自由への航海 作:天の川
「待たせたなぁ、海賊狩りィ! 今からテメェを血祭りにあ、ゲェ!? 麦わらが檻の外にぃ!?」
大きなライオンに乗る男と一輪車に乗る男を背後に従えて、この場に戻るなりすっとんきょうな声を上げるバギー。
驚きの中にもコミカルさを忘れないバギーはやはり愉快な男であり、ゾロとの闘いを見る限り海賊としての実力も自信も信念も申し分無い。バギー個人はシャボンディ諸島で見た3200万の海賊よりも格上だろう。
問題なのは後ろに控える二人を筆頭とした手下になる……原作では無事にグランドラインを航海していたが、どうみても弱そうである。
今になって航海プランを変更する気は無いが、腕っぷしの程を実際に確認しておく必要がありそうだ。
「麦わらなら俺が出した。頑張って倒してくれ」
俺は何ら悪びれる事なく事実を告げる。
悪びれるどころか、ゾロ逃亡後に起こるイベントが無くなった状況をあるべき姿に戻し、ついでにライオンと一輪車の実力も計れる一石二鳥の行いだ。
そう。
これは、バギーがブッ飛ばされる結末に導く為の然るべき行いであり、本来なら誉められるべき行いだ。
只し、この理屈はこの世界の他の誰にも判らない……転生者とは、思いの外辛いものである。
「この派手阿呆がぁ! お前はどっちの味方なんだっ!?」
大砲を挟んでルフィ達と並び、バギーと向かい合う立ち位置の俺とキキョウとニコ・ロビン。
このシーンだけを見ればバギー達と敵対しているように見えなくもない。
「そう怒んなって……グランドラインを制覇するデカっ鼻さんなら、麦わら野郎の一人やそこら増えたところで余裕だろ? 大体だな、俺はお前の味方になった覚えはない……そこんとこ間違えるな」
適当におだててやると「そりゃぁそうだ」と気を良くしたバギーに向かって両手を広げ、敵意の無いことを示した俺は、ルフィ達から離れる様に屋上を歩む。
そんな俺に黙って付いてくる二人の女。
「何なの、この人!? 一億ベリーも払って護送を頼んだなら味方でしょ!? ……そうだ! 私に一億ベリー払ってくれたら、この二人がアンタをグランドラインに案内するわ!」
「誰が案内するっつった!? そもそもお前は誰だっ」
「コイツは泥棒でうちの航海士だ。ナミってんだ」
俺の背後から呼び止める様にナミが自分勝手な案を叫ぶと、ゾロが突っ込み、ルフィは呑気にナミを紹介してみせた。
戦闘前とは思えないほのぼのっぷりだ。
もしや、コイツらにはバギーと闘う気がないのだろうか?
