ウマ娘クロスオーバーダービー   作:UMA未確認党

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第3話 世界最強って意外に大変(エルコンドルパサー×坂田銀時(銀魂))

坂田銀時は布団の中で寝ていた。

銀時(あ~寝てぇ。ったく何であのチビ理事長は俺にあのウマ娘をよこしたんだ?俺に何を期待してんだよ? )

銀時(まあ、アイツを立派なウマ娘にすることが今の俺の仕事だ。それはいいさ。だが……)

「さっさと起きるデース!」

エルコンドルパサーがお玉で鍋を叩く。

銀時「うるせぇーー!いったい何時代の起こし方だよ!」

エル「トレーナーさんがさっさと起きないのが悪いデース。ほら、さっさと起きるデース!」

エルコンドルパサーは銀時の布団の上で騒ぐ。

銀時「ああ、起きるから。起きるからちょっと黙ってろ」

銀時は頭を抱えながら布団から這い出る。

銀時「てか、毎日俺の寮まで起こしに来るなよ。」

銀時(ただでさえツッコミがいないんだから)

 

エル「今日のトレーニングメニューは何ですか?」

銀時「そうだな。やっぱり足つぼダート1500mか?」

エル「残念ながら、それは予算の都合で設置できないそうデース。」

銀時「そうか、あのタマのトレーナー可哀そうだな。」

エル「アホの太子さんですね!あの人ならやりそうです!」

銀時「そうだな、あのアホの太子にだけはなりたくないな。と、電話だ、げ、アホの太子からだ。」

エルコンドルパサーは銀時のスマホを覗いてみた。そこには『アホの太子』と表示されていた。

銀時「どうせろくな話じゃねぇ。無視するぞ。」

銀時が無視するとまた電話がかかって来てワンコールで切れた。そしてまたかかって来てワンコールで切れた。

銀時はそれが5回くらい繰り返したのを確認すると。黙って電話を取り

銀時「うるせぇんだよ!アホの太子!」

太子『うるさいとはなんだ。私は摂政だぞ。お札の肖像にもなったことないくせに調子に乗るとは。』

銀時「そんなのなってる奴の方が少ないだろうが!」

太子『お~ウチのタマモクロスと似たようなこと言ってくれるじゃないか。』

銀時「あのツッコミ野郎も苦労してるんだな。」

太子『まあいい。今日は暇かね?』

銀時「いや、忙しいな~。あ~忙しい忙し「トレーナーさんはずっとゴロゴロする気でいマース!」ちょ、余計なことを!」

銀時がエルコンドルパサーに文句の一つでも言おうとすると太子は遮るように言った。

太子『そうか、暇か。』

銀時「いや、忙しく「暇だそうデース」おいいいい!」

エルコンドルパサーが強引にスマホを奪い話を進める。

太子『そうか!それは良かった!実はだな、これからタマの賢さトレーニングをするんだが、対戦相手が欲しくてな。』

銀時「ふ~ん、それで何をするんだ?」

太子『フッフッフ、聖徳太子なぞなぞだ。』

銀時「クソ問題集じゃねぇか!太子ったら恐ろしい子だな~!おい!」

太子『え~そんなこと言うの~。じゃああれバラしちゃおうかな~。』

銀時「あ、あれだけは止めてくれ~!」

エル「ん~トレーナーさん何隠してるんデスか?」

エルコンドルパサーは銀時に質問する。

銀時「いや、何でもねぇ!」

銀時はそう言ってすぐに電話を切った。

銀時「はぁ~行かなきゃなんないか~。」

エル「それでその聖徳太子なぞなぞって何ですか?」

銀時「あん?やってみるか?」

銀時はそう言ってエルコンドルパサーに聖徳太子なぞなぞの動画を見せた。

2分後

エル「ふざけてるんデスかーー!」

エルコンドルパサーは怒りのあまり机を殴ってしまった。力が強いので机がへこむ。

銀時「いや、ふざけてないぞ。」

エル「じゃあ何でそんなクソみたいななぞなぞが出るんデスか!『上から呼んでも下から読んでも同じつんく』ってなんでつんくんつなんデスか!それならエルだって、『エルコンドルパサーサパルドンコルエ』デスよ!」

銀時「語呂悪いな~。まぁそうだな。でも、どうせなら参加して勝って欲しい。ほら、これ。」

銀時の手には法隆寺サブレがあった。

エル「これは?」

銀時「前アホの太子が配り歩いてたサブレ。ジャイアンシチューみたいな味がする。」

エル「いや、何でこれを?」

銀時「お前が勝ったらこれをタマモクロスに食わせる。俺じゃマズすぎて食べられないからな。」

エル「分かりました!エルが勝って食べさせてやるデース!」

銀時「で、俺が問題を出すことにした。はい、答え。」

そう言って銀時はエルコンドルパサーになぞなぞの本を渡した。

エル「え?これで勉強していいんデスか?」

銀時「ああ、爆速で答えちまえ。」

エル「でも、カンニングなんかしたらグラスに腹を切らされマス!」

銀時「いいんだよ。いいか?賢さっていうのはただ馬鹿正直だけじゃない。時にはズルい方法を考えるずる賢さも大切なんだ。」

エル「なるほど!じゃあ、お言葉に甘えマース。」

エルコンドルパサーは勉強し始めた。

銀時「全部解き終えたか?」

エル「はい!」

銀時「じゃあ、行くぞ!」

 

太子「第二回、チキチキウマ娘早押しクイズ~!」

タマ「いやアンタかい!アホの王「誰がアホの王様デスか!?」」

エルコンドルパサーはタマモクロスに怒る。

太子「このクイズに正解すれば、お前の賢さトレーニングを終わらせてやろう。」

エル「ちなみに不正解の場合は太子サブレを食べることになりマース!」

銀時「ってわけで頑張れよー」

エル「ブエノ~♪」

太子「さて問題だ。春夏秋冬一年のうち一番期間が長いのは?」

エル(これは進研ゼミでやった問題デース。)

