【完結済】気付いたらパワプロで適当に育てた選手に転生してた話 作:いちごケーキ
「今から体験練習を始める! ___先輩達も同時に参加するこの体験で、俺達がどういった学校かを知ってほしい」
『はい!』
寮の施設紹介を終え、高い熱意を持ちながら体験練習に励もうとしている、新1年生(予定)。
彼らを尻目に、現1、2年生達はぺちゃくちゃお喋りに興じていた。
大量にいる中学生にも、施設紹介をしている内にある程度慣れた様で、普段通りの雑談を続けていた。
「やっぱ片岡コーチは発言に説得力あるよなー」
「てか、何で監督の轟監督じゃなくて、コーチの片岡コーチが話してるんだろ……?」
「カハハハ……親父、メンドウだって言ってた……」
『ああ……』
「そういう所あるよなー監督」
「その内乗っ取られるんじゃねーの?」
「出来てもコーチはしないでしょ、人格者だし……多分」
片岡コーチの演説を聞いていた部員達は、やっぱりしっかりしてるのはコーチだよなぁと感じていた。
その演説は、雷市が言うには轟監督が面倒くさがって片岡コーチにおしつけたとの事。そういう所あるよなぁと、部員達は完全に納得していた。
コレ、数年後は監督とコーチが入れ替わりかねないのではないだろうかと言った部員もいたが、片岡コーチはそういう卑怯っぽい事はしないだろうという意見で一応決着が付く。
甲子園ベスト4まで連れて行ったのは轟監督だし、これから先部員が増えて片岡コーチばかり人望を集めても、多分片岡コーチは轟監督を立ててくれるでしょ。多分。
俺達も、どっちが監督に向いていそうかって聞かれたら押し黙るしかないけど……そんな感じで微妙そうな顔をする部員達。
片岡コーチも好きだが、やはり弱小野球部を甲子園まで導いてくれた轟監督に恩を感じている部員が多かった。
今は朝10時なので、とっくに現薬師野球部は練習を行っていたが、体験練習の中学生は準備運動が必要だ。
寝ぼけたまま起きてくる部員の為になんとなく行い続けている、朝のラジオ体操をレクリエーションでもう1回行った。
轟監督が、なんかやる気なさげにも見える普段通りのテキトーな声で指示を出している。
「1、2、3、4……」
『5! 6! 7! 8!』
中学生達のやる気溢れる声出しに戸惑った薬師部員。だがその運動自体には見どころは何も無いので、薬師部員の記憶からはすぐに無くなった。
「いや、声大きいな……」
「俺ら12人より1人で出してる奴居ね?」
たかがラジオ体操で、所詮元弱小部の野球部員達を困惑させた後、最初の練習としてまず体験練習生も交えて行うのは、肩慣らしのキャッチボールだった。
「ギャー!」
「……悪りーミスった!」
普通にやれば良い筈だったが、現1、2年生は近くで将来の後輩に見られている緊張もあってかエラーを連発。大半の後輩より下手くそである。
彼らは大勢の観客には慣れているが、大量の後輩には慣れていなかったのだ。
ドン引きすべき薬師高校の守備難だったが、1年生達はそんな事気にしていなかった。
___バシッッ!
「良いぞ北瀬ー」
「やった、ありがとー!」
なぜなら、北瀬-伊川のキャッチボールの球が、あまりにも速すぎたのである。
エース北瀬の球速はMAX160km。とんでもなく速い事は分かっていたが、それでも速すぎた。キャッチャーミット無しで投げて良い速度では無い。
恐らく140km程度、伊川相手ではなければ怪我をさせかねない剛速球である。
俺が全力で投げたボールより、北瀬さんのキャッチボールの方が早くね?!
