陰の実力者になりたくて!Re:W.O.F   作:ka-主

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どうも皆さん!ka-主です!
えっと……大変長らくお待たせしました、3話目になります
これまでにないくらい間が空いてしまったのは…Xにてとある方々とAIで作成したオリキャラを用いたストーリー展開に没頭してしまったと言うのと、例に漏れず仕事が激務と化し中々手がつかなかった…これが大まかな理由になります。誠に申し訳ございませんでしたぁ!!(綺麗な土下座)
さて…気を取り直して第3話……の前に2つの内1つご報告をさせて頂きます。この作品の挿絵…主人公のカルナのイラストを採用致します!
もう1つは…後書きにてお知らせします
それでは…どうぞ!


第3話:七華(さえばな)

 七曜陰炎の魔女としてのデビューを果たし、悪魔憑きだった少女ツバキと出会い『フィアンナイツ』として陰ながら暗躍し始めてから早半年が経とうとしていた……

 そんなある日─私の実家であるヒグレン家の屋敷ではとある騒動で持ち切りになっていた。

 

 ……私の姉であるカルーア姉さんが何者かに誘拐されたのだ。

 

「不味いよ…カルーアはもうすぐ入学すると言うのに…身代金も要求されてるが用意出来る額じゃ………」

 

「じゃあ此処で大人しく指くわえて見てろって言いたいのアナタ?」

 

「いやだってロズ?ウチらが雇ってる騎士団の目を掻い潜る位なんだよ?絶対凶悪で凄腕の誘拐犯としか…」

 

「全く!いざって時に亭主のアンタが弱音吐いてどぉすんのよ!もっとシャキッとせんか〜〜〜〜!!!!」

 

「ひぃぃぃ〜〜〜〜!!」

 

 

 屋敷中に響く母さんの怒声と父さんの悲鳴……まぁ父さんは昔一流の魔剣士だったらしいから、母さんがああやって怒鳴るのも無理ないか。

 

 私なりに使用人やあの2人、雇われの騎士団の会話を通してわかった事を纏めると……

 

・攫われたのは深夜。特に警備が手薄になった時を狙われたらしい

 

・姉さんが標的になった理由としては来年の春にミドガル魔剣士学園『特待生枠』として入学が決まっていたかららしい

 

・集団で襲われたのだろう、姉さんも抵抗したが痕跡が部屋中に広がってる辺り、犯人も強硬手段にでたのだろう。綺麗好きな姉さんの部屋が凄く荒れてた

 

 とまぁ…こんな感じ。

 集団で攫う辺り、姉さんの事を良くしってるわね。だって姉さんは(使用人や両親から見て)私より剣の才能に優れてるから。例え襲われてもある程度の実力、それも2,3人ならなんともないって位には…

 だからきっと、内どちらかが的外れだったんだろうな…と思いながら、両親のやり取りを一通り見終えた私は1人の使用人(?)の女の子と共にその場を離れた。

 

 

「…………スミレね、どうかしたの?」

 

 

 廊下に人気が無いことを感知した私は使用人(?)の名前を呼んだ。

 するとスミレと呼ばれた使用人(?)の姿が変わった……正確にはF・スライムで変装していた仮の姿から、本来の姿になったのだ。

 水色髪のロングヘア、紫色の目、ツバキと同じ竜人族特有の角…落ち着いてる…と言うよりおっとりとしてる性格が印象的な女の子だ。

 

 あれから月日が経ち…ツバキが私が恰も捨て猫を拾って来る容量で自分と同じ悪魔憑きだった子達を保護し組織の一員にしたのだ。

 中でも…今私の斜め後ろに居るスミレの様な、ツバキを初めとした私自身によって解呪された最初の七人を私達フィアンナイツはこう呼ぶ事にした

 

七華(さえばな)】……と

 

 と言っても今はその七人しか居ない。因みにこれは余談─と言うより豆知識だけれど、私の趣味もあって彼女達の名前の由来は前世の日本で生まれた花(諸説あり)からなってるわ。

 

 

「はい、今回カルーア様誘拐の件にて…私達七華が集めた情報を主様に報告したくまいりました」

 

「なるほど……書斎室で聞かせて貰うわ」

 

 

 詳しい情報を聞くべく、私とスミレは書斎室へと向かった。

 書斎室へ来るなり、スミレは予め持参していたであろうヒグレン邸及びヒグレン領を基準とした地図を広げて話始めた。

 

 

「幾つかカルーア様が監禁されてるであろう場所の候補を上げましたが……何れも決め手にかけまして…」

 

「ふむ……(成程ね……)」

 

 

