ラブライブ! 月光る宇宙の彼方へ...   作:ペルソナスキー

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#2 仲良くなりたい

〈放課後 音ノ木坂学院 教室2-1〉

 

「はぁ・・・」

 

登校初日。理は、廃校だと騒いでいる女子高生や生徒会からのお手伝いの要請もあってか、必要以上に疲れきった顔で卓上の教科書を鞄に荷物を詰めた。そこに一人の生徒が理に明るく寄り添って来た。

 

「よっ♪また同じクラスになったね。それにしても、やけに疲れていた顔しているじゃない。休みボケが抜けないのか?」

 

白いうさ耳フード付きのパーカーを制服の下に着た黒髪の天然パーマの少年が親しく理に話しかけた。一年生から同じクラスの「久世響希」である。

 

「近い。」

 

「おいおい、一年も一緒なのに距離開けすぎだって・・」

 

 

「また、同じクラスになれましたわね。」

 

「おっ、海未ちゃん。いやぁ〜、馴染みある顔が揃うと落ち着くなぁ〜」

 

響希と親しく話てきた青髪のロングの女子生徒。名前は「園田海未」。響希の幼馴染であり、理自身とはあまり接点は無く、人見知りレベルでの面識しかなかったが、響希の顔もあってか厳しくも優しく接してくれる。

 

「理ったら酷いのよ?いっつも冷たいんだからぉ」

 

「えっ・・?」

 

「もう、響希さんが近すぎなだけですよ」

 

「えぇっ、海未ちゃんも理と同じ事は言うの!?いいじゃないか!」

 

「もぉ、理さんを困らせるのはいけませんわよ?それに、宿題出てないって先生怒ってましたよ?」

 

「あっ……!忘れてた。今すぐ出しに行かなきゃね……理も一緒にどうだ?」

 

理は響希と海未の会話に混ざるのは野暮だと思い。気を遣って黙って教室の扉に開けて速やかにその場を去った・・・

 

「あっ、に、逃げられた……」

 

「響希さんあんなに馴れ馴れしく付き合うからです、少しは距離をおいて下さい。でも…何で人に無関心な彼を、親友に選んだのですか…。お人好しもいいですがもう少し人を選んだ方が宜しいのでは・・私は少し心配です…」

 

理は無関心な態度でいるが、理と響希は無二の親友である。響希は理乃彼なりの優しさも知っている故に、躊躇様子もなく海未に応えた。

 

「あいつは、無口で人に無関心な所があるが意外と行動力は凄まじいんだ。僕はそれに振り回されてみるのも面白いと思ってね。それでもまだ、大きなきっかけが無いからあまり効果がイマイチんだと思うけどね…。」

 

「変われるきっかけですか……気長に待つしかないですね。」

 

海未は響希の答えにちょっと疑心を持っていたが、気を遣って嘘はついているようにも見ない為、悩みながらもその答えを信じた。

 

 

〈職員室前 廊下〉

 

「あっはは〜♪全部夢なんだ〜♪」

廃校ショックのあまり保健室で寝込んで後、廃校なんて夢だと錯覚中しながら校舎をスキップしてた。

 

「あれ、さっきの女子、保健室から出てきたけどやけに元気だが大丈夫なんスか?てか、俺っちの方もヤバいような…昨年から女子校から共学になったと聞いて入学したと言うのにハァ…これからまた受験勉強しなきゃな… さらば、俺のバラ色高校生活……」

 

「何を言っているんだ。この学校は学生はいる間はまだ残るから受験勉強はいらないぞ。」

 

「えっ、マジ!ふぅ〜、受験勉強再度受けるかと思ってヤな汗かいたぜ……」

 

「でもさ…生徒が入らないってことは。来年は後輩がいねえっ事だよな。なんつーか、後輩との思い出もできねえってツライよな……」

 

周りは心配な目で見られているが穂乃果は人目を気にせずスキップする

 

「あっはは〜♪夢なんだ〜♪うわっ!?」

 

曲がり角で下校しようと理と鉢合わせになり。穂乃果は尻もちをついた。

 

「うぅ〜、痛たたっ・・」

 

「大丈夫?」

 

「うっ・・うん・・・」

 

「じゃあ。」

 

「…!うわぁぁぁ!いやぁぁ〜!」

 

「・・・?」

 

穂乃果の近くの掲示板にある統廃合のポスターを見て錯覚ではない事に気付いた。 叫んでいる穂乃果のを見て周りの生徒達は、少しづつ心配から疎まれな視線に徐々に変わり、空気もだんだん重苦なってくる。理はその事に気づいた。自分の不注意でぶつかった事もあり放っておくことも出来きなかった為か、穂乃果に声をかけた。

 

「来る?奢るから。」

 

「ふぇっ?う、うん……」

 

それは、穂乃果を誘う言葉であった……

 

〈仲良くなりたい 〉end…

 

 

next memory … 〈エンジョイ!〉

 

 

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