PM20:00
羽田空港
ほたるガラガラ「えっとこっちだよね……」
空港内でキョロキョロと周囲を見渡す女性、星川ほたる。
その背後には……
青葉「ほたるん、おかえりーーーーー!!」
ほたる「うわああああ、あおっち、いつの間に!!」
突然飛びつくようにほたるに抱き着く青葉、戸惑いながらも二人も姿を現す。
ねね「私もいるよーーーー!!」
七海「すまないね、2人が行くって聞かなくて……」
ほたる「あはははははは、いいよいいよ。改めて皆、久しぶり」
七海「誘いに乗ってくれてありがたいよ」
ほたる「でも、皆で集まって突然ゲームパーティーなんて驚いたよ」
七海「一応言っておくけど高校時代の俺達同期だけじゃなく、名倉社長とその仕事仲間も一緒だからね」
ほたる「相変わらずだね~、名倉さんはバイオハザード7の開発の時に色々助けて貰ったからね」
青葉「ほたるん仕事選ばないね」(汗)
ねね「ほたるんも高校時代からゲーム得意だったから」
お互い空港のロビーで話し込んでるその最中……
七海「話は弾むかもしれないけど、一度ロビーを出ようか。ホテルまで車で送るよ」
そう言って七海は車の鍵を手にする。
ねね「行こうよ」
あおっち「話したい事色々あるんだ!!」
ほたる「沢山聞かせてほしいな」
七海「じゃあ、3人共、ご招待」
空港を出るとそこには……
青葉「こ、この車は!!」
七海「B○Wの2017年3シーズンモデル。名倉社長から拝借してきた」
青葉「グレード高すぎるよ!!」
ねね「B○Wそんな簡単に乗っちゃって良いの!!高級車だよ!!」
ほたる「乗っても良いのかな?これ……」
七海「名倉社長の心遣いだから良いんだよ、乗りなよ。シートの座り心地は一級品だから」
そう言って七海たちは車に乗るとエンジンをかけてホテルまで出発した。
一方
名倉の別荘
名倉「いや~やっぱひふみの料理はうまいな~、こっちに戻って来た甲斐があったぜ」
名倉、ひふみ、マーガレットは名倉の所有する別荘で晩ご飯を食べていた。漬物に生姜焼き、味噌汁とご飯。普遍的な家庭料理。だが、マーガレットはヴィ―ガンなのでキャベツの塩だれ焼きを食べていた。
ひふみ「このぐらいだったらいつでもいいよ、マーガレットちゃんも沢山食べて」
マーガレット「うう~ん、この日本特有の昆布出汁の香り、ひふみちゃんやっぱり料理上手ですね」
ひふみ「まさか、また3人でこうして食卓を囲めてとても嬉しい」
名倉「何なら3人での生活もう一度するか?アメリカで?」
ひふみ「そうしたいけど、今はイーグルジャンプの仕事が好きだから」
マーガレット「イーグルジャンプでの仕事は譲れない。社長を見ればそれは自ずとわかる気がします」
名倉「確かに、あれは楽しい場所だよな」
ひふみ「うん、最高の居場所」
それぞれのグループで思い出話に花を咲かせる面々、そうした中……
七海「もしもし、フレデリカだ」
電話の相手に対しこう伝えた。
七海「明日までに大廉時パーティーオードブルを2つ用意してください。持ち帰りで、はい。代金は名倉エンタープライズの引き落としで。
よろしくね、凛君」
翌朝
噴水のある公園
青葉「お待たせ―――」
ねね「お久しぶりです、名倉さん」
ほたる「おはようございます」
名倉「おお、待ってたぜ」
七海「これで全員揃いましたね」
ひふみ「それじゃあ、これからどうするの?」
マーガレット「何でもまず、フレディの家に行く前に買い出しに行くようですね」
七海「名倉社長が店で食うよりゲームしながらビールと中華を楽しみたいと言って、今回例の店にわざわざオードブル予約したんです」
青葉キラキラ「オードブル!!」
青葉が眼を輝かせてるの見つつ名倉は思った。
