪】【タフネス】!
【怪力】は名前そのまま、パワーをリスク無しで10倍に強化することができる!【レーザー】は体中の好きなとこからビームを撃てる!【豪爪】は手足の爪を強化することでダイヤモンドすら溶けかけのバターのように容易く切ってしまう!【タフネス】は単純な耐久力が底上げされるぞ!
No.2! 個性【毒】【分身】【加速】!
【毒】は体内で毒を精製して、口から吐き出すことができるぞ!【分身】は最大四体まで自分と同じ能力を持った分身を生み出すことができる!【加速】は発動した瞬間から毎秒3%ずつスピードが上がっていくぞ!ただし、それに比例して足に負荷がかかっていくぞ!
No.1は近接主体、No.2は援護特化としてそれぞれ造られたぞ!

あ、それと全く関係ないんですが昨日ボケてにて作者が投稿したボケが今朝見たらなんかめっちゃ伸びてたんすよ。星1000個ぐらい。なんで?


ルミリオン!②

 

 

治崎side

 

BANG!

 

「当たった…!」

 

ようやく当たりやがったか…!あの典型的な英雄症候群のガキなら壊理を庇うと踏んで正解だった!まったく、手こずらせやがって…!

 

「これで終わりだ……No.2、あのガキを殺れ」

 

「シャッ!」

 

あばよ、クソガキ。

 

するっ………

 

「……は?(なんですり抜けて——)」 

 

「そりゃっ!」

 

バギィッ!!

 

「ブゲッッ!!?」

 

No.2の爪がガキの体を通り抜けたと思った次の瞬間、ガキがニトロを殴り飛ばしていた。

馬鹿な…!なんで通り抜けたんだ!?あのガキはもう"個性"が消えてただの無力な人間に過ぎないはず…!!

 

「いつつ…不思議だろ、治崎!なんで個性破壊弾が当たったのに"個性"が使えるのか!」

 

「あぁ…!?」

 

「答えは簡単!弾の中身だけ・・・・・・がすり抜けたのさ!まぁ弾そのものは当たってるからめちゃんこ痛いし、凄い疲れるから何度もできないんだけどね!」

 

確かによく見たら弾が当たった肩のあたりから出血してるが…そんなふざけた話があってたまるか…!!

 

「No.2!!俺を援護しろ!」

 

「ジャ…シャッ!!

 

幸い殴られたNo.2はそこまでのダメージを受けていなかったのか直ぐに立ち上がった。

さっきまで奴は壊理を庇うのに集中するあまり、俺の攻撃を凌ぐので精一杯だった。それに攻撃もあの程度ならニトロは十分に耐えられる。つまり俺とNo.2で攻撃すればいける!!

 

「死ぃ…」

 

「ていっ!!」

 

メメタァッッ!!

 

「ブッギャァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!?」

 

「——え」

 

ニトロが凄まじい断末魔のような物をあげたと思った次の瞬間、ガキの腕がニトロの腹を貫通していた。

 

「…エリちゃんにマント被せといて正解だったよ。エリちゃんにはこんなの見せたく無いしね」

 

「お、お前…なんだよその馬鹿げた力…!!お前の個性は【透過】だろ!?そんなパワーがある訳が…!!」

 

「至極単純な話さ、鍛えたんだ!」

 

「馬鹿にするのも大概にしろ!!どんな鍛え方したらそんな化け物じみた筋肉がつくってんだ!!?」

 

「簡単だよ!声野と一緒に毎日トラックと綱引きをするだけ!あと時々流れが早い川をバタフライで泳いだりね!これだけさ!」

 

「はぁ!!?」

 

トラックと綱引き!?それも毎日!?滝をバタフライで!?んな命懸けのクソトレーニングオールマイトでもしないだろ!!

それともなんだ、この期に及んで俺を舐め腐ってんのか!?

 

「クソッッ!おいNo.2!立て!!」

 

「シャ…シャァァァ…!!」

 

良し、ギリギリだが立てる程度には生きてはいるみたいだ。それにニトロ特有の再生能力で、少しずつだが腹の穴も塞がっていっている。

 

「…完全に塞がったか。No.2、今度は考えなしに突っ込むのをやめてあのガキを搦手を交えながら四方から攻撃しろ!」

 

「ギャッッ!!」

 

俺の命令通り、No.2はAFOに与えられたのであろう"個性"を使い、4体に分身した。

"個性"なんざ見たくも無いが、致し方あるまい…!

