【硝子玉の子】   作:みっつ─

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前回のあらすじ 
まだ舞台『東京ブレイド』がやっている頃。たまたま会った姫川大輝からもう亡くなっているが、硝太が生と死の境を彷徨っている時に出会った姫川アイリの気配を感じ取った硝太はフリルに頼んで姫川大輝と姫川アイリの関係を探る。結果、二人が親子の関係だったことが明らかに。
そんな中1人の男が訪ねてくる。白岩と名乗った男は、インスタントバレットで構成されている組織の人間で硝太を組織にスカウトしたいと言ってきた。


#110 真実の瞳(二)

 100年後の未来がどうなっているか。

 各部門の専門家はもちろん、関係ない一般人でさえもふと考えるような遠い未来の話。そんな遠くの未来を思い描く時大抵夢のある未来だ。想像もできない技術で生活が楽になっているかもしれない。現代では夢物語と言われるようなことが100年後の未来では当然のように出来るかもしれない。

 普通の人と同じようにそんなことを考えた魔法使いがいた。彼女は特別頭がいい訳でも体が強い訳でも無ければ憧れの夢を持っている訳でもない。ただ未来を見るというインスタントバレットの中でも強い能力を持っているだけ。

 彼女が見る未来は何があっても正しくなる。本人にとっていい未来、悪い未来関係なく意識してたとしても避けることすら出来ない。例えば数日後に自分が死ぬのを知ったらその日、時間まで怯えて過ごすことになる。そんな彼女は遠い未来、自分が死んでいるであろう100年後の未来を見た。『自分が死んだ後の世界なら自分とは関係ない』『なんなら未来のテクノロジわを少し持ち帰ってもいい』そんな軽い気持ちで未来を見た。 

 その結果は悲惨なものだった。

 

「100年後地球が滅んでいる…?」

 

 白岩の言葉をフリルは理解出来ていないようで聞き返す。インスタントバレットの存在を知り、彼らの支離滅裂としか思えない行動を見てきたフリルでさえも聞き間違いかと思って聞き返すような発言だった。だがフリルは白岩の発言を自分の中に落とし込めているかどうかは置いておくとしても正しく聞き取っており、白岩は首を縦にふることしか出来ない。

 フリルは隣を見るが、硝太は腕を組んで白岩を無表情で見つめるだけで特にこれと言った反応は無い。予想していたのか、どうでもいいことだと思っているのか、隣で見ているだけのフリルには分からない。

 

「実際は()()()()()()()が確認されない。だがな」

 

 一応白岩は言い直すが意味としては特に変わっていない。100年後といえばフリルや硝太本人はともかくその下の子供世代は生き残っていても不思議では無い時代だ。未来のテクノロジー次第ではフリル達ですら生き残ってる可能性するあった。だが少なくとも未来視のインスタントバレットが見た未来では人はいない。つまりフリル達はおろかその下の世代すら全員死んだということ。もしかしたら確認できていないだけの生き残りがいるかもしれないがそのまた次の世代に繋げていくことは不可能。確かに止められるなら止めたいし、止めたのなら人類を救う偉業と言っていい。

 

「出来るのか?」

 

 硝太は特に感情を出さず──というより何も感じていないようでただ出来ると思っているのかを尋ねる。

 今硝太達が聞いた範囲だとあくまで100年後に人類が全滅していることしか確定していない。今この瞬間に核戦争でも始まって人類が全滅するかもしれないし、99年後までは平和に過ごしているのかもしれない。次いでに言うと硝太のインスタントバレットが未来視を無視して動けることは分かっているが細かい原因や条件等のシステムは誰にも分からない。

 今動いても手遅れの可能性があれば硝太が死んだ後にその未来が訪れる可能性もある。完璧に対処するのは難しいと思う。

 

「まだ確証は無い。理論上可能、って程度の話だ」

 

 白岩もそれは十分承知の上で硝太を引き抜こうとしている。白岩のいる組織がなにかは未だに分からないが理論上可能としか言えない小さな可能性に縋りたくなるほど切羽詰まっていることになる。

 そんな状態の組織が基本的に扱いやすく、戦力として強力な硝太をわざわざ殺すとは普通なら考えない。だが余裕のない人間というのは得てして通常では考えられない行動をとるものだ。硝太の不安定さを見て利用できないのなら殺そうと考えても不思議では無い。

 

「なら理論上不可能、ってなったら僕は殺されるのか」

「それはその時次第だな。上に殺しに行くか使い潰すより飼い殺しにした方がいいと思わせればこれまで通りの生活が待ってる」

 

 硝太もインスタントバレットが意味無くなった場合の対処は気になるようで白岩に聞くが反応はあまり宜しくない。流石に使えなくなった時のことまで保証してくれるほど優しい組織ではないらしい。