俺キャッチャーやりたいけど、北瀬さんのボールって練習しても取れない様な……伊川さんって、やっぱり捕球能力は凄いんだなぁ……
冷や汗をかいている中学生達に対して逆に困惑しつつ、北瀬達は彼らにとっては軽いキャッチボールを続けていた。
その姿を触発された一部の見学生。全力で投げ込む物も現れ、場は混沌とし始めていた。
「おい! キャッチボールを全力で投げるな!」
「俺だってアピールしてぇ! お前も全力で投げて良いから!」
___バン!
何の音かと思いきや、片岡コーチが手を叩いて自分に注目させようとしていた。
片岡コーチは、威厳のある顔付きでこう話し出す。
「上級生に惑わされるな。キャッチボールで推薦入学者を決めたりはしない
___出すべきタイミングで、己の力を示せ」
『ハイ!!』
その言葉に納得した中学生達は、大きな声で返事を返した。
……だよな、こんな所で全力を出して疲れたら馬鹿らしい。むしろ協調性が無いって思われるかも。キャッチボールを全力で投げるのは辞めておこう。
彼らはそう思い、危ない肩慣らしは辞める様にしたようであった。
……
この後も、順調とまでは行かないが野球の基礎能力を図るテストを続けた中学生。人数があまりにも多すぎる為、詳細なテストをする事は出来なかった。
とりあえずテストが終了し、轟監督がこの後どういった動きをするかの説明を始めようとしていた。
「基礎能力試験お疲れ様! 今の基礎能力の数値から、34人の内5人まで担当の上級生に減らして貰って、その中の60人からこちらで20人選んだ
そこに推薦内定者7名を加えて、ティーバッティングとマシン打撃、そしてノックを受けてもらう事にしている
まぁ上級生に下級生を選別させるのは、教育上良くないんだろうが。性格の悪い奴がいると、歪な関係になってしまいかねないしな
___だけど、俺の知っている12人の薬師部員は、明らかに才能のある奴をわざと不合格にしたりはしない
だから、34人の中で1番実力があった奴は、確実に監督の俺と片岡コーチが情報を確認している筈
まあ同じ位の実力なら質問した奴の方が覚えられていて、有利になりやすいかもしれないが……
___元々、俺は質問を沢山しろと説明の時に言ってる
薬師野球部は実質2年目の野球部だから、改善すべき点をちゃんと指摘してくれる部員ができれば欲しい。声を上げない部員ばかり入ってきたら、新しいルールを作る事は難しいんだ!
そう言った視点から、あえて説明した上級生にそのまま採点させている。悪いが、文句は受け付けない」
『……ハイ!』
轟監督の衝撃的な選別方法に驚愕しながら、中学生達は何とか返事を返していた。
俺って変な質問しちゃってないかなと考える部員や、怖くても質問しておけばよかったと後悔する部員がいる。
だが、終わってしまった事はどうしようもない。
彼らは合否判定を、受かっていてくれと叫びたい程に強い気持ちを抑えながら真剣に聞いていた。
実際の所、成績をチェックする上級生を変えなかったのは意図的なのかミスなのか。それを知っているのは轟監督しかいない。
「……、友部。以上20名が選別者だ。そして推薦入学内定者7名を加えて、ティーバッティングとマシン打撃とノックを受けてもらう!
選ばれなかった人間は帰っても良しとする! けど、普段俺達もやっている練習だから、気になる人は見ていって良いぞ! まー入部出来るかは入試で決まるから関係ねーけどな!」
