ある日タマモクロスがトレセン学園のグラウンドを歩いていると、トレーナーが何かをしていた。
タマ「ん?トレーナーや何しとるんやろ。」
聖徳太子「よーし出来た。タマモクロス専用落とし穴。」
タマ(何しとんねん!!アホのトレーナー)
太子「いやー、最近タマあいつ調子乗ってるからな。お札の肖像画にもなったことないくせに。ちょっと懲らしめてやろう。」
タマ「そんなんなってる奴の方が少ないっちゅーねん!」
太子「あ、タマモクロス!おいで~ご飯あるよ~」
タマ「ウチは虫か何かかい!」
太子「え?違うの?「違うわ!(ドロップキック)」ぽぴー!」
聖徳太子はタマモクロスにドロップキックされた。
太子「くっ、さすがは私の担当ウマ娘露骨に嫌がらせしてくる。」
タマ「それはアンタやろ!」
太子「まぁまぁ落ち着いてこれでも食べなさい。太子サブレだ。」
聖徳太子がタマモクロスに太子サブレを渡した。
タマ「うわっ、魚臭っ!」
太子「何だよ美味しいのに。マズッ、こりゃ人の食べるものではない味がする!」
タマ「何やねんその味!」
太子「これ美味しいの?」
タマ「知らんわ!アンタが渡したんやろ。」
太子「もう知らん。私はすぐに会議だからとっととトレーニングしていくぞ。」
タマ(このアホの太子ってちゃんと仕事してたの?)
それからタマモクロスは毎日トレーニング終わりに聖徳太子の後を付けていくことにした。
水曜日
太子「あ~暇だな~ってヤベッ、今日マガジンの発売日じゃん!」
タマ(早速仕事する気ないやん・・・)
太子「よし、買いに行こう。」
タマ(そこたまはせめてジャンプ漫画として少年ジャンプであれよ・・・)
太子「今日は水曜日のダウンタウンの日だが、私もみんなの説に投稿してみるか。『タマモクロスの寮に人がいたら怖い説』と」
タマ(何それつまんな!)
木曜日 太子の部屋
太子「さて、今日は何しようか。そうだ、あれ買ってたんだった。ハンドスピナー、ドンキでワゴンセールしてたんだ。」
タマ(古っ!今更?今になって何で買ったのか分かんなくなって多くの若者が押し入れの奥にしまってそうなものを!)
太子「よーし、回そう。」
太子「ん?なんかタマの気配がするな。私の見聞色の覇気に狂いはなかった。あ!いた。」
タマ(何で見聞色の覇気持ってるねん!)
太子「フッフッフ、この太子レーダーから逃れられたものはいる・・・」
タマ「ショボーンとするな!何やその雑魚能力」
太子「うるさいな、今日はアニポケの日だった。ってやってないじゃん!」
(それタマ何年前の話やねん!確かにアニポケは木曜の夜七時からやってて当時小学生の作者はずっとそれで木曜日を知っていたというのに、いつの間にか時間移動された奴やん!)
金曜日
太子「さて、タマのトレーニングメニューでも考えるか。」
タマ(ほっ、やっとトレーナーらしいことし始めた。)
太子「う~んあいつは今のところパワーが足りないな。ダートみたいな特殊な走路を中心的にするべきか。」
タマ(何やちゃんと考えてるやないか。)
太子「という訳でタマは次から足つぼマットコース1500mにする。」
クロス「ふざけんな!誰がやるか!」
一時間後
太子「やはり足つぼマットコース1500mは予算の都合でできないみたいだな。」
タマ「当たり前や。そもそもどこに作る気やねん!」
太子「え~。でも、バクシンオーはやりたがってるぞ?」
タマ「アイツは騙されてるねん。そもそも長距離レースとか言いつつずっと短距離ばかり走らされてるのに頭が単純なせいで騙されとるねん!」
太子「なんだ、バクシンオーは騙されてたのか。可哀そうに。」
土曜日 トレーナー室にて
太子「タマ~!賢さのトレーニングするぞ。」
タマ「ん?今日は勉強の日なんか?」
太子「違うよ。賢さはパワー!ということで、タマにはこれからクイズに答えてもらう。対戦相手もいるぞ。」
タマ「いったい誰なん?」
エルコンドルパサー「エルデース!よろしくお願いしマース!」
タマ「いやアンタかい!アホの王「誰がアホの王様デスか!?」」
太子「このクイズに正解すれば、賢さトレーニングを終わらせてやろう。」
エル「ちなみに不正解の場合はさっきの太子サブレを食べることになりマース!」
坂田銀時(エルのトレーナー)「ってわけで頑張れよー」
銀時はどことなく他人事のようだ。
タマ(コイツ何さらっと不必要情報を言っとんのじゃぁぁぁぁぁぁぁ!)