 だがフリルはその中で一つの可能性に気づく。

 飼い殺しならこれまで通りの生活。つまり組織としては硝太をそんなに縛る必要性を感じていない。仕事があれば呼び出されて魔法を使う、それぐらいに留めることも可能かもしれない。自分たちの理念を体現するのに一番必要なはずの硝太をそんな扱いにする。これは雑というより硝太の自由意志を汲んでいる、あるいは制御不能になった時のことを警戒していると思われる。相手はフリルの予想以上に斉藤硝太という人間のことを調べて来ている。そもそも硝太が住んでいる苺プロではなく、学校の帰り等のフリーな時間でもなく、姫川の自宅に来た時に来ているのもフリルを半ば人質のように使って交渉を有利に進める目的もあるだろうが、また他に苺プロの人には影響を出さないようにしているからなのだろう。硝太が苺プロにいる母親のことを何より優先しているのを知っており、母親を傷つけられたと思った硝太が暴れたら手が付けられないからだ。

 

 白岩のいる組織が斉藤硝太という人間を調べ尽くしているのなら、硝太が弱いところの他に硝太を引き入れるのに使える餌を他にも持っている。白岩はまだ、硝太に与えられるカードを持っている。

 それを全て暴きたい。もしかしたらそれは今後硝太を使い潰したりする際に使われるカードになりそうだから。フリルは深呼吸をして呼吸を整えると白岩の方を向き直す。理解できない事象ばかりで話についてこれてなかったフリルだが、『こうするべき』ことが分かれば十分だ。分からないことを分かっているように演技するなんてもう何度もやっている。

 

「硝太を殺す気なら貴方達の味方にはなれません」

 

 フリルが喋りだしたことで硝太の目線がフリルに向かれる。まるで保護者のように、或いは支配者のように硝太は私が持っているものだ、といいながら冷たい声で白岩を非難する。

 

「ん、それもそうだな。」

 

 フリルを止めようとする硝太だが、フリルは硝太の手を掴んで止める。丁度硝太が白岩に目的を聞こうとした時と同じ構図になる。白岩は当然の発言に頷いてフリルの考えを肯定する。

 

「それに硝太が欲しいというのなら硝太に渡すものがあるでしょう」

「それはさっきも言ったが、斉藤硝太が安全だという──」

「それは硝太に与えられるものではなく、結果としてつくだけのものです。貴方達が硝太に与えているわけじゃない。そもそも使えなくなったら始末するのなら硝太が安全であることを喧伝する必要も無いのでは?」

 

 硝太に渡せるカードが『組織に入ることで斉藤硝太は安全だと証明する』事だというが、言い切る前に、言い返されて白岩の表情が変わる。

 芸能人の人気に事務所や仲のいい芸能人といった要素はあるが、本人の素質も存在するように人間の能力は人脈やツテだけではどうにもならない事も多い。硝太が安全なのかどうかはさておき、どちらだとしてもそれを証明するのは硝太の対応にかかっている。組織にいようと首輪がちゃんとしてないと硝太の性格上すぐに自由になって好き勝手し始める。あくまで他人の組織側が安全かどうかなんて保証できるはずもない

 

「なるほど。つまり斉藤硝太が望むものを与えないと公平とは言えない、と」

「ええ。」

「っ」

 

 白岩が分かりやすく苦い顔を見せる。めんどくさいと思っているのか、最初からわかっていた痛いところを突かれたのか。表面上は取り繕っているが口篭っているのを見ると後者だとわかる。硝太と話している時も思ったが白岩は情報でリードを取っているという認識が強くこちら側の想定を甘く考えている。硝太にそこを突いて交渉を有利にできる技術はないが、フリルにはある。

 

「なら金か?上に相談することになるがある程度は…」

「それもそうですがもっとあるはずです。硝太のこと、調べているのでしょう?」

 

 まだ足元を見て金で解決しようとする白岩をさらに追い詰める。まだ確認した例が硝太と白岩の2つなので確証は無いがインスタントバレットというものは見るからに人から外れている割には口論は弱そうに見える。対人経験が少ないのもあるかもしれないが悪意を胸の内に秘めて解決してしまうくせがついているのかもしれない。如何せん常識的な視点も持っているせいでフリルからしてみれば硝太よりやりやすい相手になっている。当然それを見逃すほどフリルに余裕は無い。

 

「…これが斉藤の嫁…」

「嫁じゃない」

 

 白岩は観念したのか独り言のような声量で愚痴を言っている。それすら硝太が即座に否定したことで大きなため息をつく。

 

「…病院でお前を襲った傀儡だが、元は普通の人間だ。こちらの調べでは山や海に捨ててなければお前たちがまだ持っているはず…その出処について」

 

