ラブライブ! 月光る宇宙の彼方へ...   作:ペルソナスキー

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#4 ざわめき

 

〈???〉

 

??「やぁ♪」

 

少女の声に誘われたのか、またあの花園に訪れてた。気がつけば豪華なガーデンチェアに座っていた。どうしてここにいるのかも分からないまま周囲を見渡した・・

 

「怖がらなくてもいいよ。現実での君はまだ長い眠りについているだけだから。」

 

向かい側で同じガーデンチェアに座っている少女がいた。まだ小学生ぽい見た目でどこかしら穂乃果に似ている少女であった...少女は淡々と会話する中、彼との会話を楽しむかのようにこの状況に陥った経緯を説明し始めた。

 

「まだ理解に届かないような顔をしているようだね。それじゃあ、君の記憶から順繰りにお話しようか♪」

 

景色が真っ白に染まって行く、ゆっくりだが思い出して行く旅路が始まる....

 

 

〈放課後 音ノ木坂学院 生徒会室〉

 

それは、ファーストライブ二週間前の事だ、理は希と一緒に生徒会室で書類の整理をしていたことである。

 

「そういや。君のクラスの3人組が講堂の使用許可を取りにここにやって来たのよ」

 

「ライブの話で?」

 

「おっ?耳が早いな〜♪」

 

「興味無い。」

 

「そんな事言うちゃアカンよ♪彼女達も真剣に頑張っているんやから

ぁ。そうや、理くんにお願い何だけど」

 

「お願い?」

 

そのお願いを聞いてから今日の放課後。響希の連絡網を利用してある場所を教えてもらった。

 

 

〈穂むら〉

 

「ここか...和菓子屋さんなんだ..」

 

和菓子屋。「穂むら」であるそして穂乃果の家でもある

 

「あら、いらっしゃい。君も音ノ木坂学院の生徒さん?穂乃果のお友達かな?」

 

穂乃果に容姿が似ている。穂乃果のお母さんだろう・・

 

「すみません、高坂に用がありまして。」

 

「穂乃果に?上に居るわよ。そうだ、お団子食べてく?サービスしとくよ♪」

 

「・・いただきます。」

 

(響希くんといい穂乃果にも青春時代がやって来たのね。あぁ、憎いわぁ〜♪)

 

「ゴ当主、ココのオ団子、タノモうでごザル!」

 

「はーい♪」

 

青春に慕りながら嬉しそうな表情でいる穂乃果母と少し話し接客に戻った、理は目的を果たしに階段を登り穂乃果の部屋に向かった。

 

「ここ、だよね・・?」

 

堂々と女の子の部屋に入るのは勇気がいる、だが理は僅かながらの勇気を振り絞り、ドアをノックした。

 

コンコン....

 

「高坂?いる」

 

「いらっしゃぁーい♪」

 

「ブフォ!?」ゴスッ!

 

ドアを開けようとした瞬間、穂乃果が急に開けたせいか扉に顔を思い切りぶつけてしまった・・かなり痛かったのかその場に座り込んだ。

中ではライブについての作戦会議が行われていた...

 

「痛い・・」

 

「あぁー!!ごめん!」

 

「ほ、穂乃果ちゃん・・はしゃぎ過ぎだよ・・」

 

おっとりとした女の子が場を落ち着かせようと穂乃果に呼びかけた。

名前は「南ことり」である。穂乃果や海未と同じクラスメイトである。

 

「あ、改めて紹介するね。えっとぉー・・・誰だっけ?」

 

「結城理だよ。穂乃果ちゃん忘れるの早いよ....」

 

「そうそう!結城くんだよ!」

 

「あはは・・・」

 

「ハァ・・」(大丈夫かな・・)

 

「ため息つくなよ。可愛い穂乃果ちゃんに免じて許してあげよ?」

 

「まるで、鏡に写った2人を見ているみたいでですね。」

 

「性格は真逆だけどね・・」

 

