ある日坂田銀時は路地を歩いていた。
銀時「はぁ~今日も疲れた。全くエルコンドルパサーめ、とんだ自由人だな。」
ロー「それは銀時屋も一緒だろう。大変迷惑している。」
銀時「まぁ、今日くらいはどっかでグダまこうじゃないの。ルギア。」
ルキア「ルギアではない朽木ルキアだ。二度と間違えないでもらえるか。」
銀時「はいはい。」
銀時は適当に返事をした。
すると、向かいのスナックから聞き覚えのある声がした。
ルキア「む、この声は・・・」
ロー「あ、あいつ来てたのか・・・」
銀時「あ~あいつか~。」
そう言って銀時はスナックの扉を開ける。
ルキア「き、気を引き締めろ銀さん。」
ロー「何かあったらすぐに逃げろよ。」
銀時「あ、マダオじゃねぇか。」
ロー(どっかの海軍元帥かと思った・・・)
ルキア(殺したがりの死神隊長かと思った・・・)
そこにいたのはマダオこと長谷川泰三だった。その手にはビールを持っており上機嫌だ。
長谷川「あ、銀さん。」
銀時「ずいぶん出来上がってるな。」
長谷川「いやぁ、いいことがあったんだ。就職先が決まったよ。」
お登勢「いやね、アタシも信じられなかったんだけど。決まったってさ。」
銀時「へぇ、どこに?」
長谷川「トレセン学園。」
銀時「え?アンタがどうして。」
長谷川「あれはだな・・・俺が雨の中ホームレスとして段ボール箱の中にいた時・・・」
ルキア「いや、捨て猫か。お前は。」
お登勢「いや、コイツは幕府からも嫁からも捨てられた男だよ。」
ロー「いや、可哀そうだなコイツ。」
長谷川「その時にたづなさんが傘を差しだしてくれたんだ。それでとんとん拍子に決まったんだ。」
ルキア「捨て猫を拾ったみたいになってるぞ。」
銀時「ってことはあれ?明日から来るってこと?」
二年後
長谷川「新米トレーナーの長谷川泰三です!特技は物まねです!」
エル「グラスの新しいトレーナーって銀時トレーナーのお友達だったんデスか!」
グラス「そうみたいですね。ご指導ご鞭撻のほどお願いします。」
グラスワンダーはぺこりと頭を下げる。
長谷川「アハハ、そんな言われると照れるなぁ♪」
銀時「ハイハイ、そこの頭掻いてるマダオは置いといてトレーニングするぞ~。」
テイオー「っていうか!何で僕たちも一緒なのさ~!」
ロー「知るか。俺と銀時はニコイチじゃないんだが・・・」
タマ「それよりもウチのトレーナーがマグロ漁船に乗せられたっきり帰ってこないんやけど・・・」
エル「マダオトレーナーはこの部屋に入ったことありマスか?」
エルコンドルパサーはそう言うと「トレーナールーム」と書かれた部屋を開ける。
長谷川「いや、ないなぁ。銀さんが使ってる部屋は。」
エル「どこ見てるんデスか?こっちの部屋デスよ!」
エルコンドルパサーは別の部屋を指さす、そこには『精神と時の部屋』と書いてあった。
銀時「って、訳でこの中でトレーニングするぞ~。」
長谷川「いや、ダメだろ!これ完全にドラゴンボールのパクリじゃん!」
銀時「部屋の中は外よりも時間の流れが速いから、いつでもトレーニングできるという優れモノだぞ?」
長谷川「って、そもそもどうやって作ったんだよ!」
銀時「あれだよ。『劇的ビフォーアフター』の匠が何と見事なことでしょうって作ってくれたんだよ。」
長谷川「うっそ!マジで!でも、いくら何でもこんな部屋作ってもらえるわけねぇって!」
銀時「いや、もう作ってあるから。」
グラス「で、どんな感じでトレーニングするのですか?」
銀時「ああ、あれだよ。とりあえずマダオで試してみるか。目隠しをしてくれ。」
長谷川「目隠し?ああ、わかった。」
長谷川は銀時に言われるがまま目を隠した。
すると、銀時は木刀で殴りかかった! バキッ!
