…久しかったな、ハーメルン様よ
…よくぞ、待ち抜いた
読者様よ
黄金に祝されぬ読者よ
数ヶ月越しの第62話は
確かに、ここにある
だが、私は帰ってきた
再び、それを執筆するために
我が名は助動詞
投稿遅れて本当にすみませんでした。
……いえ、少しブルアカもエルデンリングも起動できなくなるのっぴきならない事情がありまして。
─────はっ。
……何だ? 何か、とてもとても長い夢(具体的にはまるっと3ヶ月くらい)を見ていた様な気が……?
「……うん? どうしたんだい?」
「……ああ、いや、別に……」
「まあ、作業を初めてからかれこれ……かれ、これ……どの位経ったんだっけ?」
「こんなに作業に熱中したのは久しぶりですから、時間を忘れるのも当然ですね!」
「ああ……確かにそうだね。我々キヴォトスに暮らす者が触れ得なかった力、魔法───そしてわざわざ狭間の地から君が持ってきてくれた宇宙に由来という鉱石『輝石』───それらが、今我々の手に……。心が踊る様です。素敵だぁ……ご友人・星見君……!」
……少しづつ、思い出してきた。確かエンジニア部の三人にいくつかの魔術を教えて……そして、その魔術を応用した道具を作ろう、となったのだ。その過程で確か……互いを『ご友人』と呼称する間柄になったのだったか。
三人はとても飲み込みが早く、なんとかなりの高難度の魔術、『ほうき星』すら習得してしまったのである。これを習得できた魔術師は狭間の地の長い歴史の中でも極僅か。彼女たちならば、或いはあなたに次ぐ魔術の使い手になりうるだろう。もしかすれば───源流にすら、手が届きうる逸材かも知れない。
あなたは自分たち四人がその知力と技術を発揮し造り上げた道具───二丁一組のハンドガンを手に取った。
一方には持ち手に輝石───魔術の触媒が用いられ、銃撃に魔力属性を付与する事に成功。懸念点の輝石の耐久性は、エンジニア部の高い技術力により解決。更に魔力を込める事で、『ほうき星』の様な魔力弾を発射する事ができる。
もう一方は祈祷の応用により、銃撃の他に魔力消費で火炎放射ができる仕掛けが施されている。
『星と焔の銃』
武器カテゴリ:ハンドガン
装備重量
5.5
要求能力値
筋力:20(補正:E)
技量:50(補正:C)
知力:55(補正:A)
信仰:55(補正:A)
神秘:0(補正:ー)
攻撃力
物理:100 +25
魔力:150 +100
炎 :150 +100
雷 :0
聖 :0
王たる褪せ人と異界の天才が、その頭脳と技術を集結させて造り上げた武器
曰く、『火炎が銃弾の火薬に引火しない様にするのが大変だった』
足を止めずに、連続で射撃できる(装弾数は各8発)
専用戦技:『星と焔の構え』
銃身に魔力を込めて構え、通常攻撃で弾丸を流星として放ち、強攻撃で「ああそうだ、言い忘れていたんだった。……実は、タバスコを発射できる仕掛けも施してあるんだった」
「……待て、待ってくれ。今何を発射すると?」
「ああ、タバスコだよ。その赤くて小さくて四角いボタンを押してトリガーを引けばタバスコが発射できる」
_人人人人人人人人人人人_
> タバスコの発射機能 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
タバスコ。それなりに自信のある記憶力によれば、それはこちらの世界に流通する調味料の一つだった筈だが。
……一体なぜそのタバスコがこの銃から発射されるのか、これが分からない。
もしや今まで知らなかっただけで、銃には本来タバスコの発射機能が搭載されているのだろうか。だとしたら普段使い(普段は使えない)しているリボルバーの製作者にクレームを付けないといけなくなる。本来搭載されている筈の機能が搭載されていないのだから。
