とりあえず。楽譜やらなんやらとドイツ行きの準備を大体済ませた俺のところに小町がやってきた
小町「ねえ?お兄ちゃん…向こうに行く準備出来た?」
八幡「ああ。大体な…どうした小町」
小町「ん?もうじきお兄ちゃんが遠くに行っちゃうんだなぁって…」
ああ…そう言うこと…相変わらずだなぁ小町は
八幡「ほれ。小町…こっちこい」
小町「ん…」
こっちに近寄ってきた小町にそのまま頭をなでてやりつつこう質問してやった
八幡「どうだ?学校でソリスト3年続けてみた感想は?」
小町「学校は余裕…一年の時みたいな変なやっかみは無いし…ただ、今度のコンクールがね…ねえ?お兄ちゃん。ピアノは何時もソロだよね?なんか秘訣あるの?」
八幡「秘訣?秘訣ねえ…何時も一人で弾いてたからなぁ…婆ちゃんの指導が昔からあったけどそれ以外は常に一人で弾いてたし…」
小町「だよね…小町もおじいちゃんの指導は厳しかったし、何回も辞めようと思ったけどお兄ちゃんが頑張ってたから小町も頑張って来れたんだよ?だからねお兄ちゃん…今度のコンクール最優秀取って来て?」
八幡「海外で最優秀賞か…難しいだろうけど頑張るわ。小町」
小町「それとね。これ持って行って」
蝶ネクタイとカフス?わざわざ高いだろうに…
八幡「小町…本番で必ず付けるな」
小町「うん!!」
八幡「ああ…そうだ。これ小町にやるの忘れてた」
そう言いながら俺もネックレスとオリーブの弦を2セット渡した
小町「お兄ちゃん…これ」
八幡「何時も使ってるんだろ?ここぞってときに。扱いは難しいってじいちゃんは言ってたが、小町はここぞって時は必ずこれを使うってじいちゃんが言ってたからな…これで蹴散らしてこい。今度のコンクールの相手」
小町「うん!!小町も頑張るね!!」
こうしてお互いに贈り物をしてお互いの見当を誓いあった
次の日、クラスで俺の一ヶ月間の休みが平塚先生から発表があった
葉山がなんか難しい顔しているがなんかあったのか?まあいいや、俺には関係ないしと思いつつ由比ヶ浜がなんか言いたそうな顔をしてるのが気になった…
こうして放課後になり、何かを言いたそうな葉山を後目に俺は奉仕部に向かった
八幡「うす。雪ノ下」
雪乃「こんにちは。比企谷くん…姉さんから聞いたわ。あなたの事」
八幡「そうか…雪ノ下さんから聞いたのか…で?非難でもするのか?黙ってた事に関して」
雪乃「いいえしないわ…ただ向こうで頑張ってきなさい」
八幡「ああ…ベストを尽くす『やっはろーゆきのん なんか隼人くんと戸部っちが依頼したい事があるんだって』由比ヶ浜…」
由比ヶ浜「それと…ヒッキー!!なんで一ヶ月も学校休むんだし!!修学旅行一緒にまわれると思ってたのに!!」
と由比ヶ浜が葉山と戸部を連れて奉仕部に来た…葉山のあの安っぽい作り笑いどうにかならんのかな…
小町に送ったオリーブの弦の補足
羊腸を芯材に用い、巻き線も丁寧に巻きあげ、ハンドメイドで仕上げられたガット弦です。オリーヴは、ガット弦特有の「美しい」音を響かせます。表情豊かな艶やかで、上品な幅広い音色、機敏に反応し、かつ音量も持ち合わせます。D線シルバー巻きは、ゴールド巻きに比べて、倍音が豊かで反応も良くなります。D/G線のリジット弦は、通常弦よりもパワフルに鳴り、渋めの音に変化します。
定番弦であるナイロン弦、初心者が使うスチール弦に比べガット弦は音色にこだわる中級者以上が使う弦の中でも特に評判が高いです
製造メーカーのピラストロ社がソリストの為の弦として長年研究した弦でナイロン弦でより扱いが難しくチューニング等すげー大変だが音が段違い違うって親戚のねーちゃんが昔言ってたwww
要はくっそ高いし耐久性もないが音色がめっちゃ良いバイオリンの弦