ありふれていない戦闘民族は最強になりたい   作:鋼色

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悟浄のステータス

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孫悟浄 16歳 男 レベル:56
天職:武闘家、気操者・黄金の戦士、古代に滅びし王者
筋力:4213
体力:3952
耐性:3542
敏捷:4021
魔力:0(+12351)
魔耐:0(+14746)
 
技能:格闘術[+身体強化][+部分強化][+集中強化][+悟浄スペシャル一の段][+悟浄スペシャル二の段]・気操作[+魔力変換][+魔耐変換][+気弾][+気探知][+かめはめは][+ギャリック砲][+ファイナルフラッシュ][+魔貫光殺砲][+魔閃光][+ビックバンアタック][+回復][+戦闘力開放]・瞬間移動[+瞬間移動かめはめは][+瞬間移動ギャリック砲]・界王拳[+二倍][+三倍][+四倍][+五倍][+六倍][+七倍]・バリア[+物理バリア][+特殊バリア]・糸[+操作][+強化][+斬撃][+粘着]・元気玉[+万物エネルギー][+善心]・戦闘民族[+瀕死後強化][+超サイヤ人第一段階]・亀仙流[+よく動き][+よく学び][+よく遊び][+よく食べる]・融合[+フュージョン]・胃酸強化・魔力操作・纏雷・天歩[+空力][+縮地][+豪脚]・風爪・夜目・遠見・気配感知・魔力感知・熱源感知・気配遮断・毒耐性・麻痺耐性・石化耐性・金剛・威圧・念話・言語理解・憑依戦士[+ルーミア][+十六夜咲夜]・遠き日の王[+???]
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十二話 王冠に刻まれたのは二人の吸血鬼

「ふははは!ようやくここまで来たな。大変なことも沢山あったが、それも全部いい経験だ」

「ん」

「ほぼほぼ悟浄がトラブルを引き寄せてきたもんじゃない?」

 

そう言われると見事なまでに何も言えないので、悟浄は別の方向を向くことにした。普通の判定なら100階層で終わりだが、それはあくまでも悟浄たちの世界のオタク知識。ここ、オルクス大迷宮に同じことが言えるかどうか分からない。まだまだ続いている可能性も頭に入れ、99階層から100階層に行くための階段を下る。

 

「なるほどね……」

「ビンゴってとこかな」

「ここが…反逆者の住処……」

 

そんな悟浄の思考を杞憂と嘲笑うかのように、100階層はご丁寧にボスがいますと教えているような豪華な扉が存在していた。この奥から発される強大な魔力と気。二人揃ってもベジータ未満のフィジカルとエネルギー量だが、それを上回る嫌な予感がする。さくあやルーミアが使用する能力に近しい感覚。特殊能力ありきの戦いになるのを予想し、頰からは冷や汗が垂れる。

 

そんな悟浄の思考も露知らず、ハジメとユエは扉の先へと突き進む。またギリギリの戦いになるであろう未来の戦にため息を吐きつつ、二人に習って悟浄も扉の先へと進む。扉の先の部屋では大きな魔法陣が刻まれている……が、悟浄は魔法陣には目は向けれない。人を獲物としていない人外の視線……間違いなくクローンである。

 

「お姉様!私が最初ね!」

「全く……しょうがないわね。良いわ、全力全開で叩くのよ。でも、肉体は残しておいてね。後で食べるんだから」

 

無邪気な子供のように喜んでいる少女が一人。戦闘能力は確かにクローンベジータの方が上だが、狂気は間違いなくこっちの方が上だ。人が戦うような相手ではないと脳髄に叩き込まれる。握っていたが少しほぐれ、頭の中に破壊される未来の自分を思い浮かべてしまう。

 

全王のような次元が違う考えをしている訳ではなく、天使のように考えた結果として為っている訳でもなく。ただひたすらに分からない。同じ領域にいるのに、同じ次元であるのに。全てが受け入れることを拒んでいる。

 

「あははっ!」

「ふんっ!」

 

理解を拒み、恐怖している思考を界王拳で押し除ける。予想外の出来事はクローンベジータで慣れた……とは言えないが、ある程度は経験済みだ。予想外の不運が降りかかった際、どうすれば解に近づけるかなど立証済みである。

 

少し取り乱した体を界王拳と『格闘術』のスキルで補佐をし、連打で畳み掛けている少女の拳に合わせる。見た目から想像できないほどの強烈なパワーを持っている拳だが、クローンベジータを上回るパワーはない。

 

___このまま押し切れれば勝てる……!

 

孫悟浄はクローンベジータとの戦いで成長している。精神面はもちろんのこと、実力面も大きな成長を残している。弱体化した世界で瀕死からのパワーアップは元の実力に近づくモノであり……単なるフィジカルなら他を凌ぐモノである。

 

それゆえ、悟浄は余力を残している。もう一段階ギアを上げたとしても問題ない程度の余力を。

 

 

 

バァァァァン!!

