モブキラーズのアジトにて、ゼノン世界のモブ男とキリンは股間をさすりながら言う。
「ウゥ……イザナ世界の俺とゴルドドライブのおかげで元に戻ったよ」
「あぁ、アルベドって言うお姉さんに潰されたからなぁ……」
「色々と何があったのですか?」
ポテトチップスをつまんでいたエマは首を傾げながら聞く。
事情を知らない人からすれば、どうしてそんな風になったのか訳が分からない。
それを聞いたモブ男は二人の苦しみを聞いて頷く。
「まさかそこまでひどい目にあった何て……」
「お仕置き軍に復讐したいのなら、これを使うと良い!」
モブ男は二人の苦労にうなずき、ゴルドドライブは
ゼノン世界のモブ男とキリンは首を傾げながら聞く。
「それは何なの?」
「黄金の龍と赤い悪魔の仮面で何ができるんだよ?」
「それは……こうだ!」
二人の質問にゴルドドライブはそう叫ぶと、一気に二人の顔に押し付ける。
するとモブ男は赤い瞳をした黄金邪龍のような雰囲気を持つ怪物・エルドディグラー、キリンは胸に不気味な瞳がある赤い悪魔のような雰囲気を持つ怪物・ドラドディグラーに変貌する。
二人は怪人の姿になった事に驚く。
「何これぇ!? なんか俺は仮面ライダーエルドで、グランドマスターは仮面ライダードラドみたいな怪物になっているんだけど!」
「ウォォォォォォ! すげぇ、興奮してきたァァァ!」
「ハッハッハ! 闇オークションで手に入れたダークライダーコレクションの力はかなり素晴らしい!」
ゴルドドライブは二人の姿を見て喜び出す。
そんな中、アナザーパラドクスファイターウォッチを持つ金髪の男・レオナルド島田、アナザーローグウォッチを持つ茶髪の男・水前寺智光、アナザーシグルドウォッチを持つ老人・宇津保義正は凶悪な笑みを浮かべながら言う。
「御託は良いからよ。早くヤラせろ、殺らせろ!」
「ヒヒッ! もしいい髪をした奴が居たら俺に寄こせよ?」
「ふっふっふ……! 混血児やイザナ達を殺せば、私の技術はさらに上がる……!」
「そう言えば、なんで地獄の罪人たちを蘇らせたの?」
三人を見た伊藤誠は首を傾げながらエマに聞く。
エマは下卑た笑みを浮かべながら言う。
「グへへ……紅閻魔様や閻魔大王様にバレぬように連れてきたんですよ。マァ、見つかったら彼らに渡したアナザーウォッチで目撃者を始末していますけどね」
「そうだったのね」
エマの言葉にヤマは頷き、モブ男はアナザーディケイドコンプリート21ウォッチを手に持って叫ぶ。
「それじゃあ、俺達の復讐開始だ!」
モブ男の言葉に一同はさっそく行動を開始する。
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一方、イザナ達はと言うと……。
「……何で俺ら金メッキを見分ける作業をしていたっけ?」
イザナの言葉にザギリとアリスは無言でうなずく。
彼ら(イザナ、ザギリ、アリス、藤丸立香、マシュ、尚文、ウルティマ)がゼノン世界にやって来た理由は、ウチのヨーメイがコピーメモリーとダミーメモリーの力で大量生産した金時計の偽物を売りまくったからだ。
当然、ヨーメイはしばらく地獄島名物・雷撃スコーピオンが生息する洞窟からレアメタルを集める事になったが、ゼノン世界の方も偽物が大量に出回り、こうしてカゲヒサとドライとゼノンと共に見分け作業をする事になったのだ。
ゼノンは眉を寄せながら文句を言う。
「お前らが悪いとは言わないけどよ、何でアイツ問題ばっか起こさねぇんだよ!」
「本当にグゥの根も出ませんね。先輩」
「そうだね……」
ゼノンの言葉にマシュは申しわけなさそうにし、藤丸は虚ろな目になりかけて答える。
これではいつかイザナ達がぶっ倒れるのは時間の問題だ。
カゲヒサも限界を感じていると、汐見琴音がチラシを持って来ながらやって来た。
「ネェ! 事件の調査している時に新しいケーキバイキングが出来たチラシを手に入れたから、休憩がてら皆行こうよ!」
「「いくぅ!」」
琴音の言葉にヒサメや心身が限界な人たちは目を輝かせて答える。
