5月19日追記:黒歴史保管会場 つまりこの先、筆者の恥があるぞ
この話を読むに当たって、「主人公が来た後の4月1日ならホシノ先輩は既に卒業しているんじゃないか」または「なんでみんなは進級していないんだ」「なんでみんなは4月1日に普通に学校に行ってるんだ、春休みは無いのか」「本編の続きは?」などという疑問を抱くことと思いますが、この言葉を送りましょう。
『サ●エさん時空』と。
あと本編はもう少しかかります。今暫くお待ちください。
それからここすき、評価・感想お願いします。
[番外編]激遅!エイプリルフール特別編!「知ってるか…?4月は皆、エイプリルフールなんだぜ…」
4月1日の朝、午前6時。
あなたは先生から頂いたスマートフォンで『tuttakater』───キヴォトスで使われているソーシャルネットワーキングサービスの一種で、近い将来『Y』とか言う名前に変わるらしい───を閲覧していた。
何処かの学校の生徒らしい人物の自撮りやら何やらが散見される中、あなたは奇妙な投稿を見つける。
それは、あなたがアルバイトとして勤めている『柴関ラーメン』の公式アカウントの投稿だった。
曰く、『柴関ラーメンが幕の内弁当になって新登場!』のこと。
…初耳であった。働き始めてかなり経つあなたをして、完全に初耳だった。
というか幕の内弁当とは何だ。美味しいのか。物凄く気になる。
あなたは『幕の内弁当』について、検索エンジンサイト『glegle』で検索して見る事にした。
画面のアイコンをタップしてglegleを立ち上げたあなたは、サジェストの欄に『エイプリルフール』の文字を見つける。
興味をそそられたあなたはそれを検索して見ることにした。
───数分後。あなたは無事にエイプリルフールの概念を理解した。知力70は伊達ではないのである。
何でも、『4月1日はエイプリルフールと呼ばれ、嘘をついて人を騙しても許される日』であると言う。なんとも狭間の地の一部の人種が喜びそうな日だ。主にパッチとかパッチとかパッチとか。
ふと、あなたは無性にエイプリルフールというのをやってみたくなってきた。
よし、やってみよう。
思い立ったが吉日、あなたは化粧の為にトイレの鏡へと駆け出した。
「「おはようございます!」」
「おはようございます☆アヤネちゃん、セリカちゃん!」
「はい、おはようございますノノミ先輩…ってなるかーッ!」
「もうバレたか…」
「誰!?誰よあんた!?確かに髪型とか体型とか髪色とかそれっぽいし目の色も殆ど同じだけど!声!まるで違うじゃない!それにヘイローも無いし!誰!?本当にあんた誰なの!?」
「私だ、星見だよ。だから銃を構えるのをやめてくれ…。ほら、エイプリルフールという奴だ」
「エイプリルフール?またあんたは妙な真似を…」
「あ、あはは…。それにこれってエイプリルフールというよりもハロウィンの仮装の様な…?」
「あ〜、確かにそうね…。と言うかあんたその格好どうしたのよ?まさか変身の魔法とか…?」
「これか?魔法ではない、ただの化粧だが」
「…化粧?ああ、確かあんた『女子用の制服に自分の方を合わせる』とか言ってたわね…。結構クオリティ高いじゃない…それだけ?声はどうしたのよ?」
「声か?それも化粧だが」
「「????????????????」」
「あれ?セリカちゃん、声ってお化粧で変えられるものでしたっけ?」
「さ…さあ……?自分の常識が崩れて行く…?うう…。…あ、あと髪の毛!あんたの髪そんな長く無かったでしょ?色も全然違うし…ウィッグでも使っているの?ちょっと引っ張って見ても良い?」
「ああ、良いぞ」
「ありがと。……?……!?」
「ど、どうしました?セリカちゃん?」
「あれー?おかしいわね…。いくら引っ張っても外れない…」
「…?これは地毛なのだから、外れる訳が無いだろう?」
「地毛な訳無いでしょう!?何をどうしたら暗い金色の癖っ毛が一晩でノノミ先輩みたいな髪になるのよ!?あんたつい昨日までいつも通りの髪だったでしょ!!」
「?????」