……
まずはティーバッティングから。選ばれた中学生達は、思い思いにバットを振っていた。
___カキーン!
そこで1番目立っていたのは、結城将司。青道高校の元キャプテンの弟である。
薬師が青道に勝った時に結城兄は、テッペンまで行けと薬師高校に激励を掛けてくれたりしていた。
彼は本当はぜひ推薦で取りたいレベルの選手なのだが、スカウトをコーチが兼任している事情でしっかり精査出来ていないので指名漏れしていたのだ。
そんな事は知らない北瀬と伊川だが、彼を見ながら、彼は俺達の学校にいたら活躍出来そうだなぁと考えていた。
実際、結城はパワー型の守備難タイプなので、薬師高校のDH育成機関にはぴったりだろう。
元々勝れていない守備能力を更に削られた所で、プロへの道のりはあまり変わらない。
彼は雷市達が卒業した後、薬師高校の4番に座る可能性が高いホームランバッターである。
「先輩達位のパワーあるよな……この資料には、結城将司って書いてある」
「あいつは推薦で取りそうだよなー……というか、なんかあの顔見覚えないか?」
「確かに。どこで見たんだろうな?」
リトルの情報も知らなければ、青道高校元キャプテンの名前も覚えていない彼らは、なんか何処かで見たようなと思いながら、結城将司を高評価していた。
まあ推薦を選ぶのは監督とコーチなので彼らの評価は関係ないのだが、クリーンナップの先輩に評価される事は良い事だろう。
___カキーン!
「あの小柄な茶髪の子も良いよな……ああ、推薦入学内定の由井薫だってさ、しかもキャッチャー! 伊川のライバルになるかもしれないな!」
北瀬が楽しそうに話しているのにほんわかしつつ、伊川は困った顔をして答えた。
「……俺はセカンド専任になりたいから、寧ろ彼が北瀬のボール捕ってくれたらありがたいけどなぁ」
「えっ、俺のボール捕るの嫌なのか?!」
伊川の言葉を聞き、悲しそうな顔をした北瀬を宥めつつ、彼はこう言い訳する。
「そうじゃなくて! ……最近、なんとなくセカンドの動きが分かるようになって来たんだよ
リード考えるのも面倒くさいし、せっかくならセカンドに専念したいなって思ってさ」
伊川は大した努力もしないままで守備力Cで捕球Aと、元々の守備の才能は良い方だ。
野球慣れの無さで、フィルダースチョイスを連発していたから悪かったのだが、帝東との合同練習以降、徐々にミスの回数が減ってきている。
轟監督と片岡コーチが、伊川をセカンドに専任させたいと考えるのも当然だろう。
「……そっか。伊川は野球で前向きな事を言うなんてなー! じゃあ、由井? が俺のボール捕れるようになると良いなぁ!」
伊川とのバッテリーを解散するのは寂しいけど……彼の意思を尊重しよう。それに、野球への情熱が出てきたのは良い事だしな!
そう考えた北瀬は、伊川の意見を尊重して楽しそうにはしゃいでみせた。
伊川は野球にやる気が出ている訳ではなく、SNSでクソリードと呟かれるのが嫌だからポジションを変えたいだけなのだが、それを北瀬は知らない。
……
全ての体験練習が終わり、終わりの挨拶をしている薬師野球部。
まずは片岡コーチから、締めの言葉を話していた。
「皆、薬師野球部の体験練習に参加してくれてありがとう。このチームを理解した上で、多くの新入生が入部してくれる事を希望している
___では轟監督、お願いします」
「集まってくれた新入生候補、ありがとな! これで体験練習は終わるけど、来年またここで会えたら良いなと思ってるぜ……じゃあ最後に、真田キャプテンからのありがたーいお言葉を頼むか」
監督達話す言葉少ないなと思いながらどこか他人事で聞いていた真田先輩は、急に話を振られて少し慌てていた。
だが気を取り直し、以前から考えていた事や今日感じた事を、できるだけ伝わりやすい様に話し始める。
「え、最後の言葉俺っすか?
体験練習に来てくれた中学生の皆さん、ありがとうございました。多くの人に来てもらったお陰で、刺激を貰えたと思います
そうですね……薬師高校は少数精鋭として、夏甲子園ベスト4まで行きましたが、今の体制に限界を感じ始めています
どれだけクリーンナップが強くても、支えている俺達が不甲斐なければ、やはり勝ち進むのは難しい
___甲子園に出場する為のベンチ枠が、最低6人空いています! 雷市、北瀬、伊川、そして新たな新入生が活躍してくれれば、絶対甲子園に行けるチームです
俺達には、彼らを支えてくれる新たな部員が必要です。薬師高校野球部を選んでくれたら、きっと後悔させません!
