うずまきナルトの支配物語   作:ガンオタ

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遅くなりました。


第3話 ナルトの新たな夢

第3話 ナルトの新たな夢

 

 アカデミーのグランドでは、暖かな春の陽光に照らされながら、生徒たちが屋外実習を受けていた。

 実習の内容は、手裏剣術。

 忍びの基本忍具である手裏剣を、グランド中央に設置された5個の人型の的に素早く、そして正確に当てるというものだ。

 

「おぉ……」

 

 居並ぶ生徒たちが声を失っていた。少し離れたところで採点用紙を手にしながら見ていたイルカも、生徒たちと同じく驚いている。

 彼らの目の前には、1人の黒髪の少年が立っていた。

 

「フン」

 

 黒髪の少年の名は、うちはサスケ。木の葉の名門うちは一族の少年だ。

 サスケは、つい数秒前に5個の的の中央に突き立てた手裏剣を一瞥すると、ズボンのポケットに手を突っ込み、驚きで固まるクラスメイトたちのところへ戻って行く。

 

「きゃあああ、サスケくぅ〜ん!!」

 

「さすがね!!」

 

 サスケの実力を目にした女子生徒たちから歓声が上がる。しかし、当のサスケは女子たちのそんな歓声にはまったくの無関心だ。

 

「(全部的の中央か……さすが、木の葉の名門うちは一族)」

 

 サスケの投擲を見たナルトは右目を細めながら心の中でそう呟いた。

 全科目でクラストップであり、またその整った顔立ちから女子生徒たちからの人気が非常に高い。しかし、サスケはそんな周囲からの感嘆の声や羨望の眼差し、ましてや女子からの恋慕の情などに興味関心を示すことはない。

 なぜなら、うちはサスケという少年にとってこのアカデミーという場所は決して友人たちとの楽しい思い出を作る場所ではないからだ。

 

「(全ては、兄であるイタチを殺すため。だから、自分の目的に関わること以外は全く興味がない)」

 

 原作でサスケが第7班のメンバーに自らの野望を語るシーンを思い出しながら、ナルトは、サスケが投げた手裏剣が突き刺さっている人型の的へ視線を移す。

 視線の先では、担任のイルカが的に深々と刺さった手裏剣を引っこ抜くのに四苦八苦していた。

 

「(両親と一族を殺した兄イタチへの復讐。それこそがサスケの目標か……うわぁ、そんなヤツと班になるとか、キツイんだけど……)」

 

 いずれ班員として接していかなければならないサスケに気が滅入るナルト。

 

「(注意するのはサスケくらいだな。サクラの方は今のところ問題にはならなさそう)」

 

 的から視線を離し、女子のグループに目をやるナルト。

 近寄り難い空気を放つサスケを遠巻きに見つめる女子たちのグループの中に第7班のもう1人の班員、春野サクラがいた。

 桜色の長い髪を赤いリボンで留めているサクラは、他の女子たちと同じく熱い視線をサスケへ注いでいる。

 

「(物語の最初……最初というか少年編だと、サクラはほとんどサスケとナルトの後を追う感じだから、それほど気にする必要はない……)」

 

 第7班の紅一点である春野サクラは、その高い頭脳とチャクラコントロールを武器に優れた医療忍者になるのだが、それはだいぶさきの話で、今はサスケの気を惹こうとする女子の1人に過ぎない。

 

「(たぶん、なんだかんだ原作通りあの2人と組まされるだろうな。はぁ……)」

 

 サスケとサクラ。この2人は『NARUTO』という物語の主人公であるうずまきナルトとは切っても切れない深い関係にあり、言ってしまえばナルトの核となる重要な存在だ。

 忍びの才に恵まれたサスケは、落ちこぼれであるナルトにとって越えるべき存在でありながらも心通わせた友でもある。そしてナルトが救うべき存在だ。そして春野サクラは、当初はナルトが恋心を寄せる相手なのだが、サスケの里抜けを共に阻止することができなかったという共通体験を通して2人は“同志的存在“ーーサスケを取り戻すというーーになる。

 

「(“本当のうずまきナルト“であればなんの問題もないのだろうけど、残念ながらもう本当のうずまきナルトはいない。しかし、主人公の中身が変わったとしても、この世界……『NARUTO』という世界からすれば関係ないだろうし……主人公うずまきナルトが経験したことを、彼に成り変わった僕が経験することになるんだろうねぇ……)」

 

「よしっと……えっと、次はナルトだ」

 

 ようやく手裏剣を全部的から外し終えたイルカがナルトの名を呼ぶ。

 イルカに名前を呼ばれたナルトは、そこで一旦思考を中断する。

 

「はい」

 

 返事をしたナルトは投擲場所である横に引かれた白い線へと向かい、イルカから手裏剣を受け取った。

 

