ダメ人間鮫島アビ子の世話をすることになった硝太。あれから数週間、『東京ブレイド』の舞台は順調に進んでいることを確認した。
ある日の陽東高校。昼放課。
いつも通り一般科から来た硝太を含めた四人が弁当を囲んで食事している。新学期になり、硝太の左腕が動かないままだが四人は特に何か変わることはない。その中、ずっと硝太の方を見ていたフリルが話しかける。
「硝太疲れてる?」
フリルに言われ、硝太の左側に座っていたルビーが顔色を伺う。入院中はマトモに睡眠が取れなかった硝太も自宅に帰ったあとは満足な睡眠時間を取り目元の隈も見えなくなっていた。疲れている、というよりむしろ元気になってきたように見えたルビーは首を傾げる。
「そう見える?」
「見える。」
硝太のことを誰より知っているルビーの問いに強く言い切るフリル。硝太のことが好きでいつも見ているからわかることがあるのだろうか、とルビーはもう一度硝太の顔を覗き込む。
しかし見えるのはいつも通りの小学生のような弟の顔。
「フリルの言いたいことはわかるよ。左は死んでるし、学校は新学期だし」
「テストもあったしなぁ」
フリルの言葉にいまいち納得出来ていないルビーの変わりに硝太が目をふせながら答える。入院時より環境は良くなったがそれでも左腕は未だに動かず日常生活をマトモにおくるだけで一苦労。考えなくてはならないことも多い。オマケに新学期ムードは抜けてきたとはいえ環境の変化もある。環境の変化に敏感な硝太としては気疲れするのも当然と言える。
「まぁ、それもあるけど。硝太は心労があるんじゃない?」
「…鋭いな」
「でしょ」
しかし、疲れている理由がそれだけでは無いのも事実。フリルは目を鋭くさせて硝太に聞くと硝太は素直に負けを認めて右手を振る。
フリルが巻き込まれたストーカー事件は硝太の左腕の怪我という跡を残したがまだ完全に解決した訳では無い。共犯者、指示役の可能性。そしてその支持役がアイの殺害に関係している可能性。
フリルの事務所に事件の関係者──恐らく共犯者がいると睨んだ硝太だが、
もし犯人が犯行計画を立てており、最初から不知火フリルをターゲットに据えていたのなら彼女の友人関係にメスを入れるのが一番確実だ。となれば学校内に味方を作ることだって考えるはず。芸能科が特殊な可能性もあるが学校の話はどこまで行っても個人の話でしかなく事務所は最低限しか関われない。
無論、証拠なんてない。暴論と言われればそれまで素直に考えるならフリル一人殺すのにそこまでする必要性もなければ身バレのリスクが上がるため校内に共犯者がいる可能性は非常に低いと思う。
しかしストーカーが捕まっても共犯者が次のストーカーを立てて誰かを襲わないとも限らない。実際そうなのかどうかでは無い。そういうことが出来るのか、出来ないかでしかない。もし仮にその犯人がルビーやアクアを狙うのなら。そう思うと世界の全てが敵に見える。学校内の生徒の世間話、教師の日常。校舎に出入りする人間に近くにいる動植物まで。
これまでそう思ったことがないかと言われると嘘になる。中学生の頃、初めて登校した日は周りにいる人間が全員凶器片手にこちらを睨んでいるようにしか見えなかった。だが、高校生になり、友人が出来て仕事に関わるようになり間違いなく斉藤硝太の世界は広がった。その広がった世界のほとんどが急に敵に回ったような感覚。若干鈍くなっていた感覚が研ぎ澄まされていくのを肌で感じる。
結果、体はついて行っても心がついていけずに摩耗し始めた。
「気にしすぎだと思うけど」
「生来のものなんだ。気にしないでくれ」
元より硝太の精神的な脆さは四人とも知っている。それがしばらく社会復帰できなかった一番の原因であることも。それを繰り返しているような硝太に心配半分、呆れ半分で接するフリル。硝太はずっと白旗を振るように右腕をフラフラ振っている。