「そうか……その、銃という武器には本来、タバスコの発射機能がついている物なのか?」
「……? そんな事無いけど……」
「ならば何故……?」
あなたは激しい困惑を感じた。その余りの困惑を察知したのからコトリが解説を開始する。
「説明しましょう!私たちが以前ピザをデリバリーした際、配達員の方がタバスコを入れ忘れてしまったのです!丁度私たちもタバスコを切らしていたタイミングでの出来事でした!そこで思い付いたのが『誰でも持っている銃にタバスコを発射する機能を搭載する』という物だったのです!」
「………そう、だったのか。……おや?」
専用戦技:『辛液噴流』
銃口からタバスコを発射し、料理に辛味と酸味をエンチャントする戦技
敵の顔面に当たった場合は、その余りの苦痛に狭間の地ではスタミナ回復速度の低下を、キヴォトスでは『火傷系継続ダメージ』及びCC『気絶』の効果を付与する
「オァッ」
マズイ、変な声が出た。しかし許して欲しい。折角作った武器の戦技が謎の珍技に変更されてしまったのだから。
あなたは造り上げた武器を更に注視した。これ以上何か謎の機能を搭載されていては堪らない。下手すれば使用に支障をきたす。その観察の果てに、あなたは搭載した覚えの無いスイッチを発見した。
「……ご友人・ウタハ先輩、このスイッチは何だ。何の為のスイッチなんだ」
「ああ、それかい。それは自爆機能のスイッチだよ」
戦技:『自爆』
武器のボタンを押下し、武器そのものを爆破する戦技
爆発は自身を巻き込み、使用後に武器は失われる
あるマイスターは嘯いた
曰く、『自爆とはロマンである』
「ウォッ」
ちょっと待って欲しい。少し待ってくれないか。預かり知らぬ内に搭載された謎の機能で折角の戦技を汚染するのを辞めて欲しい。この武器の強化は喪色なので戦技の変更が出来ないのだから。
「謎の機能……!? 何を言うんだい!? 良いかい、自爆と言うのは最高にして最大のロマンであって私からのサプライズ「違う、そういう事を言っているのでは無いんだ! 余計な機能を付けないでくれと言っているんだ!」サプライズをさせてくれないのですか……? ご友人……!」
「あ、そうだ。機能と言えば、Bluetooth接続の機能も搭載してあるよ」「ご友人・ヒビキ……!? 貴女までなんて事を……!?」
専用戦技:『Bluetooth接続』
Bluetooth機器に武器を接続する戦技
完全な無線での接続であり、故に絡まりやすいコードを用いる必要が無い。更に戦闘での有用性も一切無い
なんという事だろう、遂に戦技が一切の攻撃性能及び戦闘での有用性を失ってしまった。彼女たちはこれをどうやって使えと言うのだろうか。
「どうって……普通にBluetoothに接続するんだよ、ご友人・星見「違う、違うんだそういう事では無いんだ!」」
「そうでした! 実はもう一つ密かに追加した機能が有りまして……」
「待て、待ってくれご友人・コトリ、何故開発者の一人である私に隠して機能を搭載する必要が───」
専用戦技:『キャッシュレス決済』
現金を用いず、支払いをする者たちの戦技
この戦技はキヴォトスでのみ使用できる
銃に予め電子マネーをチャージする事で、速やかなタッチ決済を実現できる。この戦技は売買の為の物であり、故に戦闘での有用性は皆無である
「止めろおぉぉぉぉーーーーーー!」
「あ、そう言えば写真撮影の機能も付いてて───」
専用戦技:『写真撮影』
風景を一瞬の内に正確に記録する戦技
戦闘でも旅路でも、何の役にも立たないが、辛い旅には思い出こそが必要だ
「止めてくれえぇぇぇぇぇぇーーーーー……! よ、よくもこんな機能を───」
と、言いかけたあなたの脳内に突如声が響いた。
───ちょっと待ってちょうだい! 友人が折角作ってくれた機能を『こんな』呼ばわりするなんて余り良くない事なんじゃないかしら!