それを見たカゲチヨと尚文は呆れながら言う。
「必死かよ……」
「色々と大丈夫に見えないだろ、コレ」
二人はそう言っているが疲弊しているため、ある意味助かったと思っている。
そうしてみんなは新規ケーキバイキング・ヤミーエデンに休憩を取る。
「ん~! このスイートポテト、中々深みがあって良いよ!」
「あぁ、甘味が脳や体を癒してくる……」
「そう言えば、琴音や悠たちは調査していたんだ?」
ヒサメとイザナはスイーツを食べて回復するが、ザギリはシュークリームを齧ってから琴音に質問する。
その質問に蓮が答える。
「あぁ、実は連続殺人事件が三つ起きているんだ」
「連続殺人だと?」
「ハイ、それらは別々の殺害方法に別れているんです」
カゲチヨの言葉に悠は最近の連続殺人事件について説明する。
夫婦が撲殺される事件・髪が綺麗な少女がワニに食われたような事件・筋骨隆々な者が全身骨の矢まみれになる事件を聞いたカゲヒサは眉をひそめる。
「おいおい……色々と胸糞過ぎるだろ!」
「うん、どれもひどすぎる……!」
あまりの凄惨さに二人がキレていると、外で大爆発を起きた。
それを聞いたイザナが驚き出す。
「ウォ!? いきなり大爆発が起きたぞ!」
「とにかく、急いで行こう」
驚くイザナに理は冷静に言う。
そうして一同が爆発が起きた場所に向かうと、そこにはアナザーライダー三体とドーパント複数体が暴れていた。
伊藤誠は車輪と砲台が特徴なドーパント・チャリオットドーパントへ、モテ男は男女が絡み合ってドロドロな液体が特徴なドーパント・ラバーズドーパントになって女性を攫いだす。
「ナーハッハッハ! このまま攫うぞぉ!」
「ふっふっふ、僕達のハーレムを集めていくと!」
伊藤誠とモテ男はこの惨状に対して笑いだす。
ビッチは魔法使いと鍛冶師を合わせたドーパント・マジシャンドーパントになって子供を攫いだす。
「子供を攫って一攫千金よ!」
そしてアナザーパラドクスファイター=レオナルド島田・アナザーローグ=水前寺智光・アナザーシグルド=宇津保義正は殺戮の限りを尽くす。
「ヒャッハー! 幸せな奴を殺すのは最高だ!」
「オラァ、逃げろ逃げろ! 鰐に食われたければぁ!」
「フッ、我が技術のために犠牲になるが良い!」
三人は楽しそうに殺戮を行うが、イザナとザギリはモブキラーズ達を見て驚く。
「あいつ等ついにイカレのか!?」
「それに拷問ソムリエに殺された奴まで生きているぞ!」
「とにかく、サクッと終らせるぞ!」
「うん!」
カゲヒサは早く事件を治めようとする。
その時に謎の魔法陣によって顔以外黄金になってしまう。
それを見たドライとゼノンは驚く。
「カゲチヨ! ヒサメちゃん!」
「この黄金化……もしかしてアナザーエルドがいるのか!?」
ゼノンはそう言うと、ゼノン世界のモブ男=エルドディグラーとゼノン世界のキリン=ドラドディグラーは声高らかにしながら言う。
「ナーハッハッハ! よくも俺達の息子を去勢してくれたな!」
「ゴルドドライブのおかげで治ったが、イザナとちびっこのせいで失ったからテメェ等に復讐してやる!」
「よくも地獄島に送ってくれましたね!」
二人の言葉が言い終えると、ヨーメイは部屋のようなRのメモリのスイッチを押す。
機械音がなって右手の甲に刺し込むと、ドアや窓が特徴なルームドーパントへ変貌し、能力を発動する。
するとイザナ達は別々のルームに飛ばされた。
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イザナ・ザギリ・アリスは辺りを見渡して驚く。
「何処だ、ココ!?」
「あのクソヨーメイは始末するとして、ルームドーパントの力か?」
「それにモブキラーズはドコにいるの?」
そう言うと、モブ男がアナザーウォッチを持って来ながらやって来る。
イザナはモブ男を睨みながら聞く。
「おい、クソモブ。テメェは一体何する気だ?」
「ふっふっふ、並行世界に行くためさ! そうすれば好き勝手自由に生きられる!」
