ある日キングヘイローは寮を見ていた。すると目の前に見慣れないものが二つ。
キング「これは、オペラオー像か?」
それは、2メートルくらいあるオペラオー像だった。
キング「ハ~ハッハッハ!どうだいすごい銅像だろう!」
キング「いや私が気にしているのはもう一つの方よ!」
もう一つある銅像。それは昼川嫌五の銅像(裸像)だった。
嫌五「どう?俺の美しさを表現できてるかな?」
キング「たわけ!どうして裸なのよ!」
嫌五「だって、俺の美しさを示すのに服邪魔じゃん。」
キング「は?」
オペラオー「ハハハハ!いやいいねぇ。実に素晴らしいよ。トレーナー君」
嫌五「やっぱりオペラオーなら分かると思ってたよ。」
キング「だが、なぜ寮の両側に銅像が鎮座しているの!」
嫌五「え~。だって東大寺だって三越だって入り口の両側に像あるじゃん。」
オペラオー「ボクの勝負服もいわば、門外不出の勝負服だ。なら、銅像を作ってもらっても何ら不思議ではないだろう?」
キング「なぜだ…なぜこの学園にまともな人間はいないの…ッ!」
と、頭を抱えるキングヘイローであった。
嫌五「って訳でどうするかな~。」
オペラオーと彼女のトレーナーである嫌五は歩いていた。
実はこの夜桜嫌五はスパイであり、トレセン学園ひいてはURAに問題が起こっていないか潜入調査しているのである。
嫌五(って言っても、特に異常はないんだよなぁ。)
そんなことをしているとどこかから悲鳴が聞こえてきた。
美琴「きゃああああああああ!」
嫌五「あっちからだな。」
オペラオー「行ってみよう、我がトレーナーよ!」
オペラオー「美琴さん、どうしたのだい?」
美琴「デ、デジタルが…デジタルが…!」
三人が見て見るとそこにはアグネスデジタルが倒れていた。
キング「何だまた尊死か…」
すると、ローが来て
ロー「ダメだ。もう脈がない。」
テイオー「デジタルさん死んじゃうなんて~」
カワカミ「嘘って言ってくださいませ~!」
キング「だから、尊死でしょ!すぐ生き返るからそんなに泣かないで!てか、トラ男さんは医者なんだから分かるでしょ。」
銀時「いや、まだ死んでいるとは限らねぇんじゃねぇか?」
キング「そうよ!天パもたまにはいいこと言うわね。」
銀時「今すぐ救急車を呼んでくれ。エル。」
銀時がエルコンドルパサーにそう言うと
エル「救急車ァァァ!!!!!!!」
とエルは上空に向かって叫んだ。
キング「誰がそんな原始的な呼び方をしろって言ったのよへっぽこ!尊死でしょ?」
タキオン「確かにキング君の言う通りだ。デジタル君の死因は尊死だねぇ。」
キング「やっぱり、タキオンさんは分かってくれるのね「だが、重要なのは誰の何を見て死んだのかだ!」え?」
キング以外「「「「ハッ!」」」」
美琴「冗談じゃないわ!アタシ達の中に犯人がいるってこと?!」
カワカミ「それは本当ですの?」
エル「ってことはトレセン学園に殺人犯がいるってことデスか?!」
ロー「それは笑えないジョークだが、そう考えるしかないか。」
キング「ちょっと、あなたたちまとも組まで悪ノリしないでよ!そもそも、生き返らせればいいだけじゃない!」
するとドアが開いた。
オペラオー「ハ~ハッハッハ!お困りのようだね。諸君。」
嫌五「我々名探偵オペラオーが来たからにはもう安心!」
キング「黙りなさいよ!あなたのどこが名探偵なの!」
銀時「何?まさか犯人が分かるのか?!」
オペラオー「フッ、ボクの推理力をもってすればすぐに分かるさ。」
エル「おお!さすがは名探偵デース!」
キング「いや、死んでないからね!」
ロー「で、犯人は誰なんだ?」
オペラオーが見たのは倒れているデジタルだった。