名倉(絶対目的のゲーム忘れてやがるな、こいつ)
七海「とりあえず買い出しでオードブル以外にもつまめそうな物沢山買っていきましょう!!」
こうして東京の飲食店が立ち並ぶ地区を歩き始めた。
青葉「因みに予算とかは?」
マーガレット「全て名倉社長が持つようですよ」
名倉「こういうの大好きだからな、皆で割り勘よりも圧倒的に良い。まあ、タダメシ食えると思ってくれていいさ。特に未成年はな」
ねね「ありがとうございます」
名倉「まあ、有吉eeeみたいな導入だと思ってくれ」
青葉「言われてみればそうですけどそれ言っていい発言ですかね?」
名倉「実際そうだろ?」
ひふみ「藤原さんは家の冷蔵庫は?」
七海「休日は基本自炊なので食材はそこそこありますよ」
ひふみ「キッチン借りれるかな?おつまみ作るけど」
名倉「それはありがたいな」
そして目の前には……
名倉「おお~、ここか。久々に来たよ」
青葉「これが……
大廉時中華飯店……」
七海「早く、入りましょう」
入店するとそこには昼にもかかわらず中華を食べながらビールを飲む人や強烈な啜りっぷりでラーメンを食べる女子高生がいた。するとその女子高生は……
小泉「凛君、次のお客さん来てるよ」
凛「らっしゃーせー、あ、フレデリカさんに名倉さん。って言う事は」
七海「オードブル出来てるかい?」
凛「出来立てで提供するので今から後3分でお出しします、その前に先に支払い可能ですよ」
名倉「カードで頼めるか?」
凛「相変わらずブラックカードで支払いとは、そちらの女性は?」
支払いを終えると名倉は紹介する
名倉「仕事仲間だ、一緒にフェアリーズストーリーを手掛けたな」
凛「ええ!!あのFSのクリエイターですか!!」
青葉「はい、涼風青……」
小泉 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ「……」
ねね「あ、す、すみません」
凛は小泉さんの頭を撫でる。
凛「小泉さん、気持ちは分かるけど余り殺気は立てないでくれ」
小泉「だって凛君が他の女に目移りするから」
凛「ごめんごめん」
すると全員が……
全員(私達、何見せられてるんだろう)
強烈なリア充ぶりを目の当たりにしていると……
孔「お待たせしました、オードブル2皿ただいま出来上がりました、お、名倉も一緒か」
名倉「久しぶり、マスター」
孔「アメリカではよくやってるか?」
名倉「おかげさまで」
孔「たまには飲みに来いよ」
名倉「アンダーソンのじいさんとまた来るぜ」
孔「おう、今日はありがとうな」
全員「アンダーソンさん?」
大廉時中華飯店を後にすると一行はその先々で買い物をする。
焼きそば、カップヌードル、手羽先、フライドポテト、ナゲット、ポテチ バーベキュースナック。ビール、日本酒、ウィスキー、コーラ、カルピス、レモンスカッシュ。チョコレートケーキ、チーズケーキ、ピスタチオアイス、プリン、シュークリーム
あらかた大量の食べ物を次々買い占めていくとその大量の荷物を片手に七海の自宅へと向かった。
その途中
青葉「名倉さん、アンダーソンさんってどんな人」
名倉「安田孫介ことアンダーソンのじいさんはこの辺りで有名な弁護士だ。他人の事情に突っ込む変わり者で一昔前にゲーセンで起きたドーピング事件があってそれが縁で仲良くなった。今は互いに酒を飲む仲さ」
青葉「ドーピング事件?」
ねね「それヤバイ奴じゃ……」
名倉「昔の事だ、忘れるに限る」
そうこうしている内にようやく七海の自宅に到着した。
鍵を開けると一斉にメンバーが入って行く。
青葉「お邪魔しまーす!!」
レッツゲームパーティー!!