孤高のピアノマン   作:雪風ちゃん

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依頼?お断りするわ

あーだこーだ言ってる由比ヶ浜を落ち着かせ、葉山と戸部の依頼を聞いたんだが、雪ノ下がいきなりこう告げた

 

雪乃「戸部くんだったかしら…悪いけど依頼はお断りするわ」

 

由比ヶ浜「ゆきのん!?なんで!?」

 

雪乃「先ず…何点か指摘するわ。海老名さんだったわね?お互いいい雰囲気ならどうしてここに来たのかしら?告白場所の選定?デートの場所探し欲しいの?全てグループのお友達内で解決できるわよね?」

 

由比ヶ浜「ゆきのん?」

 

雪乃「由比ヶ浜さんは少し静かにしててもらえるかしら…私はクラスが違うから自由時間位しか手伝えないし、比企谷君は学校を1ヶ月間休んでいる…由比ヶ浜さん一人にあなた達のサポートをさせる気かしら?」

 

戸部「だから…ヒキタニく〜ん」

 

雪乃「大体気に入らないのよ。彼の名字は比企谷よ?ヒキタニって誰のこと言ってるのかしら?」

 

戸部「隼人くんが…何時もそうよんでるから…」

 

雪乃「騒ぐしか能が無いお調子者らしいわね…葉山くん。あなたの群れの躾どうなってるのかしら?猿山の猿でさえしっかり躾けるわよ?」

 

葉山「雪ノ下さん…言い過ぎだ!!」

 

雪乃「それに…肝心な事がわからないじゃない」

 

由比ヶ浜「肝心なこと?」

 

雪乃「あくまで戸部くんから見た海老名さんの印象よね?では、肝心な海老名さんの気持ちはどうなのかしら?」

 

由比ヶ浜「あっ…」

 

戸部「だから、海老名さんと俺っちは気持ちが『だったら修学旅行前に告白でもすればいいんじゃないかしら?奉仕部はあくまでも自立を助ける部活よ?こんなところでクダまいてる暇があるならさっさと告白しに行きなさいな』………」

 

葉山「邪魔したね…雪ノ下さん。戸部行こう」

 

戸部「べー…」

 

葉山に引きずられるように戸部は連れてかれていき沈黙のみが奉仕部を包んでいたがおもむろに由比ヶ浜がこんなこと言い出した

 

由比ヶ浜「ゆきのん…ちょっと言い方酷いと思う…」

 

雪乃「由比ヶ浜さん…理由はまだ言えないわ。だけど今回は比企谷君も居ない、わたしもかかりきりではなれない。由比ヶ浜さん一人でサポート出来るの?」

 

由比ヶ浜「それは…出来ない」

 

雪乃「だから依頼を断ったのよ…由比ヶ浜さん?文化祭で比企谷君に頼りすぎたわ…かたちの上では文化祭は成功した…比企谷君が悪者になってね…とりあえず直接的な被害は比企谷君にはまだないわ…でもね?何時までも比企谷君に頼ってばかりじゃいけないと思うの…」

 

由比ヶ浜「うん…」

 

八幡「なあ?由比ヶ浜…雪ノ下の判断は正しいと思うぞ?告白なんてふられるのも考えなきゃいけないんじゃねーの?」

 

由比ヶ浜「だね…」

 

雪乃「分かってくれたかしら?」

 

由比ヶ浜「うん…」

 

雪乃「じゃあこの話はおしまいね」

 

こうして戸部の依頼を断り奉仕部の事を気がねなく忘れてドイツに行く事になった

由比ヶ浜には帰ってきてからちゃんと話すからと言って俺達はそれぞれ帰宅した

 

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