──むしろフリルは被害者なのに気にしなさすぎ…な訳ないか。
硝太は内心でそう愚痴を言うも当然フリルには届かない。硝太の場合左腕の機能不全と腹に穴が空いた
硝太からしてみれば誰もフリルのダメージに気をかけず、気づきもしない。本人も隠し通していつも通り学校生活と仕事をしなくてはならない。地獄としか言いようがない。それでも保てているのは自身は嘘で塗り固める芸能人だ、という自負に過ぎない。
──学校でいる時位は普通の女の子でいて欲しかったけど。難しいな、これは。
硝太はフリルが仕事中以外の時もマルチタレント不知火フリルとして振る舞い、周囲の目から耐えなくてはならないのに反対している。仕事の時は当然マルチタレントとして活動しなくてはならないがあくまで仕事の範囲内に収めるべきことであり、私人としてのフリルにそれを求めるのは酷という他ない。
硝太はそんな現実が嫌だった。芸能人を一人の人間としてではなく一人の人間が人生そのものを投げ打った商品だという事実を嫌った。だと言うのに自身の行動の結果フリルが外でも演技し続ける原因を作ってしまった自分の弱さを呪う。
硝太が後悔しているのを感じ取ったのかフリルは自身の胸元を数秒見つめた後、硝太に向き直る。
「そんなに辛いならおっぱい揉む?」
フリルのたった一言に教室の空気が数秒止まる。クラスの全員がパソコンが処理落ちしたようにピタリと止める。当然近くで聞いていたみなみもフリルの恋心を知っているルビーも例外では無い。
「大丈夫?おっぱい揉む?」なんて俗っぽい言葉を、それも硝太に向けて嫌気も感じずにさらりと言ってしまうフリルとのギャップに全員がこれまでの人生で見てきた不知火フリルと現在のフリルを見比べる。脳の中に過去の不知火フリルの映像や印象が駆け巡りそれらが現在のフリルの印象と複雑に絡まり強引に解こうとしても脳が処理できていない。
「え?いいの?」
唯一フリーズしなかった硝太も驚きを隠しきれず驚き半分、期待半分といった様子。しかし先程まで考えていた事件のこと、フリルの芸能人としての人生の言葉がすっぽり抜け落ちて代わりに見た目に似合わない性欲が嵌る。
後々それを種に変なこと頼まれたり、恨まれたり等面倒なことに巻き込まれることを除けば女性の胸を触れると聞いて断る男、そもそも女性の胸が嫌いな男はまずいない。特に日本が誇る美少女マルチタレントの胸を揉める権利があると言われれば日本中の男から殺意を向けられるだろうし人によってはその権利を買い取ろうと億単位の金が動く。フリルもその事実を理解していないわけでは無い。単に女性の豊満な胸が好きな硝太にアピールをしているだけに過ぎない。
だが、日本が誇る美少女がアピールする相手は数億円をポンと稼ぐような大企業の社長でも世界のスーパースターでもなく、ただの可愛げはあるが特別秀でたことがないように見える天然合法ショタという事実を受け止められる人はそう居ない。二人を間近で見ていて硝太を可愛がっている姉のルビーでさえ最初に聞いた時は混乱したほどだ。
だからこそ、クラス内全員が動きを止め実質二人だけの空間で誰よりも早く復帰するのはルビーなのは必然と言える。
「いい──」
「ダメだよっ!」
フリルが頷くより早くルビーが間に入り、硝太の頬をつねる。
「
「硝太はまだ小さいんだからそういうことしちゃダメ!」
頬をつねられ変な声を出す硝太にルビーは硝太を見た目通りの子供のように扱う。その根柢には星野ルビーと斉藤硝太としてみると同年代。だが硝太は生まれて4年間の記憶を失い、ルビーには天童寺さりなとしての記憶と経験がある。いくら多少精神年齢が若く見えようと最初からルビーと硝太は物事を見る目線が違う。当然、子供の頃見たら常識の無さ故に自然と受け入れてしまいそうなことも大人になると別の視点から見るようになる。