…………。
これはマズイな。
ルフィがバギーと闘う様に仕向けるとしよう。
「お前、関係無くね? 案内するのがその2人なら、金を受け取るのもその2人になるのが筋だ」
歩みを止めて振り返った俺は、首を傾げルフィとゾロを指差した。
「関係無くないわ! アンタのお金は私のお金、私の受けた依頼はコイツらの依頼よ!」
身ぶり手振りを交えて力説したナミは、最後にルフィとゾロをビシッと指差しポーズを決める。
「ふぅーん?」
俺は3人に値踏みするような視線をおくる。
イレギュラーな存在である俺達のせいか、原作ではもう少し後になるナミ仲間入り(仮)が前倒し気味になっているようだ。
「な、何よっ!?」
「じゃぁ、お前もソイツらの一味なのか?」
ここでもう一押ししてやれば、とりあえずナミ仲間入り(仮)は成立しそうだ。
「えぇ……そうね。この依頼の為なら手を組むわ、どう?」
「やったー! 仲間が増えたぞ」
「あん? 話が見えねぇ……説明しろっ、ルフィ」
「コイツは泥棒で航海士で仲間だ」
「説明になってねぇ!!」
「手を組むだけよっ」
そう言ったナミがルフィに手を差し伸べると、「ニヒヒ」と笑ったルフィが握り返した。
なるほど……展開に多少の差異が在っても収まるべき所には収まるのか。
コレならば、もう少し気兼ねなく動いて良さそうだな……原作を気にする余り自由が奪われそうになっていたが嬉しい発見だ。
後は、バギーをブッ飛ばせば完璧なんだが……さて、どうなることやら。
「へぇぇ〜……麦わら一味結成の瞬間か?」
「そうなるわ。コレなら良いでしょ? 1億ベリー、今すぐ払って!!」
「うん。普通に無理」
「ちょっと、どうしてよ!?」
「当たり前だろ? この金は既にバギーに払ったから俺のモンじゃない。それより何より、雑用係の居ねぇ麦わらの一味に俺の護送は勤まらねぇのさ」
キッチリ回収しておいたアタッシュケースを軽く叩いた俺は、ナミに背を向け高く挙げた手をヒラヒラ振って話の終わりを告げた。
ルフィとバギーを闘わせたいのは山々だが、契約を一方的に破る様な真似は出来ない。
交換条件すら破る様な人間は、その内誰にも相手されなくなるのが自明の理。
そうなってしまえば、力付くで片を付けていくしかなくなる。
勿論、天竜人たる俺になら大抵の事柄を力付くで解決するのも可能だが、それは危ういのだ。
話し合いや金で簡単に解決出来るなら、それに越した事はないのである。
「約束が違うじゃない!」
「お前と約束した覚えはない……まぁ、どうでも良いけど、手を組んだのならソイツらとの約束は違えんなよ? 約束破りは海賊以下だぜ………………おっし、バギーさんや、待たせたな? 思う存分闘って、お前の有用性を俺に示せ!」
ナミの行動を狭める脅しを掛けた俺は、腕を組んで待っていたバギーの肩をポンと叩く。
ルフィから仕掛けなくとも、コイツらから仕掛けてくれれば結果は同じ。
バギーが華麗に玉砕してくれりゃぁ、ほぼ原作通りの結末だ。
「テメェに言われるまでもねぇ……ロロノア・ゾロの首はオレ達が頂く!」
「ゾロの首はやらねぇ! お前をブッ飛ばして、グランドラインの海図とオーザの依頼をオレ達が頂いてやる!」
「ルフィ……?」
「よく分からねぇけど、お前、金がいるんだろ? デカっ鼻をブッ飛ばしたら、オーザは依頼を取り下げるっ! そしたら依頼も海図もオレ達のもんだ」
なんとなくでもナミの抱える問題にいつの間にか気付いた上で、それを踏まえた問題の建設的な解決策を口にするルフィ……何も考えていない様で、本質を見抜く目があるとでも云うのだろうか。
そして、そんなルフィに嫌われた俺は、天竜人冥利に尽きるってモンだ。
嫌われてナンボ……それが天竜人の本質であり、天竜人はそれだけの事をやってきている。
それなのに君臨出来る……ヤハリ謎だな。
「話は見えねぇが、欲しいモノは力付くで奪うってコトか? イイネぇ、海賊らしくなってきたっ」
頭部に黒い手拭いを巻いたゾロが本気の戦闘体制に移行する。
「コソ泥風情が……バギー船長、あの身の程知らずの相手はワタシがしても?」