 流石彼女達…私とほぼ同い歳でありながら良く此処まで絞り込めたものだ。私自身でも幾つか候補を挙げていたが…殆どが彼女達が絞り込んだ場所と一致している、恐らくこの時点で私と彼女の思考的な領域は一緒だろう……しかし──

 ほんのわずか、あと一歩足りなかった様だ

 

 

「時にスミレ?私は貴女に以前こう言ったわよね?『自分の目に映る物全てが結果では無い』……と」

 

 

 そう言って私はF・スライムで生成した針をもった

 

 

「姉さんが監禁されてる場所は……此処よ」

 

 

 そう言って私は手に持った針を彼女達が導き出せなかった場所へ…私が導き出した場所へ投擲した……のだが

 

(あ……ズレた)

 

 結果的にはその近辺だから問題は無いのだが、そこは綺麗に決めたかったわね……

 しかしスミレはそんな事お構い無しだった様だ。

 

 

「そこは……確かに一昔前に廃棄された坑道ですが……教団の住処になってる場所に─ハッ!?ま、まさか主様……カルーア様を誘拐した犯人は教団の者と最初から分かってて!?それで先程私にああ言ったのですね?」

 

「まぁ……そうね」

 

 

 本当に…流石ね、まさか此処で設定上でしかない教団を出して来るなんて…ツバキから直伝されたのかしら?

 しかし…彼女、スミレに関してはその演技力(?)は特出されており……

 

 

「姉君様が攫われたにも関わらず主様は我々よりも遥かに万能優秀明快なその知能と推理力で既に事件の真相に迫っていた!そして更には私のまだ未熟な所までをも指摘する上に立つ者の鏡!その紅き瞳の奥は最早我々の常識を……ブツブツ」

 

 

 ほら言ってるそばから…他の七華のメンバーもそれなりの演技力(?)で偶に私の事を褒めてくれるんだけど、特にスミレに関してはこの通り。いっそ作家でも目指したら?と言わんばかりの筆記速度で……恐らく自分が私に対して感じた事をありのままの表現で声に出しながら書き記している。「何を書いてるの?」と以前聞いた時慌てていたから間違いないわね。

 

 

「(まぁ今は、ちゃんと今後の方針を決めないとね)……スミレ。七華に伝えよ、日没後……作戦を決行すると」

 

「は、はい!承りました!!」

 

 

 そう言ってスミレはさっきの使用人の姿に変装し、書斎室をでた

 

 

「さて……後はその時を待つのみ……ね」

 

 

 そう呟いて、私も書斎室を後にした……

 

 


 

 

「…………ん…(此処は…何処?)」

 

 

 日が昇ってようが沈んでようが、坑道の中と言うのは常に薄暗いものだ。故に……長くそこに入れば居るほど時間感覚が鈍るものである

 

 

「確か私……誰かに攫われて……兎に角…此処から脱出しないと……」

 

「おやおや、お目覚めのようだね」

 

「だ、誰!?」

 

 

 坑道のとある隔離された場所にて……ヒグレン家の長女カルーアは目覚め、とある人物に声をかけられた。

 服装はヒグレン家が雇っている騎士団の身なりだが……カルーアは直感的に彼が助けに来た人物出ない事を悟った。

 

 

「まさか……アンタが首謀者なの?金目当てならご愁傷さまよ?ヒグレン家はBAR経営に無防備にも走り出した事で中等貴族の中でも下から数えた方が早い位の貧困ムーブに陥ったんだから」

 

「14になった子がよくもまあ自分の家庭の事情を把握しているな…まぁいい。残念ながら金目当てではない、我々の目的は…君だ、ヒグレン家長女カルーア・ヒグレン」

 

「……私?」

 

 

 彼女の直感は当たってはいたが自分が狙いだとまでは予測出来なかった様だ。

 

 

「しかし……何故だ?症状(・・)を確認して早半年がたとうとしているのに、侵攻しないどころか完治(・・)している……アレをどうやって治した?」

 

「(アレ?…なんの事だかさっぱりだけど…治ったと言ってる辺り─病気か何かかしら?)確かに半年前から体調が優れなかったわ。だけど…そうね、妹にストレッチを手伝って貰った日からかしら?体調が良くなった上に身体が体調が悪くなる前以上に軽くなったわね……」

 

 

とりあえず、ありのままを答えた彼女…しかし男は驚いていた

 

 

「馬鹿な…アレはストレッチなどで治る様な単純なものでは無い…嘘をつくな!」

 

「嘘では無いわ。それに…私が身に付けた剣技も、妹から学んだものよ。あの子は…普段は平凡だけど、やれば出来る子なの。それを見破れなかった貴方…本当は対した事無いのかもね」

 

 

「なにを…!」と怒り狂おうとした男……だったが、流石騎士と言うべきか…落ち着きをすぐ様取り戻し……小さくニヤける

 

 

「まぁいい……何れにせよアレを解呪出来るものはこの先現れないだろう。君の妹もさらい事実を上に話せば……私もラウンズの末席に──」

 

メキメキ……ドゴッッ!!!!