そんなルビーの内心を察したのか硝太はすぐに落ち着き、目を伏せる。
「ああ、短慮だった」
アイを殺したストーカーの動機はあくまで推測の域を出ないが考えることは出来る。
何処からかは分からないがアイがアクアとルビーという双子を産んだ母親だということがバレたとしたら。主を産んだ聖母では無いのなら、必然とアイは男と
身勝手なファンの考えにはアイドルは「みんなの」と冠をつけながらも内心で自分のモノと思う傾向があるらしい。それに当て嵌めて考えると自分のモノを奪われた上にその証拠である子どもを大事に育てていることになる。そこでアイドルとしてでは無い、アイの幸せを祝福できるのならともかく、自らの欲望を優先したとすればアイへ注いでいた分だけ憎しみは当然巨大化し復讐として子供共々殺すのも不自然では無い。
一人の女性を母親にして子供を孕ませるのはそれだけのリスクが伴う仕事なのだ。相手が芸能人であるのならそのリスクは倍増する。胸を揉んだ程度で子供はできないのは前提にしても性的なものに目覚めるにはまだ硝太は未熟すぎて、社会的にも弱すぎる。
「フリルもごめんな。僕には君を死なせる覚悟は無い」
「硝太くん──」
目を伏せながらフリルにも謝罪する。フリルとしては軽い気持ち、冗談の一つとして言ったのだろうがそれでも謝罪しなければならない。
どれだけフリルを普通の女の子として扱っても世の中に何千何万といるフリルのファンが皆そう扱うとは到底思えない。ただでさえ最近ストーカーに追われた過去があるのだ。その原因を増やすようなことはフリルを殺そうとしていると言っても過言では無い。
いつの間にか処理落ちしていたみなみが察したのか心配そうにこちらを見てくる。死なせる覚悟は無い、と言ったことを笑い飛ばしてもらった方が気が楽だが、察しがいいのか内心を見抜かれていると感じる。
本来なら氷室が言ったようにフリルに関わらないように斉藤硝太は死ぬべきだった。それを断って生きると我儘を言うのならフリルに負担を増やすようなことはしてはならない。
──フリルを殺させるような覚悟なんて一生かかっても出来やしない。
それが出来るのなら斉藤硝太という人間はこんなところにいない。フリルを見捨てることができるようになるにはフリルより優先している、例えばルビーやミヤコが危険な時ぐらいなもの。それが来なければ一生見捨てることも救い出すことも出来ずに金魚のフンのようについてまわることになる。
そう考えていると不意にポケットに入れたスマホが鳴り出す。着信主の場所を見ると氷室と書かれている。
「ちょっと失礼──もしもし、斉藤ですが」
「やっと出たなクソガキ」
3人から離れるために一旦席を立って電話に出る。電話から聞こえてきたのは予想通りこちらをクソガキ呼びするフリルのマネージャー、氷室。
彼にはフリルの事務所にストーカーの共犯者、要するに間者が巻き込まれていないか調べてもらっている、という体で病院で遭遇した
「調べ終わった?」
「いや、それはまだだ。近くに不知火がいるな──まぁ、いい。黙って聞きやがれ」
調査の報告か、と思ったが違うようだ。しかし報告という点ではあっているようで不機嫌そうな声のまま氷室は続ける。
「お前を刺したストーカー、自殺したってよ」
少し声を溜めたあと、氷室の口から発せられたのは衝撃でありながら、あまりにも自然な事実。硝太を刺したストーカー、つまりフリルを追い込んだあの外国人ストーカーが自殺したという話。共犯者の情報を得るには最も事実に近い情報を得られる確率の高かった情報源が死んだというニュースは不幸であると同時に必然と言える。フリルと事件の捜査をしている時に名付けたチームXという仮称が早くも捨てる必要が出てきたらしい。