「よし、いいぞ」

 

「はい」

 

 ナルトは深呼吸をして、呼吸を整えると手裏剣を構え、数メートル先に立つ5個の的を見据える。

 そして手裏剣を投げるが、ーー見事に全て外れた。

 ある手裏剣は、地面に突き刺さり、またある手裏剣はあさっての方向へ飛んでいった。

 

「ブッハッハッハ! なんだよ、全部ハズレじゃん!!」

 

「いや、マジ下手くそすぎ! ありえないでしょ!!」

 

「ダッセェ〜!!」

 

 的に当てるどころか、的にすら届いていないというナルトの結果を見た生徒たちが大笑いする。

 先ほどのサスケの見事な手裏剣術からすれば、まさに雲泥の差だ。

 

「でも、しゃあないぜ? あいつ左目見えねんだからよ」

 

「けどあれじゃあ、忍者は無理そうね」

 

 ナルトを笑う者もいれば、隻眼であることを憐れむ者もいる。

 周囲から中傷や憐れみといった感情が向けられる中、ナルトは「(ひとまず、こんくらいでいいか……)」と心の中で呟くと、くるりと振り返り、クラスメイトたちに「アハハハ、やっちゃった……」と頭をかきながら笑って応えた。

 そんなナルトの姿を見て、さらに生徒たちがどっと笑い声を上げた。

 

「(ナルト……)」

 

 まるで道化のようなことを演じるナルトの姿を見たイルカは、その姿が自分の過去の姿と重なり不憫でならなかった。

 

***

 

 グランドでの実習を終えて教室に戻った生徒たちは、イルカからついこの間受けたテストの答案用紙を受け取っていた。

 

「うずまきナルト」

 

 イルカが呼ぶのと同時にナルトは「はい」と返事をすると、立ち上がって教壇の方へ進んだ。

 

「よく頑張ったな、ナルト」

 

 笑みを浮かべたイルカから手渡されたテストの答案用紙の上には、百点という大きな花丸が書いてある。

 

「今度のテスト、満点はサスケとサクラ、それとナルトだけだ」

 

 イルカの言葉を聞いた生徒たちが、驚きの声をあげる。驚くのも無理もない。なぜなら、全科目で常にクラストップのサスケ、座学ではサスケの次に成績が良い春野サクラだけならまだしも、ついこの間まで全科目クラス最下位だったナルトが満点を取ったからだ。

 その証拠に、サスケとサクラも驚きの表情をしている。

 

「うっそ、ナルトが? 信じらんない……」

 

「マジかよ……」

 

 クラスメイトたちのヒソヒソ声を背中で聞きながら、ナルトは目の前で満足そうな笑みを浮かべるイルカに小さくお辞儀をすると自分の席に戻る。

 ナルトがアカデミーに復帰して2週間。復帰してからのナルトの変貌ぶりにクラスメイトたちは目を見張るばかりだ。ついこの間までイタズラ者でクラス一のドベだったはずなのに、今では忍術以外を除けば見る影もない。

 

「卒業試験も近いんだ。みんなもナルトを少しは見習うように! いいか!」

 

 イルカの言葉を聞きながら、ナルトは百点と書かれた答案用紙を綺麗に二つに折った。

 

***

 

「ナルト、マジでお前なんかヘンだぞ?」

 

「ん?」

 

 昼休みが始まってまもなく、いつものようにアカデミーの屋上で昼食のあんぱんを食していたナルトは、友人の1人、奈良シカマルにそう問いかけられた。

 シカマルの他に、犬塚キバとその相棒である忍犬の子犬赤丸、それと秋道チョウジがいる。

 ナルトは口に頬張ったあんぱんを飲み込むと、自分の横で仰向けで寝っ転がって青空を眺めていたシカマルの言葉に首を傾げる。

 

「ヘンって、どこが?」

 

「どこがってそりゃ、オメェ、全部だよ。服とか、口調とか」

 

 シカマルにそう言われたナルトは、自分が着ている服に目をやる。

 白いTシャツの上に無地のフード付き黒パーカーに、下はパーカーと同じ黒の長ズボンだ。

 

「前まで着てた服っていやあ、あのボロいオレンジジャージだったのに。最近じゃあお前全然着てこねぇし、もしかして好きな女でもできたのか?」

 

 ある意味ナルトのトレードマークとも言えるオレンジジャージをぱったりと見なくなり、その理由が恋ではないかと疑うシカマル。

 しかし、ナルトは指で頬をぽりぽりとかきながら、「アハハハ」と笑う。

 

「実はさあのジャージ穴空いたり、ほつれてたりしてたからさ、捨てちゃったんだよねぇ。だから服装が変わったんだ。別に好きな子ができたとかそんなんじゃないよ」

 

