月収50万ゼニー、ナルガクルガをモフるだけの仕事!!!   作:ルルザムート

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2つしか投稿していない時点で3つも感想が来てて嬉しすぎて手が止まらないです!コヤンスカヤの方がほったらかしになってるのに危機感が出始めてますがまぁあっちはもうシナリオできてるし休みの日に書けばいいや
ところでドス時代にあった塔の秘境に行くための7つ道具、コンパスと地図はまぁ分かるが3つ目の『秘境への5つ道具』とかいうアイテムひとつに最初から5個分の意味を持たせるのはちょっぴりヒデェと思うんだが…
道具説明の(一挙に見つかってラッキー!)って感じのやつ狂ってなぁい?
…5もふ目です、どうぞ!


5もふ目 よーしよしよしよしとってもきゃわいいねぇ!ナズちゃんよくできたっ!

ジャンボ村 酒場にて…

 

 

「悪いわね、村長さんを昼間から付き合わせて」

「いいえ、私もハンターさんがいなくて退屈してたのよ」

村長代理という竜人族の人間と酒場にてお互いカウンターを挟んでホピ酒をひたすら飲み続ける

 

 

結局あの後レインの手助けによって少女の姿に戻れた私は《時間稼ぎ》として酒場で村長代理のこの人と飲み比べをしている

 

 

「見かけによらず強いのね」

「ありがとう、でもこう見えて貴女よりずっと歳上なのよ?」

「…あら竜人族の私よりも?」

「ええ、きっとね」

 

 

そんな会話を交わしながら何杯目かもう数えていないお酒を注ぐ、酒代はレイン…ではなくレイルが負担すると伝えても彼女の方から遠慮するような素振りは無く、それどころかチャンスとばかりに飲みまくっている

 

 

 意外とがめつい…そして強いわね…

 

 

竜人族相手とはいえこっちは祖龍である。すぐに向こうが潰れるかと思ったミラだったが予想以上の酒豪で少し楽しくなってきていた

「ふふ、ところでお嬢ちゃん…いえお姉さん、バテュバトム地域にある塔を知ってる?」

 

 

 あ、私の家の話だ。もちろんそんなこと言えるわけ…いやいいか、この場には私と彼女の2人だけ、その彼女もかなり泥酔してるみたいだし忘れるでしょう

 

 

「…私の家ね」

「………そう、最近は各地のギルドからハンターや調査員が派遣されてるけどあの場所を見つけたのはこの村のハンターさんなのよ

今は街に行っていて居ないけどね」

 

 

 ハンターが…?

「…嘘ね、狩猟しか頭にないハンターにあの場所を見つけられるとは思えない、おおかたそのハンターさんが拾ってきた何かを貴女が必死になって情報に変えたんでしょう」

 

 

 あの塔は私を始めとした古龍達の良い住処だ、塔を作った人間達もそれを分かっていたのか、はたまた別の理由があったかは定かではないが安易に人間が立ち入らないよう塔に辿り着く情報や物などを可能な限り排除していたのを見て知っている。

 

 

しかし一度広まったものを根絶するのは至難の業で完全に消し去ることはできなかったのだろう。恐らく彼女らは彼らが消し切れなかった僅かな手掛かりをかき集めて塔へと辿り着いたはず。その執念と知識、探究心において人間の右に出る生物はいない。

 …動機はどうであれ私はその力を評価したいわね

 

 

「お酒のせいか意外と毒舌ねアナタ…でもハンターさんの集めた7つ道具、そしてナナ・テスカトリを退け塔に追い込んだ彼の力が無ければ辿り着けなかったのもまた事実よ?」

私ももちろん頑張ったのだけれど、と付け加え彼女は更にお酒を飲む

 

 

「こっちとしてはたまったものじゃないわ、貴女とそのハンターのせいでこうしてここに居るわけだしお子様2人のお世話もすることになったのだから」

 

 

 彼女の話通りならかつて古塔調査隊だったレインに私の紅雷を落とすことになったのも元を辿ればこの村のハンターと目の前の竜人族のせいになる。まったくいい迷惑ね

 あとちゃっかり尾行されてるんじゃないわよ、まったくナナったら

 

 

「その割には…ふふ、彼女らと歩く貴女は結構楽しそうだったけど」

「それは貴女の妄想よ。…それにしても」

 レインはどこまで行ったのかしら…

 

 

ジャンボ村、すぐ外の密林にて…

 

 

「うふ、うふふ、さっきは助けてくれてありがとねぇ

お礼にJC(じゅーしー)なお肉をあげよう、2個でいい?

