現在サトノ家はパーティーをしていた。
ダイヤ「よろしくお願いいたします。」
桃華「ええ。よろしくおねがいします。」
サトノダイヤモンドはパーティーの主役だった。彼女に西沢財閥の西沢桃華が話しかけてくる。
桃華「いやぁ、サトノのジンクス今年こそ破れるといいですね。」
ダイヤ「はい。私もそう思っております。」
すると、そこにケロロ軍曹が来た。
ケロロ「お、ダイヤ殿!何か分からないけどおめでとうであります! 」
ダイヤ「ケロロさん。」
ケロロ「ゲロゲロリ。桃華殿もお元気でなによりであります。」
桃華「さて、ダイヤさん。ジンクスを破るために一言お願いします!」
ダイヤ「そうですね。今年は必ずやジンクスを破ってみせますわ!」
そしてパーティーはいよいよ佳境に入る。
桃華「そう言えば、ダイヤさんのトレーナーさんは?」
ダイヤ「ああ、もうすぐいらっしゃいます。」
するとある青髪の男性がやって来た。
ハヤテ「どうも、綾崎ハヤテです。」
桃華「どうも、西沢桃華です。」
ダイヤ「ハヤテさんです。」
ハヤテ「ダイヤさん。お誕生日おめでとうございます!」
桃華「さて、ダイヤさん。トレーナーの方にも一言お願いします!」
ハヤテ「あ、いや私は別にダイヤさんのトレーナーというか・・・何というか・・・」
すると、奥から
ナギ「ハヤテ~!何女の子と話してるんだ!」
そう言って黄色の髪の少女が飛び出してきた。
ハヤテ「お嬢様!なんでもありません!」
ナギ「嘘だ~、女の子と話してるだろ。」
ハヤテ「いや、お嬢、これはですね・・・」
桃華「あ、こちらがトレーナーさんなのですか?」
ダイヤ「はいそうです・・・」
ケロロ「三千院ナギトレーナーでありますな。」
桃華「ああ、あの三千院財閥の・・・」
三千院ナギ。中川財閥や四葉財閥と並ぶ規模の三千院家の跡取り娘でサトノダイヤモンドの担当トレーナー。
ハヤテ「代々サトノ家と三千院家には繋がりがありまして、お嬢様がダイヤさんのトレーナーをしているのです。」
桃華「そうなんですか。ハヤテさんはその手伝いをしているのですね。」
ケロロ「ところがどっこい、ナギ殿は家にこもってアニメかゲームをしているのでハヤテ殿が主にやっているのであります。」
桃華「そうなんですか。」
ナギ「ちょっと、ケロロ~!」
桃華「なるほど、だからハヤテさんもお忙しいわけですね。」
ハヤテ「まぁ実際は他にもやることが・・・」
桃華「でも、ダイヤさんのトレーナーさんならもうパートナーといっても過言ではありませんね。」
ダイヤ「確かにそうですね。」
ハヤテ「いや、そんな・・・」
ナギ「何を照れてるんだ!ハヤテ~!!」
ハヤテ「お嬢様~!!」
廊下
ナギ「プリプリ!ハヤテが女の子と話してた!」
ハヤテ「お嬢様、その怒り方はいささか古いかと・・・」
ナギ「それよりも今度の予定は?」
ハヤテ「え~と、次のレースが大阪杯ですね。」
ナギ「という訳で大阪杯を目指すぞ!」
ダイヤ「分かりました。サトノのジンクスを破るために頑張ります!ナギトレーナー、ハヤテさん、頑張りましょうね!」
ハヤテ「ええ。」
桃華「まぁそれはそうと、ダイヤさん。頑張ってくださいね。」
善逸「それにしてもまさかこんなにお嬢様たちがいるとは・・・世間は広いなぁ~。」
ライス「そうだね。お兄さま」
そして、廊下に一気にカードが壁に突き刺さった。ケロロを掠める。
ケロロ「ゲロ~~~!!これはまさか!刺客!」
ブルボン「マスターへの攻撃を感知。」
桃華「なになに~?『明日の夜 サトノダイヤモンドを頂きに参上する』」
ダイヤ「ま、まさか!」
ハヤテ「相変わらずお嬢様を狙う人ですね。」
桃華「まぁ私たちは歩く身代金みたいなものですし。」
ありす「今まで何回も誘拐されかけたことありますからね~。」
善逸「なぜそのようなことを当然のように話せるの・・・」
桃華「ま、ハヤテさん頑張ってくださいね。」
ライス「でも、大変そうだね。」
桃華「大丈夫です!私たちが協力します!」
ダイヤ「ありがとうございます。」
桃華「じゃあ、私たち帰りますね。」
ダイヤ「さようならです!」
桃華は帰って行った。そして夜となり、パーティーは終わった。
翌日の夜
『誰かが描いたイメージじゃなくて~誰かが選んだステージじゃなくて~』
三人の影があった。それはケロロ、ギロロ、ミホノブルボンであった。
