「アハト君とアヌビス君、大丈夫? 少し休憩する?」
「いや、大丈夫だよ」
「うん、アハト君と同じ疲れてないから」
「良かったです。見慣れない様子だったので心配しましたが、どうやら心配し過ぎだったようですね」
「ありがとう、次はどこ行く?」
「う~ん、そうだな……」
イリヤとジャンヌリリィ、アハトとアヌビスの四人は遊園地に来ており──。
「よし、イリヤに変な起きていない。爺さん、このまま監視するか?」
「アア、もし手を出そうとするなら一撃で仕留めるんだ」
「エエ、ジャンヌに手を出すなら死でございます」
エミヤ、切嗣、ジルはスナイパーライフルを構えながら話しており、アハトはメリーゴーランドを指しながらイリヤの手を掴む。
「「イッツ、ショウタイム……!」」
エミヤと切嗣から赤黒いオーラを発し、そのまま引き金を引こうと──
「「止めんかー!?」」ライダーキック!
「「あだっ!?」」
する時にイザナ・仮面ライダーポップと尚文・仮面ライダーガロウがライダーキックで発砲を阻止する。
後からアナキン、パドメ沢、藤丸、マシュ、運命、カノンがやって来る。
アナキンとパドメ沢は後頭部をさすっている二人にツッコむ。
「エミヤさん何考えているの!? いきなり発砲するなんて!」
「アナキン君の言う通りですよ! 切嗣さんはいい大人なのにおかしなことをしないでください!」
ようやく痛みが引いてきたエミヤが反論する。
「確かに可笑しい、だけどイリヤが
「とんでもない事態はあんたの脳みそだろ!?」
エミヤは真面目な事のように言うが、それがおかしいと運命が突っこむ。
イザナ達は暴走したエミヤ達を止めるために遊園地に来たのだ。
アイリも切嗣と一緒に来たが、何とか落ち着かせることに成功した。
後はエミヤと切嗣、ついでにジルを止めるだけだ。
エミヤと切嗣は再びスナイパーライフルを構え、狙いを定めている。
それを見た藤丸は呆れながら言う。
「あのーさすがに常時監視は止めて欲しいけど、何でそこまでするの?」
それを聞いたエミヤはスコープを覗きながら答える。
「理由としては一つ、イリヤから変態を守るためだ! 特にモテ男や伊藤誠とか!」
(全然否定できねぇぇぇぇ!)
カノンとマシュ以外の一同は心の中で否定できずに叫び、エミヤと切嗣はそのままスナイパーライフルを構えたままイリヤ達に変態が来ないか警戒しながらスコープを覗く。
ジルもエミヤと同じことをしていてどうやってスコープを覗いているか気になるが、今は暴走したエミヤと切嗣を抑えなければいけない。
イザナ達は輪になって話し合う。
「それでどうすんの? エミヤさんや切嗣さんはあんな調子だし、ジルも半分ジャンヌリリィを見守るために構えているからどう説得するのさ?」
「「う~ん……」」
イザナを筆頭に藤丸達はどうすれば良いか考えていると、ザギリとアリスが慌ててやって来た。
「イザナ、大変だ! アリスが、アリスが!」
「アリスが? それって一体──」
「イザナ」
イザナはザギリが慌てている理由を分からず、訳を聞こうとした時にアリスが会話に挟む。
イザナは首を傾げているとアリスは神妙な顔で聞く。
「貴方はコスプレHするならナース? それとも婦警?」
「うん、何で!?」
イザナはそれを聞いて頷いてからツッコむ。
イザナとザギリを除く他の方も「何言ってんの?」と思いながらアリスの方を見る。
しかし当の本人はそのまま話す。
「ちなみに私は──」
「いやいやいや! アリス、今言っていることわかってる!? 他の皆から変な目で見られているけど!」
イザナがどうしてこうなったと思いながらツッコむが、その時にジルは神妙な顔つきで言う。
「もしやアリス殿はコスプレHを介して何かを伝えようとしておるのでは?」
「コスプレHを介すなー!」
「コスプレド──」
「止めろー! (# ゚Д゚)」
アリスはこの先ヤバい事を言おうとするが、イザナは慌てて叫び声を上げて邪魔する。
エミヤと切嗣がうるさいと感じていると少女の叫び声が響く。
「「キャー!?」」
「「イリヤ!」」
イリヤの叫び声に二人は叫び声がした方に向かって行き、イザナ達もエミヤ達について行く。
一方、イリヤ達は背後から触手を生やした少女に追い詰められていた。
「ヒィ、こっちに来ないで……!」
「何なのあの人、イリヤちゃんとジャンヌリリィちゃんの事を変な目で見ているんだけど!?」
