モブキラーズの一人であるモブ男とゴルドドライブは裏山に廃墟に一人の教師・しげ男と話していた。
「ぬほほほほ……これであいつ等に復讐できるのですよね?」
「もちろんだとも。そこら辺は約束しよう」
しげ男の質問にゴルドドライブは答え、懐から大罪系メモリー・プライドメモリーを取り出して渡す。
それを受け取ったしげ男はニヤニヤとしながらこの場から去る。
モブ男はそれを見てゴルドドライブに聞く。
「大丈夫なの? さすがに独断で暴れたたまったもんじゃないけど?」
「フフフ、安心しろ。仮に暴れたとしても私の天才的な頭脳では想定内だ」
ゴルドドライブはそう言い、モブ男と共に去る。
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その頃イザナ達はと言うと……。
「アァァァァァ!」
「ゴメンってェェ!?」
「何でこんなふうになったんだよ……」
イザナ達(イザナ、ザギリ、アリス、シズ)はヨウジナ・レールが混ざったジュースを飲んでしまい、幼児化させたアザエルとダヴィンチはゼノン世界のカゲヒサによって血液の亀甲縛りされた上で冷やされる刑に処されている。
イザナはお仕置きされているアザエルとダヴィンチを見て哲学のように呟く。
しかしアザエルは亀甲縛りにされている中、首を傾げながら言う。
「う~ん、だけどヨウジナ・レールをジュースに混ぜた覚えはないんだけどな」
「エ……なんで最初に言おうとしなかったの?」
「今さっき思い出したんだよ! 悪いか?」
その事を聞いたヒサメは呆れてしまうが、アザエルは若干半ギレで答えた。
その後アザエルとダヴィンチは解放され、幼児化したイザナ達を優中部小学校に一時的に転校させた。
「一応さとしに事情を説明したから変に思われず住むからな」
「そうだけど、なぜか嫌な予感がするんだよ……」
イザナはそう言うと一人の教師が入って来る。
しかし珍妙なヘアーに思わずシズが呟く。
「変な髪をしたおじさんが入ってきた……」
「誰の髪が変ですか! ちなみに私はあなた達の担任のしげ男です」
教師の言葉にイザナとザギリは思わず叫んでしまう。
「「ハァァァァ!?」」
「何で!? 担任はどうしたの!」
「あ~、なんかプロ野球選手になって行くって言ってどこかに行きました」
アリスの疑問にしげ男は答え、それを聞いたイザナは呆れながら言う。
「担任なのにそれで良いのか?」
「それにしても変な髪型だな」
ザギリの言葉にしげ男はブチ切れて叫ぶ。
「ふざけるのもいい加減にしなさーい!」
「わー!? 逃げろ!」
イザナはその気迫に驚き、イザナ達は慌てて逃げだす。
しかし騒動はそれだけではなかった。
図工の時間ではイザナがしげ男の似顔絵を描いた。しかしそれはとても変であり、シズもイザナと同じように描いたがさらに火に油を注いでしまった。
イザナ達はクタクタになりながら話す。
「い、色々と疲れた……」
「マジで騒動ばかり起こしたな……」
「でも今日で戻るってアザエルさんが言ってた」
「あと少しの辛抱ってことね……」
シズの言葉にアリスは遠目に呟き、早く帰ろうとする。
その時に西洋ダンジョンに似た所に飛ばされてしまった。
その事にイザナは頭を抱えながら叫ぶ。
「何でさー!」
「これもうモブキラーズの仕業だろ!」
苛立ちが混ざったザギリの声にモブ男が答える。
『その通り!』
「あんた達何しに来たの!」
『何しにってあなた達の根性を叩きなおしに来たのですよ』
アリスの言葉にしげ男が答える。
もちろんイザナはしげ男がモブキラーズの所にいる事に驚く。
「ハァ!? 何でしげ男がこっちにいるんだよ!」
『ぬほほほほ。もちろんあなた達みたいな舐め腐ったクソガキにお仕置きするためです』
「「ハァ?」」
イザナ達はしげ男の言葉に信じられずに呟く。
そして自分達の身にとんでもない事が起きるとは知らなかった。