…3個?じゅーしーなの3個欲しいんだ?このいやしんぼめ!!」

 

 

 ズラァッと投げナイフのように構えたるは焼いたばかりのこんがり肉G。それを持ってオオナズチ…否、ナズ子ちゃん(♂)の前に立つ

「いいよ3個だ、行くよナズ子3個行くよ!」

 

 

ぬぇい!とレインが投げた3つのこんがり肉Gをナズ子は素早く追い、ひとつふたつと咥えてキャッチ。そのまま3個目をキャッチしようとしたが

「あっやべ、木の裏に…」

 

 

ナズ子から見て木を挟んだ死角に肉の1つが飛んでしまった、あの位置からでは木が邪魔で取れない──否!

「るる…」ペロンッ

 

 

まるで透視でもしていたかのような正確さで伸ばした舌が木々をすり抜けお肉をキャッチ!最初の2つと合わせてむしゃむしゃとお肉を頬張るオオナズチの姿はさながらお忍びで密林にやってきた天使である

 

 

「よお~~~~〜しよしよしよしよしよしよしよし

とってもとってもとってもとってもとっても

きゃわィィイイねェェェェェェェェェ

ナズちゃんよく出来たっ!」

頭は高くて届かないのでお腹あたりに抱きついてひたすらもすもすする

 

 

 くぅ、新たな天使が加入してしまった!やはりランゴスタは滅ぼして正解だったみたいだね!!!

話を聞くとどうも密林でランゴスタを食べて生活していたらしいが急にランゴスタの数が減ってしまって困っていたらしい。そこで親切なランポスに私の話を聞き、得意の透過能力でジャンボ村まで追いかけてきた、と

 

 

 元を正せば私がランゴスタをブチ殺しまくったせい…ならば責任を取ってこの子のお世話をするほかあるまい!…それにしてもオオナズチって虫を食べてくれるんだね、初めて知った

 

 

(そう、かな、よくできた?でもぼく、隠れることと今みたいにエサをとることくらいしか得意なことがないよ)

そして…どうもこの子は自分にあまり自信が無いらしい。は?かわいすぎか???

 

 

「なにを言う、謙遜も過ぎれば嫌味になるんだぞ。

キミはすごい!えらい!かわいい!すき!!!」

(え、えへへ、ほめられた、うれしいな…)

 

 

 照れてそっぽ向いてるぅ!そんで恥ずかしいのが分かるような小さい鳴き声かわいいいい!もっと褒めてイジめてみたい!

※ほめほめタイム発動

「くりっとした目がかわいい!伸びた背筋が走る時低くなるのがかわいい!」

(あ、ありがとう)

「ぺろんって舌伸ばすのかわいい!なんか笑ってるみたいな口元もかわいい!」

(もう、だいじょうぶ、わかったから)

「のてのて歩くのかあいい!るるるって鳴き声もかあいい!」

(や、やめて、はずかしい…)

「ぺたってなってる前脚きゃわいい!後脚も負けないくらいきゃわいい!」

(あの、その)

「すべすべ首元が天使!撫でやすそうな頭も天使!」

(だから…)

 

 

かあいいかわいいきゃわいいかあいいかわいいきゃわいいかあいいかわいいきゃわいいかあいいかわいいきゃわいい…etc

 

 

(〜///)

と、かわいいマシンガンを撃ちまくっていたら彼の様子に変化が

 おろ、こっちを向いて──

「くるるるるーっ!」

(静かにしてくださーい!)

 

 

彼の口から放たれる黄緑色の霧状ブレス!

