ワールドクロニクル 平穏なる日常   作:佐々牙嵯峨兎

21 / 22
Fの怨恨/アナザー戦隊・ザ・ハロウィーン!

 とある廃屋にて、怪しいフードを被った集団とモブ男がおり、怪しい集団のリーダー・須川亮がコピーセンタイリングとアナザーテガソードを持っていう。

 

「ヘェ、コレがセンタイリングとアナザーテガソードか。コレ本当に使えるんだよな?」

「それについては大丈夫だ。試しに我が仲間に使わせよう」

 

 ゴルドドライブはそう言うと、先日入った檜山大介がシンケンジャーのコピーセンタイリングとアナザーテガソードを持って叫ぶ。

 

「行くぜ、エンゲージ!」

 

 檜山大介はそう言ってシンケンジャーのコピーセンタイリングを回して、アナザーテガソードにセットする。

 

センタイリング! 

 

 音声がなるとリズミカルにタッチをし、火と書いてトリガーを引く。

 

アナザーシンケンジャー! 

 

 すると赤い炎が檜山に纏い、大人一人分の長さを持つ太刀を持つ上に業火の東洋鎧をまとう怪物・アナザーシンケンレッドになる。

 それを見た須川は感嘆しながら言う。

 

「おぉ、すごいな! これならクソカップルを皆殺しにできるな!」

「えぇ、幸せなカップルを痛めつけるのもモブキラーズとして協力するわ!」

 

 須川の喜びにマインはそう言いながら協力する。

 モブ男は大量のコピーセンタイリングを見て叫ぶ。

 

「ウへへ、これならイザナ達に勝てるぞ!」

 

 モブ男はそう叫び、決行日に向けて準備を行う。

 

 

 

 ────────────────────────────────────────────

 

 

 

 カゲヒサとドライはいつもの格好で渋谷で待つが、カゲヒサが辺りにいる人たちを見て言う。

 

「なんか仮装している人が多くいるな」

「うん、確かに多いね」

「マァ、今日はハロウィンだからね」

 

 カゲヒサの言葉にドライはそう言いながら辺りを見渡している。

 今日はハロウィンで、カゲヒサとドライはハロウィンに出てくる迷惑一般人を監視するためにアザエルから頼まれていた。

 そして集合する場所で待っていると、仮装したイザナ達がやってきた。

 

「ヨッ、俺達遅れたか?」

「いや、俺らは少し早めに着いたが、イザナ達はコスプレしているんだな」

 

 カゲチヨはそう言いながら指をさす。

 イザナは可愛げな狼男、ザギリは西部劇のガンマン、アリスは不思議な国のアリスに似たドレス、シズは大きいとんがり帽子をかぶった魔女、藤丸は仮面ライダーウィザードに似た格好をしている。

 しかしアザエル・ウルティマ・ニキチッチ・D2・ドッペル・久条運命は全くコスプレをしていなかった。

 ヒサメは首を傾げながら言う。

 

「あれ? アザエルさん達はコスプレをしないんだ」

「マァ、俺を除いたほかの連中はコスプレしているっぽいから大丈夫なんだよ」

 

 ヒサメの言葉にアザエルは頭を掻きながら言う。

 こうしてハロウィンの渋谷を歩き回るのだが、ターザンのコスプレをした青年が動物園の虎に乗ったり・変態仮面にコスプレしたおっさんが全裸で走り回ったり・武装した殺人鬼が暴れまわって着たり・刃物を持ったいじめられっ子がサイクロン・ドーパントになっていじめっ子に復讐してきたりなど、もはや騒動が異常なほどに置きまくっていた。

 イザナ達は近くの居酒屋に入って言う。

 

「なぁ、何でいつもより騒動が多くなってんだよ?」

「そんなの俺が聞きたいわ……」

 

 イザナの質問にザギリは疲れながら言う。

 確かに異常なほど騒動が多く、カゲヒサもさっき注文した焼き鳥をかじって言う。

 

「イザナの言う通り、確かに騒動が多すぎだろ?」

「うん、まるで何かの予兆みたいだよ」

 