 

「シャァッ!!」

 

モワァッ……

 

っ!口から煙を吐いた…!?いや、恐らくただの煙じゃ無く有毒の煙…!そんな"個性"まで与えられていたのか…!だが良いぞ、これならあのガキも…!

 

「うわぁ、なんか触ったら不味そう…ふんっ!!」

 

メキメキメキメキッッ…!

 

「え?」   「シャッ…?」

 

「そーいやっ!!」

 

ゴウッッ!!

 

突然ガキの体が膨れ上がり、ガキが腕を思いっきり振り回したかと思ったら、次の瞬間にはガキの周りを漂っていた毒の煙は分身ごと衝撃波で跡形も無く消し飛んでいた。

それよりも待て、なんだあの異常なまでに筋肉が付いた肉体は!!?上半身だけで俺と同じくらいあんじゃねぇのか!?そして服消し飛んでるし、あと何よりなんで顔はそのままの漫画顔なんだ!?雑コラかよ!!!

 

「ふぅー…この姿になったのはだいたい1年ぶりくらいかな?これやると筋肉痛酷いからあんまりやりたくなかったんだけど…なっちゃったもんは仕方ないよね!速攻で終わらせるっ!」

 

ダッ!!

 

「イッ…イヤァァァァ!!?」

 

「No.2!!?お前そんな声出たのか!?」

 

ガキが文字通り目にも止まらぬスピードでNo.2に迫ると、No.2は何処から出てるのか分からない甲高い女みたいな悲鳴?のような声をあげながら逃げ出した。

 

「うーん、治崎と比べたら結構速いけど…捕まえられないことは全然無いね!」

 

「ギャァッ!?」

 

クソッ、捕まったか…!!あのガキどんな脚力してんだよ!!死柄木の説明だとNo.2の平均的な速度は"個性"込みでおよそ時速80km、バイクなんかとそう変わらねえんだぞ!!

 

「やっぱ爆音と鬼ごっこ(という名の命を賭けたデスゲーム)してたらこれぐらいの簡単に捕まえられちゃうね!…さて、そろそろ治崎を確保してエリちゃん保護しなきゃだし…終わらせる!!」

 

「キャァァァァァ!!!?」

 

「ぐっ…!!」

 

ズドドドドド!!!

 

「あぁ〜、そこそこ!最近インターン休みだったのと座学ばっかりでちょっと運動不足だったから凝ってるんだよ!もうちょい強くできる?」

 

俺も壁や床をトゲ状に変形させて攻撃するが、ガキの方は気にも留めていない。それどころかガキはマッサージ気分で気持ち良さそうだし、逆にぶつかっていったトゲの方が死柄木の"個性"でも喰らったのかというぐらい粉々になっていっている。

どんな構造してたらただ鍛えただけの筋肉がそんなイカれた硬度になるんだよ!!

 

「んじゃま…バイb「ッッジャアッッ!!」うわぁっ!?」

 

「No.1!良いタイミングで来た…!!」

 

あわやNo.2の頭が潰されると思ったが、ちょうど良く奥から3人を回収してきたNo.1が戻ってきた。だがガキは全くダメージを受けていない様子だ。

 

「フフフ、残念!"個性"も使えるから当たってないよ!」

 

「(化け物が…!)だが…勝つのは俺だ!!やれ!酒木!玄野!」

 

「「はっ!!」」

 

「あれっ!?君たちさっき意識飛ばしたよ…ねぇ…!?」

 

よしっ!!酒木と玄野の"個性"が決まった!ドサクサに紛れてアイツらの頭に触れて"修復"しておいて大正解だった…!!

ともかく、これであのガキは少しの間マトモに動けねぇ!チャンスは今しか無い!!

 

「音本ォ!これであのガキを撃て!!柔らかいトコ…耳とかを狙え!」

 

「はっ!」

 

そう言いながら音本に個性破壊弾を込めた拳銃を投げ渡した。

さっきは失敗したが…もう"透過"はマトモに発動できねぇ!反撃も出来ねぇだろう!!

 

「終わりだ、クソガキ…!撃てェ!」

 

「死nバギメギメギョッッ!!ぐわあぁぁっ!!?」

 

「音本!?(何だコレ!?タコ…!?)」

 

発砲しようとしたその時、突如として現れたタコの足のような物が拳銃を持っていた音本の手ごと握りつぶした。

 

「ごめんミリオ、遅れた……」

 

「たぁぁぁまぁぁぁぁきぃぃぃぃ……!!」

 

「チィッ!ここに来て援軍か…!てかガキ!黙れ!その喋り方鬱陶しいんだよ!!」

 

タマキとか言う奴の"個性"はなんだ…!?見た感じだと体の一部を何かしらの動物に変化させることができるみたいだが…

 

「まぁ良い!No.2、玄野!お前らはあのタマキとかいう方のガキの相手をしろ!」

 

「ジャッ!」 「はっ!」

 

「…(アレは確か酒木…そしてアレが…何アレ?鳥人間?まぁいいか…)えいっ」

 

メドキョォッ!!