「まあ、服装についてはそれでいいとして。口調はどうした?、いつも「俺」から始まって、「だってばよ」で終わってたのに。それもいつの間にか「僕」になって、「ですます」になってるし」

 

「思春期だよ。ほら、僕もう12歳だし」

 

 ナルトはそう言うと、シカマルの方へ顔を向けて、ニィッと笑う。

 

「ケッ、何が思春期だ、メンドクセェ……」

 

 ナルトにうまい具合にはぐらかされたシカマルは、いつもの口癖でボヤく。

 

「んなことより、ナルトッ!」

 

「どしたの、キバ。そんな大声出して?」

 

 突然大声で呼ばれたナルトは、自分の目の前で座っていたキバの方へ顔を向けた。

 

「どうしたもこうしたもあるか! テメェ、昼間のテストありゃ一体なんだ!」

 

「アンアン!!」

 

 ナルトをビシッ指差すキバ。胸元に抱かれる相棒の赤丸も、主人のその言葉に同調するかのように大きく吠える。

 

「ああ、アレェねぇ。いやぁ〜、自分でもびっくりしてるんだ。まさか、百点だなんてね。アハハハ」

 

 ナルトはそう言って笑いながら髪をかく。すると、キバの隣で大きなおにぎりを食べていたチョウジが「ボクもびっくりしたよ、ナルト頑張ったんだね」とうなづく。

 

「うんなわけあるか! 万年ドベのこいつが百点なんかとれるワケねぇだろうが! ナルト、テメェカンニングしたろ!」

 

「(いや、どんだけ信用されてないの、僕……。うずまきナルトくん、信用度無さすぎでしょ)」

 

 心の中で本当のナルトにツッコむナルト。

 

「ないない、まぐれだよまぐれ。この間のテストは暗記系のやつだったから……実は暗記系得意なんだよ。てか、片目が見えないのに、どうやってカンニングすんのさ」

 

 眼帯で覆われた左目を指差しながら、そう反論するナルト。そしてニィッと笑うと、ポケットから何か取り出すと、それをキバの方に放り投げた。

 

「わぅ!!」

 

 すると、キバの胸に抱かれていた赤丸がサッと飛び出し、パクリとそれを口に咥えた。

 

「あ! こら、赤丸! 食いモンに釣られんじゃあね!」

 

「ワウワウ!!」

 

 主人であるキバのツッコミを無視しながら、赤丸はナルトが放り投げた干し肉にむしゃむしゃと齧りついている。

 

「フフフっ、美味しい? 赤丸」

 

「アンアン!!」

 

 ナルトの問いかけを聞いた赤丸は、尻尾をブンブン振りながら大きく吠える。そんな可愛らしい姿を見て、ナルトはそっと赤丸の頭を撫でる。

 赤丸は気持ちいいのか、「クゥ〜ん」と嬉しそうに鳴く。

 

「赤丸は基本オレか一族以外の人間に撫でられることを嫌ってるのに、なんでか知らなぇがテメェはいいようだな、ナルト」

 

 主人である自分の人間が赤丸を撫でるのが嬉しくないのか、キバが少しだけ機嫌悪そうに言う。

 キバの機嫌が悪いのを感じとったのか、ナルトが赤丸から手を離す。

 

「なんか僕って動物に好かれるんだよね。ほら、キバも食べる? 干し肉」

 

 干し肉が入った紙袋をポケットから取り出したナルトはそう言って、キバに差し出す。

 

「ケッ、せっかくだから貰ってやる。……ありがとよ」

 

 つっけんどんな口調だが最後の方は小さく感謝の言葉を言うキバ。干し肉を受け取ったキバは、口に咥えると、どかりと座る。

 その隣で口の端からヨダレを垂らすチョウジに気づくナルト。

 

「ほら、チョウジも食べな」

 

「いいの!! ナルト!」

 

「もちろん」

 

 パッと顔を輝かせたチョウジは、「ラッキー、ありがとうナルト!」と笑顔で言うと、干し肉を手に取る。そして「う〜ん! この塩気がたまんないんだよね!」と言いながらむしゃむしゃと齧る。

 

「シカマルも」

 

 寝転がっているシカマルに干し肉を差し出すナルト。

 シカマルは「と、ありがとよ」と言って干し肉を受け取ろうとするが、

 

「コラ、行儀悪いよ、シカマル」

 

 寝そべったまま干し肉を食べようとするシカマルの姿を見たナルトに嗜められた。

 

「お前はオレの母ちゃんかよ。ったく、メンドクセェー」

 

 ナルトにそう嗜められたシカマルはバツが悪そうな顔でそう言うと、「よっこいしょ」と言って上体を起こした。

 紙パックのオレンジジュースを一口飲んだナルトは、「まぁ、みんな不思議に思うのも仕方ないよね」と呟くと、空を見上げる。

 