「モウジか……イイょ」
「ロロノア・ゾロが側に居るからといって、お前まで強くなるワケでは無いのだぞ……小僧」
巨大なライオンに乗ったモージと呼ばれた男がバギーの許可を得て、ルフィを小物と侮り対峙する。
…………。
コイツ、ダメダメだな……名が通って無いからと、侮る理由が判らない。
無名であっても強い奴は強いのだ。
バギーの後方に移動した俺は、内心でゲンナリしつつルフィとモージの掛け合いを眺める。
「楽しみね……麦わらさんはどれくらい強いのかしら?」
俺の横でニコ・ロビンが探るように質問するのも何時もの事だ。
「さぁな……キキョウはどう見る?」
「麦わらの子供が勝つハズだが…………ふむ、悪魔の能力次第だな」
ニコ・ロビンを適当にあしらいキキョウに問うと、早速悪魔の実の力を念頭に置いて考えている様で真剣そのものだ。
バギーの手下とは大違いの良い傾向である。
こうしてキキョウの成長に満足気に頷いた俺は、麦わらの一味とバギー海賊団の決戦を、悠々と観戦するのだった。
◇◆◇◆◇
「ゴムゴムのーっ、バズーカァ!!」
ナミに胴体のパーツを縛られ手足と顔だけになったバギーが、ゴムの特性を活かしたルフィの諸手突きに依って、遥か彼方にブッ飛ばされた。
「勝ったぁ」
瓦礫の散乱する街の片隅で、ルフィが両手を上げて勝利のポーズを決める。
ライオンが「ゴムゴムのスピン」なる技で屋上に叩きつけられ、建物が倒壊するハプニングから始まった麦わらの一味とバギー海賊団の決戦は、終始麦わら一味の優勢に進み、麦わらの一味の圧勝に終わった。
カバジと呼ばれる男の曲技は、ゾロの三刀流の前に見せ場なく敗れ、船長たるバギーも麦わら帽子を傷付ける愚行を犯して、怒りに燃えるルフィに今しがたブッ飛ばされた所だ。
要は、原作通りだ。
「おらっ、起きろ! 撤収すんぞ」
ほぼ原作通りの結末を迎えた事に満足した俺は、瓦礫に隠れて狸寝入りを続けるバギーの手下の頬を叩き撤退を促す。
「ちょ、ちょっと! なに帰ろうとしてるのよ!? 約束が違うじゃないっ!」
「さっきも言ったよな? 俺がいつお前と約束をした?」
バギーを倒せば依頼を取り下げる……これはルフィが勝手に言ったコトであり俺の意思とは何の関係もないのである。
「……っ!? そりゃ約束はしてないけどっ、バギーを倒したんだから私達の方が強いでしょ!? どうしてそいつらと行こうとするのよ!」
「ナミ、だったか? 必死なのは判るが根本的に色々と間違えているぞ? 俺は護送に強さを求めていない……欲しいのはコイツらの雑用力だ!」
手下を無理やり立たせてケツを叩いた俺は、高らかに宣言する。
「なによそれ!? 意味わかんないっ、アンタは雑用係に1億ベリーも払うって言うの!?」
「俺にとっては雑用係に1億ベリーの価値がある……見解の相違ってやつだな。大体なぁ、1人1日1万ベリーも支払えば、凡そ30人で1日30万。一ヵ月900万で一年なら約1億だ……何も高くねぇだろ? 何がおかしいってんだ?」
「根本的におかしいわよっ! 雑用なんか自分でやれば良いでしょ!!」
必死さ故か、ナミにしては物分かりが悪すぎるし、いい加減面倒だ。
だが……。
ナミの必死の元凶はアーロンであり、そのアーロンがこの東の海で暴れているのは、天竜人の愚かしさが元凶だと言える。
ちっ……。
「俺の事は放っておいてくれ…………そんなに金が欲しけりゃ依頼とは関係無くお前に1億払ってやるのも吝かな話でも無いんだが…………聞くか?」
「今度は一体何を企んでいるのかしら? 娘さん、余りこの人の話を信じたらダメよ。嘘は余り付かないけど、ホントのコトも言わない人よ」
ナミが反応するより先に、能面の様な表情をしたニコ・ロビンが茶々を入れて邪魔をする。
「って、うぉい! お前は何を言ってくれている!?」
「事実よ」
しれっ、と短く告げるとそっぽを向いたニコ・ロビン。
見える範囲の手下達の肩に手を咲かせ、頬を叩いて起こしてくれるのは有り難いが、余計な事は言わないで貰いたい。