 

「ブギャァァ!!?」  「うぎぇっ!!?」

 

「なっ!?熊の腕…!?」

 

「何だあの化け物…!?若、ニトロって確か大砲くらいの威力なら耐えるんですよね!?どんなパワーなんですか…!!」

 

「俺が聞きたい…!」

 

あり得ねぇ、いくら熊の腕と言っても精々1トン程度が関の山…!ニトロなら余裕で耐えられる筈…!!

 

「…熊の腕をタコの筋肉で無理矢理増強しただけ……」

 

「熊とタコ…!?」

 

んだそりゃ、下手をしなくてもあのガキ並の筋肉のバケモンじゃねぇか…!

 

「……ん〜〜〜〜っ……フンッ!!!」

 

「んなぁっ!?俺の"個性"を無理矢理解除しやがった…!?」

 

何だよソレ!!玄野の【クロノスタシス】はどんな相手だろうと1時間は効果がある…!最早筋肉云々じゃ話がつかねぇぞ!!

 

「ミリオ…どうやったのお前…!?流石に引くよ…」

 

「んー、筋肉の1時間分の動きを無理矢理圧縮して一瞬でやったんだ!苦労したよ!」

 

「…超次元すぎてついていけない……帰りたい…」

 

「あっ!環、そこにエリちゃんがいるから怪我しないように守ってあげてくれないかな?」

 

「あっ…この子がエリちゃんなんだ」

 

「…(じょじょのかーず…?)」

 

……なんだこの状況。マッチョの方のガキは筋肉で【クロノスタシス】を無理矢理解除してポージングしてるし、No.2と酒木は泡吹きながら伸びてるし…

 

「おぉっと!よそ見してる余裕があるのかい、治崎!?」

 

「ぬおっ!?」

 

「若!あぶごぶぇっ!!!?」

 

「玄野ォ!!?」

 

呆然として突っ立ってた俺を庇って玄野がガキの腹パンでやられた。

てか玄野生きてるよな!?腹パン受けてから声ひとつあげないし微動だにしないんだが!!?

 

「うーん…セーフ?」

 

「多分アウト……何やってんだミリオ…殺したら駄目だろ…!」

 

「あっ、ちゃんと息あるから(一応)生きてる!良かったぁ…いくら敵ヴィラン と言えど、殺したくは無いし何より反省して償って欲しいからね」

 

コイツは拳を血塗れにしといて笑顔で何言ってんだ…!?

 

「ぐっ…!No.1!お前も行けっ!」

 

「ジャッ!!?」

 

No.1が「嘘だろ」とでも言うかのような表情を浮かべて抗議してくるがお構いなしに突撃させる。

No.1はNo.2よりも多少だが耐久力が高い…ほんの少しでも構わねぇから時間を……!

 

「”レーザーボイス”!!」

 

バシュンッッ!!

 

「カッ…!!?」

 

「なっ!?」

 

刹那、横から飛んできた何かがNo.1の上半身のうち首から下を完全に消し飛ばした。

嘘だろ、どんな火力だ…!?No.1はニトロ特有の耐久力と合わせて”個性”込みだと大砲どころか戦車の砲撃さえかすり傷一つ無く余裕で耐え切るんだぞ!?

 

「チッ、またニトロか…芸が無えな」

 

「しっ…死ぬかと思った…!!」

 

「爆音、急ぐ気持ちは分かるがお前にくっついてる俺たちの事も少しは考慮しろ…!」

 

「私も何年か振りだが死を覚悟したぞ…!」

 

ーーーーーーーーー

ーーーー

ーー

 

『それじゃ、ニトロ2頭にトガとトゥワイスで手を打とう。じゃ、解散』

 

『ああ。…ああそうだ、俺は心優しいから1つだけ忠告してやるよ。片方だけ口が裂けたデケエ男には絶対関わるな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。お前如きにゃ手に負えねぇ』

 

『は?片方だけ口が裂けた…?そんな人間いる訳ねえだろ。冗談にしては全く笑えないぞ』

 

『フン…冗談で済むと良いな』

 

ーー

ーーーー

ーーーーーーーー

 

あの片方だけ口が裂けた大男…!間違いない、死柄木が言っていた関わったらマズイ奴…!