犯人からすれば少しでも減刑されたいだろうから共犯者のこともなんの迷いもなく話すだろう。共犯者からすれば自分の個人情報をペラペラ話すストーカーを逃がす理由は無い。──が、自殺ということは共犯者が仕留めた訳ではなさそうだ。自殺に見せ掛けて殺した、と考えるのも警察が監視している中やりきったと考えるには無理がある。
「死因は?」
「まずそれかよ。ちょっとは驚くと思ったんだけどな」
となると必要なのは兎にも角にも情報だ。出来れば死体そのものが欲しいが最低写真でもいい。百聞は一見にしかず。人から聞いた話だけで推理出来る安楽椅子探偵では無いし、元より氷室の話が全て真実かという確認も取れない。
「一応言っておくが死因なんて知らねぇよ?俺は社長からそう報告されただけだ。どうせすぐにニュースになるだろうからお前には話しといてやるが。まぁ自殺って言ってるぐらいだし自分で首でも絞めたんじゃねぇのか?」
「道具が独房か病室内にあるってなら警察の怠慢だな」
「結構言うなぁ、お前。実は性格悪いだろ」
どうやら氷室も人伝に聞いた話らしい。となれば自殺したかどうかも怪しくなってくる。自殺と言って最初にイメージするのは氷室も言ったように首吊りだろう。縄とそれを引っ掛けるものさえあれば4歳児でもできる簡単な自殺方法。後一般的に想像できるのは煉炭を用いた一酸化炭素中毒と傷を作ったあと風呂にでも沈めて血を止められなくして死ぬ出血死。どちらともかかる時間と必要なものはそれなりにあることもふまえると最悪毛布でも出来る絞殺だと思うのは自然な話だろう。だが、警察や病院関係者がそんな簡単なことを思いつかないわけが無い。共犯者などを吐かせて事件を解決させたい警察側と人の命を救いたくて働いている病院側がそんなヘマをするはずがない。
一つ、それらの可能性を省いて可能性が高いことはあるが何にしても情報が足りない。
「道具がないなら舌でも噛切った…いやそれよりその死体調べられる?というか送ってくれ」
考えられる可能性はいくらでもある。自殺したという言葉しか伝わってないのが妙だとは思わないが、どうにもタイミングと言い都合が良すぎるのは引っかかる。事件のダメージによる死にしては遅く、罰を恐れたとするには早すぎる死。何か裏があると言っているようなタイミングにしては自殺、つまり加害者が本人だと言っている。何を目的にしたとしても都合がよすぎる。せめて警察関係者から情報を引き出せれば多少マトモな推理は出来そうなものだが、残念ながら自分にはそんな友人が居ない。
──警察関係者が身内にいる人なら、一応知ってはいるけど…ダメだ。リスクの方がデカすぎる。
「無茶言うなクソガキ。警察気取りもそこまでにしておけ。そもそも警察の取り調べすら来てないんだろ?お前は警察から遠ざけられてんだよ。加害者には心理的なダメージが多いのなんのってな。高校生にもなってその図体は精神状態がマトモじゃないって表明してるようなもんだ。警察が避けんのも分かるよ」
多少は期待していたものの、氷室は若干巫山戯ながら真っ当なことを言う。
今の硝太の身体が異常なことなど誰でもわかる。高校生でありながらその身長は小学生低学年並み。成長不全の原因は親の遺伝子がほとんどだが栄養不足を始めとして脳腫瘍、クッシング症候群、骨の病気、慢性腎不全等に加えて心理的な問題などを多岐にわたる。その手の病気になっていない事など調べればすぐにわかるし分からなくても自分を一目見れば心理的な問題の可能性なんて察しがつく。そんな子供から話を聞くなんてしたくないだろう。──無論、それが被害者に聞き込みをしない理由にはならないが。