──やっぱり病院の件か。

 硝太の目の前にある問題、危険はストーカーの共犯者と病院で襲ってきた動く死体(リビングデッド)。ストーカーの件は逃げている最中にcolorful(カラフル)の七辻という女が介入してきた。女の目的も今考えてみれば硝太のインスタントバレット、その力で人類を救うことだったとすれば初対面時に硝太を誘拐するのでも暴力で黙らせるのでもなく()()()()と言っていたのも理解できる。そしてそんなcolorful(カラフル)が介入してきた戦場のことを白岩が適当に喋ればそれだけの情報を持っている、colorful(カラフル)の人間だとわかってしまう。本当にcolorful(カラフル)の所属なのかは分からないがそう思わせることが大切なのだ。

 

「──動く死体(リビングデッド)

「お前達はそう呼んでいるのか。確かに文字通り動く死体だな。物言わぬ人をマリオネットのように操る。『偶像』のインスタントバレット。それがお前を狙ってる天敵だ。奴はお前と同じようにcolorful(カラフル)でも世界の端っこにも入らず独自で動いてる」

 

 病院の話が出たことで硝太が動く死体(リビングデッド)と自分たちの中で呼んでいた名前を呟く。そう呼んでいる理由が病院で襲ってきたのが身元の分からない死体だったからだが、白岩は傀儡と呼んでいることからして生きた人間も操れる可能性がある。動く死体(リビングデッド)、傀儡。つけられた名前こそ違うがそれは偶像という名がついたインスタントバレットによって作られたものという点では同じ。使用者はcolorful(カラフル)や世界の端っこに所属せずに魔法を使用しているようだ。

 状況としては硝太に近い。違うのは魔法の都合上、『偶像』側は兵隊を用意して硝太に対処できるためしっぽを出しずらく、硝太だと手が届かないような場所に実質的に単独で動ける。

 

 

「硝太のように危険視はされていないんですか?」

「組織のことは知らない。が、colorful(カラフル)の仮の目的がcolorful(カラフル)以外のインスタントバレットの死滅だったことを考えると…」

colorful(カラフル)から逃げ切るだけの強さを持っている」

 

 colorful(カラフル)の戦力がどれだけかは分からないがそれから逃げ切ると考えると相当の戦力を持っていることが伺える。colorful(カラフル)の仮の目的すら初めて聞いたがインスタントバレットなんてめちゃくちゃなものをその辺の一般人が使って被害を出すぐらいなら情報統制してその一般人を殺してしまった方が楽だし、リスクも軽く済む。colorful(カラフル)がどんな組織かは別として組織として成り立つ目的としてはインスタントバレットの管理という形で成り立っているのだろう。

 だが白岩の反応としては薄く、そこに硝太が切り込みに行く。

 

「いや違うね。僕の相手として泳がせたな。僕から悪意が尽きず、インスタントバレットの詳細を知るための実験台として」

 

 白岩達が危険物を()()()放置したという事実に硝太の瞳が青く光る。硝太自身、未だにインスタントバレットの制御も上手くできていないが使い方は理解していると言っていい。そうなった原因は不知火フリルのストーカーと病院内で襲ってきた動く死体(リビングデッド)。その2つがなければ硝太は霊感が強いだけの子供として思っていただろう。実際に、今でも姉のルビーの認識ではそうなっている。硝太が自分のインスタントバレットを自覚するためにそういった脅威は必要だった。

 フリルもその事に気付くと白岩をキッと睨む。硝太が死んでもサブプランがあるなら組織に硝太を守る理由は無い。死んだら切り替えていけばいい。敵だけ仕掛けさせておいて硝太が力をつけたら救いの手を差し伸べるかのようにスカウトしに行く。これではマッチポンプと変わらない。それを自覚しながらも硝太と相対している時は会話の流れを持っていた白岩は硝太にとってある意味最悪の敵だ。相手が暴力で来たら殴り返せばいいのだが交渉というていで利用しに来たら硝太は上手く利用される。現時点でフリルの介入により少しズレてはいるものの、凡そ白岩の想定通りに事が運んでいる。

 

「ああ。私もそう思っている。インスタントバレットの自覚症状は薄い。存在そのものを知らなければ幻覚を見てるのと何ら変わりは無い。『偶像』がどうやって気付いたのかは分からないがお前のことを狙っている。そいつについて情報提供が出来る」

「…」

 

 上手く使われた。フリルがそう感じると共に背中に冷たい汗がつたう。硝太目線で考えるとこれは情報提供ではなく脅しだ。白岩側は出しても問題のない病院で硝太を襲った動く死体(リビングデッド)についての情報を渡すだけで硝太に「この情報を貰わなければ家族を守れない」と思わせた。家族を守るためなら文字通り何でもする硝太がこの言葉を聞いて白岩を突き放せるはずがない。白岩の発言が嘘では無いと裏が取れたら必ず、硝太は白岩の提案を受け入れる。

 

「そうか。なら仕方ない──」

「待って!」

 