と、言っても聞かないのでスルーだ。
「まぁ、良いや……そう難しい話じゃない。ナミさんや、今お前が椅子代わりに使っているバギーの胴体を1億で買い取ってやる」
「ホント!?」
「そう焦んなって……金を払うのは俺がバギーと再会して本人に確認した後になる。さっきも言ったがこの金は既にバギーのモノだからな? 自分の胴体に1億払うんだ……デカっ鼻からも文句は出ないハズだ」
身を乗り出すナミを片手で制して取り引きを持ち掛ける。
金を今すぐ渡しても事後承諾をバギーから得るのは簡単だろう。力付くで脅しても良いし、それ以前にバギー自身の身体だ。金に糸目を付ける様なケチ臭いコトは言うまい。
しかし、意識を加速させて考えるまでもなく、金を渡してしまうとナミがアーロンの元へと向かうのは確実だ。
そうなると、ナミの麦わら仲間入りフラグがポッキリと折れてしまう。
それは流石にマズイのだ。
「つまり、今すぐに胴体を寄越せ、金は後で払う……こういうコトかしら?」
「そういうこった。悪い話じゃないだろ?」
金が後払いならナミは暫くルフィと共に行動するハズだ……コレが俺の狙いであり、その先にはちょっとしたイタズラ心もある。
正解な日数は計れないが1週間も有ればルフィ達は、ウソップとサンジのイベントをこなすだろう。
10日後を目処に村へ届ける約束を取り付ければ良いのだ。
原作通りの出来事が起こると仮定すれば、ナミは1億ベリーを海軍のクズに奪われる……そこで更に1億ベリーを突き付けてやるとすれば、どうだ?
アーロンの顔と行動が見物である。
「嫌よ!! アンタ、頭おかしいんじゃないの!? 誰がアンタみたいな人と後払いの契約なんてするもんですか!」
「そっか…………じゃぁ仕方ねぇ。力付くでバギーの胴体は返してもらう」
計画失敗。
女というのはつくづく御し難いモノの様だ。
まぁ、ちょっとしたイタズラ心だし素直に原作通りの展開が起こる様に努めるとしよう。
「そら見なさいよ! 何でも直ぐに力付くっ、ソレがアンタ達賞金首の本性よ!!」
「はぁ? 馬鹿かテメェ? 提案を蹴ったのはそっちだろ? 大体なぁ……俺の提案を蹴ってどうするつもりなんだ? そこの二人はそれなりに強いが、俺の相手になる程の強さじゃないからな?」
原作を物差し代わりに考えれば、ハンコックと互角以上に闘える俺が、今のルフィやゾロに遅れを取るコトは有り得ない。
これはルフィ達の闘いを見て確認したコトでもあり、まず間違いの無い事実となる。
「嘘でしょ!? 懸賞金100万ベリーのアンタが1500万ベリーのバギーより強いわけないわ!」
なるほど……考え無しに提案を蹴ったわけでなく、ナミは懸賞金イコール戦闘力と思うタイプの人間か。
バギーを倒したルフィなら100万の俺は倒せる……瞬時にそんな皮算用が働いたのだろう。
頭の良い奴が陥りそうな単純ミスだ。
「残念だけど、懸賞金の額は強さを正解に現しているとは言えないの……言ったハズよ? この人の相手をするだけ無駄だ、と。この東の海の人間では誰もこの人に勝てないのよ」
懸賞金イコール戦闘力を否定する存在のニコ・ロビンが、ナミに事情を教える。
「…………え?」
絶句したナミが小さく一言絞り出すと、更に小さく「誰も?」と呟いている。
おそらくアーロンを念頭に置いての呟きだろう。
「ま、実際にやってみないと判らんが、とりあえずそこの二人には負ける気がしねぇ」
「あん? 言ってくれるじゃねぇか」
俺がルフィとゾロを指差してニコ・ロビンの話を追認すると、ゾロだけが渋い顔で言葉を発する。
「事実だからな……それで、どうするんだ? 俺が強いと知って尚、取り引きには応じないのか?」
「いつもの様にブッ飛ばせばよかろう……提案を拒否したのはソコの女だ! 強者である貴様が何故、譲歩の様な真似をする!?」
「そうね……この街に来てからのターゲットさんの行動は変だわ。何か理由があるのかしら?」
「うるせぇっ、どうしようが俺の勝手だ!」
ったく……どうしてコイツらは俺を畏れず、俺の意に反するコトを平気な顔して言えるんだ?