ケロロ「行くであります!」
『僕たちが作っていくストーリー~』
ブルボンが扉を開けると、ケロロとクルルが転がって中に侵入する。
ブルボンは冷蔵庫を開けると中にあった卵を取り片手で割ると箸で
ブルボン「卵のかき混ぜを開始します。」
そう言ってかき混ぜ始めた。
『決して一人にはさせないから~』
ギロロはハムの糸を口で解くと
ギロロ「おりゃあああああ!」
包丁を二刀流に持って斬り始めた。
『いつかその胸に秘めた~刃が鎖を断ち切るまで~ずっと共に闘うよ~♪』
そしてケロロはそれを混ぜると・・・・
ケロロ「おりゃあああ!」
そう言って炒め始めた。
ハヤテとナギが部屋の電気をつける。
ナギ「人ん家で何やってんだ~!!!」
ケロロ「グフ!」
そう言ってケロロの顔をフライパンに突っ込んだ。
ハヤテ「どうしてあなたたちは夜中に人の屋敷に忍び込んで、スタイリッシュにチャーハンを作ってるんですか!!あと、うるさいからその『祝福』消してください!近所中に響き渡ってるでしょ!」
ケロロ「ったく、仕方ないでありますな。原作ではそっちの中の人が同じキャラが侵入してたくせに」
ナギ「ちょっと何だ…何しに来たんだ!?お前たちは!?」
ギロロ「これくらいの時間に小腹は空くからな。夜食は野営の基本だぞ。」
ハヤテ「いやそれ私の夜食、私のハム、私の卵、それ私のチャーハン!」
ブルボン「ご安心を。外泊届は提出済みですし、ハヤテさんの分のチャーハンも用意しています。」
そう言ってミホノブルボンは茶碗を4つ出す。
ナギ「そう言う問題じゃねぇ~!!何しに来たんだ!お前たちは!」
ケロロ「何しに来たってそりゃぁ・・・あ!こっちでありますよ!」
そう言うのでナギが見て見ると
クルルとドロロが何かを運んできた。
ナギ「あれは・・・ダイヤ?」
クルル「隊長、サトノダイヤモンドを運んで来たぜ。」
ナギ「ちょ、何で運んできてるんだよ!」
ギロロ「それはトレセン学園で暗殺者を始末しようと考えたのだが、からそれは流石に学園側に迷惑がかかると止められて…それで良い場所は無いのかということでケロロが」
ギロロの答えに、ナギは納得した表情を浮かべた。
ナギ「あー成程。ここは広い屋敷だし、なんだかんだで隠蔽できるし、誰にも迷惑かけない…訳ないよ!頭湧いてるのか?」
ギロロ「心配するな。ちょっと暗殺者4,5人とやり合って殺すだけだ。」
ナギ「ちょ、止めろ!私の屋敷を血とか臓物で汚す気か!私これでもきれい好きなんだぞ!?」
ブルボン「まぁまぁとりあえずチャーハンでも食べて落ち着きましょう。」
ハヤテ「はぁ、全く……ん?チャーハン?」
ナギ「というかチャーハンはともかくこんなところに泥棒なんか来るわけないだろ。」
ギロロ「あ、分かったぞ!」
そう言ってギロロは携帯を取り出した。
クルル「どうしたんだ?」
ギロロ「ほら、言っただろ?ダイヤを攫う奴がいるって。」
ナギ「は?」
するとチャイムが鳴り出す。そして、扉が開いた。
イヤミ「だーはっはっは!ダイヤを頂きに来たザンスよ~!」
そこにはイヤミが居た。
ナギ「何だアイ「静かにするであります!バレないように小声で・・・」」
ケロロがナギの口を抑える。
イヤミ「さぁ、さっさとダイヤを風呂敷にしまうザンス。」
イヤミは風呂敷を広げて宝物庫に入った。
ナギ「え?ダイヤはそっちに寝てないよ・・・」
ギロロ「恐らく泥棒はダイヤをウマ娘でなくただの宝石のダイヤモンドだと勘違いしているんだろう。」
ナギ「は?それじゃ暗殺者じゃなくて泥棒じゃん・・・」
そのままイヤミは宝物の中に進んでいくが
イヤミ「ありゃ?ダイヤモンドがないザンス。」
そう言って中を見るがダイヤが無かった。
イヤミはお宝をあさるがダイヤは見つからない。
するとイヤミの元に匂いが流れてきた。
イヤミ「くんくん、これはおフランスのお肉ザンス!この匂いはきっと美味しいお肉に違いないザンス。」
イヤミが鍵を開けて部屋に入ったその時、
ブルボン「罠にかかりましたね。確保します。」
そう言ってケロロ小隊とブルボンが罠にかかっているイヤミを捕まえた。
イヤミ「シェー!」
ケロロ「よし、これで一件落着でありますな!」
ハヤテ「イヤミは一体どうやってダイヤさんを攫うつもりだったんでしょうか・・・」
クルル「さぁ?」
こうしてバカな泥棒による襲撃は終わった。
ドロロ「あの拙者の出番は?」