ワールドクロニクル 平穏なる日常   作:佐々牙嵯峨兎

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今回はゼノンさんとコラボ。


ヨーメイ、初めてのお仕置き

ゼノン世界を好き勝手したヨーメイは明るい足取りでアパートに向かっていた。

 

「ふんふふ~ん、シディさんと一日デート! 少し本人に無理言ってしまいましたが、明日が楽しみ過ぎて空も飛べそうです!」

 

ヨーメイはそう言いながら帰宅する。

その時に一人の主婦が笑みを浮かべながら言う。

 

「へぇ~空まで飛べそうなのね」

「ハイ! それほど明日が――!?」

 

ヨーメイは明るい笑みを浮かべながら後ろ振り向くと、先ほどとはこわばった表情になる。

しかし主婦はその事を気にせずに質問する。

 

「あら、どうしたの? そんなに固まって? もしかして……私達()()()()()が来たからかしら?」

 

主婦……もといキイ子は笑みを浮かべながらヨーメイに聞く。

しかしヨーメイはキイ子の質問をガン無視して考える。

 

(ドドドドドドドドドどうしてキイ子さんがいるんですかー!? 私はちゃんとゼノン世界で性別を無くしただけなのに(それが問題)!)

 

ヨーメイは慌てていながら急いでこの場から去ろうとする。

しかし一人の男がヨーメイにぶつかってしまう。

男は慌ててヨーメイに手を差し伸べながら心配する。

 

「おや。お嬢さん、大丈夫でしょうか?」

「イタタ……この状況が大丈夫だと言えるのですか!? このアホぁ!?」

 

ヨーメイは手を差し伸べてきた男に毒を吐こうとする。しかし顔を見て変な叫び声を上げてしまう。

手を差し伸べていたのは拷問ソムリエ・伊集院茂雄だった。

伊集院は目を閉じたままヨーメイに質問する。

 

「さてヨーメイ、貴様はモテないからとゼノン世界を破壊しようとしたり、性別を蔑ろにしたことはどう思う気だ?」

 

伊集院は外道に質問するようにヨーメイに聞く。

しかしヨーメイは愚かにも自分の論評を叫ぶ。

 

「ゼノン世界を破壊しようとしたぁ? そんなカゲヒサ馬鹿の世界何て良いんですよ!(ゼノンさんすみません!) 私だって好きで非モテ陰キャになりたくないんですよ! それにBLやらGL何やら如何だって良いんですよコノヤロー!(同性愛の皆さんすみません!)」

 

伊集院は一通り聞くと呆れた表情でキイ子に言う。

 

「キイ子さん、この馬鹿は一度痛い目に合ったほうが良いですね」

「そうわね、茂ちゃんの言う通りね」

 

キイ子はそう言うと光速に近いチョップをヨーメイの首筋に向けて放つ。

 

「エイッ」

「ホゲェェェェ!?」

 

ヨーメイは変な声を上げて気絶する。

そしてキイ子と伊集院は流川と協力して、ヨーメイは車に運んでどこかに向かう。

 

 

 

 

▲▽▲▽▲▽

 

 

 

ヨーメイは呻き声を上げつつも起き上がる。

 

「ウゥ……ココはッテ何ですかこれー!?」

 

ヨーメイは自分が熱々なおでん風呂の真上にいる事に驚き、叫び声を上げる。

ヨーメイは周りを見るとそこには伊集院や流川にキイ子だけではなかった。

漆黒の魔術師のようなマントを羽織ったスケルトン、黒と紫が混ざったボディースーツを着た青年が悠々に立っている。

ヨーメイは慌てながら叫ぶ。

 

「な、何ですかこれ!? こんなの犯罪すれすれですよ!?」

「あんたの方が何百倍も犯罪行為しているでしょ!」

 

ヨーメイの言い分をキイ子は鋭く切り捨てる。

青年は呆れながら言う。

 

「にしても君は世界をハチャメチャにしたんでしょ? モテるために」

「グべれ! その声は一体……?」

 

ヨーメイはスケルトンと青年に疑いの目を向ける。

スケルトンと青年は自己紹介を始める。

 

「初めまして、私の名前はアインズ・ウール・ゴウンだ」

「僕はシド・カゲノー、またの名をシャドウだよ」

 

アインズとシャドウの自己紹介を終えると流川はリモコンを持ちながら伊集院に聞く。

 

「先生、そろそろ下ろしてもよろしいでしょうか?」

「流川君、私の合図で下ろしてくれ」

「あ、あの? 合図ってどういうことですか?」

 

ヨーメイは伊集院が言った言葉を聞いて頬を引きつりながら聞く。

すると伊集院はあくどい笑みを浮かべて答える。

 

「それはお前をおでん風呂しゃぶしゃぶをするに決まっているだろ? 流川ぁ!」

「ハイ、馬鹿に灸据えるためのスイッチオン!」

 

流川は伊集院の言葉を聞いてスイッチを押す。

すると機械音が響きながらヨーメイをおでん風呂に突き落とす。

 

「ンギャァァァ! 熱い熱い熱い!?」

 

ヨーメイは慌てた声で苦しみ、アインズは呆れながら言う。

 

「まったく……おでん風呂に一時間はいる+キイ子さんの火炎放射と私の火球(ファイヤーボール)、シャドウのアイアムアトミックの刑だから楽しみにしておくように」

「ヒィィ!?」

 

ヨーメイはアインズの言った事を聞いて叫び声を上げる。

その後はキイ子の火炎放射とアインズの火球(ファイヤーボール)による温度上昇、シャドウのアイアムアトミックを食らう事になった。

ヨーメイはズタボロのぼろ雑巾になりながらも、奇跡的に生きていた。

 

「こ、これでなんとデートに……」

 

ヨーメイはピクピクと震えながらも喜びを噛み締めていると、巨大な氷の昆虫・コキュートスがどこぞのタイキッカーの恰好をしてきた。

 

「アインズ様、準備ニ手コズッテシマイマシタ」

「いや、私は気にしない。其れよりヨーメイに一発食らわせてほしい」

「分カリマシタ」

「オーマイガー!」

 

ギリギリ生きていたヨーメイはその事を聞いて叫ぶ。

その後ヨーメイはコキュートスのタイキックをもろに食らい、尾てい骨が粉砕骨折してしまい、一週間の入院でデートは中止する事になってしまった。

 

「Oh!ジーラフ!」




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