異世界TS転生曇らせ愉悦部員が失敗するだけの汚話 作:アスタロット
ー某日ー
はぁ…やってくれたな、あの女神?
とか言う奴と、その所属組織。
私がこの世界に来たのは、彼らが起因だった訳だ。
さすが理の外にある存在よ。
人生を二度楽しめるのだから、それはそれで有り難いけど。
ま、何というかアレだ。
私の人生というか、ガワが人と言うだけであって、ティアナの中身は邪神由来の蠢く肉塊だがね!
いやぁこれまで、もう色々と面倒だった。
偽装と防壁を設けて、毎度の睡眠時間にのみ解析を続けた。
仲間の誰かが私を弄っていた場合、解析がバレる可能性もあるからタイミングが少ないのだ。
それも、やっと功を奏したから報われた。
人間やれば出来る!
中身は人間じゃないけど!
睡眠中の脳内まで女神のヤツらに観察されていたら、おそらくは失敗していただろう。
そんな、ある種の賭けだったがね。
そこまで読まれていたら、スパッと今生を諦めるしかない。
文字通りに、潔くスパッとね。
仲間達の前で、派手に。
ブシドーは死ぬ事と見つけたり!ってね。
いや、ヤツらの事だ…クライアントがどうのこうの言って自害すらさせて貰えんかっただろうな。
本当に、本当に成功して良かった。
ふむ…そういえば例の担当女神様。
いや、厳密にはヤツらの能力か。
特に違和感もなく、私の脳に影響を与えるとは大したものだ。
お陰様で振り返れば、飲酒を含め私の愚行ばかりで赤面の至りである。
アイツの調整ミスか何かで私の思考が明晰にならなければ、このまま皆の肉便器で一生を終えていた事だろう。
今回助かったのは、ひとえに担当女神様のガバガバ調整のお陰だ。
思考能力を下げ過ぎたからと言って、今度は上げ過ぎなんだよ。
お陰様で元通りとはいかずとも、かなりマシになった。
通常だったら、そんな下手打ちはしない。
アレはアレで、組織内で無能な部類だったのだな。
まぁ、あの女神の上司だっけ?
リーダーには、色んな意味で好かれているみたいだが。
残念だったねぇ、リーダーさん。
アンタの狙ってる部下女神の中身は、今や元オッサンでーす。
イヒヒヒッ
この世界が飽きたら、アッチでエンジョイすれば良いや。
それまでは、アッチの私も大人しくしといてやる。
っと、いけない。
とにかく死者の中から私を選んだのは、あの無能女神だ。
これに関しては、大いに感謝だな。
馬鹿だなぁ、選定する時にアイツ私の犯罪歴しか見てないんだもん。
やっぱり無能だよアイツ。
前世の私は清く正しい人間だし、善行ばかりだ。
選ばれて当然っちゃ当然だけれども。
しかしながら、愚者を内面から演じるのも苦労したなぁ。
多少の馬鹿をやるなら良いが…
魔王の前で小便を垂らしたのは、今でも慚愧の念に耐えない。
少しやり過ぎたか。
今でもそのお漏らしを揶揄われるのは、多少なりとも傷つく。
私の心は繊細なんだ。
それと、アルコールに対する耐性向上は、なかなか上手く行かなかった。
邪神の眷属が下戸とかウケる、いや笑えない。
だけど飲酒時は酔い潰れないと、仲間に怪しまれる。
これまで同様、酒宴に誘われたら喜んで行くしかない訳だ。
酒は美味いからね、仕方ないね。
その代わり、泥酔中の出来事を海馬以外の脳領域にバッチリと記録させてもらったよ。
お陰で夜のオカズには事欠かない。
しかしながら、酷いなぁ。
パーティーの皆を信じていたのに。
酒に酔わせて私を…
とうの昔に純潔は無し。
膜を破ったのは、おそらくアルト君か。
何度も彼に飲酒を誘われているしな。
あらゆる穴も弄ばれている。
余程、極楽なのだろう。
仲間達が皆、私の肢体に対して依存しているのは正直なところ嬉しいが。
サティアまでもが私の肉体に溺れているのは、存外であったな。
それはそうと、うーむ…
挙げ句の果てには、妊娠しているじゃあないか私。
少しばかり腹が膨れてきたと思ってはいたが。
妊娠は状態異常扱いではないのか…
今まで気付けなかったのが痛かった。
だが、それも無理はない。
本来この肉体で受胎はありえないのだ。
ティアナの内臓は、蠢く肉塊に食い尽くされて取って代わった筈。
当然、子宮や卵巣なども食われている。
だから生殖機能は皆無だろうし、受胎の可能性は考慮していなかった。
排便と排尿機能は、他人に怪しまれない為の副産物と思っていたし。
発見がもう少し遅れていたら、私の妊娠が仲間達にもバレていただろう。
この場合、遺伝はどうなるのだろうか。
父親は間違い無くアルト君だ。
いや、王都の兵士とも酔っ払って乱交した事があるから…その可能性も捨てきれんが、それから期間もかなり空いている。
それ以降、私と致した男性はアルト君しかいない。
邪神由来の卵子に突貫できる精子とか、勇者のソレくらいだろう。
邪神と勇者のハーフとかウケる。
はぁ
アルト君との赤ちゃんかぁ
うん、ちょっと嬉s
っといかんいかん!!
まだ思考がバグっている。
コレ邪魔だな、とりあえず堕胎するか。
腹部にこうやって攻撃系の魔法をやって、プチュっとするだけで終わるだろうし。
…
…
…
いや、待てよ。
一部の者には、私の妊娠が気取られているかもしれん。
ここで不自然に堕胎をすべきでは無いか。
それにコレ、何かに使えそうだな。
よし、気が変わった。
ひとまずは事が済むまで、胎児の成長は抑えさせて貰おう。
目的が達成されたら、新しい移住先で出産すれば良い。
ふむ、性別はーか。
まだ使い道はありそうだ。
さて、色々済んだし。
とりあえずは魔都の観光にでも行くか。
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