 カゲチヨの言葉にヒサメはそう頷くと、外から爆発音が響き渡る。

 それを聞いたイザナは外の爆発音に驚いて叫ぶ。

 

「うぉ!? いきなりなんだ?」

「今、外から爆発音がしたぞ!?」

「今すぐ向かうぞ!」

 

 ザギリは外の爆発音について叫び、ニキチッチはそう言って立ち上がる。

 イザナ達はにニキチッチの言葉に頷き、居酒屋から出る(代金はアザエルが払った)。

 外に出るとアナザースーパー戦隊になったFFF団が暴れていた。

 アナザーシンケンジャー・檜山と歪んだ翼と鎧をまとった堕天使・アナザーゴセイレッド・須川が一組のカップルに近づく。

 カップルは恐怖にゆがみ、それを見たアナザーゴセイレッドは下衆な笑みを浮かべて叫ぶ。

 

「ぎゃはは! 最高にハイって奴だ!」

 

 アナザーゴセイレッドはそう言いながらアナザーテガソードを振り下ろそうとする。

 イザナはゴチゾウを構えて叫ぶ。

 

「そうはさせねぇ! 変身!」

 

 イザナはそう叫ぶと、仮面ライダーポップに変身してカップルを守る。

 カップルは突然のことに驚くが、慌ててこの場から立ち去る。

 変身できるものは即座に変身する。

 アナザーゴセイレッドは他のFFF団に向けて叫ぶ。

 

「お前ら、一斉に変身しろ!」

「「おぉ!」」

 

 須川の言葉にFFF団は答えて、コピーセンタイリングを回し、アナザーテガソードにセットする。

 

センタイリング! 

 

 FFF団のメンバーはリズミカルにハイタッチをし、一斉にトリガーを引く。

 

アナザーキングオージャー! クワガタオージャー! 

アナザードンブラザーズ! ヨッ! 日本一!  

ケッボーン! アナザーリュウソウジャー! ワーッハッハッハッハ! 

ジュウレンジャー! 

ガオレンジャー! 

 

 音声がなると、クワガタの死骸と王冠を被った怪物・アナザークワガタオージャー(FFF団その1)、腐ったモモに鋭いグラサンを付けた怪物・アナザードンモモタロウ(FFF団その2)、くすんだ化石を鎧にして纏った怪物・アナザーリュウソウレッド(FFF団その3)、腐ったティラノサウルスを纏った怪物・アナザーティラノレンジャー(FFF団その4)、赤い炎を纏った獅子と楽器が生えた怪物・アナザーガオレッド(FFF団その5)に変貌する。

 それを見たD2は驚いて叫ぶ。

 

「ナッ!? まさかスーパー戦隊をアナザーライダーにしたのか!」

「当たり前だろ? そんなんじゃ面白くないだろ!」

 

 D2の叫びに大我は嘲笑いながら言うと、優馬と共にアナザーウォッチを起動する。

 

ダイモン! 

キマイラ! 

 

 すると大我はタコと大ムカデとクロサイが混合された怪物・アナザーダイモンへ、優馬はキングクラブとクロコダイルが混合された怪物・アナザーキマイラへ変貌する。

 大我と優馬を見たアザエルは指をさして驚く。

 

「コイツ、大我チャンネルっていうゴミ動画垂れ流すカスどもじゃねぇか!」

「嘘だろ!? めちゃくちゃヤベェ炎上系ユーチューバーじゃねぇか!」

 

 アザエルの言葉にカゲチヨはそう言うと、アナザーダイモンはカゲチヨを指さして言う。

 

「んだと? だったら有名ユーチューバーの陰キャを殺しま~す!」

 

 アナザーダイモンはそう言うと瞬時にタコの触手をカゲチヨの腹部に重くたたき込む。

 カゲチヨは腹部に鋭い一撃を叩き込まれて叫ぶ。

 

「ガハッ!」

「カゲ!」

 

 カゲチヨの悲鳴にヒサメが叫び、アナザーダイモンに向けて氷結を放つ。

 しかしヤマが業火の炎によって防ぎ、モブ男はアナザーディケイド21になって、イザナ達を別々に転移する。

 

「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」」

 

 イザナ達は悲鳴を上げて別々に転移される。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。