個性【ボイスデーモン】のヒーローアカデミア   作:ねぎトロ丼ねぎ多め

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完結ッ!ヒロアカ、完結ッ!!堀越先生、十年という長い間素晴らしい作品をありがとうございました!!
…それはそうとなんでお茶会ちゃんはデクのマスクらしきものを付けてるんですかね???え?待って待って待って、つまりこれは出茶が公式cpという解釈で大丈夫ですよね!???んんあああああ尊い尊い尊い尊いいいうううううあああああああああああ!!!!!!!???その調子で上耳と轟百あと切芦もお願いしまs(自主規制




最悪の災厄!①

 

 

ーー数分前ーー

 

麗日side

 

「危なかった…!まさか使い捨ての雑兵にまで薬を持たせてるなんて…」

 

「活瓶の"個性"的に、遠距離攻撃ができるネジレちゃんがいなかったらかなり厳しかったわね」

 

「えへへー、私頑張ったんだよ!」

 

デクくん達が突入してから少し後、出てきた雑兵達は波動先輩やリューキュウの力もあってなんとか全員を捕縛・逮捕することができた。

ただ、活瓶なんかの何人かは"個性"ブースト薬を待ってて、結構危ない場面もちらほらあった。

そういう時にサッとカバー入れてくれた波動先輩はホントすごい…!天然、と言うか子供っぽいとこあるから大丈夫かなって思ってたけど、改めてビッグ3っていうのは伊達やないんやなぁ…

 

ゴゴゴ…

 

「ケロッ…!?下の方、かなり激しいみたい…さっきから振動とか、戦闘音なんかが聞こえてくるわね」

 

「本当やね…爆音くんはまぁ問題無いだろうけど、デクくんと切島くん達大丈夫かな…?」

 

梅雨ちゃんも言ってるけど、さっきからちょくちょく下の方から振動とか爆発音が聞こえてくる。

多分みんなが戦ってるんだろうけど、ウチも行ったほうが良いのかな?…いやでも、ウチが行ったぐらいじゃ変わんないか…またガンヘッドさんに色々と教えてもらおうかな?

 

「ふぅ…あらかた片付いたみたいだし、そろそろ私達も…」

 

「…………!」

 

「あら?どうしたのネジレちゃん?残党が残ってたの?」

 

「…声野の声がする」

 

「え?…待って、活瓶を担いで何する気!?ちょっと、そっちは普通の市街地よ!?」

 

急に波動先輩がよく分からないことを言い出したかと思ったら、近くで捕縛されてた活瓶を稲の束でも持つように軽々と担ぐと、スタスタと何処かに歩き出した。

というか波動先輩、筋力エグない?活瓶って3mはあるかなりの巨体よな?あんな華奢なのに何処に筋肉ついとるん??

 

「フロッピー!ウラビティ!ネジレちゃんを止めるの手伝って!!私1人じゃ手に負えない!」

 

「ケロッ!」 「あ、はい!」

 

リューキュウに呼ばれて慌てて波動先輩を3人がかりで止めようとするけど、波動先輩の進撃は止まらない。

 

「ゲロォッ…!!?(私の舌の方が保たない…!?)」

 

「嘘でしょ、この状態の私でも止められないなんて…!?どうやって鍛えたのよ!?」

 

「う〜〜!!!(…駄目だ、全く止まんない!!もうコレしか…!)…波動先輩、ごめんなさい!」

 

そう言いながら波動先輩に肉球の部分で触れた。

ともかくコレなら一時的にだけど止められるはず…!

 

「あ、ありがとー。これで運びやすくなったよー」

 

「ウェ!?」

 

「お茶子ちゃん、そっちは活瓶よ!?」

 

しまった、間違えて活瓶の体の方を触っちゃった…!

波動先輩は私たちをよそに、足から波動を出しながら無重力状態になった活瓶を持ち上げるような姿勢で空中飛び立った。

 

「よーい…しょっと!!」

 

ピシッ…バキベキドガバキィッッ!!

 

「「「あああああ!!?道路がぁぁ!!?」」」

 

何を血迷ったのか、波動先輩は上空から勢いよく活瓶を地面に向かって投げ下ろした。当然アスファルトの地面が耐えられるわけもなく、活瓶が落ちた場所が大きな音をたてて崩れ落ちてしまった。

 

「あっ♡いたぁ♡♡」

 

「えっちょっ波動先輩!?どこ行くんですか!?」

 

そのまま波動先輩は穴の中に飛び込んでいった。

 

「声野ーーー!!来たよーーー!!」

 


 

ゼブラside

 

「声野ーー!…アレ、何これ?」

 

「波動先輩、何が…あれ!?デクくん!?」

 

「ネジレちゃん!勝手な行動は…え?治崎?え、なんで?というかあの鳥?みたいなのは何?本当にどういう状況?」

 