呆れながらも心配する海未、苦笑いで理と穂乃果の仲裁に入る響希と言う静かとは程遠い光景が出来上がってた。そして、穂乃果はゆっくりお茶を入れはじめこう言った。

 

「一緒にお団子食べよ?」

 

「食べるぅ〜♪」

 

(やっぱり親子だ・・・)

 

穂乃果のお団子を食べる誘いに食いつく響希の姿を見て、この時の穂乃果の姿が下にいるご当主と重なって見えてしまった

 

そして数分後・・・

 

μ’s2人&響希「練習お疲れ様ー」

 

「お疲れ様・・」

 

「あなた達・・・ダイエットは・・?」

 

「「あぁー!!」」

 

「・・・」

 

(あはは・・忘れてたのね・・)

 

理はどうでもいいと思いながらも、賑やかな作戦会議は終わった。

 

「はぁ・・努力しようとする気は無いようですね・・それと響希さん、貴方にお願いしたいことがあるのですが・・・」

 

「そうだった、曲の作詞をして欲しいんだ!ねぇ、おねがーい」

 

響希は作曲作詞に関しては数年前は少しばかり名が残る人であり、理やほか3人がそれを知ったのは数日前のことであった・・・

 

「今日はその為に呼んだのか...」

 

 

「お断りだ。」

 

響希は即答で答えた。これはただ面倒だからしないという理由で断った訳ではない。彼は何かしらもっと深い考えがあっての事であってことだと考えていた。でも、その事に気づいたのは、理1人であった....

 

「えー!」

 

「そんなぁ」

 

「どうしてなのですか!?」

 

「そうね...、今はまだ教えれない。けど作曲作詞したものを見てあげる よ、だけど作るのは却下だ。」

 

「うぅ..分かった。」

 

「「穂乃果(ちゃん)!?」」

 

「強制じゃないんだもの。それに、響希くんは私達が歌を作ることで何か伝えたいのよ。きっと・・」

 

「穂乃果・・・」

 

「穂乃果ちゃん・・・」

 

「・・・」

 

「そういや、何で結城くんがいるの?」

 

「さ、さぁ・・僕が穂乃果ちゃんの所に行くって言ったら。場所を教えてくれと言ってきたんだよ・・」

 

「部活の申請書、書類不備で怒ってた...」

 

「あぁーーーーー!!」

 

「そう言うことだったのね・・」

 

「ダメだよ穂乃果ちゃん。ちゃんと確認しなきゃ....」

 

「ごめ~ん!」

 

「あっ.....」

 

「なら、用が無いなら帰って下さい。私達は忙しいのですから。」

 

海未は、さっきから理の淡白な口調が前から気に入らなかったからか少し強めに言ってきた。普通ならあっさり帰る理であるが・・・理は希と交わしたお願いを思い出した。

 

 

 

《[回想] 生徒会室》

 

『新入生歓迎会当日まで生徒会はウチらで何とかするから、理くんはあの3人の手助けに付いて欲しいんや』

 

『高坂を??なんで?』

 

『そうやぁ、最近彼女達と仲良うしてそうやし、飽くまでお願いやから受け入れるか否かは理くん次第。やってくれたら嬉しいんやけどね♪』

 

『分かりました。』

 

『ウフフ♪絵里ちには内緒にしときんさいなぁ〜♪』

 

《回想終了》

 

 

 

「ごめん、まだあった。」

 

「なんですか。」

 

「ここの()()()()()()としてここに入部希望に来ました。」

 

「えっ..,,」

 

「「「「えぇーーー!!!」」」」

 

無感情な少年が突如マネージャー志願の発言に動揺を隠せない4人であった。性別上ステージに上がれない故に、力になると言う意味では最善な方法であると考えであった...それが奇跡を運ぶ救世主となるか、全てを滅ぼす死神となるか、まだこの頃の彼女達にはまだ知る事が出来なかった....

 

 

〈ざわめき〉end…

 

 

next memory … 〈ペルソナ発動〉

 

 

 

 

 

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