ワールドクロニクル 平穏なる日常   作:佐々牙嵯峨兎

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ダークイザナに決着をつけろ! 5億年ボタンの戦場前編

 くらく何も無い空間にて、ダークイザナは手に持つデュエマのクリーチャーのカードを見ながら呟く。

 

「さて、終焉を起こそうか」

 

 ダークイザナはそう言いながら異世界の力を込められたカードを頭上に掲げる。

 すると黒いもやに纏い、右腕が赤黒く脈打つ豪腕に変貌し、ダークイザナは黒いレスリングルームを生み出して、イザナ達が来るのを待つ。

 

 

 

 一方その頃イザナ達はと言うと……。

 

「急げぇぇぇぇぇ! じゃねぇと世界は終わりだぁ!」

「「うぉぉぉぉぉぉ!」」

 

 イザナは仮面ライダーポップに変身しており、後ろにいるザギリ達は必死に走りながら叫ぶ。

 イザナ達はテイペンユニバースについて調べ、残機パンダが狙っていた「5億年ボタンを押すとどうなるのか?」のパンダを使って世界を滅ぼそうとした計画を元に、デュエマのディスペクタークリーチャー〈Volzeos・Balamord〉と〈不敬合成王 ロマティックダム・アルキング〉を召喚して破壊しようとしていたのだ。

 それを知ったイザナ達は慌てて5億年ボタンを押そうとした時間帯に来たのだ。

 イザナ達は必死に走り、この世界線にいるペンギンたちの部屋に突撃する。

 しかし時すでに遅く、灰色になったペンギンたちがいた。

 それを見たカゲヒサは悔しがりながら叫ぶ。

 

「クソッ! すでに手遅れだったか……!」

「どうしよう……このままじゃ世界が!」

 

 カゲヒサはそう言いながら悔しがるが、アザエルは机にある5億年ボタンを見ながら言う。

 

「いや、この世界のパンダが持っているボタンを使えばいけるが……」

 

 しかし途中で頭をかきながら苦言を漏らす。

 ここにはパンダがおらず、5億年世界に行くことが出来ないのだ。

 どうやって解決するか考えていると、旧式パンダが現れて聞く。

 

「アッ、それなら僕がやろうか?」

「「まさかの先輩ちーすっ!?」」

 

 それを見た全員は驚きながら頭を下げる。だってプロットチャンネルが出来たのはテイペンだから。

 そしてそんなこんなでイザナ達は5億年世界を見ながら。

 

「うわぁ……マジで何もねぇー」

「こりゃ精神崩壊してもおかしくないな」

 

 イザナは何も無い空間を見ながら呟き、アザエルも何も無い空間を見てイザナの言葉に頷く。

 ダークウェブペンギンは逢魔に言う。

 

「すまんが、下を掴みながら上げてくれないか?」

「何、こうか?」

 

 ダークウェブペンギンの言葉に逢魔は困惑するが、試しにやってみると赤いバーのような物が現れ、それを見たカゲヒサが突っ込む。

 

「いや何だそれ!?」

「なんか変なバーが出てきたんだけど!?」

 

 カゲヒサの突っ込みにイザナ達も硬直するが、ダークウェブペンギンは赤いバーのような物を指さしながら説明する。

 

「コレは四次元目の軸と呼ばれ、ダークイザナがいるところまで跳躍するぞ」

「いや、シークバーだろ」

 

 逢魔はダークウェブペンギンの説明に突っ込むが、ダークウェブペンギンは華麗にスルーする。

 そして一同は四次元目の軸(シークバー)の力で跳躍するが、なぜか進めずにいた。

 逢魔は時を跳躍することが出来ないことに首を傾げ、それを見たダークウェブペンギンは叫ぶ。

 

「まずい、コレは広告()だ!」

「「エェ!?」」

 

 ダークウェブペンギンの言葉に一同が驚き、そこに神聖と邪悪が混ざった炎が降り注いできた

 それを見たイザナは全員に叫ぶ。

 

「皆避けろ!」

 

 イザナの言葉に全員が炎を回避するが、上空に異形の怪物が舞い降りる。

 白い翼を持ち、悪魔のような角を持つ巨大な魔神〈聖魔連結王ドルファディロム〉と融合した医者ペンギン・愛憎連結獣王ドルファペギリスが現れた。

 それを見たイザナは叫ぶ。

 

「コイツ闇落ちした俺の力が混ざっているぞ!」

「あぉ、悪いがここで死んでもらうぞ!」

 

 ドルファペギリスはそう叫びながら再び炎を放とうとすると、ホストペンギンはシャンパンタワーを召喚して叫ぶ。

 

「ここは俺とマザルに任せて先に行け!」

「あぁ、分かった!」

 

 ホストペンギンの言葉にイザナはそう叫び、逢魔はシークバーを操作して跳躍する。

 マザルはホストペンギンを見ながら聞く。

 

「ねぇ、上手く勝てる?」

「さぁな。でも、なんとしても勝つぞ!」

「うん!」

 

