突然魔王によって世界に魔力が宿ったのだが!?   作:埼上 皐司

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改めて、はじめまして!
超不定期更新になると思いますが、楽しんでいただけたら幸いです!

前書きには前回のあらすじ、後書きにはまとめと次回予告的なものを書けたらなって思います!

それでは、いざ尋常に(?)


第一章 魔法が生まれた日常
第1話 魔法の世界がやってきた!


 

 

 

 僕は星月翔太(ほしづき しょうた)、ごく普通の中学1年生だ。吹奏楽部に所属していているが、まぁそれはどうでもいいだろう。

 

 とにかく、僕はただの一般人でまさに「現実(げんじつ)」といえる世界に住んでいたはずだった。あのときまでは…

 

 

 

 

 それはとある残暑の残る秋の日のことだった─

 

 

 

 朝、いつも通りに目を覚まし、テレビに目を向けた瞬間、信じられない映像が飛び込んできた。

 

 

『我が名は魔王!魔界を治める魔族の王である!』

 

 

「えっと?どゆこと?」

 

 

 その唐突さに思考が完全に止まる。突然、老人が名乗りもせずに威勢を張り、音割れする程の大声で叫んでいるのだから。

 

 

 更に魔王とやらは続ける

 

 

『我ら魔族はこの世界を支配するためにやってきた!だが、どうやらこの世界には存在していなかった〈魔力(まりょく)〉が我らの世界から溢れてしまったようだ…』

 

 

「へぇ、なんだかすごいことになりそう…っていうか支配!?」

 

 

『だが、そんなことは関係ない!足掻いても無駄だ!すぐにでも我らが魔族がこの世界を支配してやろう!』ピュチュン

 

 

 魔王と名乗る謎の老人(?)によるものであろう映像が終わったとともに、アナウンサーが続ける

 

 

『ただいまの映像は今朝5時頃、複数のインターネットサイト上にて投稿された…』

 

 

 がしかし、アナウンサーの話なんて全く耳に入らない。あまりの衝撃に頭が完全にパンクしていた。 

 

 しかし…

 

『…また、魔法が使えるようになったという声がネット上で噂になっており…』

 

 

 この言葉だけはハッキリと聞こえた。誰もが人生で一度は妄想するようなことができるようになったというのだから当然だろう。

 

 僕はすぐにでも魔法を試しに行きたい!ところだったが…

 

 

「朝ご飯できたょ〜」

 

 

 母が朝食を作り終えて僕に声をかけてきた。もちろん断れる訳もなく、お腹も空いていたので色々するのは食べてからにすることにした。なお、母は例のニュースを見ていなかったようで、特別何か話すこともなかった。

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ、さっそく魔法とやらを使ってみようではないか!」

 

 

 朝食を食べた後、魔法を使ったことがある訳でもないのに、無駄に自信満々になって僕は庭に飛び出した。母には散歩に行くと嘘をついた。

 

 

「うーん、ノリと勢いで出てきちゃったけど魔法ってどうやるんだろう…」

 

 

 自称魔王が言っていた通り、この世界に魔力なんて存在しない。あくまで架空のものとしてゲームや漫画でエネルギー的なものとして使われているだけだ。

 

 

「何も分からないけど…、イメージする〜とかでいけるかな」

 

 

 そんな方法で魔法が使える訳がない。翔太自身もそう思っていた。だがしかし、彼の右手の上には小さく燃える火の玉が浮かんでいた。

 

 

「えっ、え? 」

 

 

 一瞬、時が止まったように感じた。魔法が本当に使えるとは少しも思っていなかった…訳ではない自分もいた(正直)が、流石にこれには驚く。

 

 

「ホントにできちゃった!できちゃった、よ…」

 

 

 謎の達成感の後に、深い恐怖心が襲ってきた。

 

 

「つまり魔王が言ってた事は本当…?」

 

 

 実際に魔法が使えるようになってしまった以上、魔王の存在や言葉はたしかなものと認めざるを選ない。それは魔王が本当に世界を支配しようとしているということの信憑性を大きく高める。

 

 

「もし魔王にこの世界が支配されたら、どうなってしまうのだろう、」

 

 

 頭の中に大きな不安がよぎった。ファンタジー作品の世界なら、魔王の支配は独裁的かつ傲慢で、まさに地獄。この世界がそのようになってしまうのは、流石に嫌だ。

 

 その時、魔王の言葉をふと思い出す。

 

 

『『足掻いても無駄だ!』』

 

 

 足掻く、誇張すれば魔王をたおすということ。

 

 

「どうせ支配されてしまうなら…やるしかないのか?」

 

 

 魔王という圧倒的な存在に対して牙を向けるようなことは、普通なら誰もやりたがらないだろう。しかし、年頃の子供(☆厨二病☆)の思考とは恐ろしいものだ。

 

 

「どうせこのまま何もしなければ世界は終わる…ならば、力を使える僕が魔王に立ち向かうべきなのでは?」

 

 

 こうしてイキリ気味主人公、星月翔太は魔王を倒すための道を歩むことにしたのだった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 と、言いたいところだが、ここは一応現実(げんじつ)。そう、世間一般的にいう現実なのだ。この作品の舞台ジャンルも、もちろん現実である。

 

 ゲームの世界とは違い、学校はあるし常識もある。魔物が潜むダンジョンはなければ勇者や魔法使いなんていない。

 

 そもそも、この世界は実質的に鬼畜縛り状態(ノーセーブ・ノーデス)である。宿屋とか教会はセーブポイントじゃないもん。

 

 

 要するに、この世界ではゲームみたいに仲間を増やしたり旅をしたりはできない!そんな現実をふと思い出した翔太は─

 

 

「とりまネットで魔法関連のこと調べるか」

 

 

 はい、終わってる。この子普通にやる気満々です。ただし、今の時代。そんな人間は大勢いるのである!

 

 

『魔法使えるってほんま?ぜんぜんできへんのやけど』

 

『ほんまできる奴おるん?知り合いは風出てきたって言ってたけど』

 

『魔法使えるやつほとんどいないみたいらしいからね〜ドンマイw』

 

 

「魔法が使える人、ほとんどいないのか…」

 

 

 他に魔法が使える人はまだほとんどいないようだが、魔王が言っていた通り、少なくともこの世界に魔力が生まれたことは間違い無さそうだ。

 

 魔法が使える人が珍しいこと少し嬉しくなった翔太は、ここでとある書き込みを見つける。

 

 

『友達が魔法使えるようになったらしい草wどうせ嘘やろうけど空とべるかもって言ってたわ草w』

 

 

 (くさ)w(くさ)を重ねるなどどんだけ…まぁ置いといて、こんなのを見てしまったらつい試したくなるのが少年というものなのだ。

 

 

「そら飛べんの!?マジかやってみたい!」

 

 

 そんなこんなで結局、今日は魔法で色々遊ぶつもりの翔太だった…

 

 

 

 

 




さて、いかがだったでしょうか!
正直いろいろミスってそうで不安です!
むしろミスの指摘してほしいくらい笑
というか行間狭かったかなこれ、、?

今回は、地球(全世界)の人々が魔力を使い始めたところって感じです!

次回は翔太の細かめな設定と魔法の練習風景(当の本人は遊んでいるようですが笑)を書く予定です!

それではまたお会いしましょうm(_ _)m
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