だから、ぜひ薬師高校を選んでください……皆が入部してくれる日を、楽しみにしています」
『……ありがとうございました!』
キャプテンの、レフト兼2番手ピッチャーである真田が、急に話題を振られたにも拘らず、しっかり内容のある言葉を話していた。
後輩ではなく自分達が不甲斐ないと自ら話すキャプテン。だが、チームを勝たせてやりたい芯の通った発言に感動した中学生も多かった様だ。
そして薬師高校なら、1年生上位6名は絶対に甲子園のベンチに入る事ができる。その言葉をキャプテンから直接聞く事で、薬師高校という野球部のメリットを再認識する中学生も多かった。
1番薬師高校でマズいのは守備陣で、一応ピッチャーの筈の真田先輩には責任が無い筈だが、彼は人数不足によりレフトも兼任している為、そう感じていたのだろう。スタミナも無いのに可哀想な話だが……
彼にとっては本心を話しているだけかもしれないが、咄嗟に長文を話せるのは才能である。
真田先輩のコミュ力は後輩達を大いに懐かせているが、それはこういった言葉を使う才能も関係しているだろう。
「流石真田先輩! いい事言うよなぁ!」
「意外とキャプテン向いてるのかもな」
「なんか、最近真面目になって来てる気もするしな」
「キャプテンだからって、そんなに頑張らなくてもいいのに……」
「でも、真田がキャプテンで良かったって最近思うよ」
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後輩キャラを誰にするかのアンケートを取らせていただきます。2連続小説投稿だと思った方はすみません。
推薦入学者を決めるアンケートです。
票数をなるべく重視しますが、キャラ同士の相性やストーリー上の都合で、出てくるキャラが変更されます。
募集で頂いたキャラの能力や、原作キャラの能力を、こちらの都合や環境の変化により変更している場合があります。
選ばれた後も、初期設定と変更される場合があります。
キャラ募集欄に追加で頂いた場合は、ここに書かせて頂きます。
能力は、薬師高校に在籍する事により変わっていく可能性があります。
以上の事を、申し訳ありませんがご了承ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー確定枠
・由井薫(原作キャラ・たぬきさんに募集で頂きました)
キャッチャー
弾道3 ミートD パワーB
走力D 肩D 守備D 捕球D
パワーヒッター 代打○
リトル時代から有名で、神童と呼ばれている礼儀正しい好青年。
身長が低い事から伸び代が低いと判断されたのか、実力や実績を考えると物足りない数の推薦しか来なかったらしいです。
恐らくプロ志望と思われます。
原作では剛速球の降谷を尊敬していて、その結果降谷の不調に引っ張られてしまいました。
ベンチメンバーに選ばれる為ならキャッチャーを一時的に諦めるかもしれない姿勢を見せています。
この小説内では北瀬を尊敬しています。
その為クソリードで彼の足を引っ張る伊川に、彼からなら正捕手を取れるという気持ちと、ピッチャーの足を引っ張り続けて気にしない事に複雑な心境を持っている予定です。
伊川先輩の打撃力が素晴らしい事も理解していますが……
原作で降谷の剛速球を捕逸したりしているので、コントロールが良いとはいえ、北瀬の160km+変化球が夏までに取れるか怪しいです。
IFとして書いた小説にも出てきています。
緑黒さんは、キャラの能力を下げられるのが嫌だったみたいなのでいなかった事に変更します。すみません。
・結城将司(原作キャラ・Revemeさんに募集で頂きました)
レフト
弾道4 ミートD パワーA
走力E 肩力D 守備F 捕球G
アーチスト 威圧感 三振 エラー 送球△
青道高校の元キャプテンの弟。
薬師高校での野球はプロへの通過点であり、将来はメジャーリーガーになると公言しつつ、兄・結城哲也と同じく「どこでも守れる」と発言しています。
しかし守備は元々あまり上手くなかったのに加え、薬師高校に来たことにより、守備力が更に低下しました。