オペラオー「よく見たまえ!デジタル君の手にノートがあるだろう。」
キング「ま、まぁあるわね。」
オペラオーはノートを手から取ってこう叫んだ。
オペラオー「このノートに犯人が書いてあるんだ!」
エル「なるほど、ダイニングメッセージデスね!」
銀時「ダイイングメッセージの間違いだろ。」
オペラオー「そう。デジタル君が殺された時間に犯人からのメッセージが書いてあるんだ。」
キング「なるほどね……って、んな訳ないでしょ!てか、何が書いてあるのよ!」
キングは怒っている。すると
嫌五「じゃあ俺が読もう。」
銀時「え~、嫌五が読むの?まぁいいならいいけどさ。」
嫌五はノートを開いた。そこに書いてあったのは……
『私はアグネスデジタル。どこにでもいる普通のウマ娘。そんな私は今密かにウマ娘ちゃんたちの尾行をしています。』
エル「いや、そもそも尾行が普通じゃないデス。」
嫌五「話を中断させんなって。じゃあ続きを読むぞ。」
『そんな私は今キングヘイローさんの尾行をしています。ああ、キングさん尊い…おっと、いけないメモメモ、お!あそこにいるのはウララさん!キング×ウララですか!尊い…え?キングさんがウララさんの口についたソースを取ってあげt』
嫌五「記述はここで終わってるな。」
キング「何してくれとんじゃァァァァァ!!」
キングはノートを床に叩きつけた。
カワカミ「キ、キングさん!まさかキングさんが犯人だったなんて…」
美琴「ああ、なんてことなの……キング!」
エル「立ち直れないデース!キングが犯人だったなんて!」
銀時「俺、お前がそんなことする奴だとは思ってなかったぜ……」
キング「ねぇ、これ本当に私が悪いの?!自滅じゃない?!」
オペラオー「キングさん!犯した罪は犯した罪だ。だが、ボクは罪を憎んで人を憎まない!自分の罪と向き合ってくれたまえ。」
キング「オペラオーさん?言ってる意味が分からないんですけど!」
カワカミ「キングさんのこと一生忘れませんわ!」
キング「一体どういうこと?カワカミさんの親の顔を見て見たいわ!」
タキオン「まぁ、キング君の罪は一旦置いておいてだ。デジタル君はどうするべきなんだい?」
カフェ「それは私が解決しましょう。」
タキオン「カフェ~♪」
カフェ「デジタルさんの幽霊は存在します。お友達が引き戻しているのですが…」
銀時「ですが?」
カフェ「この状況で推しウマ娘が集合していて、蘇生した瞬間に死んでます。それを繰り返してます。」
美琴「それどこかのスタンド使いじゃない?」
タキオン「確かに彼もキングクリムゾンを使っているが…って、」
タキオンがキングの方を見るとキングは周囲に黒いエネルギーを集めていた。
キング「ってことは…デジタルさんが生き返らないのはあなたたちのせいよね…」
銀時「ちょ、キング落ち着くんだ!?」
嫌五「そうだよ。話せばわかるだろう?」
オペラオー「うん、いったん深呼吸したまえ…」
キング「ええ、落ち着いてるわよ。この上なく冷静にねぇ?!」(どす黒い目)
テイオー「あ!ボク用事思い出しちゃった。て、トレーナー逃げてるし!?」
銀時「クソ、トラ男の奴逃げやがって!って、美琴!お前まで逃げるな卑怯者~!」
美琴「こういう時は銀さんを壁にして……」
カワカミ「かしこまりましたわ!」
タキオン「こういう時は逃走に限るねぇ!」
エル「私も逃げるデーs」
キング「逃がさないわよ?」トオセンボ
「「「「「「ギャース!!!」」」」」」
こうしてアグネスデジタルは尊死から蘇生し、騒ぎを起こした一同はエアグルーヴに説教を受けた。
ちなみにデジタルの蘇生はトレーナーが何とかしましたとさ。