太子「さて問題だ。春夏秋冬一年のうち一番期間が長いのは?」
タマ(いきなり知識問題かいな。う~ん私の感覚だと・・・)
タマ「冬?」
太子「ブッブー!不正解だ。バーカバーカ♪」
タマ(殺してぇ・・・)
エル「正解は一年デース!聖徳太子さんは最初から春、夏、秋、冬、一年と選択肢を五つ出していたのデース♪」
タマ(え?マジ?)
太子「さすが私の教え子だ。」
銀時「ってわけで太子サブレだ。大人の約束だからな~。ちゃんと全部食べろよ。間違ってもオグリとかに食わすなよ?」
タマ(ギクッ、もしもの時はオグリキャップに全部食べてもらうつもりだったのに。)
銀時はそう言って太子サブレをずいと差し出す。
エル「それじゃご愁傷様デース!」
タマ(なんやねん!こいつら!)
日曜日
タマ「今日は一週間ぶりの休日だしアホの太子は何してるんだろう。」
グラウンドでは聖徳太子がトレーナー仲間と何かしていた。
太子「蹴鞠だ。久しぶりだなー」
藤原千花「何ですか?その変な遊びは・・・」
太子「蹴鞠だ。知らんのか?」
坂田銀時「いや知ってるが、何でわざわざ休日にしないといけないんだ?俺パチンコの新台があるんだけど。」
太子「いやね、何か昨日TVで見てやりたくなっちゃったんだよ。何だっけ?名探偵コナン!」
タマ(いやそれでどうしてこういう思考回路に陥ったんや?)
ケロロ「確かに面白そうでありますな。俺もやってみたいであります。」
太子「よしやろう!まずは見本をお見せしよう!」
聖徳太子は器用にボールを蹴っていく。
太子「この鞠を人に渡していくんだ。簡単だろう?」
ケロロ「う~ん。なかなか難しいでありますな。」
銀時「うわ、これ意外と難しいな。」
その後何周かして藤原千花が太子にボールを渡すと。
太子「でだ、蹴鞠には必殺技があるんだな。」
ケロロ「へぇ、何でありますか?」
すると、太子は
太子「必殺飛鳥文化アタック!」
そう言ってボールは炎を纏って行く。そしてケロロがそれを受け止めきれずにボールごと吹き飛んでいった。
タマ(いや何してんねん!イナズマイレブンやないんやから!)
ケロロ「ぎゃああああああ!」
そしてそのままケロロは女子寮に向かって飛んでいきそのまま窓ガラスを割っていった。
太子「ナイスゴール!」
銀時「いや、助けに行った方がいいだろこれ!」
タマ(いや、どいつもこいつも何しとんねん!)
月曜日
タマ「なんだかんだ一週間アホのトレーナーを観察してみたけど、ほとんど仕事してなかったな。次のレースどうしよう。」
タマモクロスはトレーナー室に向かう。
タマ「トレーナーさんおはようございます。って、どうしたんや!」
聖徳太子はクリームまみれになっていた。
太子「や、やぁクロスさっきノックが聞こえたんでお前かと思って開けたらクリーム砲を構えたゴルシだった・・・」
タマ「あらら~それは可愛そうに、てかそもそもアンタもゴルシには敵わないんかい!」
太子「あ~掃除めんどくさいな~。そうだ、タマ、トレーニングだと思ってやってくれないか?」
タマ「嫌や、太子が自分でやればいいやろ。」
太子「ほざけ私は摂政だぞ。」
タマ「ったく仕方ないなぁ~」
タマモクロスは掃除をし始めた。
太子「あ~クロス!ゴルシのクリーム砲で書類がぐちゃぐちゃになってるぞ!」
タマ「アンタも人のこと言えんやろ!」
タマモクロスは激怒した。必ずかの邪知暴虐なゴールドシップを除かなければならぬと決意した。
タマ「てか、ゴルシにやらせればいいやん。」
太子「いやアイツはさっきルドルフに首根っこ掴まれて連れていかれたぞ。」
タマ「あ~ざまぁみろやなぁ~。」
太子「今度私の法隆寺に案内しよう。」
タマ「法隆寺ってあのボロ小屋やんけ!」
太子「そんなこと言うな一日で作ったんだぞ。」
タマ「欠陥建築すぎるやろ!よく建築許可下りたな!」
太子「え?建築許可?飛鳥時代にそんなものがあるとでも?」
クロス「うわぁ・・・・」
という訳でタマモクロスはその後天皇賞・秋に出場し、ものの見事に優勝した。
その帰り道の電車にて
太子「タマもようやく天皇賞を制覇したか・・・」
クロス「ああ、これで私もG1ウマ娘や!」
太子「フッ、私の教え子が天皇賞を制する日が来るとはな・・・」
タマ「アンタはずっと遊んでたけどな!」
タマモクロスは呆れてツッコんだ。そして二人は笑いあった。