寡黙な性格に見えますが、自己主張はとても強いです。薬師高校の将来の主砲と噂されています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー投票枠
・奥村光舟(原作キャラ・たぬきさんに募集で頂きました)
キャッチャー
弾道2 ミートB パワーD
走力D 肩B 守備C 捕球B
キャッチャー◎ チャンスメーカー
奥村と両方はさすがになしでと言われていましたが、当初と違い伊川のキャッチャールートが消失している為、こちらの独断で入れさせて頂きました。すみません。
誰に対してもハッキリとモノを言う性格。キャッチャー以外でのベンチメンバー入りを拒否しています。
無言の事が多いが、彼が負の感情を抱いている時は、なんとなくオーラで分かりやすいです。
この小説では、誰に対しても八方美人気味な北瀬に対しても思うところがあるらしく態度は極めて悪いですが、その一方で投手としてはかなり認めています。
真田キャプテンにも噛み付く様な態度を取って、北瀬や伊川にとても嫌われています。
真田キャプテンにはイキの良い新入生だと思われていて、嫌われていませんが……
キャッチャーとしての能力は、正捕手最有力の由井より優れている気もしますが、最悪の場合は公私混同しまくりな北瀬に断固拒否されます。
雷市は、試合の雰囲気とは裏腹に過干渉してこないタイプなので嫌いではありません。
誰に対してもツンツンしているから気付かれませんが、実は野球に対してのやる気の見えない伊川の事が1番嫌いです。
多分、1年生だろうとスタメン出場させたい空きポジションだから、片岡コーチが頑張って調べてきたと思われます。
彼の性格が最悪なのではなく、北瀬や伊川といった薬師高校の主要人物とひたすら思想が合わない設定です。
・瀬戸拓馬(原作キャラ)
ショート
弾道2 ミートD パワーE
走力B 肩E 守備C 捕球D
固め打ち
コミュ力が高い、奥村の親友キャラです。
原作では青道高校に進学でしたが、この作品では薬師高校に入るかもしれないです。
シニア時代はセカンドでしたが、伊川とポジションを争うのは無理だと判断してショートに来ました。
この小説では、新入生の三井と3年生の米原等とポジションを争う事になります。
明るくフレンドリーな彼は先輩達からの評判が良く、北瀬や伊川の評価も当然の様に高いです。
上級生でクリーンナップにも拘らず優しいと評判の、北瀬と伊川に1人だけ明らかに嫌われている奥村に胃を痛めています。
彼の努力によっては、奥村と北瀬達の和解ルートもあるかもしれません。
・友部(原作キャラ・神谷主水さんに募集で頂きました)
ピッチャー
球速133 コントロールD スタミナC スライダー4 カーブ3
ひょうひょうとしていつつも野球に真剣なキャラと思われますが、私がダイヤのAⅡのファンブックを持っていない上に、ピクシブ辞書にも乗っていない為真偽は不明です。すみません。
この作品では、先輩たちにある種の尊敬を抱いていて、メジャーリーグばかり見ています。
北瀬や伊川からの評価は、関わりが少ないから詳しくないけど割と優秀らしい1年生です。
薬師の数少ないサウスポーとして特に片岡コーチから重宝されます。
配球は相手の様子を見ながら自分で合図を出すため、伊川にとっては気が楽であろうが、伊川相手にやったらバレるだろうと思っています。
実際の所、バレようがバレなかろうが、打撃力がチートの伊川には10割打たれます。
・疾風俊(オリキャラ・神谷主水さんに募集で頂きました)
レフト
弾道1 ミートF パワーG
走力A 肩C 守備B 捕球C
高速ベースラン 怪我しにくさA カット打ち 三振
能力が1年生にしては完成され過ぎていた為、こちらの都合で下方修正をかけてしまいました。すみません。
性格は伊川みたいなタイプだが、あくまで野球で出世したいと思っていないだけで、とりあえず甲子園で喝采を浴び続けたい死ぬ気でやってみたいと思っています。