通形と天喰の声を聞いて駆けつけたは良いものの…なんだこの状況。

マスクらしき物をつけた男共がそこら辺にぶっ倒れてるし、1頭はぶっ殺したがニトロが2頭いるし、通形はこの前みてえにバケモンみてぇな体になってるし、ねじれ達は天井ぶち抜いて来たし…情報処理が追いつかねえ。

 

「あっ、サー!あの子です!天喰先輩のすぐそばにいるあの子がエリちゃんです!」

 

「何っ!?」

 

緑谷が指差す方を見ると、白髪のガキが天喰のすぐ隣で守られるようにして立っていた。

服は必要最低限で洒落っ気など微塵も無い、まるで入院中の患者が着るような物で、腕や足は怪我でもしているのか包帯で巻かれている。

 

「っ!爆音!この子をそっちに!頼むッ!」

 

「応!"音速移動"!」

 

シュンッッ!

 

「ひゃあっ…!?」

 

天喰の側に"音速移動"で飛んで、ガキを肩に乗っけてからまた飛んで元の位置に戻った。そしてそのままガキを近くにいた相澤にパッと渡した。

 

「相澤、そのガキ頼むぞ」

 

「ああ、任せておけ」

 

「さぁて…やるべき事の一つが終わったな。……次はテメェだ、治崎ィ…!!」

 

「わ、若…!ここは俺が時間をk「その必要はないぞ音本」…え?」

 

治崎が音本と呼ばれた奴の肩に手を置くと、音本は文字通り瞬く間に粉々になった。それと同時に、治崎の身体も粉々になっていく。

 

「なっ…!?」

 

「フゥー…犬に小便ひっかけられた時ぐらい最っ低の気分だが…さっきよりかはいくらかマシだな」

 

次の瞬間、オレたちの目に飛び込んできたのはマスクが口と一体化して、新たな腕が何本か生えた治崎だった。

 

「何なんですかアレ…!?」

 

「恐らく奴の"個性"で音本と自分の身体をを"分解"して合体するように"修復"…いや、"融合"させたんだろうな」

 

「んだソレ、悪趣味なヤローだな…」

 

「こんな状況でもお喋りをやめねぇとは…ヒーローってのは悉く呑気な奴ららしいな…!死ねッ!!」

 

ズドドドドッ!!

 

「おっと」

 

「っ!あっぶね…!」

 

「ふっ…!」

 

「きゃっ!」

 

「あいてっ!さっきよりかは威力上がってるみたいだね!だけどそこまでって感じかな!軽めの足ツボくらい!」

 

「そんなこと言えるのはミリオくらいだぞ…普通の人間なら即死は免れないんじゃないか…?」

 

治崎が地面を変形させて攻撃してきたが、通形以外の全員は各々の方法で防御・回避していく。通形は素の防御力が高すぎて意にも介していない。

鍛えたのはオレだが、もう何故なのかは全く分からん。最早本当に人間なのかすら怪しい。実はアイツだけ悪魔だったりしねぇのか?

 

「治崎、もう諦めろ!俺達にはこんな攻撃通用しない!大人しく投降しろ!」

 

「する訳が無いだろ…それに今のは攻撃じゃあ無い…ただの目眩しだ…!!」

 

「んなっ!?ニトロ…!?それにさっき俺がトばした二人…!?活瓶まで…!?」

 

「あの一瞬で回収したのか!!マズイ、誰でも良いから早く治崎を止め———」

 

「遅えよ」

 

相澤が叫んだが、少しばかり遅かった。

 

「ぐぅぉぉお…おお…!?」

 

バギッ…メキャメキッ…ぐちゃっ……

 

「ひっ…!?」

 

奴の足元に移動していた、二頭のニトロ、活瓶とか言うデカブツ、名前は知らねえ二人組、もともと融合していた音本、そして治崎。ソレはその7人のどれとも取れない外見をしていた。

 

おやじのねがいえりをかえせころすみんなゆるさないじごくにおちろ!!!?!?!」

 

「なっ…」

 

「なんじゃありゃぁぁ!!?」

 

「あれは人…なのか…!?」

 

全身が川の底のヘドロを煮詰めて濃縮したようなドス黒い色に変色し、腕と脚は体毛のような物が生え、先端は肉を抉り取るためだけに参加したような禍々しい形に変化した物が何本か生えている。そしてソレが人間なら口にあたる部分には嘴のようなものが7つ付いている。

コイツを人間と形容して良いのか躊躇うレベルだ。

 

ピピッ……

 

「!なんだ!?こんな時に通信!?…はい、こちらナイトアイ!今非常にまずい状況だ!手短に頼む!」

 

