前回と少し間が空いてしまいすみません!
シロコ「その声は…」
セリカ「あ、ヒフm…
ヒフミ『ち、違います!私はヒフミではなく、ファウストです!』
アヤネ『…』
ノノミ「わぁ、ファウストさん!お久しぶりです!私たちのピンチに駆けつけてくれたんですね☆」
ホシノ「いや~、たくさんの牽引式榴弾砲だね~」
ヒフミ『と、トリニティ総合学園とは一切関係ありません!射撃を担当している皆さんにも、そう伝えておきましたので…」
ナツム「まだ何も聞いていないんだけどな。」
ヒフミ『あ、あれ!?あぅぅ…!』
シロコ「すごい助かった。ありがとう。」
ヒフミ『で、では!みなさん、頑張ってください!』
ヒフミとの通信が切れる。
“連絡”したばかりなのにすぐに来てくれるとは有り難いな。
「何故トリニティが…」
『報告!10時の方向より新たに敵部隊を確認!』
「何!?」
『現在交戦中!増援を求める!うわぁぁぁ!?』
「お、おい!大丈夫か!?」
どうやらもう一つの方も動いてくれたみたいだ。
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少し前
ナツム『今カイザーPMCに攻められているから助けてクレメンス。ちなアビドス。』
ナギサ「…は?」
昼過ぎのティータイム。
いつもの日課を楽しんでいた時、モモトークの通知が鳴る。
ミカさんからのメッセージかと思い、開いてみると私は固まった。
モモトークをじっと睨んでいるとヒフミさんに声を掛けられる。
ヒフミ「えっと…ナギサ様、牽引式榴弾砲の屋外授業準備が終わりました。」
ナギサ「え?あ、報告ありがとうございますヒフミさん。」
モモトークの返信をどうしようかと考えていたからか、近くまで来ていたヒフミさんにまで気が付かなかった。
ヒフミ「それで予定通りにトリニティの自治区外近くの地点まで部隊を動かす許可を…」
ナギサ「そうですね…」
少し考え、とある結論に達する。
ナギサ「本日は予定を変えて、アビドス高等学校での屋外授業としましょう。」
ヒフミ「ええ!?あ、アビドスですか!?」
ナギサ「先ほどアビドス高等学校より援護要請を受けまして、カイザーPMCより攻撃を受けている状況とのことです。」
送られてきた内容とは若干異なりますが、そう捉えても大丈夫でしょう。
ナギサ「確か、部隊はアビドス自治区付近に展開していますよね?」
ヒフミ「は、はい!」
ナギサ「ではすぐにでもアビドス高等学校へと向かわせましょう。」
ヒフミ「わ、分かりました!部隊のみなさんにそう伝えておきます!」
ゲヘナ学園との例の条約の準備もあるのでこのような行動はあまりよろしくないのかもしれませんが、あの男に借りを作っておけば後々こちらにとっては都合がよいでしょう。
前々からカイザーPMCにはトリニティへの影響も恐れていましたし、牽引式榴弾砲の実践訓練にもなるでしょう。
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ヒナ「…」
書類の処理をしていると携帯の通知音が鳴った。
普段は仕事中に通知音が鳴っても携帯なんて見ないのに、どうしてか今日は見てしまった。
ナツム『現在カイザーPMCがアビドスに攻め込んできて交戦中。ゲヘナ学園風紀委員会に援護を要求する』
内容を確認すると、直ちに武器を手に取り、椅子から立ち上がる。
アコ「どこかへ行かれるのですかヒナ委員長?」
ヒナ「アビドスがカイザーに攻撃されている。」
イオリ「それはアビドスの問題では?」
反省文を書いている二人を軽く流して部屋から出ていこうとする。
チナツ「お待ちください委員長。アビドス高等学校から要請を受けたのですか?」
ヒナ「ナツムから連絡が来た。」
ナツムの名前を出すと反省文を書いている二人が不機嫌な顔になる。
アコ「あの便利屋メンバーからですか…」
イオリ「あいつの言うことになんて従う必要無いですよ委員長!」
ナツムのことをあいつと言われたことに少しイラッとするのを抑え、足早に出ていこうとする。
チナツ「お一人で行かれる気ですか?」がしっ
チナツに腕を掴まれる。
振りほどこうともしたが一応チナツの話に耳を貸すことにした。
チナツ「いくら委員長でもお一人でカイザーを相手にするのは危険です。」
ヒナ「一人じゃない、ナツムがいる。」
チナツ「二人でカイザーを相手にするおつもりですか?ここは手の空いている風紀委員メンバーを集めて向かわれた方が賢明です。」
冷静に考えてみるとそうかもしれない。
ヒナ「じゃあ、お願いできる?」
チナツ「了解です。十数人に声をかけておきます。」
ヒナ「そう、ありがとう。」
アコ(なんであの男のことになるとヒナ委員長は少し暴走気味になるのでしょうか…)
イオリ(反省文が全然進まねぇ)
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「畜生っ!やってられっか!」
「おいバカやめろ!」
何人かは武器を捨ててここから逃げ出した。
こちらを包囲したつもりが逆に包囲させていたなんて想像もしなかっただろうな。
「くそ!小癪なマネをしてくれる…!」
ナツム「あんたらが最初に始めたんだろ。」バァン!