とにかく守備と走塁は中学生の割に素晴らしく、スカウトが青道や稲実を含め多数来ていましたが、正直高校野球の外野手はある程度打撃偏重気味だろうと判断しています。
今の打力で即強豪の一軍になれるとは思っていなかったのですが、試合をテレビで見たときに、もしかしたら即スタメンありえる?と薬師を志願することになりました。
北瀬や伊川からの評価は特にありません。新入生が多すぎて、ほとんどの部員を認識していない為です。
実は、オタク気質な親のせいでアイドルが大好きだったり、めちゃくちゃ耳が良い一面があります。
・花坂学(オリキャラ)
サード
弾道2 ミートB パワーE
走力E 肩E 守備E 捕球E
固め打ち
めちゃくちゃドジな、子供っぽさが残る1年生です。良かれと思って行動した結果、色々やらかす人種だと思われます。
サードで雷市とポジションが被っている為、彼の離脱がなければ卒業するまでスタメンは取れません。
伊川のミート力を尊敬していてちょこちょこ付いて周り、あまりのアホさから逆に伊川から信用される様になります。
意外と頭が良いらしく、推薦入学以外でも絶対に薬師高校に入学して来ます。
もしかしたら、公務員になりたい伊川に勉強を教えているかもしれません。
・真田太平(オリキャラ)
ライト
弾道2 ミートE パワーE
走力F 肩E 守備G 捕球G
パワーヒッター 固め打ち エラー 送球△
名前の通り、真田先輩と関係があります。とは言いつつ、従兄弟という希薄な関係です。
元から趣味程度野球をやってはいましたが、市大三高から勝利をもぎ取った薬師の1番が知り合いの俊平くんだった事に驚愕。
青道相手の試合を見た瞬間北瀬、雷市、伊川の光り輝く才能に脳がコンガリ焼かれました。
そしてその日から、熱烈に薬師高校だけを志望し続けました。
多くの希望者が出る前からアプローチした事や、真田の従兄弟なら才能があるかもと適当判断を下した轟監督によって推薦入学に成功します。
推薦入学者の中では1番下手で、それにも拘らず真田先輩の従兄弟と言う事で割と先輩方に周知されている為、割と同級生から嫉妬されています。
ですが、立ち回りの上手さとコミュ力でなんとなく何とかしています。嫌われていてもにこやかに接するタイプの根性もあります。
これでも、北瀬や伊川との友情トレーニング連発によって相当能力が上がっています。
田中明(オリキャラ)
ライト
弾道2 ミートD パワーE
走力E 肩E 守備F 捕球F
パワーヒッター 固め打ち エラー
めちゃくちゃ常識人なキャラです。但し、その場の常識に左右されやすい為、薬師高校下級生の中の平均みたいな性格になります。
北瀬や伊川にも一応名前を覚えられていて、友情トレーニングがギリギリ成立する程度には好かれています。
よって、パワーヒッターや固め打ち、エラーを習得しました。
クリーンナップ3人組を尊敬していますが、誰が1番好きかと言われると、人好き相手が良く見える伊川が好きかなという、薬師高校あるあるのタイプです。
ニコイチの北瀬と伊川を追いかけ回し、最初は辟易とさせていました。多分最初に北瀬達にパシられるのは彼です。
真面目に熟していった結果、北瀬達に自主練習に誘って貰える様になります。その成果を同級生達に自慢していて、北瀬達には内心微妙に思われています。
緑野秀丸(オリキャラ)
ファースト
弾道2 ミートB パワーC
走力D 肩E 守備F 捕球F
パワーヒッター 固め打ち エラー
割と計算高いですが、友情には熱い人間です。
性格から考えれば少々意外な事に、友人関係を結ぶ相手は単純な人間が多いようです。
利用する為とかではなく、普通に友達として大切にします。
雷市の事を1番尊敬していて、表にはあまり出せていませんがお近づきになりたいと考えています。
元々は打力より守備力の方が高かった気もしますが、薬師野球部によって完全にパワー型になりました。
元々は北瀬・伊川が担当している下級生でしたが、彼は許可を得て真田・雷市の担当の同級生と部屋を変更します。
雷市に憧れているからなのですが、北瀬・伊川の部屋は需要があった為、許可さえ取ってしまえば簡単でした。