「なんでこっちが常識を疑う様な顔向けられないといけないのよ!?」
「お、落ち着いてください、セリカちゃ「落ち着いていられる訳が無いでしょう!?」ええ、そうですね。その通りです。すみません、私が間違っていました。…その、星見さん?私も一つ聞いてもいいですか?」
「どうした?」
「その…何ていうか、その体型はどうしたんですか?顔とか…その、胸とか…。胸はともかく、顔は骨格をどうこうしないと再現できないのでは?」
「骨格をどうこうと言われても、その骨格を化粧でいじったんだが?」
「化粧?整形手術の間違いでは?」
「というか、あんた大丈夫なの?そろそろノノミ先輩達が来ると思うけど、本人に見られたら最悪ホシノ先輩の『例のアレ』よ?」
「それは……まあ大丈夫だろう。今日はエイプリルフールだからな。問題はないだろう」
「う〜ん…なんかズレてる様な?」
「おはようございます☆…わあ☆私が二人居ます!」
「いや、そうはならないでしょ!?」
数十分後。いつもの教室に、対策委員会のメンバーが全員集結していた。彼女達からの要請により、あなたは既に元の姿に戻っている。
「うへ~…。エイプリルフールか〜」
「う〜ん、変装して驚かすって、どちらかと言うとハロウィンの様な…?」
「ん、なんかズレてる」
「そうか…」
彼女達によれば、あなたがやっていた事はハロウィンと言う別の行事───何らかの仮装をして他者に菓子をねだるという謎のイベント───だったらしい。
あなたは別に菓子をねだってはいなかったが、キヴォトスの行事に詳しい彼女達が『ハロウィンだ』と言うのだから、あなたがやっていた事はきっとハロウィンだったのだろう。
「そういえば、どうして星見はノノミのコスプレをしたの?」
「ああ、それは…彼女が一番やりやすかったからだな。流石に狼や猫の耳だとか…とにかく再現できない特徴が少なかったからな」
「あれぇ〜?なら、おじさんでも良かったんじゃ無いかなぁ〜?」
「いや、ホシノ先輩は───」
「おじさんは?」
「少し、身長が低すぎて「よーし、星見君、一旦地に伏せようか」おかしいな、アビドスにゴドリックがいる」
「うへ?言い方が悪かったかな〜?───頭を垂れて蹲え。平服せよ」
ダアン!*1
「まて。私が悪かった、謝罪しよう。少し言い方が悪「問答無用ッ!」危ないッ!?」
「へえ〜、躱しちゃうんだ〜。───後輩風情が…不遜であろう」
おかしい。やはりアビドスにゴドリックがいる。
しかしあなたとて歴戦の戦士、いつもの様に黙ってやられる訳にもいかない。
あなたは『鉄壺の香薬』を取り出すと、それを一気に呷った。
「ええっ!?全身が鉄みたいに!?」
「……」
「ははは……どうした?来ないのか?」
「ねえ。それの効果ってずっと続くの?」
「いや?一定の時間で消えるが」
「そっか。じゃあ、おじさんは効果が切れるまでゆっくりまったりしますか〜」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……どうしたの〜?逃げないの〜?」
「くッ…先輩…!こちらの動きが鈍くなる事を知って…!!」
「…それは星見さんの自爆では?」
「…星見って意外と頭が悪い…?」
「あっ効果が「今だッ!」マ°」
鉄壺の香薬の効果が切れた瞬間、ホシノ先輩の凄まじい威力の───しかしあなたが何とか無事で居られるよう、完璧な力加減で放たれたボディブローにより、あなたは床に膝をつく。
そこへ追撃。それこそが本命。
あなたの額に『指弾き』。まさに致命の一撃であった。
あなた に ごうけい 395の ダメージ!! あなた は ひんしに なった!! あなた の めのまえが まっくらに なった!!
「「…え?例の幕の内弁当の件、エイプリルフールじゃなかったんですか…?」」
「おう!」
もしも主人公がやって来たのが、原作開始前(アビドス編が始まる前)のゲヘナだったら?
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