「うっ…!」
次々と倒していき、親玉の前まで歩いていく。
このような状況になると思わなかったんだろう、怯えているのが目に見えて分かる。
ナツム「どうする?降参でもするか?」
「ふざけたことをぬかすな!すぐにでも…!」
ナツム「すぐにでも?何するの?」
「…っ!撤退だ!」
「「「い、イエッサー!」」」
撤退の掛け声で一斉にカイザーの兵士が逃げ出す。
シロコ「ん、逃がさない。」
ホシノ「うへぇ~、あまり深追いはよくないよシロコちゃん。」
ノノミ「そうですよ☆ほどほどにしないと。」
アビドスのみんなも安心しているように見えた。
“なんとかなったね。”
ナツム「まぁな。」
逃げているカイザーの兵士たちを後ろから見ていると…
ドカァァァン!
…いきなり地面が爆発した(?)
いやほんとになんでだろうね。
爆発によってできた砂埃が消えると、何やら人影が。
ナツム「遠すぎてよく見えねぇな。」
セリカ「これでも使えば?」
セリカから双眼鏡を手渡される。
ナツム「おっ、気が利くね。ありがとう。」
セリカ「ふ、ふんっ!別にあんたのためじゃないんだからね!」
何言ってんだこいつ。
おかしくなったセリカを尻目に双眼鏡を覗いて人影を見てみる。
カヨコ「…」ハイライトオフ
ナツム「?????」
双眼鏡から目を離して、目をこする。
多分見間違えだ。
カヨコがここにいるはずがないのだ。
ナツム「…よし。」
意を決してもう一度双眼鏡を覗く。
カヨコ「…」ハイライトオフ
見間違いじゃなかった。
それよりもなんか銃口がこっちに向いている気がする。
あ、撃った。
ナツム「ってアブねぇ!?」
何でこんな距離開いているのにこんな正確に撃てるんだよ!
カヨコの持っている武器拳銃だろ!?
俺よりも扱いうまいんじゃね?
“残存兵!?”
ナツム「いやカヨコ。」
“なんだカヨコか……?????”
だよな、そんな顔になるよな先生。
安心して、俺もなった。
“え?同じ便利屋だよね?”
ナツム「そうだよ、なんなら俺の方が役職が上。」
“えっと、便利屋のそれぞれの役職は?”
ナツム「アルが社長、俺が部長、カヨコが課長、ムツキが室長、ハルカが平社員。OK?」
“OK!”(やけくそ)
先生とよくわからんコントをしているとカヨコが目の前にまで来ていた。
カヨコ「ナツムさ、すぐに帰ってくるって言ったよね?」
ナツム「あっ…はい…」
カヨコ「ナツムが事務所でてから何時間経ったか分かる?」
ナツム「存じ上げません。」
カヨコ「ふざけてる?」グイッ
ナツム「いたってまじめです。」
カヨコに胸倉を掴まれる。
…前にも同じようなことをやられた記憶がよみがえる。
しかもつい最近。
カヨコ「だったら早く帰るよ。みんな心配している。」
ナツム「分かったから、分かったからそんなに強く引っ張らないで。」
カヨコに引っ張られながら歩く。
“お、お疲れ様~”
ナツム「先生もお疲れ、無理すんなよ。」
そうやって事務所に戻ろうとしていたのだが…
???「待って。」
キャラ崩壊多めで書いていこうと思うんですけど、どうですか?