伊川に部屋変更の交渉をしたため、そんな人もいた気がする位にぼんやり覚えられています。
ポジションが三島と被っている為、彼に何かなければ最上級生になるまでスタメンにはなれません。
三井寿(スラムダンクキャラ)
ショート
弾道2 ミートC パワーD
走力C 肩G 守備E 捕球D
チャンス◯ 固め打ち 逆境◯ スタミナG
シニアの頃に肩を大怪我をして、一時期不良をやっていました。
ですが、色々あって引退直前の期間に復帰し、シニア最強と呼ばれるチームに勝利しました。肩がGなのは、その影響です。
その成果と、轟監督に指導もした事があるシニアの安西監督の口利きがあって、なんとか薬師高校に滑り込みました。
北瀬と伊川の不良センサーはしっかり反応していますが、喧嘩があまり強くなかった影響で、そこまで警戒はされていないらしいです。
諦めの悪い男であり、口には出しませんが怪我をした後も、全くショートとしてプロ入りを諦める事は出来ませんでした。
彼の出る試合は、暑苦しい不良の応援団が結成されていて少し迷惑です。
三井が入学した場合、来年には流川という天才や桜木というド素人モドキも推薦入学するかもしれません。
北瀬や伊川は、喧嘩がめちゃくちゃ強い元ヤンキーの桜木を、最大限警戒します。
パワード・プロスキー(パワプロ)
ピッチャー
球速142 コントロールG スタミナE
通称パワプロくん。
この世界にもパワプロというゲームは存在する為、野球ゲームの主人公みたいな奴だと良く言われています。
本人もその影響で誘われた野球が大好きで、普段から投げ込みばかりしていました。
その割に弱小中学校の野球部を続けた為、全くの無名だが何を思ったのか薬師高校の体験練習に申し込んだら推薦が貰えてしまいます。
今の所、そこそこの球速だけでやってきたが、才能はあると思われます。
もしかしたら変化球を大量に習得するかもしれないし、160kmの剛速球で北瀬に並ぶかもしれないし、ポジションを変えるかもしれないです。
まあ、全く成長しない可能性もあります。
やや熱血過ぎるが好青年の為、大体の部員からそこそこ信用を置かれています。北瀬と伊川は速球派がいるらしい位にしか覚えていませんが。
真田キャプテンは激アツな感じがしたらしく、妙にお互いの好感度が高いです。もしかしたら、無意識の内に真田キャプテンは彼の才能を見抜いたのかもしれません。
この小説では、真田キャプテンは才能マニアな一面がある事にしています。
火神大我(黒子のバスケ)
センター
弾道4 ミートB パワーA
走力C 肩C 守備G 捕球G
アーチスト 固め打ち エラー 送球☓
帰国子女の超天才です。日本語が怪しく敬語が使えません。
彼のレベルは明らかに中学生レベルを超えていて、日本の野球はつまらないと不貞腐れていました。
たまたまテレビで流れていた春のセンバツの薬師を見て、勝手に改心します。
体験練習が終わった後に薬師高校を志望し始めますが、学力は明らかに足りません。
日本の常識が分かっていないので、勝手に薬師高校に押しかけて自分をアピールしました。
体験練習はいつでもやっていると勘違いしたらしいです。
火神の190cm+素晴らしい筋肉に可能性を感じた轟監督が、勝手に入部テストを実行。
初球から真田キャプテン相手に素晴らしいホームランを打った彼を、推薦入学者枠は埋まっているのを承知で、轟監督は11人目の推薦入学者枠に入れてしまいます。
後で多分、轟監督は理事長に土下座して無理やりゴリ押します。
引っ越してきてからおよそ3年間も、全くチームプレーをしていなかった為守備力はアレです。
オマケ
薬師ショートの米原先輩
弾道2 ミートC パワーA
走力D 肩D 守備C 捕球G
パワーヒッター 固め打ち エラー
後々の部員が首を傾げる薬師野球部のルール(抜粋)
・夜の11時までに絶対寝なければならない
・監督にお金を貸してはならない
・料理を無償で配り歩いてはならない
・筋トレ室で監督に掴みかかってはならない
・やりたいポジションは明確にしなくてはならない