イリヤは迫りくる少女に怯え、アハトは少女の目つきに引いていた。
少女・妖精王女ユカは背後に触手を蠢かせながら、手に持っている魔剣・Yダダーンを構えながら言う。
「ぐふふ、この幼女は二人は私のにして、このショタはフィーアお姉さまのお土産にしておきますか……」
ユカはそう言いながらYダダーンをイリヤ達に向け、紫色の光を放とうとした瞬間……。
「させねぇよ!」
「何!?」
「「イザナさん!」」
その時にユカの後ろから飛び出たイザナがイリヤたちを守り、ユカは突如現れた人物に驚き、アナキンとパドメ沢は紫色の光に当たったイザナを心配する。
紫色の光が収まり、イリヤはイザナを心配する。
「えっと、イザナさん大丈夫ですか?」
「アア、
「……何て!?」
突如イザナが変な事を言い、イリヤは訳が分からずに突っ込む。
エミヤ達もイザナの言っている事が分からずに固まる中、ザギリは悔しがる。
「クソ! 遅かったか……」
「イザナお兄ちゃん、何で女の人の胸を揉みたいの!? 疲れているの?」
ザギリが悔しがっている中、アヌビスはイザナの発言にツッコみつつ心配する。
アヌビスの言葉にイザナは驚きながら誤解を解こうとする。
「マ、待て! 物凄く違う! 揉みたいんじゃない、揉ませて欲しいんだ!」
「いや、違い何て分かんないよ!」
誤解を解こうとしても、下ネタしか言えない……いや、言わされているような感覚だ。
訳が分からずにいると、ユカは大笑いしながら叫ぶ。
「ふっふっふ! あなたも既に私の術中です!」
「何!?」
「私はY談妖精王女です!」
「Y談妖精王女!?」
ユカもといY談妖精王女にイザナは驚き、どうしてこんなことをした理由を話す。
「私の力はY談しか話せない呪いを手に入れました。そしてこの能力を使って女性の性癖を聞いて楽しむのが趣味にでしてね」
「「しょうもなさ過ぎだろ!」」
あまりにもしょうもない理由にアナキンとパドメ沢は突っ込み、イザナはその理由に憤慨して叫ぶ。
「ふざけんな!
「事情しらない人が見たらただの巨乳好きになりそうだな」
しかし下ネタを放ち、運命は若干面白がっているが、普通にとんでもない事だ。
イザナはユカを鋭く睨みながら聞く。
「
「もちろん思って無いですよ。ですので──」
イザナの質問にユカは否定し、地面を蹴って言う。
「逃げます」
「コノヤロー!」
ユカの行動と言葉にイザナはブチギレ、逃げようとするユカの前にカノンとマシュがやって。
「遅れてゴメン!」
「今すぐ拘束します!」
二人はそう言うとユカを止めようとする。
それを見たイザナはユカの能力を伝えようとするが、一つ忘れていた。
「カノン、マシュ!
「「何言っているんですかー!!」」
Y談しか喋れない事に。
もちろんカノンとマシュはイザナにツッコみ、ユカはそのすきに二人に光線を放った。
二人は驚きつつも捕まえようと叫ぶ。
「「ちんちんちんちんちちん!」」
「マシュにカノンさん!?」
突然のY談に藤丸は驚いてしまう。
二人のY談に藤丸はマシュに質問する。
「「ツ──!?」」
「どうしたの? まるで小学生みたいになっちゃっているよ!」
「「ち……ちんちんー!」」
「マシュー!」
「カノーン!」
二人の断末魔に運命と藤丸は叫ぶが、そのすきにユカを逃してしまった。
そして子ども達から何が起きたか全て聞き終え、尚文は光線に当たったさん人を見ながら言う。
「クソ! 裸にカーディガンを羽織らせたい!」
「通りで歩く性癖拡散機になっているわけか」
「「ちんちちん……」」
「二人に至ってはY談言語が無くて喘ぎ声のようなっているな……」
こんなバカげた様子に呆れていると、運命は惨状に叫ぶ。
「とにかく急いで止めねぇと遊園地ならぬY談地になるぞ!」
「分かってるよ! 裸メガネも好き!」
「もうすでに大惨事だけどな?」
その事にイザナは答えるが、ザギリは少し手遅れに見えている。
とにかくユカが向かった方向に行くが、そこは地獄絵図であった。
「あー……早くも被害出てるな」
「タイトスカートよりパンツスーツのが尻がエロい!」
「あぁ、分かる。恵体美女秘書とか最高……」
「待て、スカートの魅力は!」
尚文の言う通り、一般人がY談を話しまくるという地獄絵図が完成していた。
それを見た運命はボソッと呟く。
「一見楽しそうだな……」
「
運命のボケにイザナが突っこんでいると、偶然アルトリアがいた。多分子ども達の様子を見に来たのだろう?