 

 

 

突如としてギアを一段上げた悟浄に対応ができず、少女はその頰に一撃を受けた。それに怒るでもなく、真面目になるのではなく……。

 

「すっごーい!!私に一撃を与えた人間なんていなかったよ!お姉様や博士みたいな人外じゃないのに。アナタの名前は?私はフランドール・スカーレット!」

「俺は悟浄。孫悟浄だ。ありがとよ、褒めてくれて。でも、もっと強い人はいるぜ?」

「遊んでくれないのに強い大人より遊んでくれる強い人だよ!だからさ…壊れないでよ?きゅっとして…」

「やめなさい、フラン」

 

フランの瞳が更に狂気深く輝きそうに為った時、後ろに控えていた紫髪のクローンが止めに入る。口調はやらかした妹を叱る姉なのだが、含まれている威圧感は怯えさせる類のもの。何かを履き違えたとしても実の妹に使う威圧ではない。

 

「5分、経ったでしょ?交代よね」

「ぇ、でも、まだ」

「経ったでしょう?」

 

フランはその言葉に怯え、先頭のフィールドから一歩離れる。その様子を見て自然と歯軋りが鳴り、口が勝手に出る。基本的に悟浄は他の家の事情に口を出すことはないが……恐怖で支配するようなものは許せなかった。それが偽善だったとしても、自分のエゴだったとしても。悟浄は口を出してしまった。

 

「おい…お前。わざわざ脅すこたぁねぇだろ。話し合いで解決すればいい話だ」

「現実が分かっていないようだから言ってあげるわ。アナタ、あのままフランを好きに暴れさせてたら死んでたわよ。つまり、助けてあげたの。それなのにその口調なの?」

「悪いけどな、自分が遊びたいだけのわがままお嬢様の言葉は響かないんだ。だから諦めてくれや」

「そう……死ね」

「神槍……スピア・ザ・グングニル」

 

悟浄の言動によって明確な殺意が灯った時、赤色に輝く神を貫く槍が少女の掌の上に渡る。ギラギラと神々しく光を発し、狙われている相手の命を寸分の狂いなく貫ぬく……当人にそう思わせるほどの迫力が存在していた。対戦相手を強制的に自身の獲物であると誤認させる。フランとはまた違う狂気を少女は宿していた。

 

初めての感覚に舌を巻いてしまう……が、それでダウンしてしまうほどサイヤ人という種族な甘くはない。自身を獲物だと思ってしまう感覚よりも強大な気を発し、強引に誤認させる。そう、己は獲物ではなく、捕食者であると。

 

大幅な気を用いての正気へと戻す行為。これは短い時間であるものの、吸血鬼である少女にはひどく長い代物だった。0.うん何秒レベルの隙を突き、手元にあるグングニルで悟浄の胸を刺そうとしていた。

 

鋭利に尖ったグングニルを……悟浄は一手で防ぐ。右手全てを気で覆い、武器として扱えるようにして。魔人ブウにやられてからあの世で見ていたベジットの御技。ベジットは舐めプの技として使っていたものだが、今の悟浄にとっては手札なりえる一手だ。

 

「武器を使えるのはお前だけじゃないんだぜ?」

「なっ…!」

「『昨夜の世界』改め……悟浄の世界…」

 

十六夜咲夜の能力は『時間を操る程度の能力』である。スペルカードを用いて止めれる時間は僅か5秒。それは日常で過ごすのにはあまり使えないが、数秒が命運を分けるギリギリの戦いにおいては別の話だ。

 

物理ダメージを時間停止中に与えれはしないが、準備をする時間は十分に存在している。

 

そう……それは分身をし、気功波の準備をするのには十分な時間だった。

 

「「「「チェックメイト……」」」」

悟浄の体内に追加したい作品

  • 転スラ
  • トリコ
  • ワンピース
  • 呪術廻戦
  • ブルーアーカイブ
  • NARUTO
  • 妖怪ウォッチ
  • ポケモン
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