 マザルの質問をホストペンギンは答え、ドルファペギリスに向かって走り出す。

 

 

 

 逢魔がシークバーを操作して跳躍する度に、ダークイザナを守ろうとする連中が現れ出す。

 

 ドルオタペンギン・ザギリ・夏輝春馬×虚空接続現王ホロノグリラ∞世(テイペンのタカシ)

 寿司ペンギン・アリス・小鳥遊星夜×狂喰縫合食王ラー=メンドルナ(ラーメンペンギン)・グルメアナザースマッシュ

 ゴキブリペンギン・クマムシペンギン・アザエル×叛逆魔龍王サッターン6S(殺人が一回だけ許される世界のペンギン)

 大阪ペンギン・シズ・狩崎龍斗×搾奪電融欲王ガメッツイ・マルグ(パン姫)

 ダークウェブペンギン・ドライ・逢魔剣×混滅縫合超王サイゴット(エスパーパンダ)・テイコウアナザースマッシュ

 

 仲間達がイザナ・カゲヒサに希望を託し、逢魔の代わりにイザナがシークバーを操作する。

 すると目の前に背後に時計台がある巨石に埋め込まれた魔神〈禁時混成王ドキンダンテⅩⅩⅡ〉と融合した夢追いペンギン・逆時混成絶王ドキンクロノXXIVが現れる。

 

「悪いがお前ら死んでもらうぞ」

「クッ! カゲヒサ、闇落ちした俺を足止めしてくれ!」

「あぁ、分かった!」

「イザナ君も気をつけてね!」

 

 イザナの言葉にカゲヒサは頷き、ダークイザナがいるところまで跳躍する。

 それを見たドキンクロノXXIVは哀れな目を向けながら叫ぶ。

 

「もう無駄だ! 俺の時間操作がある限りお前は勝てない!」

「確かにそうかもしれないな。だけど俺は誰かのために戦い、敵であるお前も助けてやるよ!」

 

 ドキンクロノXXIVの言葉にイザナはそう叫びながら武器を構え、互いにぶつかり合っていく。

 互いがぶつかり合って行く中、カゲヒサはダークイザナとぶつかり、最初は善戦していたが……。

 

「がぁぁぁぁぁぁぁ!?」

「キャァァァァァ!?」

 

 カゲヒサはダークイザナの攻撃で吹き飛ばされ、為す術もなく倒れる。

 それを見たダークイザナは呆れながら言う。

 

「こんな実力で俺と戦おうとするなんて、究極の馬鹿だな……」

 

 ダークイザナはそう言いながらデュエマのカードを二人の心臓に差し込む。

 するとカゲチヨは〈Volzeos・Balamord〉の要素を持った邪龍・ヘルゼオス・ホロボース、ヒサメは〈不敬合成王 ロマティックダム・アルキング〉の要素を持った魔王・偽善混合帝ヒパクラスィダム・ゼンキングに変貌した。

 それを見たダークイザナは呟く。

 

「コレは魂が融合しているな。もう助からんだろう」

 

 ダークイザナはそう言いながら、イザナ達の戦いを観測する。

 カゲヒサがディスペクタークリーチャーのような怪物になっている中、イザナは変身解除されてしまう。

 イザナは息を荒くしながら呟く。

 

「自分だけ巻き戻れる何てずるくない?」

 

 イザナはそう言いながら体力を回復しようと立ち止まるが、ドキンクロノⅩⅩⅣはそうはさせまいとばかりにレーザーを放つ。

 それを見たイザナは慌てて叫ぶ。

 

「危ねぇ!」

 

 イザナはそう叫びながらレーザーをギリギリ回避し、刀をかなえ直す。

 あれからポップの力を駆使して戦っているが、大ダメージを負う度に自分だけ巻き戻し、イザナに少しずつダメージがたまってしまった。

 イザナはどうやって時間操作を対処しようか考えていると時空に割れ目が生じ、そこからワールドクロニクルのペンギンとパンダがやってきた。

 それを見たイザナは喜びながら叫ぶ。

 

「ペンギン、パンダ! 二人とも生きていたのか!?」

「あぁ、俺とパンダは今までの動画の力を駆使して逃げることに出来てな」

「その後最初の僕が五億年ボタンを使った事を知って、僕とペンギンは何とか時空の裂け目を作ってきたって事」

 

 イザナの驚きにペンギンとパンダは答え、それを見たドキンクロノⅩⅩⅣはレーザーを複数構えながら叫ぶ。

 

「ここで増援が来ても、お前らを倒すまで!」

「僕たちはそんなに甘くないよ、ペンギン!」

「あぁ、再び目を覚ましてやる!」

 

 ドキンクロノⅩⅩⅣの叫びにパンダとペンギンはそう答え、イザナは立ち直って変身する。

 

「変身!」

「「実装!」」

 

 イザナ・ペンギン・パンダはそう叫ぶと、再び仮面ライダーポップに、ペンギンパンダはレイダーに変身する。

 そして信念が互いにぶつかり合っていく。

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