モブ男はそう叫ぶとアナザーウォッチのスイッチを押す。
するとモブ男はアナザーディケイドコンプリート21に変貌する。
そしてモブ男はケータッチを使って選択する。
機械音が鳴ると、アナザーガイム極アームズ・アナザービルドジーニアス・アナザーアギトシャイニングが召喚される。
それを見たイザナは驚く。
「ガイムやビルドにアギトの最終形態のアナザーライダーだと!?」
「クソ、このまま不味いぞ」
イザナの驚きにザギリは同調するように頷く。
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エマとエルドディグラーとドラドディグラーは呑気に話していた。
「イヤー、ヨーメイさんのおかげで黄金カゲヒサを手に入れました!」
「ヨーシ、あとは別の場所に向かって運ぶだけだね」
「ヨッシャ! 興奮してきた!」
エルドディグラーとドラドディグラーはそう言いながら、黄金カゲヒサを運ぼうとする。
その時にバベル・海東ツカム・ゼノンが通路を遮る。
「モブ男とキリン、何カゲヒサを売ろうとしてんだ!」
「ダークライダーコレクションを探し求めていたが、まさかそんな風になっているんだな」
「クソみたいなことを考えるなんて吐き気がするな」
三人はそう言うと、エルドディグラーとドラドディグラーは叫ぶ。
「ウルセェ! よくも俺とモブ男を見捨てやがったな!」
「ゴメンけど、追放された復讐も行ってやる!」
「そうはさせないよ? それにエマも逃がさないから」
「覚悟しろよ? クソ心身ブス閻魔」
そうはさせまいとツカムとバベルは変身の構えを取って叫ぶ。
「「変身!」」
機械音が流れるとツカムは仮面ライダーカイケツ、バベルは仮面ライダーカースへと変身する。
それを見たエマは驚く。
「な、何ですかアレ!」
「何かメッチャ怖いオーラ発生しまくり何だけど!?」
「ラモンの奴、何てもん作ってんだ!」
エルドディグラーとドラドディグラーもカースの恐ろしさに驚き、カイケツはカイケツチェンジャーで、カースはアタッシュガトリングとアタッシュカタナを構えて言う。
「さぁ、イッツショウタイム!」
「クソ閻魔の解体ショーの始まりだぁ!」
二人はそう言うとゼノンと含めて、エマとエルドディグラーとドラドディグラーに向かって行く。
エマは慌ててアナザーウォッチのスイッチを押す。
するとエマはアナザーワイズマンに変貌し、必死に抵抗し始める。
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一方、伊藤誠・モテ男・ヤマは攫ってきた子供を巨大な船に入れていた。
「よし、これで全部だな」
「あぁ、あとは売りつければ一気に金が手に入るぞ」
「えぇ、さっさと売りつけるわ」
ヤマはさっそく売ろうとするが、背後から毒のレーザーと鉄剣が放たれる。
三人は即座に回避して飛んで来た方に振り向く。
そこにいたのはアザエルとウルティマであった。
アザエルは子どもが捕らえている檻を見ながら呟く。
「チッ……子供を売るなんてどんな精神してんだ?」
「こいつ等クズだから何言っても無理なんじゃない?」
ウルティマはそう言うと、戦極ドライバーを装着する。
アザエルはヤマたちを睨みながらジュウガドライバーを装着して叫ぶ。
「「変身!」」
するとアザエルはサターン、ウルティマはディスペアになって伊藤誠たちに襲いかかる。
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アナザーパラドクスF・アナザーローグ・アナザーシグルド・ゴルドドライブは蓮たちとぶつかっていく。
「へッ、女は一人だが、仕方ねぇよな?」
「大人しくワニの餌にされな!」
「我が技術の糧になるが良い……!」
「すみませんが、貴方達の悪事を止めます!」
「あぁ、犠牲者のためにお前達を倒す!」
「うん!」
「そうだね!」
蓮たちはそう言うと各々の戦いを始めていく。
後編はマスターゼノンさんからどうぞ