 おー、これってたしかオオナズチだけが持ってるという声帯麻痺毒──あ。

「うえっぷ。…っ!?────っ!」

 

 

モロに毒霧ブレスを喰らい、毒のダメージと痙攣する声帯の痛みで地面をのたうち回る

 うわ、オオナズチの毒初めて喰らったけど内側からノド焼かれてるみたいでいてぇいてぇ、でもこれが照れ隠しだと思うとかわいいからヨシ!

 

 

「キューッ!?」

(ああっ、ご主人さま!)

それまで必死に嫉妬を隠していたであろうルナ(赤ちゃんサイズ)がぺたぺたっとすり寄ってくる

 ちょ、そんな心配そうなカオで心配そうにきゅーきゅー鳴かないで?うるうるした瞳で私を見ないで?まずい、またかわいさがキャパオー

 

 

「ハ°ッッッゥ」

 

 

 空気がパンパンに入った素材袋がはじけた音がしてまたしても吐血。くっそ、かわいいなこの子達…!

(ああっ!血が…!こ、このボッと出のカメレオンめ…!)

(ご、ごめんなさい…で、でもぼく恥ずかしくて…それに、その吐血は多分ぼくのせいじゃ…)

 

 

ちっちゃいナルガクルガとそれに怯えるように木の陰に隠れようとする(隠れられてない)オオナズチの構図。流石にこれ以上は色々と持たないので…

 

 

「────っ、おらぁ!」

 

 

▼『レイン は 心配させまいと 自力で どくを 治した!』

 

 

「ふー、びっくりした」

(ご主人様!)

「あー!ごめんね心配かけたよね!大丈夫だからねー、私は寿命でも死なないからねー!」

心配そうなモフい背中をなでなでする。

 

 

『いや寿命が来たら死んでおきなさいよ』とミラなら言ったかもしれないが生憎ストッパーの彼女は酒場で酒を飲んでいる。護衛とはいったい

 

 

ちなみにこの子自身は気付いていないようだがちび化させると精神も若干退行するらしく、具体的には普段よりあまえんぼになる。

 ま、かわいいしおもしろいから言わないでおこう!おーよしよし…

 

 

(あの、ごめんなさい、嫌いになりましたよね…)

「きらい?え、なんで?」

木の陰から首だけ出してこっちを見つめるナズ子はどうも今ので嫌われたと勘違いしているらしい

 

 

(え?)

「嫌いになる理由が無いよ、それよりも私達アルコリス地方に行くの

…一緒に来る?」

 

 

(…!…行く、ます、行きます…!一緒に…!)

出会ってから1番高い鳴き声で嬉しさを表現するオオナズチ…もといナズ子

 

 

「よし決まり!じゃルナたんみたいに小さくするから少し待ってね…」

ちなみにこのちび化、地味に体力を使う。のでこんがり肉を食べてスタミナを付けないといけないのだが…

 

 

 …あ。ナズ子に30個全部あげちゃったんだった

『JCみっつ』のくだりで焼いてはあげ、焼いてはあげを繰り返してたのを忘れてた。まぁ生肉はまだあるし焼いて食べよう!

 

 

 

 

 

「ふっふっふーん、上手に焼けるかなー?」

幸せそうに肉を焼く彼女を後ろから見つめながら1匹、想いを馳せる

(レインさん…いい人…ぼくを見ても怖がったり追い払おうとしないし、お肉もくれるし…)

 

 

 何を考えてるかは…よく、わからないけど

「きゅきゅ」

(おいおまえ)

 

 

「りゅ?」

下の方から聞こえる小さなナルガクルガの声、その声は少し怒っているようだった

 

 

(な、なあに?)

(ご主人様が許した以上僕も許してやる、でも毒が使えて透明になれるからってご主人様の1番が僕であることに変わりはないんだ。ちゃんと覚えておくように!)

 

 

そう言ってぺたぺたとレインさんのところへ行ってしまった

「りゅりゅりゅ…?」

(なんだったんだろ、いまの…)




普段背筋を伸ばしているのに向かってくる時だけ頭が低く、ノタノタっと走ってきてその上ダメージもそんなに無いオオナズチがかわいいと思っている作者のルルザムートです、ハイ。
次回、船に乗ってココット村へ…!ところで竜人族のお姉様との飲み比べ、勝ったら何が貰えるか覚えてないんだよね…なんだったっけ…?
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