PECOとザ・ダーク・ジョーが発売されてしばらくが経った。PECOはイーグルジャンプ最大のヒット作として今も売れ続け、ファンも増えてきた。公式のオリジナル原画集やグッズ展開もなされ、今や多くのゲーマーの間でゆるふわな空気感を嗜みながらPECOは今もその人気を伸ばしつつある。だがやはりゲーマー層の違いは読まれていたのかザ・ダーク・ジョーの人気も留まる事を知らず、硬派かつスキルや世界観がフロムゲーに近くXボックスとアンリアルエンジン5によって創造されたダークな世界観と異質な怖さの漂うザ・ダーク・ジョーはアメリカを含め、全世界のコアゲーマーを熱狂させた。この点では青葉は名倉との力量の差を感じざるを得ずゲームの作りでは名倉が二手先を進んでいる事を証明してしまっていた。
そして何よりファミ通やIGNと言ったゲーム情報サイトでは2作ともメタスコアが拮抗しており、どちらのゲームも期待値の高さが光るものとなっている。そんな中ザ・ダーク・ジョーが結果的にアメリカでその年のゲーム・オブ・ザ・イヤーを13個受賞し、名倉は事実青葉を堕として見せたのだった。
このクソッタレなゲームの果てに見えた物もあるかもしれない。そうして今があるのだから。
そしてそれも……
ガラン!!ガラン!!
今日で終わりを迎えた。
全員パンパン「あけまして、おめでとうございます」
今日はお正月、イーグルジャンプの面々は華やかな着物で初詣に来ていた。
コウ「いやーなんてお願いした?」
りん「コウちゃんが風邪を引かないようにって」
コウ「私も青葉たちがゲーム開発を成功できますようにって」
青葉「でも、寂しいですよ~。今年から名倉エンタープライズに出向なんて。八神さんと遠山さんいてのイーグルジャンプなのに」
七海「とは言え1年だけでしょう、またすぐに会えますよ」
ひふみ「と言うかほとんど日本にいた名倉君の事もあるからしれっと戻ってくることもあるんでしょ?」
ゆん「あの魔王はアメリカと日本どこにでもいる人やさかいありそうやな」
はじめ「どこでもドアみたいにイーグルジャンプにすぐつながる扉欲しいね」
コウ「そう言うのあったら嬉しいけどね」
ねね「はははは、あの人だったら普通にありそう」
うみこ「でも、名倉エンタープライズは素直に信じていいゲーム開発をしていましたね。ザ・ダーク・ジョーはこの年末の連休で全クリしました」
しずく「私はまだ中盤で中々進めていないがね。あれ、FPS慣れてなきゃかなり難しいよ。こんな気持ちになったのはドラゴンズドグマ以来だ」
七海「葉月さんしれっとドラゴンズドグマやるタイプの人だったの凄く意外なんですがもしかしてそこそこ高難易度ゲーム得意?」
しずく「自信はあるよ、ただノーミスは無理だけどね」
つばめ「と言うか新年早々ゲームの話題って普段とあんまり変わんないじゃん」
紅葉「でも、変わらないのって何か大事な気がする」
七海「変わらないものほど確かに安心できるよね。
でも、僕たちは
その言葉を聞いたメンバーは意を決する。
ひふみ「イーグルジャンプを私が導く。そうだよね」
はじめ「やるからにはとことんやってやるよ!!」
ゆん「ウチも負けへん!!」
つばめ「私も皆の力になれるように頑張る!!」
紅葉「私も、諦めない」
ねね「皆で出来るって証明しよう!!」
青葉「今の私達のフルスペックで、
名倉さんを倒そう!!」
七海「全力全開、ここからが新生イーグルジャンプの快進撃だ!!行くよ皆!!」
そう言うと青葉たちは手を重ねる。
七海「新生イーグルジャンプ」
全員「アッセンブル!!」
そして七海たちは手を空に掲げたのだった。
その様子を見た4人は
コウ「あいつら、いいチームになりそうだな」
りん「フフフ、まだまだここからね」
うみこ「私達も、まだまだ彼らには振り回されそうですね」
しずく「なら、とことんやらせればいいさ。
ここまで来た彼らならきっと大丈夫だよ」
前に進み続ける意思、信念を辿る、新たな物語が始まろうとしていた。
だが、現実は変わってしまった。あんなことが起こるとは誰も思わなかったのだ。
「中国を中心に、正体不明の感染症が報告され」
「どこの国にも広がりつつある」
「世界各地で患者が急増し」
「どこも外には出られない」
「感染源も特効薬も全くの不明」
「病院では医療ひっ迫が起きてる」
「政府は厳戒態勢で国境を閉鎖」
「日本にも同様の感染症が蔓延し」
「できるだけ、外出は控え、マスクと消毒を徹底し」
「スーパーからマスクと消毒が消えている」
「これは世界規模のパンデミックだ」
「SNSでは情報が信用できない」
「次々人が死んでいる」
「政府はこの大規模な感染症を
新型コロナウイルスと命名しました」
2020年 私達はどうすれば良かったのでしょうか?
これは、混沌の時代に光を求める物語。
NEWGAME P.S3