 

男が言い終えるよりも前に……彼女を拘束していた鎖を固定していた金具が、壁の一部ごと引き抜かれた

 

 

「ば、馬鹿な!?魔力封じの拘束具だぞ!?」

 

「ふざけるのもいい加減にしなさいよ……?私の大切な可愛い妹に指1本でも触れて見なさい?タダじゃおかなi─んぶっ!?」

 

 

しかし…今度は彼女が言い終える前に男の拳が彼女の顔面を捉え、彼女はそのまま後ろの壁に激突した

 

 

「調子に乗るなよ小娘が…多少は出来るようだが、魔力さえ封じれば魔剣士や魔術師は誰もが人も同然である事を忘れるな…!」

 

「大変です!何者かがアジトに侵入しました!」

 

「なんだと?」

 

「敵は複数の上手練であります!すぐさま応戦を!」

 

「クッ……分かった直ぐに行く。……ちっ、命拾いしたな小娘」

 

男はそう吐き捨て、連れと一緒に騒動が起きてる場所へと向かった……

 

 


 

 

その者達は、日が沈み暗くなったと同時に現れた。

各々が違う色のローブを身に纏い、各々の獲物でもって目の前の敵を屠る

ある者は剣になったスライムで、ある者は拳で、またある者はその種族から培った戦闘スタイルで……

 

 

「ぐぎゃあぁぁ!!」

 

「な、何なんだこのガキ!」

 

「つ、強過ぎる…!」

 

 

中には剣技等を会得してる者がいるにもかかわらず……『少女達』は

次々に現れる敵達を倒して行った……

 

 

「な、何だこれは……」

 

 

そして……男が駆けつけるも、既に連れの者達は全滅していた

 

 

「まさか……お前達が?何者だ!!」

 

 

まさか、そんなはずは……男がそう思うのも無理はない。

何故なら…目の前に居る彼女達は何処からどう見ても攫った少女と何ら大差ない子供だからだ。

男が同様してる最中、1人の茶髪ロングで楊梅色の瞳をした龍人の少女が話し始めた

 

 

「我が名は『フィアンナイツ』。陰に潜み七曜の炎で悪を焼く者」

 

 

続いて同じ龍人で、水色髪のロングヘアで紫色の瞳の少女が…更に後に続く形で残りの少女達6人が話めた

 

 

「魔人ディアボロス復活を阻止すべく、復活を企てている組織…ディアボロス教団を殲滅すべく馳せ参じました」

 

「貴方たち教団の手口は、我々にはお見通しです」

 

「取り巻きたる者達は皆我々が排除した」

 

「我々と同じ英雄の末裔にどんな仕打ちをしてきたか…我々は知っています」

 

「此処で自首をし罪を償うか、此処で命を散らすか……選ぶのは貴方です」

 

「何方にせよ貴方はもう、逃げられない」

 

「教団の者よ……覚悟なさい」

 

 

7人の少女が一言づつ男にそう告げた。

そして男は怒り狂った表情で獲物である剣をを抜き…………

 

 

「『ディアボロス教団』

……何故貴様らがその名を知っている!!

 

 

そう言い放ち、男は近くに居た少女……『フィアンナイツ』【七華】の【一花】ツバキに切りかかったのだった……

 

 

 

END

 

 




如何でしたか?この話を描き始めてから半年以上も経過してしまいました(汗)……その為ブランクが抜け切れてない拙い話となってしまいましたが、これを機にハーメルン小説の製作活動を再開しようと思います!
相変わらずのナメクジ更新になりますが、是非とも皆さん暖かい目で見守って下さると幸いです。

さて……締めくくる前に、前書きに描きました通り、もう1つの報告という名の告知をさせて頂きます。
この話を予約投稿したと同時に、『グランブルーファンタジー』のオリジナル二次創作を製作致します。それに関した情報や告知はX及び只今メインとして活動してますブルースカイにて報告致します。情報を待たれよ!
あと、七華のスミレ含む残り6名のプロフィールは次会話から随時更新しますので其方もお待ち下さい。

長くなりましたが、今後ともka-主とウチの子達を宜しく御願い致します。

それではまたお会いしましょう!高評価、感想等お待ちしております!
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