孤高のピアノマン   作:雪風ちゃん

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渡欧

ドイツに向かうため成田エクスプレスを待っている俺とじいちゃん。婆ちゃん、陽乃さんが見送りに来ていたのだが意外な奴が居た…

 

相模「比企谷…美海先生お久しぶりです…」

 

美海「おや?確か…南さんだったわよね?八幡と同じ高校だったの?」

 

八幡「相模…」

 

相模「文化祭でのこと…うちずっと考えてた…なんで比企谷があんな行動を取ったのか…ずっと…体育祭辺りかな…答えが出たの…比企谷…ごめんなさい…この時期に1ヶ月も学校休んでなんかあるなっておもって…美海先生の名字と比企谷の名字がいっしょだったのに気がついて…ドイツ行くんだよね?」

 

八幡「ああ…相模…俺もすまなかったな…」

 

相模「ううん…うちが悪いの…うちが…うちが…」

 

そう言いながら泣き出した相模を陽乃さんがそのまま抱きしめてあげてた…

 

陽乃「相模ちゃん…比企谷くんのお婆様といつ知り合ってたの?」

 

相模「小学生迄うちピアノ習ってたんです…同年代の周りに比べたら下手で…小学生の頃千葉にすごいピアノが上手い子がいるって聞いて…引っ越してきたばっかで友達も居なかったからピアノ習って友達作ってって思って…結局やめちゃったんですけどね…比企谷がそのピアニストだと思わなくて…コンクールなんてうち出れなかったし…」

 

へ?相模ピアノやってたの?婆ちゃんに習って?婆ちゃん相模泣かしてないよな…

 

美海「あんただけよ…あんだけ厳しい指導したの。他所様のお子さんにあんなことできませんよ」

 

と笑いながらいってるんだけど…まあ辞めることは無かったけどさぁ…婆ちゃん?

 

相模「そう言うことだから…比企谷頑張って来て…うちもやることあるから…」

 

八幡「ああ。分かった」

 

八雲「じゃあ八幡?行くぞ」

 

こうして俺と爺ちゃんはドイツに向かった。ドイツに着くまで爺ちゃんがまあ相模と陽乃さんどっちがとうるさい。うるさい…そんなんじゃないのに…

 

 

奉仕部サイド

 

比企谷くんがドイツに渡欧した…私達は学校で普通に授業を受け放課後になった…

 

由比ヶ浜「ねえ?ゆきのん…」

 

雪乃「今後、葉山くん達のグループの依頼受けるのやめようかしら…」ブツブツ

 

由比ヶ浜「ゆきのんてば!!」

 

雪乃「なにかしら…由比ヶ浜さん」

 

由比ヶ浜「さがみんいきなりどうしちゃったんだろ…」

 

そう。相模さんなのだけれどいきなり各クラスにお詫び行脚を始めのだ…取り巻き二人を引き連れて

それにより文実のサボっていた実行委員は軒並み肩身を狭くしている…聞けば比企谷くんの悪評を流したのは相模さんではなく、三年生のサボっていた実行委員だったのだ…文実での会議での比企谷くんの態度にムカついていたと…どうにかして比企谷君を懲らしめてやろうとチャンスを狙っていたが先生方の目が厳しくなかなか実行できなかったとのことだ…

とりあえず二年生のサボっていた実行委員は修学旅行後1週間の停学、一、三年生のサボっていた実行委員は明日から停学になるそうだ…随分と早いわよね…対応が…もしかして先生方これを待っていた?考えすぎかしら…

それと葉山くんなのだけれど人気が落ちてきたみたいね。相模さんのお詫び行脚により相模さんを救ったヒーローから比企谷君を責めていた事を少しずつであるのだけれと女子のあいだで噂になりつつあるわ…まああの男にはいい薬よ

そんな事考えていたら海老名さんがやってきたわ…依頼かしら

 

海老名「ハロハロ〜結衣…雪ノ下さんも…」

 

由比ヶ浜「やっはろー姫菜」

 

雪乃「なにかしら海老名さん…依頼かしら?」

 

海老名「うん…ヒキタニくんが『あなたのグループの人達ってまともに人の名字呼べないのかしら?』ごめんなさい…雪ノ下さん…」

 

雪乃「謝るのは私じゃなくて彼にしてくれないかしら?帰国後に」

 

由比ヶ浜「帰国?ヒッキーどこに行ったの!?ゆきのん!!教えて!!」

 

あら…由比ヶ浜さん帰国の意味知っていたのね

 




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