if呪術 ネット意見取り入れ小説バージョン   作:パワーボム

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死滅回遊終了とキリが良かったので短めです。

原作では謎の期間だった1ヶ月は死滅回遊の縛りの為と理由をつけているので違和感無くいけると思います。


五条復活〜勝つさ

外部からの乱入者を受け、虎杖の領域が砕け散る。

 

「領域展開を覚えたのはいいけど、実戦で使うにはまだまだ練度が必要だよ、悠仁」

 

赫に寄せられた虎杖は、声の主を見上げた。

 

「けど、よく頑張った」

 

「…五条…先生……」

 

現代最強の呪術師、五条悟に向けて宿儺は解を放つ。それは五条には決して届かない。

 

「さて。恵は随分と変わったみたいだね」

 

「……五条悟」

 

苦虫を噛むように宿儺は眉を寄せた。

虎杖の領域展開によるダメージは微々たるものであるが、内から起こる伏黒の妨害が問題だ。

 

(今の状態で相手をするのは少々骨が折れるが、虎杖悠仁という足手まといが居る状況を良しとするべきか……)

 

宿儺は懐に忍ばせた万の遺品に手を触れる。

 

「終ダ! 現時刻をモッテ死滅回遊ヲ終了するゼ!!」

 

現れたコガネが宿儺と虎杖の肩で告げる。

 

「幸運か実力カ! 生き残った泳者ヲ、結界順に紹介すルゼ!! 岩手結界、10点! 乙骨憂太!」

 

宿儺は呪力を鎮める。

結界の生き残りが決まった今、後の戦闘行為は無効化される無駄な力を使う必要も無い。

 

「何?やる気が無くなったのかな?」

 

「原則だ…宿儺とは、もう戦えないんだ…アイツもだけど……」

それは来栖華と天使の死を意味していた。

虎杖は後悔を噛み締める。

 

(ごめん…約束を……果たせなかった)

 

無言の虎杖に、五条も臨戦態勢を解く。

 

「東京第一結界! 伏黒恵、40点! 虎杖悠仁、0点! コイツら運が良いナ! 0点! 日車寛見ッ!」

 

その名前に虎杖は微かに反応した。

 

「東京第二結界ッ! 鹿紫雲一! 36点! 秤金次、32点! 以上6人が生き残りダ!」

 

コガネは各結界の泳者たちの前に躍り出る。

 

「以後、最後の原則追加まで1ヶ月間、泳者の戦闘行為丿無効化の為、お前等に向けられる汎ゆるダメージは結界に転送させて貰うゼ! ついでにお前等自身の攻撃行為モ転送するカラな! 勝手な真似スンナよ!」

 

ぶんぶんと五月蠅くコガネは飛び回る。

 

「ナヲ最後の原則“死滅回遊の結界を開放し地球上に存在する全ての人類を泳者として登録する”は12月14日正午にアップデートさせてもらウからな! ジャアのッ!」

 

コガネは最後のアナウンスを終えて消え去った。

 

「ふーん。まあ、よくわかんないけど。1ヶ月延びたわけだ。お偉い“宿儺様”の寿命が」

 

宿儺を煽るように五条は言った。

 

「丁度いいや。ここで決めとこうよ。お互い目の上のたんこぶ……悠仁から逃げ出した腰抜けに、そんな勇気があればの話だけどね」

 

「弱い犬ほどよく吠える。貴様は犬という程の格でもないがな」

 

宿儺は煽り返し、解を放つ。

 

赫を使用せずとも、その斬撃は五条の背後に煙を上げた。

 

「これは“縛り”だ。1ヶ月後、場所は新宿。お互いそれまで戦場には近づかない。それでどう?」

 

「加えて、お互いの監視もしないこともだ。いちいち虫に彷徨かれては目障りだ」

 

(狡猾だな。油断もしないか……)

 

五条は思った。

 

呪いの王、両面宿儺。自身の全てをぶつけても、五条に勝てるとは断言出来ない。

(元々小細工が通用する相手じゃないし。こっちもやっておきたい事があるしね)

 

五条は虎杖を見てから、宿儺に目を戻した。

 

「OKいいよ。ま、こっちも色々と考えなきゃならないしね。僕が直々に書いてやるよ、お前の戒名は」

 

「ケヒッ。オレに勝てるつもりか?」

 

「当たり前だろう。勝つさ」

 

五条は力強く宿儺に応えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回は1ヶ月間の修行パート、及び各キャラのからみがメインになると思います。
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