しかしエルコンドルパサーが答えを知っていることを知らないタマモクロスは。

タマ「冬?」

太子「ブッブー!不正解だ。バーカバーカ♪」

エル「この人ホントにトレーナーデスか?」

銀時「知らねぇよ。そんなことまで・・・」

エル「正解は一年デース!アホの太子さんは最初から春、夏、秋、冬、一年と選択肢を五つ出していたのデース♪」

エル(ホントに暗記した答えが出たデース。)

銀時「ってわけで太子サブレだ。大人の約束だからな~。ちゃんと全部食べろよ。間違ってもオグリとかに食わすなよ?」

タマ「え?」

銀時はそう言って太子サブレをずいと差し出す。

太子「え~。これ私が前にあげたやつじゃん。って、逃げられた!」

太子は二人に文句を言おうとしたが、既に逃げられていた。

 

銀時「ハッハッハ、これでサブレを押し付けることが出来たぞ。」

エル「ブエノ~。じゃあプロレスできマスね!」

銀時「え?」

銀時が言うが早いか、エルコンドルパサーは銀時にプロレス技をかけた。

エル「必殺!アルゼンチンバックブリーカー!」

銀時「ギャアアアァァァァ!タンマ、タンマ!」

エル「プロレスにタンマはありまセーン!」

銀時「誤解されるから!」

 

翌日

銀時「あ~またアホの太子から電話だ。」

太子『やぁ、坂田銀時昨日は良くも私にサブレを返してくれたね。お兄さん悲しくて泣いているよ。』

銀時「勝手にしてくださいよぉ~!」

太子『というわけで今日は、聖徳太子の蹴鞠大会だ!トレーナー諸君こぞって参加してくれ給え。』

銀時「忙しいから切る『待~て!どこにそんな悲しい蹴鞠大会があるんだ。』」

銀時「だって、参加しても得しないじゃん。」

太子『今来れば抽選で私のありがた~いお経をプレゼントしてやるぞ。』

銀時「断る。」

太子『君には拒否権はないよ?既に君の担当ウマ娘には話を付けてある。』

銀時「え?」

エルコンドルパサーは銀時の首にチョップを入れた。

エル「トレーナーさんにはちょっと眠ってもらいマース。」

銀時「グハッ!」

エルコンドルパサーは気を失った銀時を抱えて退出した。

 

目覚めたのは茂みの前だった。そこにはタマモクロスがいる。

タマ「あ!銀さんやん。ウチのトレーナーがスマンな。」

エル「いや、気にしないでください。」

銀時「いや気にするよ。マジでこれギャグマンガ時空じゃなかったら既に法一つくらい犯してるよ!」

タマ「ウチ今アホの太子を観察してるんよ。あの人アホやな~。」

銀時「ようやくわかったか。」

グラウンドには他にケロロ軍曹と藤原千花がいた。

ケロロ「これは坂田殿。お久しぶりであります!」

銀時「ああ、タマモクロスも順調だ。そっちはどうだ?」

ケロロ「こちらのブルボン殿も好調であります!さすが同じロボットアニメ好きであります!」

銀時「そうか、頑張ってくれ。」

太子「やぁやぁ、聖徳太子の蹴鞠大会に来てくれてありがとう。賞品は聖徳太子サブレだぞ。」

ケロロ、エル、銀時(いらね~!絶対優勝しないようにしよう。)

太子「蹴鞠だ。久しぶりだなー」

エル「何ですか?その変な遊びは・・・」

太子「蹴鞠だ。知らんのか?」

銀時「いや知ってるが、何でわざわざ休日にしないといけないんだ?俺パチンコの新台があるんだけど。」

太子「いやね、何か昨日TVで見てやりたくなっちゃったんだよ。何だっけ?名探偵コナン!」

銀時(いやどうしてその思考回路?」

ケロロ「確かに面白そうでありますな。俺もやってみたいであります。」

太子「よしやろう!まずは見本をお見せしよう!」

聖徳太子は器用にボールを蹴っていく。

太子「この鞠を人に渡していくんだ。簡単だろう?」

ケロロ「う~ん。なかなか難しいでありますな。」

銀時「うわ、これ意外と難しいな。」

銀時(さっさと終わらせて海物語やりに行こう。)

太子「でだ、蹴鞠には必殺技があるんだな。」

ケロロ「へぇ、何でありますか?」

すると、太子は

太子「必殺飛鳥文化アタック!」と勢いよく蹴った。

そう言ってボールは炎を纏って行く。そしてケロロがそれを受け止めきれずにボールごと女子寮に吹き飛んでいった。

銀時、藤原「ケロローーーーーーー!」

太子「ナイスゴール!」

銀時「いや競技代わってない?イナズマイレブンになってない?」

エル「しかもあの部屋、あの人の部屋じゃないデスか?」

銀時「え、ああご愁傷様。ケロロ・・・お前はいい奴だった。きっと故郷のシャア大佐にも届くさ。」

太子「さぁ、君もサッカーボールを炎で包んで蹴ってみよう。」

エル「良い子はマネしないでくださいね。と言ってもさすがに真似する人はいないでしょうが!」

銀時(今回は俺とエルコンドルパサーの回だよね!何で太子がこんなに出てくるの?)

エル「仕方ないデスね。適当に終わしまショウ!」

エルコンドルパサーはそう言って銀時にプロレス技をかけた。

エル「必殺!アルゼンチンバックブリーカー!」

銀時は気絶した。

 

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