便利屋の部長   作:ピカ丸

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ブルアカのアニメ面白かったですね。


戦闘

 

紫関ラーメン

 

ナツム「中々いいところだな。」

 

 

ムツキ「この前来たときは大将が無料で大盛りにしてくれたんだよ~」

 

 

カヨコ「…」ポチポチ

 

 

アル「まあたまには心を休めることも必要よね。」

 

 

ナツム「たまには…か。」

 

 

今思うと最近はゲヘナの風紀委員から逃げまくっていたり、依頼ばかりだったから気が休まることがなかったな。

今日くらい、ゆっくりするのもいいかな。

 

 

「お待ちどう様。」

 

 

俺らの前に店の看板メニュー紫関ラーメンが並べられる。

結構ボリューミーでおいしそう(小並感)

箸を手に取りみんな一斉に食べ始める。

 

 

「「いただきます!」」

 

 

我先にとそれぞれのラーメンに箸をつける。

俺も少し食べてみたが、うまい。

グルメではないのでどんな風なのかは例えれないが、うまい(大事なことなので二回言いました)

 

 

ハルカ「ありがとうございます…ありがとうございます…」

 

 

カヨコ「…」ずるずる

 

 

アル「ちょっとムツキ!それは私のチャーシュー!」

 

 

ムツキ「え~、社長なんだからそれくらいケチんない方がかっこいいよーw」

 

 

アル「くっ…まあそうね。アウトローはこんなことでは悔しがらないんだから…」

 

 

…静かに食えないのかなこいつら。

黙って食べてるのカヨコさんくらいじゃないか。

こいつらと一緒に食べているの恥ずかしいから少し席を外そう。

 

 

ナツム「…」すっ

 

 

カヨコ「どこにいくの?」バシッ

 

 

ナツム「…トイレに。」

 

 

カヨコ「そう…私も行くわ。」

 

 

席を立ちあがるとカヨコさんに腕を掴まれて、カヨコさんも一緒に来る流れになった。

 

 

ナツム「大将。トイレってどこにある?」

 

 

「外の方に設置してあるよ。」

 

 

ナツム「ありがとう。」

 

 

カヨコ「…」

 

 

店の外へ出て、横にあるトイレに入る。

 

 

カヨコ「…」

 

 

…なんかカヨコさんあれだな、ずっとスマホいじっているな。

なんか耳にもワイヤレスイヤホンついているっぽいし。

音楽でも聴いているのだろうか。

追う思いながら、用をたす。

 

 

―――――――――――――――――――――――――――

 

 

私は今、音を聞いている。

音楽ではない、“彼”の音を。

事務所にいたときに渡したマスクには録音機能がある小型の発信機をつけた。

それにアプリと連動していれば…

 

 

カヨコ「!!///」ゾクゾクッ

 

 

こうやって彼の呼吸音や独り言も聞き取れる。

…けどこの機能は近くにいないと使えないけど。

それでもどこにいるのかいつでも分かる。

これでナツムがいつどこで誰と話したのかもまるわかり。

 

 

カヨコ「あはは///」

 

 

ナツムの挙動一つ一つにうっとりしていた私はあいつらの存在に気が付かなかった…

 

 

―――――――――――――――――――――――――――

 

 

ナツム「ふぅ…」

 

 

はい今過酷したと思った人手を上げなさい。先生怒らないから。

…何言ってんだ俺。

用もたせたのでトイレから出る。

 

 

カヨコ「…」

 

 

カヨコさんずっとトイレの前でスマホいじってたの?

トイレに行きたかったんじゃないのか?

 

 

ナツム「あの…カヨコさん。もうトイレに入ったんですか?」

 

 

傍から見ればセクハラ発言しているだけの奴にしか見えないが俺の言い訳を聞いてくれ(必死)

 

 

カヨコ「私は大丈夫。」

 

 

ナツム「そう…ですか。」

 

 

じゃあなんで来たんだよ。

心の中でツッコんで店の中に戻ろうとする。

 

ヒュウゥゥゥ…

 

その時いやな音か聞こえ、とっさの判断でカヨコさんを突き飛ばして覆いかぶさる。

 

 

ナツム「危ない!」

 

 

カヨコ「!?///」

 

ドゴォォォン!

 

ラーメン屋の近くに砲弾が着弾し、爆風で店も半分以上が吹き飛ぶ。

 

ドッカァァァン!