…………確かにそれはそうかも知れない。
「───作ってくれてありがとう」
あなたは口内に激しい苦味と心中にかつてないほどの疲労感の様な物を感じた。
見るも無惨な戦技に変わり果ててしまった双銃を偲んでいると、あなたの脳が何やらざわめき始めた。この感覚は───そうだ、何か重大な事を忘れている様な気がする。何だ。自分は何を忘れていて───
「……そうだ。才羽から、スマホを返して貰っていな───」
その事に思い当たったのと、扉が勢いよく開かれたのは同時だった。
「ちょっとあなた達!? いい加減に授業に出席……って、星見さん貴方まだ居たんですか!? あれからもう十日も経ってるんですよ!?」
「……十日…………!?」
……確かに、最近は眠気を感じては四人で一斉に魔術『冷静』を詠唱し空腹を感じてはデリバリーしたピザを食べるというあまりにもあんまりな生活を送っていた筈なのでそこまで時間が経っていたとしても不思議では無いが……
「……あれ? ユウカもここに用があるの?」
と、聞き覚えのある声が聞こえた。
「あら、モモイ。あなたこそ、ここに用があるの?」
「うーん……『ここ』に用があると言うか、星見君に用があると言うか……。あっ、居た、星見君」
あなたを発見したらしいモモイが、あなたのスマホを持って近付いてきた。……何故か、物凄く気の毒そうな表情を浮かべながら。
「その……えぇっとね、ダウンロードは終わったよ、うん。ダウンロードはね。……それじゃ、私はこの辺で。渡したからね。あと色々気をつけておく事をオススメするよ」
あなたにスマホを渡すや否や、才羽はそそくさとどこかへ行ってしまった。
あなたは返却されたスマホの画面を見て、ある事に気が付いた。メッセージが届いているのである。
その数───
───約、5000通である。
まあそうなるだろう。あなたは大変納得した。何せ5日間、一切の連絡を断ち無断欠席をキメてしまったのだから。直ちに謝罪を入れなくてはならない。あなたはモモトークを起動して───
……『それ』を、セリカからの一通のメッセージを見てしまった。
───『星見。先生から聞いたわ。アンタ、今ミレニアムに居るんでしょう。アヤネが迎えに行くから、『そこで』『動かずに』『無駄な抵抗はせずに』『大人しく』待ってなさい』
───『追伸。精神的な死の覚悟をして置きなさい。この間の比じゃあないわ、アレは……』
「すみませーん、ごめんくださーい」
あなたがそのメッセージを読み終えるのと、ドアからとてもとても聞き覚えのある声が聞こえて来たのは同時だった。
「初めまして。アビドス高等学校1年、奥空アヤネです。……そこに居る、長期無断欠席者を引き取りに来たのですが」
「「「ひいぃ!?」」」
「───星見君。 KAKUGOは、出来てますよね?」
「待っ───「問答無用ッ!」グワーッ!?」
あなたが反応する間もなく、首筋にアヤネの余りにも完璧な手刀が叩き込まれた。その一撃は、容易くあなたの意識を刈り取って───
オチが雑ですまない……
ええっと……大分期間が空いてしまったし、取り敢えず書かなくちゃ行けない事を整理しておきます。
まず飛ばしたミレニアム編を畳んで、次に最近追加されたアイドルイベント(アビドス1年組が参加してた)を書いて、流れで『そうだ、トリニティに行こう』を書いて、アビドス3章編を書いて、ゲヘナifの風紀委員会ルート(少なくともアビドスやらエデン条約やら諸々のエピソードを書かないといけない)と便利屋ルート(同上)と給食部ルートと美食研究会ルートと何にもネタが浮かんでない温泉開発部ルートを書かないといけないので出来ない───この作品を、完結させる事が……。
……あれ?
そういえば褪せ人って原作ではありとあらゆる集団にいっぺんに所属してた様な……?
先日活動報告にて、『ラニとイチャイチャしまくって砂糖が口から溢れるくらい恋愛して欲しいです!』と言うリクエストを頂きました。
……率直に申し上げますと、私にはこのリクエストには応えかねます。私の能力の関恋愛経験皆無の童貞にそんなの書ける訳ねえだろうがぁー!!!!!
ぜえ……はあ……
ひっく……ぐすん……ひぃん……
……いえ、その、リクエストを頂いた事は大変嬉しいのですが、申し訳ございません、私はこのリクエストに応えかねます。どうかお許しください。
「そういえば……今日は『ハロウィン』*1と言う行事の日だったらし……待てラニ、どうしたんだその格好は?」
「ああ、これか。……アヤネに頼んで作って貰った、この身体に合うサイズのアビドスの制服だ。……似合っているか?……おい!? どうしたんだ床にうずくまって!」
「し、死んでる……ん? これは……メッセージ? 死に際に書き残したのか……? どれどれ……」
『この先、かわいい奴があるぞ つまり恋人』
『かわいい奴、おおかわいい奴 だからこそかわいい奴 おおかわいい奴』
『この先、尊いがあるぞ』
「!? な、なんて事を書いているんだお前は!? ええい、直ぐに消せ! いや消すな! 私がこの目に焼き付けたら直ぐに消せ!」
……という訳で、死力を尽くして2ヶ月と1週間越しに書いて見ました。今の筆者にはこれで精一杯です。改めまして、投稿が遅れて申し訳ございませんでした。
……あれおかしいなこれはなんだろうELDEN RING NIGHTREIGNって書いてあるけど続編かDLC第二弾じゃないよなまさかそんなだって影の地が追加されたのなんてついこの間なんだからP4GもP3Rもまだまだ数十時間は遊べるんだしそんなまさか───
───(発売が)来年じゃないか?
もしも主人公がやって来たのが、原作開始前(アビドス編が始まる前)のゲヘナだったら?
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給食部ルート
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美食研究会ルート
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温泉開発部ルート
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激長!便利屋ルート
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やっぱり激長!風紀委員会ルート
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全部書いて♡