天竜人であると明かしてはいないが、単純な強さだけなら俺が明らかに上だ……何故、こうも畏れを抱かない?
天竜人と明かしても、二人の態度が変わらない気がしてならないし、コイツらと話していると自分が偉いのか判らなく成りそうだ。
「分かった。金は後で良い」
「ちょっと、ルフィ!? 勝手に決めないでよ!」
沈黙を破りルフィが決断を下す。
「お? 流石、船長。勝てない奴とは闘わないか……正しい判断だ」
「勝てないからじゃねぇ! お前と闘う理由がないからオレはお前と闘わないんだっ。金は後でナミに払ってくれるんだろ?」
「あぁ……ナミさんや、金は10日後にノコギリっ鼻のパークに届けてやる。それまではそいつらと海賊をやってな」
「どうしてっ……!? …………分かったわ、10日後ね? もし、約束を破ったら捜し出して取り立ててやるからっ」
驚きの表情を隠さなかったナミは、俯いて少し考えると椅子代わりにしていたバギーの胴体から立ち上がり移動する。
「好きにしな……さて、とそろそろトンズラするか」
バギーの胴体を肩に担いだ俺は、女達に撤収を告げる。
ニコ・ロビンに叩き起こされたバギーの手下達は既に周囲に居ない様だし頃合いだろう。
「そうね」
「そうだな」
「麦わらのルフィ、だっけ? お前等も海賊ならそろそろ逃げた方が良いぞ。街の連中が直ぐそこまで来ている」
「どうして判るのよ!?」
「ふんっ……偉い俺は何でも知っているのさ」
タネは原作を参考にした見聞色だが、親切に教えてやる必要はない。
「そっかぁ。ありがとなー」
「礼を言われるコトでもない……が、一つ聞いても良いか?」
「なんだぁ?」
「お前、なんで俺達を…………いや、やっぱいい」
仲間に誘わない?
そう聞きたかったが、聞けなかった。
ルフィは俺を誘わない……答は既に出ているのだ。
「変な奴だなー」
「おいっ、ルフィ! 暢気に話してる場合じゃねぇ!! ホントに街の連中が来やがったっ、どうなってやがる!?」
「うははっ、逃げろー!!」
こうしてナミとの約束を取り付けた俺は、逃げるようにオレンジの街をあとにする。
その道すがら、
「麦わらさんに何を聞こうとしたの?」
「別に……どうでも良い、他愛の無いことさ……」
「そう…………フラれるのが怖かったのね」
「はぁっ!? 何のことやら!! 俺は独りでもやってけるんだよっ! お前らだってマジ、要らねぇンだからな!?」
「私は貴様の護衛だ!」
「貴方は私のターゲットよ……逃がさないから覚悟してね」
「ちっ……口を開けば直ぐそれだ。まぁ、いいや……」
原作の世界をルフィと共にするでなく、簡単に原作から外れる俺の冒険は、今から始まるのだろう。
とりあえず、アーロンだな。
俺はそんな事を考えながら、夕日に染まる船着き場に走るのだった。
ここまでお読み頂き有難うございました。