尚文はアルトリアに近づきながら聞く。
「おい、アルトリア! 変な魔剣を持って蝶の羽を生やした女を観て無いか?」
「ウッ……」
「如何やらやられた様だな」
しかし尚文の質問を答えず、それを見たキリツグはそう言う。
キリツグは彼女の肩を強くつかんで叫ぶ。
「だが今は緊急事態、早く言わないと手をくれになるぞ!」
「グゥ……」
キリツグの叫びにアルトリアは呻き声を上げる。
そして恐る恐る話す。
「士郎と二人で……魔力供給の名目で……正直、かなり気持ちよかったです……」
「まさか英霊になる前に育てた子とヤルなんて……」
「止めて差し上げてー!」
アルトリアの言葉にキリツグは若干引き、イザナは別の意味でひどくなることにツッコむ。
アルトリアはそのままユカの行動を言う。
「
「うん、さっぱりわからん」
Y談の力で何を言っているのか分からなくなり、尚文はいい加減めんどくさそうにしていると、他の勇者たちがやってきて言う。
「
「
「
「わー、大惨事」
三人の勇者の惨状に尚文は頭が痛くなるのを感じた。
「
「元康が死体のように青白く成ってやがる……」
「私は獣姦や腹ボコ、さらに──」
「「オイィィィィィ!?」」
突如キアラがやってきて、とてつもないY談を放つ。
その事に一同は声を遮って黙らせる。垢バンされないために。
そうしていると、アザエルが感心しながら言う。
「モザイクがかかるほどのY談とは。お前等とは大違いだな」
「いつからいたの!? あとおっぱい大好き!」
「「ちんちん!」」
アザエルの言葉に三人はツッコむ。
尚文はラフチャンの頭をなでながら言う。
「何にせよ、アイツは近くにいる。早く──」
「隙あり! Y談光線!」
尚文はそう言い終わる前に、ユカはY談光線を放つ。
アザエルはそれに気づいて叫ぶ。
「何の、ブリッジ回避!」
アザエルはそう叫びながら華麗に回避する。
しかしY談光線はラフチャンに当たってしまった。
「ラフー!?」
「ラフチャン!? オイ、大丈夫か?」
ラフチャンの叫び声に尚文は気付き、最愛のペットの安否を確認する。だが──。
「ピー、ピー」
「ラフチャァァァァァン!」
「しまったァァァァァ!」
ラフチャンの鳴き声がピー音になっており、尚文はその事に絶望し、アザエルはやらかしたと思いながら叫ぶ。
尚文はユカを鋭く睨みながら叫ぶ。
「おい、クソ王女いい加減に──って足はっや!」
しかしユカはダッシュで逃走し、あまりの速さに驚く。
それを見たアザエルは一同に向けて叫ぶ。
「お前ら、今作戦を思いついたぞ!」
「「……えぇ!?」」
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ユカは人気が無い場所に着くと、少し腰を下ろして言う。
「ふぅ、カンナお姉さまに頼まれましたが、何とかデータの収集が終えそうですね」
ユカはそう言いながらこの場から去ろうとするが、目の前に百合本が目の前に落ちてきた。
「ナッ! これはアンアン万さんの作品『ぬめりん、ヌコリン』ではないですか!」
ユカはそう叫びながら興奮しながら読み始める。
すると大量ののりもちが頭上に降りそそぎ、拘束される。
「ウギャー! なんですかこれ!」
「どうだ! 俺お手製の粘りんモチの性能を!」
すると物陰からアザエルが飛び出し、アナキンとパドメ沢が説明する。
「こいつは少しでも動けば粘り強くくっつくぜ!」
「これぞ、百合百合作戦ですよ!」
パドメ沢はそう言うとY談光線の被害者が殺意丸出しになって言う。
「痛めつけられるのも乙だろ?」
「ちんちん?」
「覚悟しろよ? クソ野郎……」
「あ、アァ……」
ユカは頬を引きつらせ、叫び声を上げる。
「私死のうが、Y談しせァァァァァ!?」
最後まで言い終わる前に全員にボコられた。
ユカはしっかりとBL百冊作成の刑に処されたのであった。
そして、Y談光線に当たった物はと言うと──。
「あ、おっぱい侍だ」
「おっぱい揉ませてもらえたの?」
「ウッセー! もう忘れてくれよォォォォ!」
──しばらく維持られる事になった。