「実はさ、入院している間に色々と考えたんだよ」

 

「ん、うっ、何を?」

 

 チョウジが、指についた米粒を舐め取りながら訊く。

 ナルトは再び友人たちに視線を戻す。

 

「何って、まぁ……これまで自分がやってきたこととか、これからの将来のこと。それと自分自身のこととかさ……」

 

 静かにナルトは呟いた。

 

「はぁ? 何言ってんだオメェ」

 

「ナルト、なんかヘン」

 

「……」

 

 キバとチョウジはそう言って共に首を傾げる。コイツは一体何を言っているのか、という表情だ。

 ただ、シカマルだけは何も言わず、口に咥えた干し肉をむしゃむしゃとしゃぶりながら、横目でナルトを見る

 そんな友人たちの三者三様の姿に、ナルトは優しい笑みを浮かべながら言葉を続ける。

 

「ほら、アカデミー卒業したらみんな下忍になるでしょ。それぞれの夢や目標、理想を抱えてさ……」

 

「あったりまだろ、忍者になるために俺たちはアカデミーに通ってんだぜ! 忍者にならなかったら意味ねぇじゃんか。てか、お前こそいっつも火影火影って騒いでたくせに」

 

「……そうか……うん、そうなんだけどさ」

 

 奥歯に物が挟まったような言い方をするナルトを見て、眉を寄せるキバ。すると、横目でナルトのことを見ていたシカマルが口を開いた。

 

「ナルト、まさかあんだけ言っておいて、お前“火影にならない“気かよ?」

 

「まぁ、そうだねぇ……僕はーー『火影にはならない』よ」

 

 肩をすくめながらも、ナルトははっきりとそう答えた。

 

 ナルトの言葉を聞いたチョウジとキバはギョッと目を見張る。

 2人が驚くのも無理はない。なぜなら、あれほど毎日毎日顔を合わせるたびに、オレは火影になる、と宣言していた少年が、その夢を諦めたからだ。

 

「こりゃ驚いたぜ。火影バカのオメェが、その火影の夢を諦めるとはな。……なぁ、参考程度に聞きたいんだが、なんでだ?」

 

 『火影にはならない』というナルトの言葉を聞いたシカマルはそう言って、自分の隣に座る友人の蒼い瞳を横目で見る。すると、夢を諦めた友人の少年はくるっと顔をこちらに向けた。

 少年の蒼い瞳には、不思議なことに後悔や挫折、諦めといったものは浮かんでいなかった。

 

「う〜ん、自分を客観的に分析してみて、自分にとって火影というモノが自分には合わないと理解したからかな……それと、僕忍術が全然ダメだし」

 

 顎に手を当てながら、夢を諦めた理由を淡々とシカマルに述べるナルト。

 

「……」

 

「みんな生きてるうちには、いろんな夢を抱くものさ。特に自分を客観的に見る能力が欠如している子供の頃なんか一番それが顕著だ」

 

「ガキってのは夢みんのが仕事だし、ガキの特権みたいなモンだろう。それにオメェは、おれと同じ12だ。見切りつけんの早くねぇか?」

 

 シカマルの言葉を聞いたナルトは、意外だという感じで目を丸くする。

 

「意外だねぇ、シカマルがそこまで僕の夢を買ってくれていたとは……」

 

「ああ? ウンなんじゃねぇよ」

 

 シカマルは顔の前で手を振りながら、ナルトの言葉を否定する。

 

「お前の火影うんぬんは、俺にはどうでもいい。俺が言いてぇのは、12歳で自分の夢に見切りをつけたお前の考えがどうかってことだ」

 

 シカマルはそう言って目を細めた。

 2人の会話についていけていないチョウジがキバに小声で問いかける。

 

「ねぇ、キバ。ナルトとシカマルさっきからなんの話してんの?」

 

 チョウジの問いかけに、キバは「さあな、ナルトの夢の話だろう。火影やめたんならそれでいいじゃねぇか」と耳に指を突っ込みながら答える。

 が、流石にこれ以上耐えられなかったのか、キバが会話に割り込む。

 

「うんで、ナルト。火影になんねぇんなら、お前なんにナンだよ?」

 

 キバに問いかけられたナルトは、シカマルから視線を離して再び前を向くと、ニヤリと笑みを浮かべた。そしてパーカーのポケットから1冊の本を取り出し、表紙を3人に見せた。

 

「僕の今の夢はーー『作家』だよ」

 

「「「は?」」」

 

 シカマル、チョウジ、キバの3人は揃って間抜けな声を出した。

 ナルトの新たな夢を聞いて、唖然とする3人の少年たち。

 そんな彼らの眼前に、ナルトが出した本のタイトルはこう書かれていた。

 

ーー『イチャイチャパラダイス』と。




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