 

続いて二発目も店の近くに着弾、俺とカヨコさんも吹き飛ばされる。

 

ナツム「うわぁ!」

 

 

カヨコ「…くっ!」

 

 

吹き飛ばされて何とか立ち上がり、何が起こっているのか冷静に判断する。

すると、道路の奥から“見知った”顔が一個中隊並みの軍団を引き連れ先頭を歩いてくる。

 

 

カヨコ「あれは…!」

 

 

ナツム「風紀委員かよ!」

 

 

なんと、ゲヘナの風紀委員会の奴らがアビドスの自治区まで生徒を引き連れてきやがった。

店の方に目をやると…

 

 

アル「なんなのよ!何が起こっているのよ!」

 

 

ムツキ「うわぁ~、風紀委員もやるねぇ~」

 

 

ハルカ「許せない…許せない…許せない…」

 

 

アルがラーメン屋の大将を庇っている。

何とか身を挺して一般市民の大将は守れているみたいだ。

 

 

ナツム「わざわざアビドスまで出張かい?イオリ。」

 

 

銀鏡イオリ。ゲヘナ風紀委員会の切り込み隊長。

なんで急にアビドスにいる俺らに対して攻撃をしてくるんだ?

さすがにおかしいだろ。

 

 

イオリ「お前ら犯罪者には答える義務がない。」

 

 

カヨコ「…これは風紀委員長の命令?」

 

 

イオリ「二度と同じことを言わせるな。」

 

 

こちらの質問に答える気は一ミリもないみたいだ。

 

 

ナツム「冷たいな。もうちょっと優しくしてくれたっていいじゃないのか?」

 

 

イオリ「貴様らと話していると、段々腹が立ってくるな。」

 

 

ほぉ…話し合う気は毛頭ないか…

仕方がない、少し痛い目見てもらうことにしよう。

 

 

ナツム「まぁ待てよ、少しはこっちの話を…」ドォン!

 

 

イオリ「!?」

 

 

話しかけている途中でクイックショットをしてみたが避けられてしまった。

こりゃあブチギレ確定だ。

 

 

イオリ「卑怯者が!総員、攻撃しろ!」

 

シ~ン…

 

イオリ「…?なんだ?なぜ攻撃をしない!」

 

 

イオリが後ろを振り返ると、その場にいた風紀委員たちはアルたちによって倒されていた。

 

 

イオリ「なっ!?」

 

 

ナツム「激昂しすぎて部下が倒されているのに気が付いていなかったのか?」

 

 

隙を見せたイオリに接近し、銃を頭に突きつける。

 

 

イオリ「!?クソッ!」

 

 

いきなり蹴りを仕掛けてきたが、避ける。

まぁキヴォトス人は銃で撃たれたぐらいじゃケガをしないからな。

頭に突きつけるのはただの煽りみたいなものだ。

 

 

チナツ「第二小隊、イオリを援護しなさい。」

 

 

ズガガガガガッ!

 

 

ナツム「おっと。」

 

 

新たな増援が来た。

今度はチナツか。

 

 

チナツ「まったく…なんで後先を考えずに前線に出るんですか…」

 

 

イオリ「だってさ…」

 

 

チナツ「だっても何もありません。ともかく、まずは状況を把握しないと。」

 

 

ナツム「イオリの次にチナツかい。」

 

 

火宮チナツ。風紀委員会の救護担当のはずなんだがな…

わざわざ前線に出てきたのか。

 

 

チナツ「大人しく投降してください。」

 

 

ムツキ「あはは~、それは無理かな~」

 

 

チナツ「…仕方がありません。あまり手荒なことはしたくなかったのですが…」

 

 

チナツがどこかに合図を送ったのか、次々と風紀委員が増援に駆け付ける。

 

 

カヨコ「まだこんなにも…!」

 

 

アル(あわわわ…どうしましょう!?)

 

 

ナツム「これはめんどくさいことになったな。」

 

 

一個中隊並みの規模なんて5人じゃどうしようもない。

なんとか逃げ道を見つけないと…

そう考えていると、後ろから何人かが駆けつけてきている。

いつの間にか後ろを取られていたのか?

恐る恐る振り返ると、ホシノを除いたアビドスの対策委員会の面々と先生がいた。

 

 

シロコ「爆発音を聞いたから急いできたけど、これはどうなっているの?」

 

 

セリカ「って、大将のお店が!」

 

 

ノノミ「どうしてゲヘナの方々がここに…」

 

 

“何があったの?”

 

 

皆それぞれ困惑したり、焦っていたりしている。

 

 

ナツム「急に風紀委員会から奇襲を受けてね。それで今、戦闘中。」

 

 

アヤネ『ゲヘナの風紀委員会がですか?ここはアビドスの自治区なのに…』

 

 

ナツム「こっちも困惑していてな。どうしようか考えていたところだよ。」

 

 

シロコ「ん、なら一緒に戦う。」

 

 

セリカ「シロコ先輩!?」

 

 

アヤネ『あちら側にそういう意図がなかったとしてもこれは明らかな侵略行為です。』

 

 

セリカ「アヤネちゃんまで…」

 

 

ムツキ「風紀委員会を敵に回すと大変だよ~?」

 

 

シロコ「ん、今はそれどころじゃない。」

 

 

ナツム「決まりだな。じゃ、ひと頑張りするか。」

 

 

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