 硝太を力一杯に押して発言を強引に止める。反射的に動いたので硝太が家族を守る為の行動を止められたら味方でも殺しに行く人間だということが頭から抜け落ちていた。だが、たとえ頭の中にあったとしてもこうするしかフリルは考えられなかった。こうでもしないと硝太は殺される。ただ殺されるのではなく、訳の分からない大人たちの集まりに力を利用され尽くして使えなくなったらゴミのように捨てられる。

 それはダメだ。たとえ硝太がそれを了承していたとしても、ルビーがミヤコが、フリル自身が許せない。

 

「落ち着いて、硝太のことは魔法も全部バレてるんだよ。硝太を誘導するために、ルビー達になにかしてるかも──」

 

 やってしまったのなら止められない。硝太に即断即決で殺されなかったのでその隙に硝太の耳元に顔を寄せて白岩には聞こえないような声で白岩の不信感を煽る。

 白岩が硝太を欲しているのなら首輪にするためにルビーやミヤコに手を出す可能性は否定できない。硝太のウィークポイントとして白岩側は理解している発言をした。ルビーやミヤコに何かしている可能性も否定はできない。

 だが冷静に考えてみれば下手に手を出したら硝太が手をつけられない怪物になるのであくまで硝太を殺すことが目的でないのだから実際にはやっていないだろう。フリルの言葉はただ煽っているだけに過ぎない。

 硝太は力無くフリルに押し倒されたまま、フリルの言葉を聞く。しばらく瞳を閉じて考え込む事数秒。決断をすると片手でフリルを持ち上げながら起き上がる。

 

「…いや、ここは白岩の提案を受け入れよう」

 

 白岩の提案を受け入れる。

 白岩と組むという予想通りの選択にフリルは何も言えない。フリルがどれだけ頑張ろうと硝太相手の交渉では家族をチラつかせれば硝太は家族を守れる道を選ぶ。自分自身の損得に全く拘っていない。硝太も白岩がそれを知って提案してることを知った上でその決断をした。

 白岩を信頼するリスクとリターンを考えた上で決めてる、たとえ自分が死んだり利用されたとしても他の家族には手が出されないと確信しているということ。

 硝太は赤い瞳で白岩を見据えながら独り言のようにつぶやく。

 

「こいつは嘘をついていない。少なくともcolorful(カラフル)も世界の端っこも僕を殺す旨味がないのは想定通りだ」

 

 白岩のこれまでの発言は硝太と同じようにあからさまに隠している発言はあるが嘘はついていない。硝太は初めて見た時から白岩という男に対してある程度推測が立てられていた。同じインスタントバレットだから、というより人としての気質が近いだからだと思われるが白岩という人間についてわかると彼の発言にそこまで威圧感が感じられなくなる。

 

「でも殺されるかもしれないんだよ」

「それはこっちだって同じだ。僕を無抵抗の子供じゃない。何より、人類を救うってことはお母さんも救われるってことだ」

 

──このマザコンめ。

 硝太の安定のマザコンぶりに霹靂しながらも硝太の理論も納得する心もある。あくまで白岩がしているのは可能性の話。未来を救うというこれ以上ない命題においていくらサブプランがあるとはいえ、メインプランの最重要項目と言ってもいい硝太を殺すリスクはそれなりにはある。誰だってそんなことは出来ればしたくないはずだ。先程からたらればの話をしているがそんなことを言い出したら外出したら車に轢かれるかもしれないから外に出ない、という話になりかねない。しかし、それでもフリルには硝太が逃げる選択をとって欲しかった──が、今更フリルが足掻いても意味は無い。

 

「了解した──では話をしよう」

 

 硝太の独り言のような言葉を拾った白岩がカバンの中からまた違う書類やらUSBメモリやらを取り出す。ここまでの話の流れは全て想定内だったようだ。所々に想定外のことが起こったような反応を見せていたがここまで考えられていたとは、本当に底知れない。

 

「まず結論から言うがお前の事件には『龍珠組』という組織が関わってくる。」

 

 白岩の言葉が意外だったのか書類に向かっていた硝太の視線が勢いよく白岩の顔まで上がる。

 

 実際、この一言で話の流れが変わることになった。




漫画のインスタントバレットを読んでいる人からすれば高千穂旅行の展開もあって「まぁ、そうだろうな」となる話の流れですが一応この作品の読者は推しの子本編以外は何も読んでいない前提で書いているのでご了承ください。

硝太の殺意(ヘイト)をちゃんと調整しながら話してるフリルさん。流石ヒロインだ…推理面はともかくフリルがいないと情報交換すらマトモに立ち行かない。デート(買い物)の自動車事件の後の白岩がフリルのことを1歩引いた態度で見てるのはこういうことがあったからですね。物理以外つよつよヒロイン。最早保護者である。

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次かそのまた次は龍珠組の回です
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