騒然としている戦場に、ナイトアイの胸元にとり付けられた通信機が鳴り響いた。

ナイトアイが通信機についているボタンを押すと、通信機から焦った様子の男の声が聞こえてきた。

 

『ナイトアイ!つい先程、例の新型の"個性"増強薬の内容物が判明しました!』

 

「何…!?それで中身は!?」

 

『ハイ、鑑定の結果、中身はニトロと呼称される生物の体細胞、並びにケタミンをはじめとする様々な違法薬物で構成された新種の薬品あることが判明しました!!』

 

「…これまた厄介な……分かった、後々連絡する。失礼する」

 

ナイトアイは必要な情報をあらかた聞き終わると、素早く通信機の電源を切った。

 

「まぁたニトロ絡みか…奴さんもあきねえモンだな」

 

「(原材料がニトロの体細胞…?)ッ!ねえ爆音くん…これってまずいんじゃ…!?」

 

「…?どういうことだ?早いとこアイツぶち殺してぇからさっさと言え」

 

突然緑谷が緊迫した様子で話しかけてきた。

 

「さっきの通信で『ニトロの体細胞が"個性"増強薬の原料』だって言ってたよね…?」

 

「まぁそうだな。…それがどうかしたか?」

 

「…もしだよ?もしニトロの体細胞そのものに"個性"増強作用があるんなら…それを取り込んだ今の治崎って…」

 

「「「あっ…」」」

 

そうか…!そういやオレもニトロの細胞を打ち込まれてボイスデーモンが復活したんだったな…まあアレは稀有なケースなんだろうが、それが今の治崎にも適用されてるとしたら…

 

「…かなりマズイな、コレ」

 

みんな、ゲノハラのss見ようぜ!キャラ崩壊気味だけどフジキセキめっちゃ可愛いから!あとカフェってよく考えたらクソ可愛いくね!?黒髪ロング貧乳ばんざーーい!!!?!?!」

 

軽く絶望するオレ達を他所に、治崎だったモノは奇声のような、獲物を定めた猛獣の咆哮のような声をあげて襲いかかってきた。

 

 






"個性"ブースト薬(ニトロver.)
ゼブラがニトロの細胞に適合して強化されたのを見たドクターがインスピレーションを受けて、ニトロの細胞から作り出した新種の"個性"ブースト薬。ニトロの細胞が持つ強い毒素を様々な違法薬品を使って無理矢理押さえ込むことで、一時的だが"個性"を従来の薬以上に強化することができる。また、ニトロは切ろうが焼こうが時間経過で再生するので比較的安価かつ持続的に精製することができる。
しかし、ある程度は押さえ込むとは言っても完全には毒素を消すことができておらず、また違法薬品自体にもそこそこ強い毒性があるので、使用後は副作用として脳や体、"個性"因子にダメージを及ぼしてしまう。具体的にはキツめの頭痛、数日の間続く体の痺れ、一時的に"個性"が使えなくなるなど。また、ドクターがコスト削減の為に適当に作り上げた粗悪品だと毒素が打ち消せずに暴走することも。そして短期間に複数使用すると、良くて一生マトモに動けず喋れない廃人、最悪の場合体が負荷に耐えきれず内側から破裂して死亡する。

治崎 廻(融合体)
【オーバーホール】を応用して部下4人とニトロ2頭と融合した姿。無理矢理融合したことによる負荷とニトロの細胞の毒素により絶え間なく続く苦しみにより正気を失っている。戦闘能力は絶大で全盛期オールマイトに肉薄する程のパワーを有しているが、その反面スピードは最高時速90km(50mを2秒)程度とオールマイトやゼブラと比べると少々遅い。また、戦闘時においてはエネルギーを非常に消耗する為長期戦に弱いという弱点がある。それに加え、理性が無いに等しいので周りにある全てのものを攻撃対象として認識している。そのため共闘もクソもあったもんじゃない。結論 単純なパワーだけでいけばオールマイトやゼブラに勝るが、継戦能力やスピード、そして知性などを含めて見ると総合的に劣っている。




さて…みなさんご無沙汰しております、ねぎトロ丼ねぎ多めです。2週間以上も休んでしまい、申し訳ありません!
スランプ気味だったのもあるんですが、夏休みの補修(強制参加)とアホみたいな量が出てた課題がなかなか終わらなくて…
ですが、つい先日なんとか終わらせました!これからも少しずつですが更新していくので、応援よろしくお願いします。…まぁなんか課題増やされそうなんですけどね。アッハッハ!!ふざけんな科学の先生!!
あと更新休んでる間に色々ありすぎて混乱してます。ブンブンジャーは新しいフォームが出るし、マジェードとヴァルバラドはなんか知らんけど最強フォームになるし、湊あくあさんは引退することになってるし、フワちゃん炎上してるし、ぷにぷには玄武×3も引いて爆死したし…時の流れって残酷だにぇ
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