あの時は負け犬の遠吠え程度にしか考えていなかったが、No.1を一撃で沈める火力…奴の話は本当だったのか!?

それによく見たら後ろにヒーロー抱えてんじゃねえか!イレイザーヘッドにサー・ナイトアイ…いかにもナードって感じの緑色のガキは知らねえが面倒な奴らばかりだ…!!

 

「あ、天喰先輩に通形先ぱ…誰!!?」

 

「緑谷くん!?酷いな、俺だよ!ルミリオンさ!」

 

「いやいやいや!通形先輩はもっと細いですって!!何ですかそのオールマイト顔負けレベルの肉体!腹筋が板チョコどころかソーラーパネルじゃないですか!」

 

「よせやい、照れるじゃないか!モストマスキュラーッ!!」

 

「ミリオ、ポージングはやめな。ターゲットと保護対象が目の前にいるんだよ」

 

「あっ、そうだったね。ごめんよ環」

 

コイツらは何でこんなのほほんとした空気を醸し出してるんだ!?一応敵地だろ!?ピクニックじゃねえんだぞ!!

 

「わ、若…これはかなりマズいのでは…!?」

 

「…みなまで言うな音本……!それにしたくは無いがまだ最後の手段・・・・・も残ってる…ソレさえやれば或いは…!」

 

最後の手段を使う暇があるかどうかは分からねえが…ほんの一瞬でも隙が生まれれば…!!

 

…ピシッ……

 

「「「ん?」」」

 

何だこの何かが軋むような音は…?

 

ピシッ…バキベキドガバキィッッ!!

 

「「「「何ィィーーーーッ!!?」」」」

 

俺たち2人とヒーロー共まで目が飛び出すほど驚いた。

何で天井が突き破れんだよ!!?

 

「…待て、アレは入り口で襲ってきた…!?」

 

「若、アレは活瓶です!!」

 

「何だと…!?」

 

しめた、活瓶が地上にいたヒーロー共と警察を排除したのか…薬込みで精々足止め程度にしかならんと考えていたが、これは嬉しい誤算だ!

 

「いいか、よく聞け活瓶!!今すぐお前の真下にいるヒーロー共を蹴散らせ!!……聞こえてんのか!?」

 

「あれ、よく見たら活瓶…気絶してませんか…?」

 

あ…確かにアイツは俺の言葉に返事もせず身動きも一才していない。それにグッタリとしていて、オマケに体中を拘束具で簀巻きのようにして巻かれている。

 

「…まさか……」

 

「声野ーーー!!来たよーーー!!」

 

———その大声と共に外から飛び込んで来たのは、水色の髪の美女を真似た悪魔だった。

 

 






通形ミリオ
本作で強化された者本作の被害者の1人。ゼブラと一緒にひたすら筋肉を鍛えまくった結果、本気を出すとメテオガーリックを食べたココみたいな体になってしまうように。しかし、何故か顔だけはそのままなため、ネットではクソコラマッチョという渾名を付けられている。尚、本気を出した時のパワーは素でOFA(フルカウル50%ぐらい)発動時の緑谷ぐらいある。しかしながら、本気を出した際は全身の筋肉に著しく負荷がかかるため長時間の戦闘は苦手。故に持久戦という点においては緑谷に一歩劣る。"個性"の細かいコントロールが効くようになったため、"個性"を消失せずにすんだ。主にゼブラの影響で若干サイコパス気味だが、ちゃんと芯の通った正義感がある。

波動ねじれ
本作で強化された者本作の被害者の1人。皆さんご存知ヤンデレヒロイン。小・中学校でのいじめや教師からのセクハラが主な原因となり、家族以外の唯一の味方であったゼブラに依存するようになってしまった…という裏設定が存在する。作者の性癖によりヤンデレサキュバスと化した。BIG3の他の2人と比べると突出した強化点は無いが、ゼブラやその父親との特訓により単純な火力や速度、命中精度がかなり上昇している。また、戦闘とは何ら関係無いがゼブラを堕とすために練習しまくった結果、料理や掃除といった家事炊事、そして夜の運動が滅茶苦茶に得意になった。あとどこがとは言わないが本来よりかなり大きくなっている。ゼブラとは既に恋仲の関係(しかし、ゼブラは恋愛的な意味での"好き"という感情が何なのかがよくわかっていない)。
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