長谷川「痛ってえ!何すっだ銀さん!」
銀時「見聞色の覇気を使えよ。出来るだろ?」
長谷川「それ作品違うから!別のマンガの修行だから!」
エル「うるさいデス!銀時トレーナーは見聞色の覇気を鍛えすぎて未来まで見えるんデスよ!見習ってください!」
長谷川「それシャー〇ット・カ〇クリだよ!中の人は一緒だけど違うキャラだよ。って、よく考えたら俺も使えてたわ!」
銀時「次にお前は『てか、それも杉田〇和の別のキャラだろ!』という。」
長谷川「てか、それも杉田〇和の別のキャラだろ!って、何でお前は未来視出来過ぎるんだよ!」
すると、銀時はマダオに優しく語り掛ける。
銀時「だがな、俺とお前には共通点もある。」
長谷川「共通点って?」
銀時「それは、中の人が何役やっても必ず銀さんとか、マダオとか言われることだ・・・って、ぎゃあ!」
銀時の肩をグラスワンダーの薙刀が掠める。
グラス「いつまで無駄話してるんですか?(二コッ)」
銀時「あ、そ、それはですね・・・」
長谷川(てか、銀さんも使えてないじゃん・・・)
テイオー(てか、どこから薙刀出したの・・・四〇元ポケット?・・・)
銀時「とまぁ無駄話しても外では30秒も立っていないと言う凄さだ。」
タマ(もうツッコムのも面倒くせぇ・・・)
ロー「で、どうやって鍛えるんだ?」
銀時「え~と、まず俊敏性を鍛えるためにこの40㎏の甲羅を背負うだろ?それであそこにいるオカマに追いかけられながら、岩を一町先まで押して進んで、その後にゴミ箱にあるスイッチを見つけてから、敵ロボを倒して終わりだ。」
長谷川、テイオー、タマ「「「限りなくアウトに近いアウトだろうが!」」」
銀時「え、でも俺これで鍛えられたし・・・」
長谷川「どれだけ、ジャンプ作品を敵に回す気だよ!てか、また自分の中の人が主張してるじゃねぇか!」
テイオー「てか、明らかにオカマのとこだけおかしいじゃん。それサンジのやった奴だよね!」
タマ「何で敵ロボを倒す必要があるんや!ヒロアカやないんやで!」
銀時「え~と、ジャンプの漫画なら全部できるかな~って思って・・・」
タマ「そんなわけないやろ・・・」
銀時「っもう。とっととやるぞ。」
エル、タマ、テイオー、グラス「「「「はーい」」」」
タマ(もうどうにでもなれ・・・)
謎のパクリトレーニング終了後
銀時「よし、これでウマ柱に近づけたな。」
タマ(やっぱり違うもんに近づいてるやんけ!なんやウマ柱って・・・)
エル「やったデース!これで釘パンチを撃てるデース!」
タマ(それ違う作品やんけ!)
タマモクロスはずっとツッコミをさせられていた。
ロー「てか、タマ屋のトレーナーはどうしたんだ?姿が見えないが。」
タマ「アイツはダイヤにマグロ漁船に乗せられてるで。」
長谷川「え!なんで?」
グラス「トレーナーさんはサトノ家に代々伝わる湯飲みをぶん投げて割ったからです。」
長谷川「何やってんだあの人!」
グラス「本来は切腹ものなのだけれど、そこにいた堀京子さんが『どうせ切腹にするならお金稼ぐのに使ったら?』って言ったので、キタちゃんのご実家の縁でマグロ漁船に乗せられたそうです。多分生きて帰ってくると思います。ギャグ時空の方なので(ニコッ)」
そう言い放つグラスワンダーに長谷川は
長谷川(その人怖ぇ・・・怒らせないようにしないと・・・)
と思ったのであった。