「そんじゃ、さっきも言ったけどすぐにニュースになると思うが、お前もその探偵ごっこやめて不知火から離れろよ」
「ちょま──」
言いたいことだけを言い切った氷室に電話を切られる。わざわざ学校に行っている間に電話をかけて来たのは最後の言葉を言うためだろう。氷室に明かした情報だけを見れば斉藤硝太が事件を調べる理由が共犯者による再犯であることなんてすぐにわかる。が、その最大の情報源であるストーカー本人は死んだ。ここが諦め時だ、と言いたいのだろう。
仕事人間らしい引き際だ。スマホを黙ってポケットに戻して椅子に座り直す。
「
「まぁ…」
「そっか。帰ったら文句言っとこ」
電話をしていたのを見て相手が推測出来たのかフリルが心配そうに聞いてくる。フリルは氷室がマネージャーなのもあり氷室に一回投げ飛ばされているのを知ってるし、仲の悪さも理解している。幼い頃から氷室と仕事をしてきたのもあって文句の言い方は親に対する子のそれだ。
「え?なんなん?二人の内緒話?」
何かの波動を感じ取ったのか先程まで黙っていたみなみさんが若干興奮した顔でフリルとコチラの顔を見比べる。ルビーはそんなみなみさんを見て微笑んでいる。
「ふっ、知りたい?」
「乗るな乗るな。話が拗れる」
みなみが感じ取ったものと同じものを感じたのかフリルが何やらキメているようでアゴに手を当てて、挑発するようなことを言うので即座に話を切る。フリルはどうやら面白いのが好きらしい。面白い気配を感じると自分から突っ込んでいくのは夏のサーファーを見ている気分になる。
しかし今はそれどころの問題では無い。ストーカーが自殺し、フリルも方の荷が降りたと言っていいだろう。氷室は事件が終わったものだと考えているし、その考えも決して無理があるものだとは言えない。何しろ共犯者がいるということすら未だにただの子供の推理の域を出ない。信じないで不知火フリルをおいつめた敵は全て駆逐した、と言い切っても怒られはしないだろう。だが、分かる。事件はまだ終わっていない。
「それより、フリル。今度二人であの時の続きしたいんだけど、いい?」
先程の楽しそうな話からすぐに話題を切り替える。
ストーカーが自殺し、最大の情報源が消えたが元々使えるかどうかすら怪しかった情報源だ。何より自殺した方法等考えればあくまで可能性の話ではあるが相手がわざわざリスクを犯してまで動いてくれたと取ることもできる。あの
「あ、あの時って…もしかして──」
ルビーが何故か顔を赤くしてフリルの方向を向く。対してフリルは表情を変えず少しこちらを見ると状況を察して黙って頷いた。
フリル版「大丈夫?おっぱい揉む?」の破壊力は簡易版無量空処です。あのタイミングだけはフリルもインスタントバレット並の影響力があった。(小並感)それはそれとして硝太の一言目が「え?いいの?」なのは普通に許可されたら揉んでいたからです。ハイ。
「エッチなのはダメ!」するルビーいいよね…アクアの時の「心の底から軽蔑する」を弟に向けたバージョンです。硝太がアイのこと忘れてるマジモンのガキなので割かし優しめ。けど縛りは余計にキツめ。気振っていてもラインはちゃんと超えないようにしてくれるのマジ姉。家族の悲しい事件だからか、硝太もちゃんと理解度高めで接する。
フリルのストーカー死亡。またオリキャラがナレ死してる…いや原作キャラがナレ死するよりマシだけど…貴重な助っ人外国人枠が…
しかも硝太に「まぁいいか!」されてるの可哀想…一応こいつストーカーの被害者なんだけどな…刺されてんだけどな…気にされて無さすぎやろ。まぁ硝太ってフリル達への対応がおかしいだけで基本他人には冷たい人間だけど
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2回目のデートもきっと近い。